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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2012/03/01 Thu  22:30
『ドキドキのバレンタイン-2』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。




『ドキドキのバレンタイン-2』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

2月14日。
バレンタインの休日ということもあり、恋人通しの男女があふれかえる中、遊園地のチケット売り場で、会計をする。
その間、総司が、キョロキョロと当たりを見渡し斎藤に見つからないように目を光らせる。
わざわざ朝早くに叩き起こされ、斎藤のいるコーポから尾行してきた念の入れようだ。
雪村が来るのを、入口で待っている斎藤に、「うんうん」と一人納得の首をふる。
「やっぱり、女の子より先に来て、チケットとか全部用意しておくのが完ぺきな男のエスコートってもんだよね。まずは、合格っと♪」
まぁ、斎藤のことだから、言われなくても、早く来るのだろうが、それまでに、散々、総司が斎藤に対して、デート指南を繰り広げたたまものでもある。
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「総司」
チケットを受け取り、名前を呼ぶと、「シーッ」と口に人差し指を当てて俺の口をふさぐ。
「この距離で、これだけの人がいたら、聞こえねぇよ。ってか、本当にまだ尾行するのか?」
「するに決まってるじゃないですか、何のために、来たと思ってるんですか!っあっ千鶴ちゃん来たっ!!」
ちょいちょいと俺の服をひっぱりながら、身を乗り出す。
見れば丁度、雪村が斎藤を見つけて走り寄ろうとしているところだった。
なんだかお見合い状態の二人が、頬を染めあいつつ、なんとか入場口へ向かうと、総司も俺の腕をひっぱって、追跡を開始する。
どうも、形から入るらしい総司の頭には、俺が運転をする時、たまに使っているサングラスが乗っている。
最初は、潜入捜査官っぽくとかなんとか言いながらかけていたのだが、こころなし暗くなる視野になれないのか、すっかりカチューシャ状態だ。
ダッフルコートに押しつぶされてモコモコする為、首からだした、ボアー付きのパーカーの帽子。それについたウサギ耳が、ひょこひょこ背中でゆれているのが、なんとも可愛い。
ちなみに、俺はといえば、今日も、散々、文句をつけられたが、普段よりは、若干くだけたセーターにスーツをはおり、丈の長いトレンチコートというスタイルだ。

引っ張られるまま歩いていると、斎藤たちの跡を追いながら、総司がダッフルコートから小さなメモ帳を取り出す。
中をめくり、フンフンと首を動かしながら、さらに跡をつける。
「なんだそりゃぁ」
メモ帳を覗き込みながら総司に聞く。
「今日のデートスケジュールです」
「なんだって??」
「だから、デートスケジュールですってば」
「誰の?」
「一君に決まってるじゃないですか。」

前を注意深く見たまま総司がこたえる。
「・・・・おまえ、なんで斎藤のデートのスケジュールなんか持ってるんだ。」
「なんでって、その方が追跡しやすいじゃないですか。大丈夫ですよ、これでばっちり千鶴ちゃんも喜ぶはずですから」
「・・・って、つまりお前が考えて斎藤にここに行けって指示をだしたってことか」
「そうですよ」
「はぁ・・・」
俺はそれを聞いて、脱力し、ため息を吐く。
そりゃぁ、確かに、総司は、義兄の会社の系列であるこの遊園地に何度も足を運んでおり、内容も熟知している。聞かれてそのアドバイスを少しくらいするのは分かるが、総司のことだ。
問答無用で、自分の一押しデートコースをお膳立てしたに違いない。
「あっ、やばい、こっち向くっ!!」
そうこうしていると、立ち止まった斎藤たちが、丁度、俺たちがいる方を向いて、地図を開きながら、向かう場所を確認する。
総司はあわてて、俺の腕をひっぱり、木の陰に隠れた。
そんなことを繰り返しながら、さまざまなアトラクションをわたり歩く。
総司が考えた通り動いている斎藤も律義というか、なんと言えば良いのだろうか・・・。


※※※

お昼時、斎藤たちが、お手頃の学生らしい、ファーストフード店に入っていく。
俺たちは、その向かいにあるレストランに入ることになった。
「総司、お前、あの店を選んだのは、これが狙いだろ」
斎藤たちが入った店の向かいにあるこの店は、ここの遊園地の中には中ランク以上の値段設定がしてある店だ。
入りやすい値段に設定された店舗に隣接する中では、一番高い店である。
さらに、この店舗にあるカニクリームコロッケとクリームソーダーが総司のお気に入りリストにもエントリーされているのだ。
「気のせいですよ。・・・えーっとカニクリームコロッケと、クリームソーダーと、チョコパフェでお願いします」
ニコニコとメニューをチラリとみただけで、俺の方を見て言う。
いつもなら、どれにするかと散々迷うくせに、決まっているからオーダーが早い。

「ライスとサラダは?」
「えー、いらないですよ。」
「甘いもので腹膨らまそうとするのはやめろ。サラダくらいは食いやがれ。半分ずつで食べるから好きなの選べ」
そう言って、メニューをわたす。
「もうーっ」
頬を膨らませながら、しぶしぶメニューを受け取って、サラダを選ぶ。
窓の向こうでは、頑張って斎藤が雪村をエスコートしていた。

「けっこういい雰囲気じゃねぇか。」
運ばれて来た料理に、フォークをさしながら、窓の向こうにいる二人を見る。
「そうですか?一君のあのあたふたしてる感じ、どうにかならないもんかな」
総司がカニクリームコロッケを口に運びながら、眉間に皺をよせる。
しかし、一口口に含むと、途端に幸せそうな顔をした。
「あぁいうのも、初デートの醍醐味だろ」
「そうですかねぇ、だって土方さんはなんか完ぺきだったじゃないですか」
クリームソーダーのクリームを長いスプーンでつつく。
「そうか?俺だって内心はドキドキしてたぞ?」
向かいで、クリームコロッケにフォークをさしながら、総司に答える。
「そうなの?」
不思議そうな顔で総司が俺を見下ろす。
「そりゃぁお前、ずっと一緒にいたやつとはいえ、好きな奴とのデートかと思うと、意識もするし、緊張くらいするさ。」
「全然、そうは思わなかった」
ズズズと音をたてて、肩を上げ、ソーダーを吸い上げる。

「今だって、ドキドキしてるけどな」
「・・・・うっ・」
ジイッと総司を見つめると、途端に、総司の顔が染まる。
「で、俺としては、そろそろ総司と純粋に、デートを楽しみたいところだが、まだ追いかけるのか?それとも、俺に妬いてほしいのか?」
総司の顔を覗き込む。
「なんで・・・土方さんが今、妬くことがあるんですか・・・」
さらに頬を染めながら総司が言う。
「そりゃぁ、妬くだろ?斎藤と雪村ばっかり見やがって、今日の夜は、おぼえてろよ」
「・・・・・!!!!!え???」
チロリと舌をだして、自分のっ唇を舐める。
「//////」
何をどれだけ想像したのかは知らないが、顔をとうとう真っ赤に染めて、下を向いてしまった。

デザート待ちをしていると、斎藤たちは、フード店を後にしてしまう。
すっかり俺のペースにはまった総司は、まだもそもそとクリームソーダのストローを咥えては、ほとんど解けてしまったクリームをスプーンですくう。
さらに、運ばれて来たパフェをスプーンで混ぜては、口に入れる。
そうして、食べ終わろうとする頃、
「何するんですか?・・・・夜って・・・」
総司が意を決して質問してくる。
「さぁ、そりゃぁ。なぁ。あんなこととか、こんなことだな。」
「だからそれが、何かって話を」
「そりゃぁ、ここでは言えねぇなぁ」
ニヤリと笑い、水を口に含む。
斎藤のことは言えないくらいドギマギした総司に、俺は満足そうに笑みを浮かべて会計の札をとる。
「さて、行くか?総司」
「う・・・・うん」
俺が立ち上がると、あわてて、自分のコートをつかんで羽織った。

その後は、時折、斎藤たちの姿も見かけたが、すっかり俺の事を意識した総司は、そちらの方には目もむけず、遊園地内に造られた庭園を散策した。
時間がたつと、徐々に浮上した総司が行きたいところを選んでいくつかアトラクションも楽しんだ。
「土方さん」
「ん?」
「最期、これ、乗ってもいいですか?」
園内の地図にのった観覧車を指さす。
「おお、いいぜ」

そちらへ足を向けると、丁度、前の方に、斎藤たちが並んでいるのをみつけた。
二人にみつからないように、間に他の人が入るのを待ってから、列に並ぶ。
丁度、日没の時間ということもあって、太陽が沈むさまを上から見ようと、人の数も多い。
やっと、ゴンドラに乗り込むと、ゆっくりと、地上を離れ、上へと昇っていく。
前半の中ほどまで到達したころ、総司が、がさごそと自分の鞄をさぐった。

「えっと、バレンタインなんで・・・」
綺麗にラッピングされた包みをとりだすと、俺に無言で渡す。
「ありがとうよ」
包みを開くと、チョコレートが顔をだす。
せっかくなので、一粒口へと放り込む。
総司からだと思うと、余計に甘く感じながらも、口の中でとけていく。
ゴンドラが頂上へと到達しようという時、俺は総司の腕を引き寄せて、胸元に総司を抱き寄せた。
近づく事で、心臓の鼓動がよく伝わる。
頂上とはいえ、外からは見えないように、総司ごと身体をかがめると、チョコレートが入った唇を総司に重ねる。
「んっ・・・ぅ」
甘い舌で、総司の唇を押しわる。
まだ残る甘いかけらを総司の口の中へと移して、ついばむ。
唇を放すと、総司がぼうっとした顔で甘いため息を吐いた。
観覧車は、円弧の半分を超え、地上へと向かう。
暁色の眩しい太陽が地平線の向こうへ沈み、反対側から、夜がくる。
「土方さんが、ドキドキしてるなんて、絶対信じられません」
ハァッともう一度うっとり息をはき、呟いた。


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プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
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あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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