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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2012/02/18 Sat  21:00
『雪化粧、成人の誓い??-1』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。



『雪化粧、成人の誓い??-1』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)

「うっわ、すげぇ雪」
朝目覚めて、カーテンを開けると、マンションの眼下が真っ白に染まっている。
まだ降り注ぐ雪が地上へとはらはらと散っていく。
前を向いても、下を見おろしても、見上げてみても、白い、白い世界が広がっていた。
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「はぁ、真っ白じゃねぇか。成人式に雪って、着物の女の子たちは、大変だな」
ベランダごしに見下ろして、地上を慣れない足取りで歩く振袖の群れを見て、身体を震わせながら窓を閉める。
「なぁ、原田、もう、今日外に行くのやめようぜ」
今日は成人式の日だ。
この12月に誕生日(本当はどうかはわからないが)を迎え、20歳になった不知火は、まさに、その式典に出席すべき新成人である。

しかし、特段、懐かしさを感じる同級生がいるわけでもなく、そもそも、いまだ高校に居座っている身としては、そんな式典に出席する気はさらさら無い。
もちろん、原田は、「成人式は一回しかないんだから、でておけよ」と言ったが、不知火は、全力で辞退を申し出た。
椅子に座って、えらい人の話を聞くとか、そんな時間があるのなら、せっかくの休み、原田と過ごしているほうがよほど有意義だと不知火は思う。
ならば、と交換条件のように、原田が言いだしたのが、神社へのお参りだ。

1月1日は、マンションで原田の作ったおせち料理を食べ、なんとなく、二人で寄りそって寝正月に近い過ごし方をしていたし、2日は、恒例だという、近藤の道場での年賀の挨拶に不知火も今年はついて行って、そのまま宴で大騒ぎだ。
そうこう言っているうちに、原田の仕事がはじまり、次いで、高校も始業式を迎えと今年はまだ、初詣に行っていなかった。
ゆえに、それも兼ねて、ここは、大人になったという報告に、せっかくこの間スーツも買ったことだし、それを着て行こうということになっていたのだ。
「往生際の悪い奴だな」
そう言いながら、クローゼットからだしてきた、不知火のスーツをソファーに置く。
ようするに、スーツを着るのが嫌なだけだ。
カジュアルを好む不知火にとっては、やはりスーツは少々敷居が高く感じる。
「だってよぉ」
「ちょっとそこの神社に行って帰ってくるだけだろ、早く着ろって」
すでにワイシャツに腕を通し、ボタンをしめる原田が白んだ顔で不知火を促す。
「あのさぁ、別にスーツで行かなくてもよくねぇ?」
「ああそうか?じゃぁてめぇの、スーツでエッチがしてみたいとか馬鹿なお願いは無かったことにしていいんだな?俺はそっちの方がいいけどな」
「!!それはしたい」
言われて、思い出したとばかりに目をキラキラさせた不知火を睨んで、さらにネクタイに手をかける。

11月に近藤のところでした宴の時だろうか、不知火は何故か、沖田とへんな話で盛り上がっていた。
いつも喧嘩をしてばかりの二人だが、妙な事で話が合った。
もっとも、最終的には意見が割れて、やっぱり喧嘩に陥ったのだが。
それが、スーツについての話だったのだ。
『やっぱり、スーツを脱がす時が一番楽しいだろ』
と主張する不知火と、
『スーツを脱ぐ仕草を見るのが楽しいんじゃない』
と主張した沖田。
それからというもの、どうにもそれが気になって仕方がない。
自分が着るのは嫌いだが、原田がスーツを着ている姿は好きだし、普通の服を着ているよりも、男の色気のようなものを感じる。
確かに、原田がネクタイをはずす、その仕草を見るのも楽しいが、どうせなら脱がしてみたい!と不知火は思うのだ。
それを主張したのが、昨日の夜のことだ。



※※※

「なぁ、原田。どうせ、スーツ着るならさぁ、その格好でエッチがしてみてぇんだけど」
「はぁ?」
原田の部屋のベッドの上で、不知火が言いだしたその言葉に、原田は何本もの皺を眉間によせて不知火を見た。
「だって、いいじゃんん、なんか大人の世界みてぇで」
「馬鹿だ馬鹿だとは思っていたが、本気で馬鹿だなお前は!それはあれか?久しぶりに蹴られてみたいとか、追い出されてみたいとか、そういう伏線か?」
心底嫌そうに原田が言う。
「本気だけど」
真剣な顔をした不知火が原田を覗き込む。
めったにしないその表情に、原田はウッとつまって上半身をひく。
「・・・だいたい、スーツが皺になるだろ」
原田はそうこぼすが、不知火はまだ真剣な顔をしながら原田を見る。
「踏みつぶさないようにだけすりゃ、一日くらい大丈夫じゃね?」
まだ真剣な顔のまま不知火がかえす。
普段しないような顔をされると弱い。
原田は思わず、不知火の目を凝視した。
「・・・・」
射すくめられ心臓が鳴る。
『反則だろ』
心の中で呟いた。

「だいたい、なんでいきなりそういう話になるんだ」
「だってよ、気になって仕方ねぇんだもん。スーツ着てる人間が全員原田に見えてくるし」
不知火が覗き込んでニイッと笑う。
「脳みそが可笑しい」
「大丈夫、可笑しい自覚はあるぜ」
満面の笑みでそう言う不知火に、原田はまたあきれ顔になった。
「笑いながらいう台詞か」
「じゃぁ真面目な顔で言えばいいの?やらせて下さいっ・・・・っ!!痛ってぇ!!」
真面目な顔で原田の耳元に囁くような低い声で不知火がいうと、原田がおもいっきりげんこつを不知火の腹に落とした。


「じゃぁよ、明日、おみくじを引いて、俺の方がいい結果だったらとか、それで駄目だったらあきらめるからよう」
それでもあきらめる気のない不知火が原田にのしかかる。
のられるまま身体を折った原田が、しかたないとばかりにため息を吐きながら返す。
「・・・・・ドローだったらどうするんだ?」
「じゃぁ、ドローでもあきらめる。それなら、原田の方が、確立高いだろ。なっ!!って痛いっ!!髪の毛ひっぱるなよ」
のしかかって落ちてくる不知火の髪を原田が思いっきり強く引っ張った。
髪をひかれて頭を押さえながら、不知火が原田に悲鳴をあげる。
「はぁ、お前に対しての自分の甘さにへこむ」
不知火の髪をひっぱたまま、原田は呟いた。



※※※

げんきんな不知火が、意気揚々とスーツに着替える。
「うし、行こうぜ原田」
さっきまでのぐだぐだとした空気はどこに捨ててきたのか、途端に意気揚々と原田を促す。
「げんきんな奴・・・・だいたい、勝てるかどうかもわからねぇのに」


原田は器用に自分のネクタイを結ぶ。その横で、同じように結ぶ不知火の手はぎこちない。
「へたくそ」
あーでもない、こうでもないと、結んでは解く不知火の手を覗き込み、原田がこぼす。
「うるせぇなぁ、だって普段ネクタイなんてむすばねぇもんよ」
「堂々と言うな、この不良学生が。うちの高校の制服には、ネクタイがついているはずだけどなぁ」
「そうだっけ?」
悪びれもせず言う不知火の普段の制服姿と言えば、Tシャツの上にボタンも止めずにシャツをはおり、ブレザーを着ているというありさまで、どれだけ、原田が結べといっても、聞いたためしがない。
結び方は、原田が結ぶのをよく見ているので、なんとなくはわかっているが、普段からしてはいない為、何回やっても、長さがうまくまとまらないのだ。
結んでは、ほどき、結んではまたほどき、を何度も繰り返す。
先にさっさと結び終えた原田が、あきれ顔で不知火の手元を見る。
「いつになったらできるんだ、それ?」
顎に手をあげ、笑みを浮かべながら言う。
「う、うるせぇ、ったく、なんでこっちのが長くなるんだよ」
何回結んでみても、中側に隠れるはずの細い方が長く結びあがる。
みかねた原田が、立ち上がって前にたち、手をだす。
「そうならねぇように、片方を長くしてもつんじゃねぇか」
「やってるじゃねぇか。それでも短くなるんだぜ」
「だって、お前、さっきから見てたら、はじめはそうやって持ってるのに、無意識に引っ張って、長さ一緒でスタートしてるじゃねぇか」
「・・・うっ」
言われて不知火が思わず言葉につまる。

「ほら、これくらいにしてもう一回やってみろ」
「えー、もう、結んでくれたらいいじゃん」
「あのなぁ、自分でやらなきゃ、いつまでたっても結べねぇだろ、自分でやれ」
原田が手のひらーをグーにして、不知火の頭の上から軽く振りおろしてたたく。
「ちぇーっ。」
舌打ちをすると、言われる通りに、ネクタイをくるりと回して結ぶ。
そうすると、なんとか、見れる状態に結ぶことができた。
最期の閉めに、原田が腕を伸ばして、キュッと首元にフィットするように整えて締め直す。
その手を不知火はジイッと見下ろした。
「なんだよ」
「いやぁ、この間も思ったんだけどよ、ネクタイ結ぶ手ってエロイなぁと思って」
「!!はぁ?」
また突拍子のないものいいに、原田が眉間の皺をよせる。
思ったことを素直に吐き出す不知火の言動には、いつも頭を後ろから殴られたような衝撃をうける。
「絞める時にでる手の筋とかまじ、エロくねぇ?」
「・・・・わからん。お前の思考がわからん」
原田はそんな不知火の言葉に目じりをヒクヒクさせながら首を振る。
こういう時の不知火の表情がもひとつ苦手だ。
じっとりと、真剣な目をして、舐めまわすような目で原田を見る。
服を着ているのに、裸にされたように中までのぞかれているんじゃないかと思うほど視線が絡む。
「冗談だろ」、と言いたい言葉ほど、真剣な顔をして言うから困る。


「行くぞ、不知火」
ドクンと波打つ心臓を押さえてそう言うのが精いっぱいだ。
「へぇい」

そう返事をしながら、コートをつかむ。
不知火のコートではなく、原田の予備のコートだ。
不知火は、カジュアルしか持たないため、今日は、原田のを借りることにした。
普段着ない大人びたコートを着ると、雰囲気もがらりとかわる。
チラリと不知火を見た原田は、意外にもよく似合うその姿に一瞬息をのみ、何事もなかったかのように顔をそらした。
それを察した不知火がニヤリと笑う。
『原田のこういう反応が見れるなら、スーツを着るのも悪くない。』
心の中でほくそ笑んだ。



マンションを出ると、路面も白くなるほどに雪がふりつもり、さすがに、安全のため、スーツにはいささか似合わないが、履いてでたスニーカーがザクリサクリと雪に跡を残す。
途中、着なれない着物と格闘しながら、雪道を危なっかしく歩く新成人と何度もすれ違う。
歩きなれない歩みはまわりの人間も二人も同じで、通常5分ほどでつく道のりが、とても長い距離に感じる。

「やっば、すべるすべる」
「うわぁ、原田、今つかむなっ!!俺も滑るって」
男二人でなにやってるんだか、大騒ぎしながら道を歩く。
そうしてようやく神社の境内に入ると、人気もまばらで、ひっそりとした空気に包まれていた。
まだあまり人の立ち寄らない砂地に積る雪は、こんもりと白く、足跡もなく、とてつもなく綺麗だ。
こういうのを見ると、なんとなく、足跡をつけたくなるもので、遠回りになるというのに、原田は楽しそうにそっちの方へと歩いていく。
「おいー原田、本殿、こっちだけど」
「いいじゃねぇか、誰も歩いてない雪だぜ、こういうところにあえて、自分の足跡をつけにいくのが楽しいんじゃねぇか。」
こういう時だけは、原田と不知火の関係がみごとに逆転する。
普段大人な雰囲気に包まれている原田が不知火よりも子供みたいに笑いながら、ザクザクと白い雪に足跡をつけていく。
原田は、遊び出すと途端に無邪気になるので、不知火が妙に冷静な人間に思えてくるのだ。
「元気なやつ・・・」
冷めた表情の不知火が、蛇行しながら歩く原田の後ろをポケットに手をつっこみながらゆっくりとしたペースで追いかける。
それでも、原田は、さらに違う方へ歩いてまた戻ってきたりするので、十分に追いつくことができた。

遠回りに遠回りを重ねてやっと本殿にたどり着く。
賽銭箱にお金をいれて、手をあわせる。
『今年一年また、不知火と(原田と)一緒にいれますように、ずーっと一緒にいれますように』


「なぁ、なんて願い事したんだ?」
不知火が興味津津に聞く。
「不知火が、今年こそ卒業してくれますように」
原田が笑う。
「またそれかよっ!!もういいっつうの。言われなくても卒業するからよう」
「ははは、冗談だよ」
「おいー」
笑いながら階段を下りる原田を追いかける。
不知火にとって、今年も十分に原田に振り回される一年となりそうな予感がした。


「よし、帰るか」
原田が社務所をあえて、スルーして背をむけようとする。
「原田先生、約束の反故はいけねぇなぁ」
その後ろから、不知火が手をのばし、原田のコートをつかむ。
「・・・・・・・駄目か」
「駄目に決まってんだろ。ひくぞ、おみくじ!!あきらめろよ原田」
嫌そうに抵抗する原田をグイーッとそのままコートをひっぱって運ぶ。

社務所の受け付けにたどりついて、くじの箱をガラガラとふって番号の書かれた棒をだす。
そうして、だしてもらったおみくじの札を受け取ってごくりと唾を飲み込んだ。


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十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
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あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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