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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2012/01/21 Sat  23:03
『天の邪鬼のじれんま-3』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

『天の邪鬼のじれんま-3』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)


明けて24日。
世間ではクリスマスで賑わう最中。
俺は、病院のベッドの上にいる。
階段から落ちて、腕の骨折くらいですんだのは何よりだ。
とっさに武術がしみ込んだ身体が、受け身をとったのが良かったのだろう、下手すればそれこそ命を落とすこともある。
医師も「よく、それくらいですんだものだね」と笑っていた。
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そして、今日も、総司は朝から病室にやってきた。
「いや、だからいいって。利き腕は無事なんだから、一人で食べれるって言ってるだろ」
「駄目ですよ。だって、昨日の夜も、打撲とか骨折の影響で熱だしてたって聞きましたもん。無理してまた熱がでたらどうするんですか」
「食べるくらいで、体力消耗なんかしねぇよ」
昨日の夕飯時からずっとこんな調子で、食事をはじめようとすると、総司が箸を持って俺に食べさせ、また昼食でも、同じように食べさせはじめる。
「はい、あーん」
おかずを箸でつかみ上げ、器用に俺の口に運ぶ。
朝食が、面会時間外である事が非常に助かる。
日に3回も羞恥を味わうのは、正直、つらい・・・。
世話をやこうとしてくれることはすこぶる嬉しいとは思うが、場所が場所だけに、まったくもって居心地悪くて仕方がない。
ここが個室であることだけが唯一の救いだが、それでも、看護婦や医師がときおり様子を見にやってくるのだ。

「あら、総司くん。今日も来てるの?」
体温計をとりにきた看護婦が、にこにこと話しかける。
茶碗とお箸を手にしたまま、総司が答える。
「うん。毎日来ますよ」
「まぁ、本当に仲がいいのね。うらやましいは。いまどきこんなに仲の良い兄弟はちょっとみかけないわよ。私もこんな弟くんが欲しいは、でも土方さんみたいなお兄さんも捨てがたいわよね。」
「・・・」
俺はすっかり黙り込む。
「いいでしょ。僕の自慢の兄ですから♪お姉さんには、あげませんよ」
ふふんと胸をそらし、自慢げにニコニコと会話をする。
何故か、すっかり看護婦たちには、総司が俺の弟だと思い込まれている。

やっと、なんとも恥ずかしい食事から解放され、一息つく。
そうすると入口からトントンとノックをする音がした。
返事をする前に、扉が開き、姉貴が顔をだす。
「あら、総司くん。来てたの?丁度よかったは。今日、クリスマスイブでしょ。ケーキを作ってもってきたのよ。冷蔵庫にいれて、後でおやつにね。」
「わぁ、ありがとうございます」
「ふふ、今年、当店人気ナンバーワンの新作クリスマスケーキよ」
自身ありげに笑いながら、総司に箱を見せる。
嬉しそうにその箱を受け取り、冷蔵庫の中へとなおした。
「それから、こっちが荷物ね。あと、鞄。これでいいの?」
「あぁ、すまねぇ」
「いいけど、まさかこんなところで仕事するつもりじゃないでしょうね」
いつも学校へ行く時に持ち歩いている鞄を持って来てもらった為か、姉貴が、訝しい顔をした。
「しねぇよ。ただ」
「ただ?」
姉貴が悪戯っぽい顔で覗き込む。
「・・・いや・・・」
「何よ」
「・・・・・・・」
追い詰めるような仕草でコロコロと姉貴が笑う。

「ふふ、喜んでもらえると良いわね!!」
「!!!!」
自分の顔が熱くなるのがわかる。
姉貴は、知っていて、俺を追い詰めて遊んでいたのだ。
「じゃ、お邪魔虫さんは帰るはね。頑張って、ト・シ・ゾ・ウ・さんっ」
「!!!!姉貴!!」
病室で大声を上げる俺をかわして、姉貴はくるんと回ってベッドから離れると、逃げるように病室からでていった。
その横で、総司がわけがわからず、キョトンとした顔をしていた。

「はぁ、あいかわらず、お姉さんすごいですね」
でていった扉の方を見ながらボソリとこぼす。
「???」
「土方さんが、可愛く見えます」
フフフと満面の笑みをこめて、可愛く首を傾けながら俺の顔を覗き込んだ。
「!!見えんでいいっ」
「やだなぁ、土方さん。照れてますか?僕、余計に土方さんが好きになっちゃいそうですよ」
「うるせーっ」
頬を紅く染めると、いつも総司がするように、動くほうの手で布団をつかむと、中に潜り込んで顔をかくした。
「ひーじーかーたーさん」
もぐったまま、出てこない俺をゆする。
「もう、拗ねてないで出てきて下さいよ。ねぇ」
布団の端をめくりながら、総司がズボッと顔をつっこんでくる。
「・・こらっやめろ総司っ」
もぞもぞと上半身をつっこんだ総司が俺の首筋に唇をつけた。
こそばゆい感触に身をよじり、その感触からのがれる。
「やですよー」
さらに追いかけて、唇がふれる。
「!!!」
べったりとくっついて、布団があっちへこっちへともぞもぞと動く。
総司は俺の髪に顔をうずめて動きを止めた。
フーッと吐き出される息が、髪をゆらす。
「ハァ」
とため息をついて、おれは身体の向きをかえた。
布団の中の闇で、顔をあわせる。
指先で唇をなぞると、総司がはにかんで困った顔をした。
構わず、総司の顎を引き寄せると、顔を傾けてキスをした。
「んっ」
むさぼるように、その柔らかい感触を食む。
差し入れた舌先に、総司も舌を絡めて来た。
そうして長く互いの感触を確かめて、チュッと音をたてて唇をはなす。
布団をあげて、ぼさぼさになった総司の頭を見て、俺は笑みをこぼす。
「何笑ってるんですか!」
「いや、可愛いなと思ってな」
「はい?」
「いいんだよ。」
何が?と総司がふくれっつらで抗議する。
だが俺は言葉をかえさず、勝手に自己完結すると、もう一度笑みをこぼした。



「総司、姉貴が持ってきた鞄、とってくれねぇか?」
「これ?」
総司が手渡してくれる。
フォークを皿に置き、それを受け取ると、鞄を開ける。
片手では少々開きにくいが、なんとか開いて、中に手をいれると、包みをひとつとりだした。


鞄を横に置くと、包みを総司に手渡す。
「なんですか?」
首をかしげながらそれを受け取る。
「クリスマスプレゼント、今年は一緒に買いに行けなかったから。その、気に入るかどうかはわからねぇがな。」
はにかんで言う俺の顔を、総司がみつめる。
そうして、また総司も顔にくしゃりと皺をよせて笑った。
「あけていいですか?」
「あぁ」
フォークーを皿に戻すと、さっそく、包みを丁寧にあける。
クリスマス仕様の可愛らしい包装を解くと、中からジュエリーケースが顔をだす。
その箱を総司はゆっくりと開いた。

ストラップが二つ、濃紺のクッションの上に並ぶ。
淡い水色の皮紐と鳥かご。
鳥かごの中にはアクアマリンの石が入っている。
そして、その店のブランドロゴの入ったシルバーのプレートの裏には、片方に俺の、もう片方には総司のイニシャルが入っている。
「これ・・・ペアのストラップ・・」
「・・・・そういうの好きだろ」
「つけてくれるの?」
まだ半信半疑で総司が聞く。
俺はコクリと首を縦にふった。

「土方さん?」
「ん?」
「土方さん!!大好きですっ!!」
「うわぁっ」
一瞬の間、俺の顔を凝視したかと思うと、がばっと総司が俺に抱きついてきた。
「っ痛えっ!!!!!!」
と同時に、素っ頓狂な声が病室に響く。
おもいっきり、骨折している方の腕が押しつぶされたからだ。
「うわぁっごめんなさいっ!!」
あわてて総司が腕をはなす。
外からは看護婦が、
「どうしましたか?傷が痛みますか??」
と、あわててかけつけてきた。。

二人して頭を下げて、
「個室とはいえ、病院なんですから静かにお願いしますよ」
ときつーくおしかりをうけることになった。


総司は嬉しそうに、自分の携帯にストラップをとりつける。
一緒に入っていた石の説明書きに眼をとおしながら、俺の持つスマートフォンにもとりつけた。
「えっと、アクアマリン。アクアは水、マリンは海を意味して、幸福と永遠の若さと富と喜びを象徴しています。穏やかな海のように、癒しエネルギーを与えてくれ、優しい気持ちにさせてくれることでしょう。恋人とのすれ違いや不和を解消したいと願う時にも効果を発揮し、幸福な恋愛や結婚をもたらすことでしょう。だって。」
「そんな意味があったのか」
総司が読み上げている紙をのぞきこみながら口を開く。
「知らずに買ったんですか?」
「あー。なんていうか、色とか、総司の携帯につけて合うかとかとか、そういうので探してたからなぁ。店員が、絆が深まるよい石ですよって言っていたし、ほとんど直感でな。」
「ははは、土方さんらしいですね。」
「なんだよ、また夢がねぇとか言いやがるのか?」
「まぁ、それもそうですけど」
総司が笑う。
「天然石ってインスピレーションが大事っていうじゃないですか。恋人とのすれ違い云々とか、ぬけてるようで、そういうのをちゃんと選んでくるのが、いかにも土方さんらしいです」
嬉しそうにもう一度ストラップをさわる。
総司の携帯には、T・H(Toshizo Hizikata)のイニシャルがゆれる。
総司がはじめて手にした携帯にとプレゼントをした古いストラップもまだ、一緒に揺れている。
俺のスマートフォンには、S・O(Souji Okita)がつけられていた。
「僕は、ものすごーく我儘で、またいっぱい、いろいろやってしまうかもしれないですけど、ずっと一緒にいてくれますか?」
「あぁ、俺もな」
「はい」
「メリークリスマス、総司」
「メリークリスマス、土方さん」
互いにつけた、ストラップを乾杯するかのように打ちつけた。


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十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
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あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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