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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2011/12/17 Sat  22:51
『超えたいもの、超えられないもの−1』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。



『超えたいもの、超えられないもの−1』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)

「すげぇ」
不知火は、思わず感嘆の声をあげた。

毎年10月に行われる、武術会がある。
薄桜学園の理事を務める松平容保が、主催しているもので、種別を問わず、武道を志すものが集い、日ごろの鍛錬の成果を試す場をと行われているものだ。
当然、学園事態も、文武両道と言う言葉を重んじて、剣道、弓道、柔道などといった部活動も盛んに行われている。
武術会の初めには、奉納試合と称して選ばれた武道の宗派の代表が、模擬演武を行い、開会お試合をすることになっている。
今年は、これを、近藤校長が塾頭を務める天然理心流から、土方と沖田が代表として、演武と試合を務めた。
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それもなかなかに見ごたえがあり、不知火からすると、普段つかみどころのないガキと認識していた沖田の試合ぶりにも、怒っている印象が大半を占める土方の気迫にも、十分に興奮を覚えたが、
今、目の前で繰り広げられる光景に、不知火は、それ以上の興奮を覚える。
会場の中心にいるのは、原田だった。
毎年、こういう場にでるのは好きじゃない、と断っていた原田だが、この間、高杉の墓参りに行った帰りに、不知火が原田の槍術が見てみたいと言ったこともあり、「たまには」と久しぶりに出場することとなったのだ。
不知火は、初めて原田が槍で戦う姿を目のあたりにしているのだ。

槍を振るうごとに恰好がよく、いつもの、どこかナンパな色気とは違い、男くさい凛とした空気をまとっているように映る。
また、原田は想像以上に強く、すでに今、決勝という場面を迎えていた。


目前で、最期の試合が始まる。
さすがに、最期まで勝ち進んできた手藍が相手で、白熱した技の攻防が続く。
その度に、周りで女性たちがキャーキャーと声をあげた。
その大半が原田に向けられたもので、不知火はちょっとムッとする。
なんとなく、声のする方向をギロリと睨んでみたりもする。
「なにやってんの?」
それを近くで見ていた沖田がつっこんできた。

「何もしてねぇよ」
「そう?さっきは、あっちのお姉さんたちを見て睨んでたよね、で、その前は、あっちだっけ?」
馬鹿にしたような笑いを含む表情が非常にむかつく。
しかし、あまり沖田の相手をしていると肝心の曲面を見逃してしまう。
「うるせぇ、邪魔すんな」
そう言って、また前方の原田を凝視して追いかけた。
「そう言われると、邪魔したくなるよね」
と沖田はニヤニヤと笑う。
手にしていた試合のパンフレットを、不知火の目の前に出して視界の邪魔をする。
不知火は、それを手で払いのけるが、また、つきだしてくる。
「沖田、てめぇ!!」
「あはは」
「どけろって」
「やだ。」
「おーきーたー!!」
地の底から響くような声をあげて、沖田を睨み上げる。
「あっ」
「えっ?」
総司の叫び声に、なんだ?と視線の先を見ようとしたとたん、試合終了の合図が鳴り響いた。

「!!!!!!!おーきーたー!!」
結局、肝心の留めの部分を完全に見逃した。
「ふふ、やっぱりサノさんは強いなぁ。もっと、試合にでればいいのに。」
どうやら、勝敗は原田のほうに軍配があがったらしい。
不知火は、拳を握りしめ、沖田を睨む。
「てめぇ、よくも、俺の!!」
沖田の胸倉をつかんで押し迫ると、沖田があっかんべーをして応戦する。

「おい、おめえら、立ち上がってあんまり暴れてると、下に落ちるぞ」
用事をすませて帰って来た土方が、観覧席の一番前でつかみあってけなしあう二人の襟首をつかんで、後ろに引く。
「わわっ」
二人して、椅子の上に尻もちをついた。
「いってぇ」
「もう、土方さん、何するんですか」
沖田が土方に抗議をしめす。
「馬鹿かお前は、落ちてぇってのか?尻もちくらいなんだってんだ」
土方の顔に青筋がはしる。
「ったく、目をはなしたらすぐこれだからいけねぇ。だいたいお前らは、もう少し仲良くしたらどうなんだ」
「そうは言うけどよ、喧嘩を売ってくるのは、沖田だぜ。てか、こいつのせいで、原田の雄姿を見逃したし、どうしてくれんだよ」
不知火も反論をする。
「ふふん、それは不知火が歳いってなまってるから阻止できないだけじゃない。」
「てめぇな」
また二人、とっくみあって喧嘩をはじめる。
まるで、小さな子供二人の子守りをしている気分になり、土方は肩を落としてまたため息をこぼす。


>>
「何してるんだお前ら?」
試合を終えた原田が、観覧席の方に戻ってくる。
不知火と沖田が取っ組み合いになっているのは、試合を終了して帰る途中で目撃していた。
観客席に戻ってくると、二人はお互いに背を向けて座り、その後ろの席で、土方が疲労困憊した顔をして頬杖をついていた。
嫌ならもっと、お互いに離れた場所に座ればいいのに、そうでもないらしいのが、この二人のおかしなところだ。
互いに、自分本位をゆずらないので、
「お前が向こういに行け」
と言い合った結果、どちらも折れずにこうなってしまった。
土方は沖田に「近藤さんのところに行くか?」とも言ってみたが、負けを認めたくない沖田は居座り続けた。
不知火は不知火で、頑としてゆずらない。

土方に事情を聞いた原田は、土方と同じようにため息をはく。
「お前は小学生のガキか」
まだしたたる汗を拭きながら、不知火の頭をこつく。
「だって、沖田がせっかく俺が原田の試合を見てるのに、邪魔しやがったんだぜ。俺は悪くない」
「なんだ、それで見逃したのか、俺の雄姿を」
原田が膨れる不知火を見て笑う。
「笑いごとじゃねぇって」
さらに不知火がふくれる。
「何、そんなに俺の試合っぷりはよかったか?」
原田が覗き込む。
「良かった、めちゃくちゃ、かっこいいじゃねぇか」
「そりゃどうも。」
あまりに、不知火が目をきらめかせて言うもので、原田は、後ろに身をひきながら居たたまれずに頭をかいた。

「あぁ、そうだ、ここに来る途中、近藤さんに呼び止められてよ、大会が終わってから打ち上げするからって言ってたぜ。土方さんと総司の開幕試合の受けも上々だったらしいし、斎藤とか、新八も勝ち進んでるだろ、松平さんも上機嫌らしくてな。ささやかだがカンパの約束ももらえたらしいぜ。」
原田が不知火の横に座り、後ろを振り返って土方に言う。
「そうらしいな。俺もさっき、顔をだしてきたんだが、かなり喜んでおられたからなぁ」
「上機嫌も上機嫌。こりゃ、いい酒飲めそうだぜ。てことで、不知火も行こうな」
横に座る不知火がめんどくさそうな顔をする。
当然、そこには、沖田も来ることは間違いないだろう。
「たく、機嫌なおせよ、不知火。見逃したんなら、DVDもらってやるから家でゆっくり見ろよ」
「DVD?そんなのあんの?」
「毎年、録画してるらしいからな。記念にってことで関係者に配られるんだ。随分前のもいろいろうちにあるぞ。」
「まじに?それって、昔に原田がでてたって試合のもあんのか?」
「あったと思うけど」
記憶をたぐりよせて原田が答える。
「見たい、見せて、見る!!」
途端に不知火の顔が上気した。
「あ、あぁ」
何やらやばいものを提供したようで、原田は苦笑してそれに答えた。


>>>
武術大会の打ち上げをおえ、マンションにたどり着くや否や、不知火は、原田につめよる。
「それで、そのDVDはどこにあるんだ?」
「あー?明日でいいじゃねぇか、もう眠いし」
スポンサーつきの打ち上げで、美味しい酒を楽しんだ原田は、すっかり酔いがまわっているようで、あくびを繰り返す。
「いいから、DVD。今日みなくても、明日すぐ見れるように探しておきたいんだって」
「DVDは逃げねぇって」
ソファに腰をおろし、シャツをはだけながら、原田がうつらうつらと船をこぐ。
「ねーるーなー!!原田っ!!」

不知火は必死で原田をゆする。
「んーもう。うるさいっ、うるさいぞー不知火。五月蠅いやつはこうしてやるー」
ゆする不知火の胸倉をつかむと、勢いよく唇を重ねる。
「んんっ」
久しぶりの試合で、張り詰めた緊張が一気に開放されたせいか、今日の原田はいつも以上によく飲んでいた。
普段、永倉と飲んで帰ってきてもここまで酔っていることはない。
チューッと音をたてて、不知火の唇を吸い上げる。
「だぁもう、酒くせぇっ!」
20歳になるには、まだあと数カ月たりない不知火は、酒を飲ませてはもらえない。
酔っ払いの相手をするのは随分と骨がおれた。

「んー、なんか気持ちいい。もう一回」
「う・・・・んっ・・・」
甘いキス。思わず意識を手放したくなって、不知火ハッとして居直る。
が、すぐにまた、原田の唇が落ちてくる。
ふふふと原田は笑って何度も唇を寄せた。。
時折そらした首筋を、力いっぱい吸い上げてきたりもする。
「もー、いいっつうの!!」

いつもなら原田からのキスは嬉しいことこのうえないが、酔っ払いからされるキスは嬉しくない。
酔っ払っているくせに旨いのもまたムカツク。
首をひねって顔をそらし、原田の身体を押してかわす。
「なんだぁ、キスは嫌なのか、じゃぁこっちだな」
やっと避けたと思ったら、今度はいきなり上半身からぬぎにかかる。
「おいー」
気色ばむ不知火をよそに、原田は上着を脱ぎ捨てて下半身のジッパーもおろし不知火になだれ込んでくる。
「うわっ!もう、原田って!!」
ソファの上に上から馬乗りにされて、不知火が身体をよじってのがれるが、原田ははがいじめにして放そうとしない。
「不知火ー、んー、あれ、お前服きてんの?そんな邪魔なの脱げ脱げ」
そういうと、馬乗りになったまま、不知火の服をぬがそうとする。
来ていたTシャツをめくりあげると、勢いよく上半身から不知火を押しつぶした。
肌と肌が密着して、不知火を誘惑する。
が、いかんせん、この酒臭さがいけない。
「・・ぐぁっ。重いって、もう、いいからどけろって言って・・・」
もがく不知火をよそに、原田はギュウギュウと不知火を抱き寄せて笑う。
そうして散々密着していたかと思っていたら、
急に上から「スースー」と寝息が聞こえてきた。

「嘘だろ」
押しても引いてもびくとも動かない。
原田は、完全に不知火を歯がいじめにしたまま寝てしまっていた。
顔の横に、幸せそうな原田の寝顔が見える。
上半身は裸で、大密着で、しかし、もったいないのは前後不覚で、すこぶる酒臭いということだ。
なんとか抜け出そうと押したり、ゆすったりしてみたが、びくとも動かなかった。
「どうするんだよ、これ」
不知火は、途方にくれて天井を見上げた。




>>
結局、朝まで原田は目を覚まさず、不知火は押しつぶされたまま、朝を迎えていた。
途中なんどか、うつらうつらとはしたが、不知火はほとんど一睡もしていない。
原田に乗られたままでは、いろんな意味で眠れたものじゃなかった。
「んっ・・」
空が白んで、鳥の声が聞こえる頃、やっと原田が身じろいだ。
「原田ー」
起きろっと、名前を呼んで身体を動かす。
「んーーーーー???」
目を開けた原田が驚いて身を起こした。
「あれ・・???」
なんだっけというふうに首をかしげてつぶされていた不知火を見た。
マンションまで帰ってきた記憶はある。が、その後がどうにも怪しい。


「あれ?じゃねぇ」
「すまん、えっと、俺、何かしたか?」
「覚えてねぇのかよ」
不知火は、あきれた、と口をあける。
「・・・よくわからないが、悪かった」
とりあえず、謝って不知火の上から降りようとする原田の腕を逃さないとばかりに不知火がつかむ。
「今すぐだせ」
ズモモモという地響きでも聞こえてきそうなくらい殺気をはなって詰め寄る。
「な、何を・・・?」
腕をつかんだまま、睨む不知火に、原田は腰がひけた。
「いいから、今すぐだせ、過去の武術大会のDVD」
ギリギリと腕をつかみ上げる。
「DVD?」
「あるって言ったろ、原田が試合にでてたときのやつ」
「あ、あれか、ちょっと・・・待て。それより先に朝食を」
「五月蠅い、いいから先にだしやがれ」
寝不足でクマになった目元で睨み上げられると、ますます怖い。
何せ、寝れない間、不知火の頭の中は、もはやそれだけで埋め尽くされていた。
何をおいても、それを出させなければ気が済まない。

「・・・・わかったから、怖い顔をして睨むなよ。」
さっぱり覚えていないが、不知火の怒り心頭な姿を見ると、いろいろとやらかしたのであろうことは明白だった。
眼下の不知火の首筋やら、めくれ上がった服の隙間からみえる胸元やらにほんのり色づいた跡が見える。
そそくさと、散らかっている自分が脱いだのであろう服をつかむと、原田は直したと思われる棚に探しにいくことにした。


「不知火、あったぞ、これビデオだけど、みれるはず・・・」
あるだけ手にして、リビングに戻ると、不知火が、ソファの上で寝息をたてていた。
持ってきたDVDやビデオテープを机の上に置き、かける布団をとりに自室へと引き返す。
掛け布団を手にとると、戻って不知火の上にかけた。
久しぶりに随分と飲みすぎてしまったことを反省しながら、目を覚ましたら何かつまめるようにとキッチンで支度を始めた。



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Author:十六夜桜(通称:野良猫)
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あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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