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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2011/12/05 Mon  23:50
『一歩届かぬ剣の道-1』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。



『一歩届かぬ剣の道-1』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)


>>>
話は、9月はじめにさかのぼる。

始業のチャイムが鳴る。
めずらしく門前で遅刻の失点を叫ばれることなく教室に入り、机の上に顎をのせ、つまらなそうにがたがたと机を動かしている総司に、斎藤が察して声をかけた。
「今日は、土方さんの所から来たのか?」
「あぁ、一くん。おはよう」
「おはよう。とはいえ、先ほどすでに挨拶をかわしたがな」
斎藤こと、斎藤一は、総司の数少ない親友でクラスメートでもある。
総司の勝手きままな性格によく相手をしてくれるものだと感心するほど真面目で、学園の風紀委員も務めていてる。
さらに、総司も所属する剣道部や近藤さんの道場にも顔をだしている。
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風紀委員は、毎日校門の前に立ち、生徒の服装や、遅刻をチェックしているので、毎朝、教室よりも先に、校門の前で顔をあわせる。
最も、総司の場合は、俺の家からでも出発しない限り、毎日、たいがい遅刻をしてくる。
近藤さんが、学園長の仕事のため先に家をでてしまったが最期、せっかく起きていたというのに、うだうだと、外に出るのを面倒くさがって、なかなかでてこないのだ。
そのてん、俺のところに来ていた日、もしくは、総司のところへ寄った日には、俺の出勤とともに、連れ出されるのでそうとう、早くつくことになる。
昨日は、夏休みの最終日、放っておくと、宿題をすっぽかそうとする総司をつかまえて、是が非でも宿題をクリアさせるべく、総司のところへ居座っていたのだ。
学園へは、徒歩で行けるが、立地の都合上20分ほどかかる場所にある。
一緒に出ると、俺の車に便乗できるので、楽ができるが、いかんせん、早くつきすぎて暇をもてあます。
いつもなら、職員室か、学園長室に居座って、近藤さんとのんびりと茶を飲んだり、俺にいちいち絡んでみたり、はたまた、原田や新八に絡んでちょっかいをだしたり、だされたりして時間をつぶすところだが、今日は始業式ということもあり、準備に忙しくく結局早めに、教室に入った。
ゆえに、暇でつまらないと、朝っぱらから机につっぷして、ガタンガタンと机を揺らしているありさまだった。
「せっかく、早くに出て来たというのに、もう少し、しゃんとして、背筋をのばして座ったらどうなのだ」
真面目な斎藤が総司をたしなめる。

「だって、つまらないんだもん。近藤さんも土方さんも、忙しそうで相手をしてくれないしさぁ」
また、ガタンと机を揺らす。
「それは、始業式の準備に忙しいからだろう。いっそ、手伝いをしてくればよかったのではないか?先ほども、体育館をのぞいたが椅子を並べたり、いろいろとしておられたぞ」
「嫌だよ。なんで、僕がそんなことしないといけないのさ」
机の上にのびたまま、斎藤を見てぐちをこぼす。
斎藤は、ハァとため息をつきながら、隣の席に腰をおろした。




「ねぇ、一君は、夏休み、どこかいった?千鶴ちゃんと。」
「なっ!!」
あわてて、斎藤が、総司の口をふさぐ。
千鶴は、この学園の紅一点なのだが、どうにも、斎藤は彼女のことが気になって仕方がないらしい。
とはいえ、奥手で、女性と付き合ったことすらない斎藤は、いっこうに近づく気配をみせない。
総司にも好きとは言っていないが、彼女に対する斎藤の壊れっぷりはあきらかすぎて、総司にはばればれという次第なのだ。
「なんだ、誘えばよかったのに。」
「そ、そういうわけには・・・」
斎藤がくちごもる。
「僕は行ったよ。土方さんと♪」
ふふんと、自慢げな顔をする総司に、斎藤はやんわりとした笑顔をかえす。
友達が幸せな顔をしているのは、いいと思う。
自分のことは、放り出して、総司に聴く。
「メールをくれていたな」
「うん、北海道、函館ね。二泊三日で。これ、お土産ね。」
そう言いながら、鞄の中から包みをとりだし斎藤にわたす。
「函館,,新選組・・か」
「そっ、最期の地だからね。土方さんの。」
「おまえが言うと、土方先生のことか、歴史上の人のことかよくわからなくなるな」
「そうだよねぇ、ずうずうしくも、土方先生な方が、新選組の土方さんと同じ名前なのがいけないんだよ。だんぜん、こっちの土方さんの方がかっこいいのに、失礼だよねぇ」
と、手持ちの新選組の本をたてて総司が言っていると、途中まで聞いていた斎藤が、はっとして、口をつむぎ、総司の方をみて、顎をしゃくる。

ちょうどその時、出勤簿を片手に俺が入口を開いて入って来たところだった。
机につっぷしたまま、しゃべっている総司の背後から、その出席簿で、バシっと頭をはたいた。
「痛っ!!」
「俺がどうかしたか、総司っ」
頭をさすりながら面倒くさそうに顔をあげる総司を土方が見下ろしている。
「もう、痛いなぁ、バカになったらどうしてくれるんですか」
「うるせぇ、さっさと、姿勢正して座りやがれ、ようし、皆も席につけ、出席をとる」
もう一度、総司の頭をはたくと、教壇の上にあがり、出席簿をひらく。
立ち話をしていた生徒たちもあわてて、わらわらと席についた。


出席をとった後、始業式があるので、皆で体育館へと移動をはじめる。
総司は面倒くさそうに立ち上がると、ふあぁとあくびをした。
「総司、2学期のはじまりだという時に、たるみすぎだ」
俺は総司の後ろに立つと、再び、出席簿で後頭部をはたく。
「もう、五月蠅いですよ、土方さんは。だいたい、昨日、土方さんが寝かせてくれなかったからいけないんじゃないですか。僕が嫌だって言うのに、無理やりやるんですもん」
「てめぇがぐずぐずぐずぐずと後回しにするからだろうが」
と、隣で聞いていた、斎藤の顔がへんな方に想像したらしく紅くそまる。
「ちょっと、一君。何想像してんの?」
総司が、そんな斎藤を見逃さず、ニヤニヤと笑う。
「お、俺は、!!別にっ!!!」
斎藤があわててとりつくろおうとするが、わたわたとして見ていて面白い。
いや、いつも気の毒な話なのだが。
「ちなみに、一君、これ、宿題の話だよ」
「!!!」
総司がクスクス笑いながら、斎藤に言う。
無理もない。
総司ときたら、斎藤のこういう反応が面白くてわざわざ寝物語をかまわずはなしたりするものだから、今回もそうだと勘違いしたのだ。
まったくもって気の毒な話だ。
まともな話でさえからかわれている。
「ふふ、やっぱり、一くんは楽しいなぁ。そうだよ、ちょっと聞いてよ一君。土方さん、散々人に宿題させておいて、御褒美のひとつもくれないんだよ。ひどいと思わない?」
斎藤に腕をまわし、覗き込む総司に、斎藤は少し当惑して、チロリと俺の方を見る。
「学生の本分を全うするのに褒める必要がどこにあるんだ、そう思うだろ、斎藤」
助け舟の一言をだすと、
「はい、もちろんです」
斎藤の目が途端にキラキラと輝いた。

昔、まだ俺が学生であった時に出場した剣道の試合を見たらしい斎藤は、何故か俺に尊敬の意を向けているらしく、途端にキリリと表情を引き締めて答える。
これだけ、散々な話を総司に聞かせられて、思いがかわらないことを、喜べば良いのか、心配してやるべきなのか、悩む・・・。
「一君・・あいかわらず、土方さんのわんこだね。」
斎藤の反応に、総司が白々とした目をし、ぼそりとこぼした。



だらだらと歩いて体育館まできた総司だが、実のところ、決して始業式が嫌いなわけではない。
むしろ、始業式と、終業式だけならいいのにとすら思っている。
なぜなら、大好きな近藤さんと同じ空間にいて、なおかつ、その話を聞けるからだ。
当学園の場合、学年クラスごとに、出席番号順に横へ横へと並ぶのだが、
総司の名前、沖田は、比較的前の出席番号であり、俺が担任をするそのクラスでは、他に、前の番号につく名前のものはおらず、総司は出席番号1番なのだ。
出席番号の前よりの者が座る近くに、職員の席があり、一番端に座る総司からは、近藤さんのいる場所がよく見えた。
最も、その分、近藤さんが登壇すると、多少遠い位置になるのが難だが、他の教師が登壇している時などは、むしろ、そちらを無視して一人近藤さんのいる職員席を見ている。
総司の方を睨むと、総司があっかんべーをして見せた。



始業式も終え、生徒たちが下校するころ、俺と総司は、近藤さんのいる校長室に来ていた。
「おお、悪いな、二人とも」
いやはやと近藤さんが頭をかく。
「どうしたんだ、また改まって」
自分の部屋か?と思うくらい、ソファにあるクッションを抱きしめて、靴をぬいでくつろぐ総司の横の椅子に腰かけながら近藤さんに聞く。
「うん、それがな、二人に頼みがあってなぁ」
「頼み?」
近藤さんが、同じく、向かい側に座りながら複雑そうに笑う。
「実はな、毎年、10月に、松平殿が催されている、武術会があるだろう?あれに、天然理心流の演武と開幕試合をしてもらえないかと頼まれてなぁ。」
松平殿とは、この学校の理事もされているえらい人だ。めったにこちらへ顔をだすことはないが、行事ごとや、運営資金などいろいろと手をまわして下さる人なのだ。
文武両道という言葉を重んじて、こと、武道全般を大変熱心に推奨されていて、毎年、さまざまな流派の普及にと力をそそがれている。

近藤さんは、校長の傍ら、代々伝わる天然理心流の道場もきりもりしていた。
武術会には、そちらの道場や、学校の剣道部、弓道部、柔道部などなどからも多数参加させてもらっている。
昔、斎藤が俺を見たという試合も実はこの武術会のものだった。
「それで、総司と、トシでどうかと思ってな。天然理心流の型の演武と、その後に、1試合見せて欲しいと言われてなぁ。総司とトシなら息も会うだろうし、試合という点でも、決して互いに力の差もなく、見ごたえのあるものになるかと思うのだが」
「いや、しかし、近藤さん。天然理心流の、と言うのなら、総司はともかく、俺よりも源さんあたりの方が良いのじゃないか?俺は確かに、今は天然理心流も習っちゃぁいるが、生粋のというわけではないわけだし」
総司や源さんは、昔から天然理心流一本でやってきているが、俺の場合、自分にあったものを自分の身体で探そうと、昔はいろんな流派をかじっていたので、へんな癖もあったりする。
せっかくの、流派をアピールできる機会に、自分がでるのはどうかと思った。

「なんですか、土方さん、自信がないんですか?」
横から総司が茶々をいれてくる。
「いやいや、トシなら大丈夫だよ。今じゃぁ随分と癖だって治ったのだし、俺は十分いけると思うのだがな。」
「そうですね、でもまぁ、僕と並んだら、確かに駄目っぽく見えるかもしれないですけどね」
ニヤニヤと総司が笑う。
俺はギロリと総司の方を睨んだ。

「頼むよ、トシ。」
近藤さんが、目をキラキラさせながら俺を見る。
俺はウッと詰まって後ずさった。
「・・・わ、わかったよ」
昔はよく、試合にもでていたが、最近はもっぱら指導する側にしか立っていないので、あまり目立つところには出たくないが、近藤さんに頼まれると嫌とは言えない。
それに、総司にその後もグチグチといらぬところをつっこまれてもしゃくに触る。
仕方なく、承諾することにした。

「総司もかまわんか?」
「もちろんですよ。近藤さん。僕は近藤さんの役に立てるのなら、なんだってしますよ」
ニコニコと総司が答える。
「だから、土方さんも、足をひっぱらないで下さいね。土方さんがこけたら、近藤さんの名誉にもかかわるんですからね」
フフンと上から目線で俺を見下ろした。
「てめぇな!!」
「ははは、いやいや、そのように、意気込んでくれるのは嬉しいが、まぁ気楽に構えてやってくれればよいよ。うんうん、楽しみにしているよ。」
近藤さんが今にも言いあいを始めそうな俺たちをみながら、ノホホンとした笑みを浮かべ、一人納得したように嬉しそうに笑っていた。



<<次回更新予定:薄桜鬼SSL 土方×沖田 10月 一歩届かぬ剣の道−2>>
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十六夜桜(通称:野良猫)

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