QLOOKアクセス解析
同人誌「眉間のシワをギュギュッとね!」を
フロマージュ様にて委託配布して頂いております。
名称未設定-2

↑↑↑表紙絵をクリックすると、通販サイト[フロマージュ様]へ飛びます。

インテックス大阪で開催される大型即売会とゆきさくらに参加しています。


土方さん僕ともふもふしましょうよ!
↑↑↑こちらのアンソロジーに参加させて頂くことになりました!! 土沖で、けものまみれとか、幸せです。 宜しくお願いします。

薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

--/--/-- --  --:--
スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
気に入っていただけましたら、
ポチッと押して頂けますと嬉しゅうございます。↓
web拍手 by FC2

2011/11/12 Sat  00:00
『!!!、遊園地へ行こう−3』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。


『!!!、遊園地へ行こう−3』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)

一足先に、土方と沖田がレストランを後にして、別れたと思っていたが、一度出会ってしまうと、規模の大きい遊園施設とはいえ、どうにも狙ったように遭遇してしまうものらしい。
カートに乗ろうと列に向かっていると、反対側から土方と沖田も現れた。
如実に沖田と不知火が嫌な顔をする。
並んでいる間も散々火花を飛ばしていたが、いざカートに乗り込んだ後は、散々だった。
不知火と沖田でとんでもないカーレースをくりひろげ、降りる頃には、土方は軽い車酔い状態になっていたし、原田も思わず口をおさえた。
しかし、不知火も沖田も、先ほどの勝敗のドロー状態に納得がいかないらしく、二人してまた列に並び始める。
それでも多少は相手を気遣う二人に、
「休憩してるから行って来い」
と送りだし、原田と土方は辞退してベンチに腰をおろした。
気に入っていただけましたら、
ポチッと押して頂けますと嬉しゅうございます。↓
web拍手 by FC2



「くっそ、総司のやつ、荒い運転しやがって。」
「だな、不知火のやつもっ何ムキになってんだか」
はぁ、とベンチに座り、身体をそって、伸びをする。
と、土方が黙り込み、言葉を選びながら原田に問う。

「原田、その、不知火と付き合ってるってのは本当なのか?」
聞かれて、あぁ、そういえば・・・と原田は思う。
沖田には話していたが、土方には話していなかったのだ。
レストランでもあまり驚いた様子をみせなかったので、忘れていた。
多少は、沖田に聴いていたのだろう。

「どうかな」
原田は答える。
土方も、生徒でもある沖田と付き合っているのだから、わざわざ人の反対はしないだろうが、原田はあいまいな答え方をする。
キスもする。むしろそれを通り越して、ベッドを共にし、つながり、不知火は原田に好きだと言い、原田も不知火のことは好きだ。
普通、これで付き合っていないといっても納得されないだろうと思う。
ただ、原田には分からない事がある。
このラインを越えていいのか、駄目なのか。
教師と生徒だからというのもあるし、自分が不知火にとって、本物なのか、ただの代わりなのか。
せめて、教師と生徒でなければ、もう少し、近づくことができるのか?
不知火のやる行為に、「へたくそ」とクレームをつける。
けれど、実際は、交われば交わるほど、うまくなる。
それがどうにも怖い、と思った瞬間に目まいがした。

「なんだその曖昧な返答は。総司は、大概誇張した話し方をするからどうかしらねぇが・・・」
やはり話を聞いていた土方が、いぶかしんで話す。
「土方さんは、総司と付き合ってて、どうなんだ?その、教師と生徒とか、そういうの考えることってあったりするか?」
話を自分ではなく、土方の方へ持っていく。
「あぁ?まぁそりゃぁ、考えねぇことはねえぜ。教師と生徒の前に、同性ってのもあるし、ついでに歳もはなれてるからな。それが世間的にいいとは思ってねぇ。だが、好きになっちまったもんをどうこうできねぇからな。だから、まぁ覚悟だけは決めてある」
「覚悟?」
「世間にばれねぇにこしたことは無いって思うが、まぁ、そのあたりは、総司にかかると、相手は選んでやがるとはいえ何があるともわからんしな。困った話だが、もし仮に、これで身体にかかるような話でもなりゃぁ、その時は、教師よりも総司を選ぶ」
「本当に?」

土方は、どちらかといえば、仕事の鬼だ。
普段は、仕事だなんだと沖田をないがしろにしているように見えることもある。
沖田にいたっては、完全にそう思っているだろうくらいの愚痴を原田によくこぼしている。
「でなきゃ、教師と生徒って時点で、付き合ってなんていねぇよ。総司が俺を好きだと言いやがるのに、それに答えれねぇかもしれねぇなら、さっさと別れた方が、傷つく度合いも違うとおもうからな」
「・・・・」
原田はそれを聞きながら黙りこむ。
学生のころから女性にことかくことのなかった原田にとって、恋愛はお手の物であるはずだった。
女性に対して、フェミニストな対応をする原田は、当然のように女性にもてた。
ただ、おそらく、相手から好きになられることはあっても、自分から本当に好きになることはなかったのかもしれない。
「原田?」
ぼーっと前を見つめる原田を土方が心配そうに覗き込む。
「正直、よくわからねぇんだよ。どうすりゃぁいいのか。踏みこんでもいいのか、やめておいた方がいいのか」
「まぁ、確かに、教師と生徒ってのは、考えどころだろうが」
土方が首をかしげる。
「それもあるが、もっと、なんていうか・・・な。不知火は、本当に俺のことが好きなのかなと、思って」
「何かあったのか?」
「いや、まぁ、今何があったってわけでもねえし、不知火はしつこいくらい俺の事を好きって言いやがるんだが・・」
「なら好きなんじゃねぇのか?」
「そう、かもしれねぇが、不知火には昔好きな奴がいて、そいつはもう死んじまっていないんだが、そういう亡くしたばかりの微妙な時に出会ったってのがあってな」
「深い事情はわからないが、つまり、錯覚じゃねぇのか?って思うという話か?」
「・・・・」
自分の恋愛には、あまり敏くないくせに、人を見る能力にたけている土方は、察してそれを口にする。
原田は思わず、息をつまらせた。
「総司に聴いた話じゃぁ、もう少なくとも不知火が復学してきてからずっと一緒にいるんだろ?」
「あぁ、4年は、いるかな。」
「4年もそれで悩んでるのか?」
「い・・・や、こう、日を追うごとにっていうか、最近な。ふいに思うというか。はじめは特に深い意味もなかったんだ。荒れていたから、まぁ、落ち着くまで面倒みてやってもいいか、くらいのな」
原田は小さなため息をつく。
「でも、いつの間にか、自分の方が惚れちまったってことか。やっかいな話だな」
「やっぱりやっかいか?」
「あぁ、原田がな。」
「俺が?」
「俺が思うに、不知火は、ふらふらした奴には見えるが、そんな器用なやつじゃないだろ。ありゃぁ、一つのものしか追えないタイプだと思うがな。信じてやれねぇってのは、一番やっかいな話じゃねぇか?」
「・・・・」
「一度ちゃんと、向き合って話してみたらどうだ?確信もてずに、続けていたら、そのうちもっと余計に傷つくことになる。とまぁ、これは俺の経験談だが」
「土方さんが?」
「あぁ、それでちょっと昔、総司とこじれたことがあってな。ガキだガキだと思っていたのに、向こうの方が大人だったってことに気づかされた。それがあったからこそ、俺は覚悟を決めることができたんだがな。」




「あ−−−っ!!ちょっと、土方さん。何、サノさんをくどこうとしてるんですかっ!!」
二人で、しんみりと話をしていると、どうやら二度目のカートを終了してきたらしい沖田が、大きい声で叫びながら走ってくる。
周りから、思わぬ注目をあびてしまった。
「してねぇよ!!」
土方がどなりかえす。
「勝敗はついたのか?」
原田はやんわりと笑いながら、後ろからブスッと唇をつきだし、ポケットに手を突っ込んで歩いてくる不知火に声をかける。
「ふふ、僕の勝利ですよ、サノさん。」
土方の首にまとわりつきながら沖田がブイサインをしてみせた。


土方と沖田が次のアトラクションへ消えていくのを見送ると、不知火は、原田の横に腰をおろした。
「あーつかれた」
「ははは、楽しそうだったじゃねぇか」
「せっかく、原田と来たのに、全然デートじゃねぇし」
ブツブツと文句を言いながら背もたれにもたれて口をあけた。
なら、沖田の口車に乗らなければいいのに、と心の中で笑う。
「なぁ、原田、なんか悩み事でもあんの?」
「へ?」
ふいに不知火が真面目な顔で原田を覗き込む。
原田の胃がキリリと痛んだ。
「別に、悩み事なんてねぇよ」
その返答に、不知火の眉根がよる。
今日一緒にいて思った。
二人でいるときは気付かなかったが、土方や沖田がいる時、何故か原田はいつもどこか上の空のように見えた。
いつものように接しているが、何かがひっかかる。
けれど何がひっかかるのかはわからない。
不知火は、小さく首をかしげたが、原田は何事もないというふうに地図を広げて、次に行くアトラクションを吟味しだした。


>>>
主に絶叫系を中心にアトラクションを制覇し、夕日が沈む頃、観覧車に乗った。
デートの定番。
べただとは思ったが、最期はこれと決めていた。
二人、ゴンドラに乗り込み、ゆっくりと回転しながら地上からはなれていく。
よく晴れた空に、赤々と光が広がって、影を作る。
腰をおろして、シートに腕をかけ、原田は目を細めてそれを見た。
その姿を不知火が、後ろから立って見下ろす。
紅い光に、原田の髪がよく生える。
その地平線に揺らぐ太陽そのものが、原田のように思えた。
ゆっくりと、不知火が腕を原田の肩にまわす。
後ろから、しがみつくように、抱きしめた。

「不知火、暑い」
外を見下ろしたまま、原田が言う。
「俺はもっと暑くなりたい」
冷たいもの言いをされても、不知火がべったりとくっつく。
「へたくそなキスしかできないくせに」
顔をあわせずに遠い方を見たまま言う。
「うるせぇよ」
「なら、黙らせればいいだろ?」
声はどこか抑揚が無い。
「じゃぁ、そうする」
ゴンドラが頂点にさしかかるころ、抱き寄せた不知火が、原田の顎に手をそえて、顔を傾け、唇をふさいだ。
熱く唇を割って、侵入した舌が、原田の口内を犯していく。
不知火の熱が原田を求めて舌を焼く。

不知火に気づかれないように、原田は自分の懐をつかんだ。
キリリとその奥がまた痛む。
日を追うごとに旨くなる口づけ。
流されそうになるたびに、胃が軋み、それを受け入れながら目を閉じて耐えた。


「原田、やっぱりお前、なんかおかしい」
唇をはなした不知火が、いつもと違う反応を感じ、原田を追い詰める。

「グッ」
突き上げるような痛みに吐き気を覚えて、おもわず原田は口を押さえて身体を折った。
「おい、原田」
あわてて不知火が身体をささえる。
吐き気がする。痛むのは、心臓なのか、胃なのか。
ぐるぐると目の前が回る気がする。

「・・さわ・・るな」
不知火を拒絶する。
「そんなこと言ったって・・・・」

真っ青な原田を乗降口で待っていたスタッフが気づかったが、高さに酔っただけだと言って後にした。
タクシーに乗って帰ったが、終始原田は不知火を避け、顔をあわせなかった。

ふいに、カートで沖田と一緒にいた時、沖田が言った一言が不知火の脳裏をよぎる。
「君さぁ、サノさんのことどう思ってるの?負担ばっかりかけて、そんなに楽しい?」
ぶしつけな物の言い方。
何故、沖田なんかにそんなことを言われなければいけないのか、不知火にはわからなかった。



<<次回更新予定:薄桜鬼SSL 不知火×原田 8月 !!!、遊園地へ行こう−4>>
Comment
    
    管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
野良猫と申します。
あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

お読み下さい

※当blogにある画像及び、小説等について、転載及び、個人で楽しむ以外の使用はご遠慮下さい。

※タイトル欄や本文に<R18指定>と記載されているものにつきましては、教育上宜しくないと思われる内容を含むおそれがありますので、18歳未満の方の閲覧を禁止させていただきます。ご了承下さい。


※SSLシリーズでは、特に公式にない設定をかなり、作っております。
おい!って思われるだろう設定もあるかもしれません。 特に、たとえ、史実をほのめかす内容があったとしても、史実の隊士たちや、御家族にも、全く無関係の創作であると強く主張致します。
公式を離れた内容に抵抗がある方にもお勧めできませんので、宜しくお願いします。 それらもふまえたうえで、それでもOKという方のみ、ご覧下さい。


カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

カテゴリ

最新記事

PIXIV

カウンター(8/23から)


『!!!、遊園地へ行こう−2』(不知火×原田 薄桜鬼SSL) <<         ホーム         >> 『!!!、遊園地へ行こう−4』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。