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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2011/10/18 Tue  21:55
『蝦夷に舞う君の香に酔う−7』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。




『蝦夷に舞う君の香に酔う−7』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)



「総司、起きろ」
「んんんっ・・・」
目をこすりながら、総司が身じろぐ。
今日は朝市で、近藤さんたちへの土産を見つくろう予定になっていた。
朝市というからには、当然、早くから開いているので、遅くなると、それだけ商品も薄くなる。
「近藤さんへの土産、買いにいくんだろ」
もうちょっと、と布団をかぶろうとする総司をゆすりながら、耳元にささやく。
「・・・・近藤さん・・・!!あっ!!」
思いだしたとばかりにガバッと起き上り、もう一度目をこする。
『近藤さん』は、総司にとっては、印籠のような言葉らしい。
急いで身支度を整えると、今度は逆に俺をせかした。
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そうしてようやく車に乗り込む。
「近藤さんへのお土産は何がいいですかねぇ」
「そうだなぁ、近藤さんなら、たいていのものは食べるだろうが、今の旬はやはり、マイカか?」
マイカなら、イカそうめんにしても旨いし、原田や新八あたりは、酒のつまみにと喜びそうだ。
まぁ、せっかくだから、あいつらの分も買ってやるかと思考をめぐらす。
姉貴たちや、総司の姉夫妻にも、送らねばならないだろう。
他にもいろいろと、旬のものはあるが、
「あぁ、そろそろ、今あたりから、ホッケも旬じゃなかったかな、近藤さん、魚好きだし、それもいいかもな」
「ホッケ、あぁあの、身のとれやすい魚」
総司は、焼いた魚があまり好きではない。
味がと言うわけではなく、骨をとるのが面倒だからだ。
ゆえに、骨をとる必要がない、刺身は好きときている。
その点、ホッケは、比較的身がとりやすく、総司の中では、好きの部類にいれてやってもいいと思われている魚である。
「まぁ、そうだな」
と笑う。
「あれ、近藤さんも好きなんですよ。そうか、ホッケは今から旬なんだ、じゃぁそれはいれましょう」
「おう、そうだな。」

市場は、湯の川温泉からも非常に近く、話している間もほとんどなくすぐに到着した。

朝市は、もはや、観光名所状態で、観光客も多く、活気に満ちていた。
その場で食べられるところもあり、店で物色をして見ていると、
「これ、食べてみてよ」
などと言いながら、いろいろなものを試食させてくれたりもする。
あれやこれやと、見て回るだけでも、楽しく、ついついいろいろなものに目が行く。

中でも、総司が興味をしめしたのが、イカ釣りだ。
釣り堀に、竿をたらして、イカをつりあげ、そのイカを、その場で裁いてイカ刺しにして食べさせてくれるというものだ。
もっとも、それなりの値段はとられるが、ここまでくると、普段できないことだけに、眼をつぶってやることにする。

さっそく、竿をもらって、釣り堀にたらし、釣りたいイカを値踏みする。
「落ちるなよ。」
夢中になって身を乗り出す総司の服を後ろからつかむ。
「あっ、いいのがきましたよ、土方さん」
総司のお眼がねに叶うイカが前を横切ろうとしているらしく、いよいよとばかりに竿をおろす。
慎重に、目標ととらえて、引き上げた。
「えいっ」
総司がうまく竿の針をイカにひっかけた、までは良かった。
「うわっ!!」
吊りあげられたイカが抗議とばかりに水を吐く。
それにかかりたくない、総司が、竿をふって、あろうことか、俺に直撃する方向へ動かしやがったのだ。
イカが放った水がかかり、ついでに、そのイカが、ベチンと顔にあたる。
「このタコっ!!」
思わず叫び声をあげると、総司が笑いをこらえ、
「嫌だなぁ、土方さん、イカですよ、これ」
釣り上げたイカをぶらんと下げながら罪なき顔で笑う。
開いた口がふさがらないとは、まさにこのことだ。
がっくりと肩をおとすと、店員が笑いながら声をかけてきた。
「ははは、兄ちゃん、水もしたたるいい男だねぇ。まぁでも、かかった分も損はさせないよ。食べてくれたら、満足してもらえるから」
景気のいい市場の人の元気な声に、苦笑いをかえす。
横で総司がコロコロと笑いながら、
「ふふ、いい男でしょ。濡れても濡れてなくていい男なんですけどね」
などと、嬉しいような、恥ずかしいような事を言うので、ますます苦笑するしかなくなった。
そうして、さばいてもらったイカは、確かに、新鮮で、甘く、満足できる味わいだった。

眠気眼にさんざんはしゃいだ総司は、買った荷物を配送してもらう手続きをしていると、横に立って、眼をこする。
「ふぁぁ」
と何度もあくびをした。
「旅館につくまで寝るなよ」
とは言ってみたが、結局旅館につくまでの数分の間に寝息をたてていた。
なんとか起こして部屋まで帰ったが、ついた途端に、まだ敷いたままの布団に転がり、熟睡してしまっていた。

>>>
「ひぃふぅみぃ」
市場から帰って二度寝をしていた総司が、起きたかと思うと、ふいに、服の中に見えた自分の肌に残る痣の数を数える。
市場へ行く時は、眠くて、それどころではなかったらしいが、眼がさえてきた証拠だ。
ちょっと前までは、その跡にすら、赤面していたが、ここにきて、ちょっとだけ成長?したらしい。
「土方さん、跡つけすぎ」
もうっと、その跡を数えながら布団の上に座り文句をいう。
「いいじゃねぇか、別に総司は朝風呂にはいかねぇだろ」
どちらかというと、風呂に入るのも面倒くさいというたちの総司は、当然朝風呂をしようという気はない。
わかっているので、俺は、総司が寝ている間に、ひとっ風呂浴びてきたのだ。
それから、煙草を吸って、部屋に戻った。
やっと起きた総司が、板間の椅子に腰かけて、缶コーヒーを傾ける俺に抗議をしていた。
「そうですけど」
ちゃんと、服を着たら隠れる場所に残し、見えるところには、すぐに消える跡しか残していない。
じっとりと、総司が、俺の方を下から見上げて唇を突き出す。
「なんだよ」
「なんか、僕ばっかりって不公平じゃないですか。僕も土方さんに跡残したいです」
たるんだ服の襟を直しながら、向き直る総司に、嘆息する。
「残せばいいじゃねぇか」
「えっ、いいんですか?」
あっさりと帰ってきた許可の反応に、一瞬驚きながらも破顔した。
「別に、見えねぇ場所ならかまわねぇけどな。俺がつけて、お前がだめってわけはないだろ?」
「じゃぁ、今つけてもいいですか?」
「好きにしろ」
へんな話だ。跡をつけさせてとわざわざ言って、それをしようとする図が、見ていて可笑しい。
いそいそと、総司が板間にやってきて、はて?と首をかしげる。
「あれ、でも、跡ってどうやったら残せるんですか」
俺の浴衣の襟を左右にひっぱって、胸を露出させながら、うーんと唸る。
「お前、これだけ、跡つけられといて、そういう事いうか?」
上からのぞくと、かすかに見える跡に指をすべらせて呆れた顔で総司を見下ろす。
「・・・・ぼ、僕は、土方さんみたいに、エロ親父な変態じゃないですもん!!・・・す、吸えばいいんですよ、吸えば、そうでしょう?」
いつも、やられている事を思い出しながら、俺の服をめくり、総司が怒りながら布ををギューッと詰めてつかむ。
そして、意を決して、胸元に顔をうずめ、キューッと唇で吸い上げる。
チュッと音をだして唇をはなすと、そこがほんのりと紅くそまる、が、すぐに引いて消えて行く。
「・・・あれっ・・・」
ムッとした顔をして、もう一度強く吸い上げる。
しかし、先ほどよりは、長く色が残るものの、すぐにまた消えて行く。
「・・・何で消えるんですか、土方さんの肌っておかしいんじゃないですか」
何故か、俺のせいになっている。
さらにもう一度吸い上げる、が同じことだ。
「へたくそ」
くくくと笑いながら総司を見る。
「!!!!!!!!!っ」
「!痛ってぇ!!」
カチンときた総司が、これでもかというくらい力を入れて胸元に歯をたてた。
長い間、力任せに噛み続けて、やっと顔をあげると、歯型がくっきりと残っていた。
「お前、なんてことをするんだ」
噛まれたあとがジンジンと痛む。
「土方さんには、そっちの跡の方がお似合いです!!」
フンッと鼻をならすと、離れながら
「アッカンベー」
と目の舌を裏返して舌をだした。
これじゃぁまるっきり、気に入らないと思った瞬間噛みついて離れようとする猫だ。
フーンとそっぽを向いて、腕を組んだ。

>>>
朝食を終え、チェックアウトを済ませると車に乗り込み、本日の予定の地図をチェックする。
早いもので、旅ももう、今日が最後だ。
夕方には、北海道から離脱する。
今日の朝食はバイキング形式で、和洋さまざまに用意されていたのだが、
朝っぱらから、朝食というよりも、フルーツがたっぷりのフルーツポンチや、甘いジャムやホイップののったパンばかり食べていた総司は、満足そうな顔で横のシートに納まる。
バイキングとはいえ、手のぬかない料理の数々は、なかなかに満足のいく内容だった、と思う。
当然、俺がとった食事の内容は、まさに日本の和食さながらのものばかりで、
「おっさんくさい」
と総司に言われてしまったが、やはり日本人には、ご飯に味噌汁、焼き魚に温泉卵という組み合わせが一番だ。

と、それはともかく、今日の予定だ。
五稜郭タワーに昇って全貌を見下ろし、その後は、最近新しく建て直されたらしい『箱館奉行所』へ。
そして、旧幕府軍の遺体を埋めたと言われる『土饅頭』に手をあわせて、時間まで五稜郭内を散策して函館を後にするつもりだ。
本当は、他にもいろいろと行きたいところはあるようだが、あまり、時間に追い立てられるような廻り方をしても、実が無いので、今回はあきらめることにした。




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