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土方さん僕ともふもふしましょうよ!
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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2011/10/06 Thu  21:43
『蝦夷に舞う君の香に酔う−4』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。





『蝦夷に舞う君の香に酔う−4』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

貸衣装を返し、温泉につかってから、部屋に戻る。
すでに、部屋には、布団が敷かれていて、いつでも寝れる体勢が整えられていた。
さっそくとばかりに、奥の布団へ、総司はダイブして転がる。
下手な着方をした着物は、それだけでもそうとう乱れて広がった。
枕を引っ張って、自分に寄せると、それを抱きしめたまま、さらにごろんと上向きに転がる。
またたびに酔っ払った猫みたいに、ゴロンゴロンと右に左にと転がって感触を確かめる。

「すごい、土方さん。布団ふかふかですよ。」
濡れたタオルを、板の間の物干しにかけて、襖をしめてから、あいている方の布団に腰を下ろす。
確かに、綿のよい布団を使ってあるらしく、ちょっと腰を下ろしただけでもとても感触がよく、畳の固さを全く感じさせない。
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俺が腰を下ろすと、総司が転がりながら、俺のひざ元までやって来た。
そしてまた、くるくる転がって自分の布団へ帰る。
俺は、それを見ながら、自分の布団をめくり、中へと潜り込み、めくった布団を自分にかけようとすると、それを縫うように、また総司が転がってきた。
ずいっと、布団の中に入り込むと、ぺったりと胸元にくっつく。
「そういうことしてると、襲うぞ、総司」
「・・・・いいですよ」
上目使いにぼそりと、総司が言う。
「・・・ったく、何を簡単に答えてやがるんだ」
「だって・・・新八さんが・・」
と言いかけてあわてて口を押さえた。
「新八?」
「えっと、・・・旅館で、浴衣ときたら、絶対、男は我慢できないもんだって・・言ってたから・・・我慢できなかったら・・・つらいかと思っ・・・・て・・・・」
声がフェードアウトする。
新八・・・・!あの、脳みそ煩悩馬鹿め!

「・・・・ほーう、で、総司は我慢できないのか?」
「そんなことないですよ!!土方さんがって話を!」
総司があわてて否定する。
「でも、総司も男だろ?」
「・・・・・」
「それとも、俺じゃぁ、ものたりねぇのか?」

「そ、そんなの・・・・」
ギュッと、胸元に締め付けられて、総司がもがく。
外を走ってきた後みたいに、心音がけたたましく伝わってきた。
「ひ、土方さんはどうなんですか?」
「そうだな、我慢できねぇなぁ、この、襟口から見える、うなじとか、程よくはだけた、胸元とか。まとわりついた腰とか。」
そういいながら、該当するところを指でなでる。
「俺を挑発する唇とか」
ぐいっと、首を持ち上げて、そこにふれ、見つめると唇を重ねる。
「んっ・・」

唇を吸い上げて、チュッと音をたてて話すと、総司はトロンとした目で俺を見た。
「エロ親父」
「お前にだけだ」
ニヤリと笑う。
「・・・・・バカ・・」
総司がぼそりと吐き出して、眼だけ横にそっぽをむいた。
いい加減な着方をした浴衣は、胸元がはだけて、肌をあらわにしている。
裸でいるよりも、よほど煩悩を誘う色香をはなっているように見えた。
布団の中でもそもそと、手をうごかし、総司の背中に腕をまわして、抱き寄せる。
何故だろう、こんなにも俺を誘い、心がうずくのに、不思議と行為にいたろうという気がおきない。
総司を抱きしめたまま、いっこうに、手をださない俺に総司が首をかしげた。
「あの、土方さん、どうかしたんですか?なんか・・・へん・・」
確かにへんだ。
こんな会話をしておいて、ただ抱きしめるだけで何もしない。
いつもなら、総司の挑発にのって、絡んでいるところだろうに。


−散ってなお、咲き誇るのは・・・・−
総司が読んでいた本の1節がふいによぎる。

「ねぇ、本当に大丈夫なんですか?なんか、花火の後も土方さんおかしかったじゃないですか。調子悪いんだったら・・」
動かない俺の袖を総司がひっぱって顔を見ようともがくが、俺はそれを阻止するほどに抱き寄せたまま遠い向こうを見て言った。
「なぁ、総司」
「なんですか?」
「この間、お前が読んでた本、あれの沖田は、なんで、土方を許したんだろうな。大事な局長を、土方は守れなかったんだろ?」
体勢をかえず、さらに強く総司を抱きしめる。
一緒に守ると誓った人を守ることができず、逆に土方は、その人に逃がされてその場を生き延びた。
それを耳にした沖田は、病に侵された身でありながら、馬を走らせ、土方のもとにいき、胸倉をつかみあげるほど怒っていたのに、最期は、土方を助けようと奮闘し、そして散った。
BL要素の強い内容で、史実に沿わせてあるものの、全くの作り話だと思われるのだが、、、。
「なんですか、いきなり。本当におかしい人だなぁ。」
土方は、結局近藤局長も、愛した沖田すら守ることができなかった。
何よりも大切だっただろうものたちに、守られ、生かされ、その思いを背負って、ついにこの函館までたどり着いた。
仲間を守らんとあがき、二人が残した新選組を最期まで背負って、そうまでしても、この地に最期の花を咲かせて散っていった。
史実、土方歳三も、この地で誠をつらぬきとおして、銃弾につらぬかれて亡くなったのだ。

「土方はどんな思いでいったんだ?残されて、この函館まできて」
「土方さん?本当に変ですよ?病院いったほうがよくないですか?あんなのフィクションだし、どうしていきなりそんな話してるんですか」
もうっと、腕の中で総司が身体をゆすった。
そうだ、ただのフィクションなのに、総司の横であれをちょっとだけのぞいて読んだ時、何かが心にささった。
総司は当たり前のように、俺の腕の中にいて、こうして身を寄せることができることが、いかに幸せなことなのか。
「お前は、いなくなるなよ、総司」
「僕は消えたりしませんよ・・・・ってこれじゃぁ本当にあの本じゃないですか。もう、そういうへんな妄想は、土方さんのへたくそな、俳句の中でだけやって下さいよ。」
あきれたとばかりに嘆息する。
「おいこら、へたくそってなんだよ。」
ムッとなって、顔を総司の髪からあげて、総司をにらむ。
「へたくそじゃないですか、まぁ、そこのところは、共通点ですよねぇ、カッコよさは、ぜんぜん違いますけど。でもまぁ、・・・・・・僕は、好きですよ」
「・・・そうかよ」
少しばかり自分の頬が熱く感じる。
なんの感傷にひたってるのだか、自分でもよくわからない。
ただ、同じ名前なだけじゃないか。
俺は一人、心の中でため息をはいた。

「土方さんて、あれですね、実はすこぶるウサギさんなんですね。」
「はぁ?」
「一人になるとさびしくて死んじゃうんでしょ。なんだ、いつも、平気そうな顔してるけど、実は、ものすごいやせ我慢してるんじゃないですか?」
あはは、と笑いながら総司が言う。
「だ、誰がそんなことで死ぬか!!」
「どうだか、まぁそうですねぇ、仕方ないから、そんな寂しがり屋のウサギ土方さんの為に、僕が身体はって、そばにいてあげますよ。っていうことでとりあえず、はい、好きなとこ触っていいですよ。」
ぬぎぬぎと、浴衣の上半身を開いてみせる。
「好きなとこって、お前なぁ」
「むっ、好きなところ、無いっていうんですか??!」
ギロリと睨む。
「好きなとこ、ねぇ、じゃぁ、遠慮なく、さわるか?まずはどこだろうな」
総司が開いた胸に、手のひらをのせると、ドクンと総司の血液が波打つ。
ったく、無理しやがるものだ。
胸元で手を滑らせると、んっと耐えて総司が目を閉じる。
「総司?」
「っ・・なんですか?」
「好きだよっ」
「んっ・・」
甘く囁いて、唇をふさいだ。

「あれ、土方さん、本当に何もしないんですか?僕もたまには頑張ってあげますから」
キスだけをかわし、やはり総司を抱きしめる。
「たまには、そういう気分の時もあるんだよ。今日は、総司を抱きしめてたい気分なんだ、だから、大人しく抱き枕になってくれ。」
「抱き枕って・・」
「好きなとこ、触っていいんだろ?だったら、一つにしぼれねぇから、全部ひとまとめに触らせろ」
「我儘なひとだなぁ。あっ、ちょっと、くすぐったいじゃないですか」
腕を動かすと、総司が、身体をよじる。
クスクスと笑いながら、もう一度キスをした。


不思議なものだ、会える時間が少ないと思うと、心は焦って少しでもつながっていたいと求めるが、こうして、1日一緒にいれると思うと、抱きしめているだけで愛おしい。
これを歌に例えるなら、なんだろう。

恋すれば・・・・・

君恋し・・・

・・・・・・散る花の、残しし思いの風吹きて、心揺さぶる君の香に酔う。

・・・・あんまり、うまくねぇな・・・。

総司を抱きしめたまま、髪をなでながら目を閉じた。



<<次回更新予定:薄桜鬼SSL 土方×沖田 8月 蝦夷に舞う君の香に酔う−5>>
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十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
野良猫と申します。
あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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