QLOOKアクセス解析
同人誌「眉間のシワをギュギュッとね!」を
フロマージュ様にて委託配布して頂いております。
名称未設定-2

↑↑↑表紙絵をクリックすると、通販サイト[フロマージュ様]へ飛びます。

インテックス大阪で開催される大型即売会とゆきさくらに参加しています。


土方さん僕ともふもふしましょうよ!
↑↑↑こちらのアンソロジーに参加させて頂くことになりました!! 土沖で、けものまみれとか、幸せです。 宜しくお願いします。

薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

--/--/-- --  --:--
スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
気に入っていただけましたら、
ポチッと押して頂けますと嬉しゅうございます。↓
web拍手 by FC2

2011/09/28 Wed  21:43
『蝦夷に舞う君の香に酔う−2』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。






『蝦夷に舞う君の香に酔う−2』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

チェックインができる時間まで植物園や、足湯のできるところを回り、
3時過ぎに、今日の宿へと戻り、チェックインをすませた。
まさに、昔からある、古き良き、旅館といった風体がそこかしこににじみ出る良い旅館だった。
「そうしましたら、夕食は、5時からということで、お部屋へ運ばせてもらいます。浴衣は、あちらの籠にいれてございますので、もし、サイズが合わないなどありましたら、フロントへお申し付け下さい。それでは、ごゆっくり」
「あぁ、ありがとう」
案内された部屋は、8畳ほどあろうかという畳敷きで、大きなテーブルに背もたれのついた座イスが置かれている。
床の間には、落ち着いた雰囲気の掛け軸と、和紙づくりの行灯がおかれていた。
板の間にも、ガラスのテーブルと、くるりと向きを変えられる椅子がおいてある。
板の間のカーテンをあければ、日本らしい整備された美しい庭がこじんまりと広がる。
そこには、部屋からでることもでき、さっそくとばかりに、総司が荷物をほったらかして外にでた。
気に入っていただけましたら、
ポチッと押して頂けますと嬉しゅうございます。↓
web拍手 by FC2


部屋や管内の説明をして、熱いお茶と茶菓子をだしてくれた仲居さんが退去すると、椅子の背もたれにもたれて、はぁと息をはいた。
やはり、こういう造りは、落ち着いていい。
夏の最中だというのに、気温も随分落ち着いていて、すごしやすくて良かった。

「総司、いろいろ見て回るのもいいが、せっかく、いれてくれた茶が冷めちまうぞ」
カメラ片手に、庭先の写真を撮って飛び回っている総司に中から声をかけるが、戻ってくる気配はない。
「おい、総司」
仕方ねぇなと立ち上がって、板の間へと移動する。
あいた窓から顔をだすと、総司がにゅっと現れて、手にした携帯を俺に渡した。
「なんだ???」
「撮って下さい。一くんに自慢するんで」
ふふと、笑いながらまた庭先におりる。
「自慢ってお前な。」
「いいからいいから、その真ん中のボタン押すだけですよ。ちゃんと、綺麗に僕をいれて撮って下さいよ」
言われるままに、仕方なくシャッターを切る。
「ほら、これでいいのか?」
戻って来た総司に携帯をみせると、
「まぁ、土方さんにしてはいいできですよね、いいですよ、これで」
いちいち、余計な言い方をするやつだと嘆息させられた。

「茶、冷めるぞ」
「はぁい」
携帯を総司に渡すと、部屋に戻って、先ほど座っていた席に腰をおろした。
総司もついて入ってきて、さっそく、携帯にメールをうちこみながら、向かいの椅子に座る。
そんな総司を見ながら、お茶を一杯すすって、またはぁっと息を吐き出す。
と、
カシャッ!
目の前で音が鳴る。
総司が、携帯カメラのシャッターをきったのだ。
「総司っ!」
机に肩肘をついて、ふふんと笑う総司を睨む。
「土方さんが爺むさいです、送信!」
「おまっ!!誰に送ったんだこらっ!!」
机にのりだして手をのばすが、総司は携帯をもったまま、後ろに身体をひいてそれをそらした。
「ふふ、近藤さんに♪」
携帯や、カメラをもっている総司といる時は、油断ならない。
いつもいきなりシャッターをきって、いただけない写真を添付して送ってしまう。
しかも、今時の機械なれした若者を地で行く総司のキーの打つ早さといったらなく、止める暇もない。
「もっと、まともな写真を送れよ」
「送りましたよ、庭の写真とか、部屋の写真とか」
ひっきりなしに届く総司の写真に、はて、どうやって送り返すのだったかと四苦八苦している図が目に浮かぶ。
総司と違って近藤さんは機械の類が苦手だ。俺だって得意ではないが、何しろ、大きな指にあまる小さなボタンをうつだけでも時間がかかるのだ。
1通返信しようとする間に、総司から湯水のごとくメールが届くはめになるのだった。


食事までの間、ひとっ風呂あびてもよかったが、どうせ、また出かけることもあり、部屋でまったりと過ごすことにした。
総司は、その後もあちこちと、いろんな部屋の内装を見てまわり、旅館の案内をめくって見た後、よく、旅館においてある木のパズルに没頭している。
「うーん、あれ・・・うーん??」
テーブルの上に、それを置いて、ああでもない、こうでもないと、型見本を見ながら動かしている。
こういうのは、発想の転換が必要で、見えているものの形だけにとらわれているとなかなかうまくいかない。
ひと際大きく、形のおかしなひとつのパーツ。これをどうつかうのかがカギだ。
テーブルに、肘をついて、そんな総司をみて笑っていると、お手上げだと総司が顔をあげた。
「あーもう、わかんない。ってちょっと、土方さん何笑ってるんですか」
「いつまでたっても解けねぇなと思ってよ」
「むっ、じゃぁ土方さんはできるっていうんですか?」
「全部とはいわねぇが、できそうなのはあるけどな。」
ききづてならないと、総司が睨む。
「えー、じゃぁ、やってみて下さいよ。」
ぐいーと、パズルを俺の前におしやると、場所をかえて、俺の横に座る。
俺は、パズルを自分の方へさらによせ、鍵となりそうな一つをつかむ。
総司が、ずいずいと、俺の胸元に入ってきたので、左腕を総司の方にかけ、見本の紙を見ながら、手を動かす。
ひょいひょいと、思っていた通りにならべると、ひとつ形を作ってみせた。
「えっ、なんで!!」
自分がさんざんできなかったのに、あっさりと仕上げられて、総司が膨れる。
「多分、これもできるな。この角をここに使って。こっちをここにもってきて」
「信じられない、僕があれだけ、悩んでたのに・・・・っあっ、待って、それをそう使うんだとすると・・・これ、こうじゃないの?」
俺が組み立てたものを見てひらめいたのか、今度は総司が手をのばす。
「これをこうして、こうして・・・・できたっ!!」
「おっ、やるじゃねぇか。」
すっかり、俺の膝の上にのっかって、総司がパズルをいじる。
意識すると、ちょっと近づいただけでも真っ赤になるくせに、違うものに気が言っている時には、平気な顔だ。
むしろ自分からすりよってきて、すっかり膝の上に納まって密着してしまっている。
密着してくれるのは、嬉しいが、こちらは、我慢するのが大変なんだがなぁと、後ろから、総司の髪に顔をうずめてみる。
そのまま、髪をかきわけて、唇が首筋にふれる。
「わっ」
柔らかい感触に総司が飛び上がる。
「もっ、土方さんっ!!」
膝にのっかったまま、首筋をおさえる総司の顔はほんのり紅い。


と、入口から、仲居の声がかかった。
「失礼します。お食事の用意ができましたので、運ばせて頂いて宜しいでしょうか?」
その声に、総司があわてて、俺から離れる。
「痛っ」
あわてて降りたので、総司の尻の骨が、俺の太ももをゴリゴリッと押しつける。
めじりをひきつらせて、大きな声をだすのを耐えた。
なんとか気をとりなおして、
「あぁ、お願いします」
玄関口で待機している仲居に返事をかえした。

部屋の隅に逃げた総司が俺を睨む。
「そんなところにいたら、へんに思われるかもしれねぇぞ」
総司のあわてっぷりを笑いながら言うと、うっ、という顔をして、総司がわたわたたと、机のそばに戻ってくる。
ご丁寧に、俺のいる方をさけて、遠回りをして反対側に回る。
意識した途端これだ。
可笑しすぎて仕方がない。


料理を運んで仲居が入ってくると、なんでもないように顔をととのえて、そっぽをむいた。
それでも、美味そうな料理が卓上に並べられると、すっかり、もとに戻っている。
さっそくと、カメラをだして、料理を端から収めていく。
そして、携帯もだして、カメラを起動すると、
「はいっ」
と正面から俺にわたした。
また、誰かに送るつもりなのだろう。自分と一緒に料理をとれということらしい。
やれやれと思いながら、それを受け取り、シャッターを切っていると、料理の続きを運んできた仲居が声をかける。
「あら、お写真ですか?宜しければ、お二人でおとりしましょうか?」
男二人そろって、カメラに収まるというのもいささか気がひける。が、二人顔を見合わせてから
「あっ、じゃぁお願いします。」
と思わず手渡した。
よく考えたら、二人で並んでとってるような写真はめったにない。
たいてい、近藤さんもいて、3人だったり、一人ひとりだったり、あとは、たまに、近藤さんがシャッターをきってくれたツーショットが探せば、あるかもしれないというくらい少ししかない。

せっかく二人で旅にきたのだ。1枚くらい、そんな証拠があってもいいだろう。
へんに意識した総司が開けるためらい距離が面白い。1枚、2枚シャッターを切ってもらい、最期の1枚。俺はおもいっきり、総司をひきよせた。
「うわっ」
いきなりひっぱられて、総司が俺の胸に寄りかかって落ちてくる。
その同じタイミングで仲居の指がシャッターを押す。
「もうっ、土方さんっ!!何するんですかっ!!」
拳を握って抗議する総司に笑いながら、俺は仲居に礼を言った。

「仲が良くて、宜しいですねぇ。」
さすがに恋人だとは思っていないだろう、仲居がそれを見て朗らかに笑みをこぼしていた。



<<次回更新予定:薄桜鬼SSL 土方×沖田 8月 蝦夷に舞う君の香に酔う−3>>
Comment
    
    管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
野良猫と申します。
あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

お読み下さい

※当blogにある画像及び、小説等について、転載及び、個人で楽しむ以外の使用はご遠慮下さい。

※タイトル欄や本文に<R18指定>と記載されているものにつきましては、教育上宜しくないと思われる内容を含むおそれがありますので、18歳未満の方の閲覧を禁止させていただきます。ご了承下さい。


※SSLシリーズでは、特に公式にない設定をかなり、作っております。
おい!って思われるだろう設定もあるかもしれません。 特に、たとえ、史実をほのめかす内容があったとしても、史実の隊士たちや、御家族にも、全く無関係の創作であると強く主張致します。
公式を離れた内容に抵抗がある方にもお勧めできませんので、宜しくお願いします。 それらもふまえたうえで、それでもOKという方のみ、ご覧下さい。


カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

カテゴリ

最新記事

PIXIV

カウンター(8/23から)


『蝦夷に舞う君の香に酔う-1』(土方×沖田 薄桜鬼SSL) <<         ホーム         >> 『蝦夷に舞う君の香に酔う−3』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。