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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2011/08/24 Wed  21:10
『甘くて危険なHappy Birthday 3』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)<R18指定>

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。



『甘くて危険なHappy Birthday 3』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

扉を開ける。
ホテルマンが、注文しておいた、料理を並べたカートを横に置いて、丁寧に挨拶をした。
「土方様、お待たせいたしました。ご注文の食事をお届けにあがりましたが、中までお運びいたしますか?」
高級ホテルらしい、行き届いたたたたずまいで訪ねてくれたが、総司が投げた枕もそのままだし、いろいろと広げっぱなしだ。
「いや、かまわねぇ。こっちでセッティングするから、置いてってくれ」
「かしこまりました。それでは、良いひと時をおすごし下さいませ」
中に運びやすいよう、ドアの中まで、カートを押し入れてから、また、丁寧に頭をさげ、ホテルマンが帰っていく。
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パタリと扉を閉める。
腹がそれほど空いているというわけではないが、暖かな食事の香りが広がり、少なからず食欲を誘う。
カートを引いて、中に入り進めるのをみて、それがあたってしまわないように、総司が落ちた枕をつかみ上げて、ギュウッと胸元で抱える。
カートの上をみて、思わず感嘆の声をあげた。
「うわぁ、すごい、美味しそうですね。ホテルのルームサービスってこんなのなんだ」
「ホテルにもよるだろうがな、」
俄然テンションが上がった総司が、眼を輝かせる。
怒っていたのも忘れて、しげしげと料理を眺め、枕をベッドに放り投げて、俺が料理を運んでいる机の席につく。
普段なら、『てめぇも手伝え』と怒るところだが、まあ、今日は総司の誕生日のうめあわせだから、仕方がない。
最期の料理を机に置いて、俺もその席にすわる。
「あれっ、これ、シャンパンですよね。いいんですか?」
「まぁ、一応、総司の誕生日だしな。ノンアルコールのシャンパンだから総司も飲むだろ?」
総司が興味をしめし、手をかけている瓶を上からヒョイととりあげ、スクリューを回す。
その仕草をみながら、
「ノンアルコール・・あぁ、土方さん、アルコール飲めませんもんね」
ニヤニヤと笑う。
「・・・飲めねぇんじゃねぇ、飲まないんだよ!!」
眉間をひくつかせながら、グラスにシャンパンを注ぐ。
正直、確かに、飲めない。せいぜい、ほんの数口が限度だ。
皆、旨い旨いと言って飲むが、どこが旨いのかもよくわからない。
が、あえて、言われると、ムッとなるのだ。
総司はといえば、「はいはい」と小馬鹿にした受け流しをする。
知ってて、いちいち、つっこんでくるから小憎たらしい。
シャンパンを総司のグラスに注ぐと、光を通して、淡い金色の液体の中を小さな気泡が上へと上がっていく。
見た目はアルコールの聞いた本物のシャンパンとそうかわらない。
せいぜい、ピンクに色づけされたクリスマスに特にでまわるような、子供向けのシャンメリーしか知らない総司は、それだけでも期待に満ちた眼差しをよこした。
瓶を横に立てると、グラスに手をかけ、改めて、総司の顔をみる。
「改めてだが、総司、誕生日おめでとう。」
そう言って、微笑むと、グラスをあわせる。
「。。あ、・・・ありがとう・・ございます」
面と向かって言われると、ちょっと、恥ずかしそうに、はにかんで、総司もグラスに手をやる。
一口、口に含むと、総司が、目をぱちくりして、俺に目で訴える。
「クリスマスに飲むやつと、ぜんぜん、味が違いますね」
「まぁ、そりゃぁ、あれは完全な子供向けだからなぁ」
料理の味付けも、それぞれに美味しくて、あまり腹も減っていないはずだったが、意外なほどに食が進んだ。
たまには、こういうのも悪くない。
もう少しで食べ終わるという頃、部屋の内線が音をあげた。
コールはフロントからで、応答をかわす。
「あぁ、ありがとう。部屋に運んでくれ。」
そう伝えて、受話器をおろすと、総司が、首をかしげて聞いてくる。
「なんですか?」
「さぁ、な」
来たらわかると答えると、今教えてくれてもいいじゃないですかと、総司が唇をつきだした。
と、言ってるまもなく、ホテルマンがインターホンをならしてそれを届けにきた。
ついでにと、食事の皿などを片づけてもらい、かわりに、荷物をうけとって礼をかわした。
荷物には、カードが一枚添えられていて、
『歳三さんへ うちに宅配サービスなんてないんですけど!!総司君に、またうちへ遊びにいらっしゃいねって伝えておいてちょうだいね。約束はきっちり守ってもらいますから。この借りは高くつきましてよ!! ノブ』
と書かれている。
姉は、有名なパティシエである。嫁ぎ先の義兄が有名リゾートのオーナーをしているのだが、そのリゾート内のホテルで洋菓子の店をだしており、それだけを目当てに泊まりにくる客もいるほど有名らしい。
その弟はといえば、甘いものが苦手ときているので、うちに来ては、姉の試作品を喜んで食べる総司が大変お気に入りなのだ。
約束のことを思うと、どんよりと気が滅入るのだが・・・・・。
「何が届いたんですか?」
カードを見ながら苦い顔で部屋へもどってくる俺に、総司が、机に頬杖をついて尋ねる。
俺は、無言でそれを机におき、箱をあけた。
中からは、直径12センチほどの生クリームで綺麗にコーティングされたスポンジ生地のホールに、さわやかな緑色のメロンを中心に、かわいらしくデコレーションされた、さまざまなスイーツがのせられている。
その上から、青く色づけされたジュレが、星のようにきらきらと光を反射させている、なんとも夏らしい彩で飾られていた。
その上に、また、透き通るべっ甲色の飴細工が乗せられ、ビターチョコレートで「総司くん誕生日おめでとう」と書かれていた。

それを目にするやいなや、総司の目の輝きは、本日一番というほどに、弾んだ声を上げた。
「土方さん、これ、ノブさんの新作!!」
実は、一度、総司はこの試作品を食べたことがある。
まだ、本当に試作品という段階でのことだったが、他にもいろいろ試食している中でも特に気に入っていたケーキだった。
当初は、ホテルに泊まる予定もなかったので、自宅に連れて帰ってと思っていたのだが、急きょ姉貴に電話をいれて、届けてもらったのだ。
「前に、食べてた時に、総司が特に気に入ってたみたいだったからな、姉貴に頼んでたんだが、昼間もさんざん甘いものを食べたし、腹いっぱいなら明日でも」
と言いかけると、間髪おかずに制止される。
「何言ってるんですか、甘いものは、別腹っていうんですよ。こういうのは、なんといってもやっぱり当日が一番美味しいんですから」
そう、言うとは思っていたが、やはり、甘いものが苦手な俺にはよくわからない世界である。
総司は、いそいそと携帯電話を荷物からとりだし、さっそく、カメラモードにして写真を撮る。
「立てるか?蝋燭」
しっかりと、バースデー用の蝋燭も年齢分そえられていた。
満足顔で頷きながら写真を保存するのをみはからって、一本一本立てていく。ホールの小さなケーキに16本、くっつかないようにかつ、綺麗に飾られている果物をさけてさすのは無理があった。
5本もたてた時点で、すでに、さす場所が見当たらない。
あきらめて、スーツのポケットからだしてきた、愛用のジップライターで火をつけると、ニコニコと総司が期待した顔をする。
意をさっすると、俺の顔がこわばる。
ようするに、誕生日の歌を歌えということだが、歌ったあとの反応が想像できて、目じりがひくつく。
今日だけだ、と手のひらを握りしめて、意を決する。
「ハッピーバースデートゥーユーハッピーバースディトゥユーハッピーバーツデイディア総司、ハッピーバースディトゥーユー」
「へたくそですね、相変わらず」
歌い終わるや否や、思っていた通り、総司がニヤニヤ笑いながら言ってくる。
「・・・・」
くっと、奥歯を噛んで目の前で嫌な顔をする総司を睨んだ。
「本当に、土方さんて、なんでもできるくせに、音痴ですよねぇ。歌は歌でも俳句もいまいちですけど」
「・・っうるせぇ!!さっさと消しやがれ!!」
結局、大きな声をあげて総司にかみついた。
総司は、声をあげて笑いながら火をふきけし、さらにニヤニヤ顔で俺を見た。
ふてくされて、肩肘をつき、違う方を向いている俺をよそに、総司が極上の顔をして、ケーキをほおばる。
と、ケーキとともに机に置いていた、姉貴からの手紙をカサリと持ち上げて、総司が聞いてきた。
「土方さん、、ノブさんと何の約束したんですか?」
なぜそう、ピンポイントで聞いて欲しくないところをこれでもかとつついてくるのだろうか。
「ねぇ、土方さん、何約束して運んでもらったんですか?」
ムッツリと黙っていると、さらにもう一度聞いてくる。
「・・・・・・・・姉貴の同人のモデル・・・」
ぼそりと吐き出す。
そうなのだ、姉貴は、いまどき腐女子などとよばれているBL好きで、実は自分で同人誌なるものをだしたりもしているのだ。
菓子を作らせてもそうとうな売れっ子だが、その世界でもそうとうの人気作家らしく、即売会たるものの前になると、立ってる者は弟でも使えの勢いで、手伝わされることもよくある。
たいていは、べた塗りやら、トーン張りだの、写植はりだのとだが、こと、姉貴が俺にやらせたがるのが、描きたいキャラクターにとらせたいポーズの為のモデルである。
最初に頼まれた時は、まさか、あんな内容の本だとは知らず、引き受けたら、えらい目にあった。
服は脱がされるし、あげくのはては、相手を襲うポーズだの、その逆だのとキャラクターの特大クッションとやらを相手にやらされ、あれほど屈辱的なものもなかなか思い当たらない。
結果、「おかげで、いいのが描けたは」と見せられた本をみるやいなや、硬直して、その本をみごとに手から落としたものである。
姉きは、俺が総司と付き合っているということはかろうじて知らないが、BLに興味があるのでしばしば、へんな妄想を繰り広げたりもする。
カミングアウトすれば、歓迎はされそうだが、言ったが最期、根掘り葉掘り聞かれたうえ、総司まで巻き込んでくれそうで、口がさけても、言えない。
ただでさえ、新八や原田にいらぬことを拭きこまれているのに、考えただけでも恐ろしい気がする。
何はともあれ、「この借りは高くつきましてよ」という一言がぐさりとささる。
「あー、お姉さんの前で、あんなこととか、こんなこととかするんですか。あいかわらず、ノブさんすごいですよね、頭の固い古典教師かつ教頭までしてる人に、ですもんね。」
面白そうに総司が言う。
「うるせぇ・・・」
どうにも総司の姉もさることながら、この姉にも頭があがらないのだ。
俺の幼い時には、親を亡くしているため、他にも兄弟がいる中、この姉が一番、俺の面倒をよく見てくれたし、結局、高校や、大学の費用まで工面してくれた。
そのうえ、結婚したにもかかわらず、俺を家に置いてくれている。
まぁ、とある年をすぎたころからは、半分以上、同人のアシスタントにいると便利という理由で、就職もしたことだし、出て行こうとしたら、足止めを食らった次第なのだが。
「ふふふ、僕、その日に御邪魔して見学させてもらおうかなぁ」
そう言いながら、最期の一口を口に放り込む。
「絶対来るな!!」
総司に見られるのも嫌だが、何より、スイッチの入った姉貴が、「総司君もからんでみない?」
と言い出すのが目に見えている。
屈辱的な過去を、死んでも、総司にだけは知られたくなかったのに、姉貴が、興味津々で、部屋にある姉貴の同人を見ていたところ、「そうそう、これ、歳三さんにモデルしてもらって書いたのよ、よく書けてると思わない?」などとしゃべってしまった。
おかげで、いちいち、それを僕も見たいなどと嬉しそうにいいやがるのだ。
たまたま、総司が開いていたページが、攻め手の男のページだからよかったが、逆を見ていたらと思うと、ヒヤ汗がでる。威厳もひったくれもありゃぁしない。
「もう、仕方ないなぁ、まぁ、このケーキに免じて許してあげますよ。身体まではってもらって、ありがとうございます」
余計な言葉つきのお礼。
俺はがっくりと肩をおとした。

<続く>
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プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
野良猫と申します。
あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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