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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2016/01/25 Mon  12:59
『まだまだ迷走中−1 薄桜鬼SSL 土方×沖田』 R18指定

※この作品は、R18指定BL小説です。18歳未満の方は閲覧することができません。
追記はお開きにならないよう、ご注意下さい。


『まだまだ迷走中−1 薄桜鬼SSL 土方×沖田』
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1月。
いよいよ、総司たちも受験本番だ。
センター試験も行われ、いよいよという空気が高まる。
そんな中、相変わらず、総司はのらりくらりとした空気を全面に放って生活をしていた。
当のセンター試験さえ、こちらの心配をよそにのほほんとした顔で受けてきたツワモノである。
収穫としては、やっと、総司が受けるらしい大学を担任である原田から聞き出せた事である。
「獣医学?」
意外な回答に、俺はあんぐりと口を開けた。
「相変わらず、斎藤と同じところって書き方しやがるからわからねぇが、斎藤と同じだとすると、獣医学部って事のようだな。まぁ、獣医学部っつっても、目指してるのは、トリマーとかそっち方面らしいけどな。斎藤が行くからとは言ってるが、それなりに、向いてるんじゃねぇかとは思ってるけど」
と原田が苦笑する。
確かに、総司は動物は好きらしい。
「まぁ、無謀ってわけじゃぁねぇな。国公立ってあたりも、近藤さんの負担をあまりかけねぇようにって考えてるんだろうしな、偏差値も問題ねぇし、こないだのセンター試験も、自己採点ではまずまずといったところだったんだろ?」
この情報もすべて、総司ではなく、原田からの情報である。
「だな、斎藤と一緒なら、安心は安心だしなぁ」
くくくと笑いながら、俺の顔を見る。
「それはまぁなぁ。その分、斎藤には苦労をかけっぱなしなんだが」
ハアッと俺はため息をつきながら返した。
「ははは、そりゃぁ、なんと言うべきかねぇ」
教員たちの会話も、いよいよ受験生たちの心配と気遣いについての会話が大半をしめるようになってきた。
原田も三年の担任という事もあり、いろいろと試行錯誤に奮闘中だ。
今季、担任を持っていない俺でさえ、やはり総司のみならず、皆の事がきにかかる。
できれば皆、希望する学校に無事合格させてやりたい。
思う心は皆同じである。

「土方さんっ♪」
知ってか知らずか、呑気な声が、職員室の入り口から俺の名を呼んだ。
「はは、噂をすれば」
顔をあげて入口を見た原田が、笑いながら、声の主に手をふる。
同じく手を振りかえした総司が。のこのこと部屋の中へと入ってきた。
「ねぇ、土方さん。今日は何時に帰れる予定なんです?」
勝手知ったるのごとくづかづかと入って来て、俺の椅子をガタガタ揺らす。
「あぁ?」
俺は、眉間に皺を寄せながら総司の顔を見た。
「遅くなりそうです?」
「わからねぇよまだ。8時か9時くらいじゃねぇか?」
言われて時計を見ながら、首をかしげる。
「あ、じゃあ8時に片づけて下さいよ。それまで、剣道部冷やかしにいってるんで」
俺の言葉を聞くと、問答無用とばかりに言い放つ。
「はぁ??さっさと帰って勉強しろよ」
なお一層皺を寄せて、俺は総司を睨んで見た。
「だーって、今日、近藤さんいないし、ツネさんはなんか、隣の奥さんが調子悪くて、病院に付き添いに行くってメールあったからさぁ、土方さんと食べて帰るって言ったんで、夕ご飯食べにつれてってくださいよ」
「あのなぁ、人の予定聞いてから答えろよそういうのは!」
もしも、今日は俺も用事で帰れないなどという事になったらどうするつもりなのだ。
「えー、つれてってくれないんです?そうですか、僕は寂しく、家でカップラーメンでも食べればいいと、そう、言ってしまう人だったんですか?土方さん」
ワザとなのがバレバレの様相で、机の上にのの字を書いて見せる。
「なんでそうなるんだよ。俺が帰れなかったらどうするんだよって言ってんだ」
「帰れないんですか?」
下を向いたままの体制から、目線だけ、上目づかいに俺の方を見ながらしぶったようなしゃべり方で俺に迫る。
「・・・帰る・・・・けどよ」
そういう態度に弱いのを知ってやりやがるから、たちが悪い。
ヒクヒク目じりを動かしながら、そう答えるしかない。
「ほら。ふふん。じゃぁ8時ですよ。待つのやですからね」
答えを聞き出すと、コロッと態度を変えて、総司が跳ねるように顔をあげてニヤリと言った。
「だから、勝手に決めて、人の都合を決めるなって言ってるだろうが。だいたいな、部活ひやかしに行ってねえで、図書室で勉強するとかあるだろうが!」
仮にも、真っ只中の受験生が、後輩ばかりの部活に冷やかしにいくと正々堂々と言うんじゃない!!
「えーっだって、たまには体を動かしておかないと、なまっちゃうじゃないですか。それに、せっかく珍しく、一くんもちょっと体を動かしたいって言ってるしぃ」
べーっと舌をだして総司が言う。
「へー、そりゃ珍しいな」
それには、横で笑いながら聞いていた原田も思わず口を開いた。
「何か気に病む事でもあるのでなければ良いけどなぁ」
担任らしく、気をまわしす原田に、総司が、ないない、と手を振りながら続ける。
「それは大丈夫ですよ、サノさん。ただたんに、受験勉強で、千鶴ちゃんとラブラブできないから、ストレス発散しないと悶々するんじゃないですかね。」
「総司っ!!嘘八百を唱えるんじゃない」
喜々として総司がしゃべっていると、後ろから現れた斎藤が、日誌で総司の頭をはたきながら入って来た。
いったいなぁもうっ!と頭を押さえながら総司が唇を突き出す。
「少し難しい問題集に挑む前に、体を動かしておいた方が、頭がすっきりとして働きますので」
フンッと総司を無視すると、原田が俺たちの方に姿勢を正してそう言いながら、原田に日誌を渡した。
「おお、ごくろうさん。そうか?なら良いが、悩み事ができた時は、抱え込まずに言ってくれよな。なんでも相談にのるからな、斎藤」
原田が中を確かめて問題ない事をみると、斎藤に笑みを見せた。
「はい。ありがとうございます」
「もちろん、恋の悩みでも、かまわないんだぜ?」
礼儀正しく頭を下げる斎藤に、クスリと笑いながら原田が言う。
「こっ・・・・・それは、大丈夫です。いくぞ、総司」
面白そうに原田がニヤリとすると、慌てて赤面した斎藤が逃げるように頭をさげて「ちょっと!!」と叫ぶ総司の腕を問答無用でひっぱって職員室をでていった。
「可愛くて良いねぇ」
くくくと原田が笑う。
学園内紅一点の心を捕まえたのが斎藤とあっては、学内の男子どもも黙らざるを得なかった。
嫌がらせをしようものなら、総司の怖い制裁をこうむるのは見て明らかであったし、なんというか、正に真面目なおつきあいというやつをする斎藤を前に、抗議にでるのもばからしく、むしろ何故か応援したくなる、そんな心境。
総司ももうちょっとかわいらしい恋愛をしてくれないものかねぇ、と俺は横で深くため息をついた。


□□□
カーンカーンと竹刀の音が道場に響き渡る。
剣道部の為、特別に作られた道場の正面には、神棚がおかれ、粛々と部員たちが己を磨くその場所は、今日ばかりはここぞとばかりに色めきたっていた。
3年も後半となり、部活動から引退したはずの斎藤と沖田がそろって道場に現れたとの噂はすぐに学内に広がって、部員はもちろんの事、入口も締められないほどに、ギャラリーで埋め尽くされている。
「手加減は無用だよ」
「もちろんだ」
胴着に身を包んだ総司と斎藤が、向かい合って剣を構える。
審判らしき部員の「始め!」の声とともに、勢いよく動き出した。
切磋琢磨して得た切れは、部活から遠のいても健在だ。
「へえ、全然衰えてないね一君」
楽しそうに、斎藤の攻撃をかわしながら、総司も、ここぞと剣を繰り出す。
「受験とはいえ、鍛練は怠っておらぬからな。総司とてまたキレが上がったのでないか?」
もちろん、斎藤も負けじとそれを綺麗にかわす。
小気味良い竹刀の音が、すがすがしくも、かち合う中で、ギャラリーの歓声が、あちらこちらでざわめいている。
「そう?そりゃぁだって僕だって、近藤さんに稽古をつけてもらってるもの、あたりまえじゃない!」
「そうか、だが、相変わらず、直情的に攻め込んでくるところは、治らぬようだがな」
一糸乱れぬ剣さばき。左利きの斎藤を相手にすると、他の人と交わるよりも感覚が変わってやりにくいものだが、総司はそれすら気にしない。
むしろ、自分と互角にはりあう相手に、心は高揚する一方だ。
「うるさいよっ!その分、あたらないだけのスピードは身に着けてるからっ」
まるで、映画の殺陣でも見ているかのように、迫力の落ちない攻防戦に、部員たちも、目を輝かせ歓声を送る。
そうして何度も繰り返したのち、かなりの時間をかけてから、やっと「一本」の声が上ががった。
今回の結果は、どうやら総司の勝ちらしい。
無論のごとく、上機嫌だ。
勝敗が決まった瞬間、黒山たかりとなったギャラリーから、割れんばかりの拍手が起こった。
俺はその勝敗を入口で見届けてから、二人の後を追いかける。
少し寄り道をして、場内の喧騒から逃れて部室にひっこんだ二人が、ハーッと息をついて二人で椅子に座っているところに、俺は足を踏み入れて部室に入った。
「ったく、道場が大騒ぎじゃねぇか」
そう言いながら、斎藤に缶ジュースを手渡し、もう一本を総司に放り投げる。
「あれ、土方さん、仕事はどうしたんです。遊んでて時間に遅れるとかなしですよ。」
やっと俺が来ていたことに気付いた総司が、ジュースの缶を開けながら、フフンと睨む。
「道場が大騒ぎになってるって呼び出されたんだよ、ったく。それに、こっちも思ったより早く片付きそうなんでな。早めに片づけておいてくれと言いに来たんだ」
腕を組みながら言うと、まだ興奮さめやらぬ総司がのってくる。
「へえ、だったら、残った時間で一試合、相手してくださいよ」
「嫌だね。てめえの相手するとろくなことがねえからな」
考える余地もなく、俺はそう、総司にかえす。
「ああ、そうですか、ご老体なの、すっかり忘れてましたよ、すみませんねぇ」
俺のそっけない答えに、総司が厭味ったらしく言ってくる。
まあ、いつもの事だ。

「誰がご老体だ!とにかく、それ飲んだら、さっさと片付けて着替えたら教室で待ってろ」
あまり乗って言い返すと長くなる、俺は早々に、うちきるべく、そう告げる。
「はーい」
つまんない、ともらしつつ、総司もここで身を引いた。
「斎藤も、送ってやるから、一緒にな」
やれやれと黙って聞いていた斎藤には、優しくそう声をかける。
「はい、良いのでしょうか」
「かまわねぇよ。ついでに飯もと言いたいところだが、こいつが拗ねやがるから勘弁してやってくれ」
わかるだろ?と首を動かすと、斎藤は、少しだけ笑ってうなづいた。
「ありがとうございます」
「て、ちょっと、僕が拗ねるってどういう事ですか。聞き分けのない子供みたいな言い方しないでくださいよ」
あうんの呼吸で受け答えする俺と斎藤にはさまれて、総司が、人聞き悪いと目をむいて言う。
「拗ねるではないか」
と、斎藤が横でぼそりとつっこんだ。
「うっ・・・一君、あのねぇ」
総司の声に、斎藤が、ん?と首をかしげる。
何気に斎藤も負けていない。
「どーうせねぇ」
いじいじと総司がめずらしく本気で壁にのの字を書いた。


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十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
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あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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