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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2015/08/21 Fri  23:36
【試し読み】黙煉 三日月宗近×鶴丸国永(刀剣乱舞 注意)

8/23新刊 「黙煉」 刀剣乱舞の三日月宗近×鶴丸国永

の試し読みとなります。

薄桜鬼ではないジャンルとなりますので、苦手な方がご覧にならないようご注意ください。

mokuren.jpg

2015.8.23発行
野良猫本舗

A5コピー本 200円となります。


↓追記より、試し読みとなります。よろしくお願いします。
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黙煉~もくれん~

白い鶴が舞い降りた。
振り返るその顔が妙に寂しそうで、気が付けば心の蔵に落ちていた。

「どうも、鶴丸国永と言う。宜しくな」
本丸に主が初めて彼をつれてきたのは、いつの頃だったか。
朝から雨が降り注ぎ、じっとしているだけでも汗がにじむ蒸した日で、遠くで雷鳴がしていた。
鶴が舞い降りるには、ちと季節はずれな気がする梅雨の最中のことだった。
「やぁ、私は三日月宗近という」
国永、覚えのある名前だった。確か、我が身を作りし鍛冶師の弟子にその名があった気がする。
挨拶もそこそこに、俺は主に、その男をたくされた。
といっても、まぁようは同室で、いろいろ教えてやってくれという事だが・・・。
いやはやこれは、ちょっとばかり参ったね、と心の中でつぶやく。
「三日月宗近、ふーんなるほど、瞳の向こうに綺麗な三日月」
クスクスと鶴丸が笑う。
人を食うような軽い口調で、けれど何故か俺には彼が寂しそうに見えたのだ。
「君は、ずっと一人だったのかい?」
思わず口をついて出た。
「・・・え?」
わずかにはじかれたように、鶴丸が俺の方を見た。
「あ・・・いや」
しまった、と口を押えても後の祭りだ。
どう返したものかと悩んだが、意外にあっさりと鶴丸の口から、答えと言うには何とも言えぬ声が帰ってきた。
「どうだろう、一人ではなかったけど・・・一人だったかもしれないね」
一瞬深刻な影を落としながら、それでもすぐにくるりと回りながら、おどけた口調で言う。
「さてさて、ここでは、どんな部屋に通してもらえるのだろうね」
二の句を継ごうとしたが、はぐらかすように鶴丸が歩き出す。
俺はなんとも言えず、その後ろに続いて道案内をした。

「おう、こりゃまた素敵なお部屋だねぇ」
障子を開けて中に入ると、鶴丸が楽しげに部屋を見渡し、内庭につながる硝子戸を開いて外を覗き込む。
「気に入ってもらえたかい?と俺が聞くのもおかしな話だが」
論外、ここは、今の主の住まいである。
昔懐かしい木造の、たいそう大きな屋敷で、広々とそれぞれに部屋を割り当ててもらっているが、決して俺の持ち物ではない。
「うん、上々だね。春には桜も見れそうだ」
庭を見渡し満足げに笑みを浮かべる。
「あぁ、それはもう綺麗なものだよ。俺が来たのは春だったのだが、見事なものだったねぇ。主が、花見の席を開いてくれたりもしてね。だから、楽しみにしていると良いよ」
国宝と称される我が身を思ってか、兄弟たちの差し金なのかは謎だが、この部屋は、他の刀たちが使っている部屋より幾分位の高そうな設えが多い。

「この部屋は君と二人で使うのかい?今、数人は遠征に出ていると主が言っていたが」
贅沢すぎるほどの部屋と静けさに、鶴丸が首をかしげる。
「あぁ、そのようだ。だいたいどの部屋も、四人から五人なのだがね、私が来た時はちょうど、どの部屋も埋まっていて、そのうえ、兄弟たちの入れ知恵なのかなんなのか、随分と大事にしてもらってしまってねぇ、贅沢にも一人で使わせてもらっていたのだ」
いやはやと笑みをうかべる。
「おや、では、俺が来てしまって、ちょっとばかり迷惑となりそうかな」
気を使って鶴丸が私に問う。
「そんなことはない。一人は確かに広々として良いが、ちいと寂しいと思っておった。同室の件もそう言って私が主に申し出たのだ。まぁ、今日は遠征に出ているが、兄弟はよく遊びに来てくれるから、彼らのいる昼間は、かしましいものだがねぇ」

そうこうしていると、燭台切光忠が茶を運んできてくれた。
鶴丸は伊達家にもいたらしく、懐かしい話も積もるようにでてくる。
しばらく燭台切殿も座って談笑にいそしんでいたが、鶴丸に毎度毎度驚くような嫌がらせをされていたらしい大倶利伽羅がなかなかこない為、ちょっとばかり驚かしに行ってくると、止める光忠をひっぱって出て行ってしまったので、俺はやれやれと、光忠が入れてくれた茶を飲んで一人ごちた。


<<続きは本誌にて>>


読んでくださり、ありがとうございました。
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十六夜桜(通称:野良猫)

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あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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