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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2015/07/07 Tue  00:29
『恋する心、迷走中-3 【薄桜鬼SSL 不知火×原田】』

BL小説です。
BL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。



『恋する心、迷走中-3 【不知火×原田】』

■■■

約束の夜食を不知火に用意して、残っていた片づけを終えると、不知火に、先に休むと告げて、自分の部屋に戻る。
横になり、一度は目を閉じてみたが、へんに高揚して眠れず、原田は、ごろりと上を向いて、手の甲を額におしつけた。
「甘えるって・・どうすんだよ?」
ぽつりと呟く。
甘えてくる女性なら数ほど見たが、自分がするのは難しすぎる。
こうすれば良いんだろうなという事はわかるが、自分がやるとなると別問題だ。
そもそもキャラじゃねぇし、などと思うと、羞恥心が先に立つ。
「可愛くねぇよなぁ、俺」
ハーッと大きくため息をついた。
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しばらくそうしていると、コトリと外で音がした。
時計を見れば、いつの間に進んだのか、午前3時を回っている。
自分の部屋にもベッドがあるにも関わらず、勉強を終えた不知火はほぼ、毎日のように原田のベッドにもぐりこむ。
やっば!と息をのむと、原田は急いで寝たふりをよそおった。
思った通り、カチャンと音がして、部屋の扉が開く。
風呂に入ってきたのだろうか、ほんのりとだが、石鹸の香りが流れてきた。
やがて、ベッドのスプリングが、キシリとしなると、不知火の体重が徐々にのしかかって、後ろにひっぱられていく。
「原田」
寝てると思っているのだろう、大きいけれど優しい手つきで、ふわっと、指が、髪をなでた。
絡む指に、心臓が鳴る。
過呼吸になりそうなくらい、息がつまる。
おさまれ俺!と小さくなりたいが、動けばばれる。
知ってか知らずか不知火の顔が近づいてくるから、たちが悪い。
「メリークリスマス」
フッとかかる吐息に血流がすごい勢いで流れて行く。
さて、寝るか、とばかりに体を横にした不知火の腕を、思わず、強く握っていた。
「・・・・・っれ、起こしちまった?」
起きていることに気づいてなかったらしい不知火が、目を丸くして申し訳ない顔をした。
「おーい、原田」
手を離さない原田に、不知火が珍しく困惑する。
どうやって、甘えればいい?
どうやって・・・。
ギュッとさらに強く腕をつかむ。
ぽりっと頭をかいた不知火が、ゆっくりとまた顔を寄せてきた。
「原田?」
コクリと息を飲む音がひびく。
くっと不知火の胸ぐらをつかむと、勢いよく引き寄せた。
今の原田にとって、精いっぱいの・・・。
「んんっ・・」
唇が原田から重なり、一瞬驚いてのち、不知火が、原田の上に落ちてくる。
心得たとばかりに、不知火が、深く原田に吸い付いた。
「っ・・う」
長く交わって意識が溶けた頃、唇が離れ、不知火が上から覆いかぶさり至近距離で見下ろす。
くしゃりと原田の赤い髪が枕の上に広がり、不知火の長い髪が、カーテンのように右に落ちてくる。
嬉しそうなくったくのない顔に、原田はボンと顔を赤くした。
恥ずかしいし逃げたいし、けれど鼻の先にいる不知火があまりに近すぎて、そむけることも不可能だ。
何故?とも聞かず、不知火がもう一度、熱く唇を重ねた。
その後はもう・・・あれだ。
原田としては、いろいろと、忘れたいような、忘れたくないような、そんな状況。
不知火が喜んでいたのは確かだが、意識はすこぶる吹っ飛んでいる。
一世一代のなけなしの甘え・・・は、壺の中に押し込んで、ギュウギュウと蓋を閉めた。
ただ、なかったこと、にはできないのがつらいところだ。


■■□

「原田、大丈夫か?」
ときおり空気を読まない不知火だが、何もなかったかのようにふるまってくれるのは、何分成長したというべきか。
原田はもぞもぞと、ベッドの上であがく。
昨日の自分は、わからないが、何かおかしな薬でも飲のではないかというぐらいには、久しぶりに濃厚な時間を過ごしたらしく、まさかの状態に陥っていた。
朝っぱらから、腰が立たない事態に、原田は今一度大きくへこんで布団に埋もれていた。
料理とまではいかないが、焼いたトーストと、簡易のスープ、頑張って焼いたらしい、ちょっと焦げた目玉焼きを乗せて、不知火が部屋へと入って来る。
なんとか体を起こすも、重たい腰が、Sっ気たっぷりに追い詰める。
「って・・・ぇ」
動いたものの、走る痛みに、横顔から、枕に逆戻りをした。
「わりい。久しぶりすぎて、制御不能すぎた・・な」
つっぷす原田を見ながら不知火が言う。
お盆を近くの机に置くと、すまなそうにしながらも、くくくと笑う。
「・・・・・・・・・・・・・」
ぐうっと腰を押さえながら、原田はさらに枕に顔を埋めた。
「学校、休みっつっといたらいいっすか?原田先生」
すでに制服に着替えている不知火が、時計を見ながら言う。
「うー・・」
こんな理由で休みたくはないが、今すぐ動くのはどうにも無理だ。
「無理」
腰を押さえてつっぷしたまま、原田は、虫の声でうめいた。
「へいー。理由はなんと?」
「思いつかねぇ」
何を言っても笑われる、いや、怒られる?もはやわからない。
「ぎっくり腰?」
あきらかに笑いながら、不知火が面白そうに聞いてくる。
心配していない訳ではないが、他人事である。
「じじいみたいで嫌だ、ってかへんな詮索されそうだ」
「じゃぁ風邪」
「土方さんに、思いっきり嘘ってばれるじゃねぇか」
昨日、ノブさんの所にケーキを作らせてもらいに行っているのはばれている。
小細工したほうが、怒られる。
「はぁ、てか、もう、休みって時点でへんな詮索されるんじゃね?」
不知火もそう思っているらしい。
「うあー」
「てかもう、土方さんはあきらめといたらいいんじゃね?どうせばれるだろ。」
「だろう・・な」
自分の恋愛には疎いが、人の恋愛にはさとい、なんともいえない人である。
「ぎっくり腰であきらめとけ。悟られてもどうせ、土方さんとか永倉に殴られるの、俺だからよ。土方さんにまかしときゃ、クラスのやつには、いいようにやってくれるだろ?」
「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
あきらめの悪い声がごもごもと響く。
そうだけども、不知火だけが悪いわけじゃないしとかぐるぐるぐるぐる、うああああと、原田がのたうつ。
その上、きっと新八にばれたが最後、種村にまで話が行くのは目に見えている。
全力でいじられるだろう事を思うと、それはそれで気が重い。
「てことで、行ってくるけど、飯、食えんの?」
あきらめの悪い原田に苦笑しながら、手にしたままのトレイを持って不知火が聞く。
「なんとか、這ってそっちに座るから、置いておいてくれ。気を付けて行って来い」
「へーい。まぁ、どうにもならねぇくなったら、メールか電話しろよな」
すぐそばの机の上に置いて、不知火がツンツンと布団からはみでた頭を指でつついて言った。
「・・おう」
そうして不知火をその場で見送って、原田は、トホホと布団を抱いた。
甘えるって・・・・やっぱりハードルたけぇよ。
それでもまぁ、不知火が嬉しそうな顔をしていたのだけが、救いである。

数時間後、休みを受け付けた土方からメールが一通。
【仲が良くて何よりだな。理由はあえて聞かねぇでやるから、まぁ、養生しろ】
完全に悟られているのは、間違いない事実である。



<次回 薄桜鬼SSL 土方×沖田 1月のお話 予定>
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プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
野良猫と申します。
あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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公式を離れた内容に抵抗がある方にもお勧めできませんので、宜しくお願いします。 それらもふまえたうえで、それでもOKという方のみ、ご覧下さい。


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