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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2014/10/19 Sun  20:35
『最も長い、秘密の時間-1  薄桜鬼SSL 不知火×原田』

お久しぶりです。
やっとこ、長い事かかりすぎた、不知火×原田の11月のお話ができました(>△<)
もう、本気で忘れられてそうですが・・・・。
アップ開始でございます。
宜しければ、ご覧下さいませ。

※こちらはBL小説 R18指定となります。18歳未満の方はご遠慮下さいませ。



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『最も長い、秘密の時間-1  薄桜鬼SSL 不知火×原田』

11月、近藤の結婚式やら学校の行事やら何やらとめまぐるしく進み、やっとなんとか落ち着いた土曜日、原田家では、朝からバタバタと出かける準備をしていた。

何やら、教員の懇親会も兼ねた研修のようなものに出席しないとならないらしく、今日から原田が泊りででかけるらしい。
「なんで、土日にするんだよ、せめて平日にしろよ」
という不知火のぼやきは、原田に言っても仕方がない。
「不知火、昼は悪いがコンビニで買ってもらうとして、夜は、種村んとこの嫁さんが作ってくれるって行ってたから忘れずに行けよ。ちゃんとこの間買っておいた手土産忘れるんじゃねぇぞ」
「へいへい」
不知火が何度も聞かされた言葉を原田が繰り返す。
「あと、戸締りと火の始末と」
「あーもう、わかったって、子供じゃねぇっつうの」
どうにも不知火の事が心配らしい原田が、朝からもう何度目かわからない会話を繰り返す。
出張はたまにあるが、泊りではなく、日帰りであることが多い。
不知火と一緒に住み始めて、実のところ、こうして1日とはいえ泊りがけで出張に行くことは初めてのことだった。
いつもたいていの事は原田がしてしまうという環境にあって、不知火一人おいていくことがどうにも不安で仕方がないらしい。
たしかに、不知火の生き方は、適当なところが多い為、心配もごもっともというところだが、不知火には自覚はない。
「たくよう、心配なら、断ってこいっつうの」
荷物の確認を手伝いながらも、不知火のぐちは続く。
「そういうわけには、いかねぇんだよ。こっちだってな、仕事じゃなけりゃ」
原田もそれに答えて、気の立った声で続ける。
行きたくないが、仕方がない。その思いが止まらない。
「はいはいはい。ほら、もう、出かけねぇと遅れっぞ。10時の新幹線に乗らねぇといけねぇんだろ。」
原田の愚痴を聞きながら、不知火が、時計を見る。
つられて原田も時計に目を向けた。
「げっ、もうこんな時間か。くっそ。絶対、ちゃんとしておけよ」
バタバタとトランクを閉めて、原田が立ち上がった。
「わーってるって。ったく。ほら、行って来い。あ、そっちこそ土産わすれんなよな」
そう言うと、不知火も立ち上がり、ほらほらと、原田を玄関口へと追い立てる。
まだ何か言いたそうな顔をしていたが、押されるままに、原田は入口へと足を進めた。

不知火から荷物のトランクを受け取ると、ドアに手をかけた。
「あっ、原田、たんま」
「あぁ?・・・・ぅ」
どこかの鬼教頭ばりに眉間の皺を寄せ手原田が振り返ると、前からぬっと不知火の顔がよつてきた。
原田が、ゲッと驚くよりも早く、トンと背中がドアにつく。
そして、不知火の唇が原田の唇を塞いだ。
チュツと音をたてて、唇を放すと、不知火がニイッと笑う。
「しーらーぬーいー」
もうすでに1分の余裕も無いというのに、体が熱くなる。
が、不知火はしれっとした顔をして、ほれ、と扉をあけた。
「もう、まじ時間ねぇぞ。遅刻は意に反するんだろ」
トントンと原田の時計を指でつつくと、原田はまだ、不知火に食いついた。
「・・・って、てめぇが、そういう事するからだろ」
キッと睨む原田に、不知火はフフンと上から見下ろす。
「なんだよ、いってらっしゃいのチューだろ。新婚さんみたいでいいじゃん」
けけけ、といたずら好きの猫みたいに笑いながら、言う。
「結婚してねぇし、ってか、そもそもあぁいうのは、軽いキスであって」
「そういってる間に、今25分」
原田の怒った拳をかわしながらも、腕時計をのぞきこむ。
「げっ!!」
言われて時計を見ると、本当にもう、走らないと間に合わない。
「くっそ、行ってくる」
不完全燃焼だが、仕方がない。
原田は勢いよく体をかえす。
「寂しくなったら電話しろよー」
「するかっ!!」
そう叫ぶと、急いでトランクを持ち上げ、家の外へと飛び出した。
そんな原田の後ろ姿を見送りながら、不知火はのんびろひらひらと手を振った。

原田の姿が見えなくなるまで見送って、不知火は家の中へと戻ると、ソファにドンと座り、構え、と寄ってくる猫のトラをつまみあげて抱くと横に転がった。
誰もいない部屋はシーンとして、なんとも言えない空気が広がる。
手持ち無沙汰にトラをなでながらリモコンを手で転がし、電源を入れてチャンネルを変えてみるが、朝っぱらから特にいい番組もなく、ポイッとリモコンを放り投げた。
「はぁ、せっかくの休みなのによう」
そうつぶやきながら、昨日の夜から放りっぱなしの参考書を手にとり、またソファの上に寝転がる。
開くだけ開いて、ため息をはき、また顔の上に開いたまま、参考書を置いた。


□□■
「くっそ、不知火のヤロー!!」
一方、原田は中途半端に熱を上げられたまま、荷物をひいて駅を目指していた。
めっぽううまくなった不知火のキスは、惚れさせられてしまった原田にとっては、ちょっとした媚薬のようなものになりつつある。
あと数秒長くされていたら、危なかった。
が、多分それすら計算の中で、唇をはなされた気がする。
吹き荒れる思いを、荷物を引くことにむけ、駅へとひたすらに走った。
どうにか間に合って、同じく一緒に研修へ行く永倉と合流を果たした。
「おいおい、サノ。珍しいな。寝坊でもしたのか?」
ゼイゼイと息を整えながら膝を押さえて頭をたれている原田に、のほほんと言う。
「そうじゃねぇけど・・・・って、何でおまえ、ビール買ってるんだよ」
なんとか息を整えて顔をあげると、ちょうど目の前に、キヨスクの袋がうつる。
中から見覚えのあるラベルが透けて見えた。
「新幹線といやぁ、ビールにつまみだろ」
キシシと永倉が笑いながら言う。
「遊びにいくんじゃねぇっつうの」
体をおこしながら原田はグーを永倉につきだす。
「ノンアルコールだしいいじゃねぇか。心配すんな。サノの分も買ってある。」
「そういう問題じゃねぇ」
はぁっと、またしても大きなため息をつく。
とにもかくにもなんとか新幹線に乗り込み、一路研修地を目指した。
新八はさっそくとばかりにノンアルコールのビールを開けている。
「おい、新八、俺にもよこせ」
「なんだよ、さっきは怒ったくせによう」
と言いながら、袋をさぐって、はじめから原田のために買われたノンアルコールのビールが永倉の手からわたされた。
「うるせぇ」
気分は飲まなきゃやってらえねぇ!!というところだ。
最も、アルコールゼロな為、酔えるわけもないが、気分の問題である。
ついうっかり、あのままもうちょい唇の感触を味わっていたかったとか、明日帰るまで会えないんだよなぁとか、不知火のことを言ってる場合じゃない。
『重症だ・・・』
とまた、ため息を吐く。
『かえりてぇ』
心の中でつぶやくと、ぐいっと缶をあおって飲んだ。

<『最も長い、秘密の時間-2  薄桜鬼SSL 不知火×原田』へ続く  全3話>
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プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
野良猫と申します。
あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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公式を離れた内容に抵抗がある方にもお勧めできませんので、宜しくお願いします。 それらもふまえたうえで、それでもOKという方のみ、ご覧下さい。


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