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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2014/07/07 Mon  12:36
書けない願い事ー不知火×原田ー (幕末)

七夕企画!
不知火×原田編

たまには、イベントにのっかれたらと七夕のお話です。
すこぶるショートショートですが、お楽しみいただけたらと・・・・。
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-原田-(幕末設定)
七夕・・ねぇ。
すっかり暮れた街並みを歩くと、松明の光に照らされて七夕の飾りがゆれる。
短冊に願い事を書くような歳じゃねぇし、どうせなら、星を眺めながら酒を一献飲むほうが乙と言うものだ。
が、さて、もし今願い事を書くとしたらどうだろう。
「美味い酒が、たらふく飲めますように」
って、んなこと、書いてもなぁ。
うーむ、と首をひねる。
6月の池田屋以降、貧乏生活からも解放されたが、心に残るのは・・・。
『不知火匡』
思い出して、クッと一つ舌打ちをする。
なんなんだ?と眉間に皺を寄せた。
今までたくさんの人間とやり合って来たが・・なぜこんなにも脳裏に残る?
ばかげている。
何故気になる?
そうだ、ただ、今までになく手ごたえのある戦い方をするから・・・それだけだ。
新選組と長州に組するもの・・・そう、ありえない。
この感情はありえない。
ありえない・・・・・。
『不知火に会いたい』
そんな願い事、あるわけねぇよ。



-不知火-(幕末設定)
七夕・・・ねぇ。
人間が作り出した風習。
風流だとは思うが、だからどうした・・とも思う。
それよりも、星でも見上げて美味い酒でもあおってみるか、それとも強いやつと戦っている方が楽しいに決まってる。
が、もし、願い事を書くとしたら・・・。
そんなもの、いまさら思いつきもしない・・・・・・。
願いごとを書いたら、死んだ奴がよみがえりでもするのなら書いてみてもいい。
たとえば、高杉・・・とか。

と思ってふと目を見開く。
『・・・もっと・・・他に・・・』
ふいに脳裏に浮かぶ姿は、赤い髪、だんだらの浅黄色した羽織を翻し、好戦的に槍をふるう、男。
「原田・・佐之助」
思い出して、クッと一つ笑みをこぼす。
高杉意外に、いや、それ以上に、自分の中に落ちてきた面白い人間。
すっかり冷めた心に、ゆらりと火がともる。
なんなんだよ・・・。

人と鬼・・・・ばかげている。
だけどよ・・・。
『原田に会いたい・・・』
願い事?めんどくせぇ。
そんなもの、願って待っても降ってくるわけありゃしねぇ。
だったら、奪いにいけばいいじゃねぇか。



-不知火×原田-
酒を片手に、京の街並みを原田が歩く。
同じころ、不知火もまた、不知火も歩く。
行きかう人が、川のように流れる中を、歩く。
合えるはずのない相手を求めて歩く。

「あ・・・」
「あ・・・!」
すれ違い、一瞬行き過ぎて、同時に振り向く。
両の双眸が大きく見開かれた。
「不知火・・・」
「原田・・・・?」
一瞬茫然とした顔をして、しかしすぐに、原田が身構えて間合いを取る。
不知火はニイッと大きく口角を上げた。
見つけた・・・。
鬼にとって、しょせん人間は、たあいもない存在。
しかも今日は、原田の手には槍もない。
ギリッと原田がが歯を鳴らす。
と、次の瞬間には、大きな力が原田の腕を持ち上げた。
「っ!」
気づけば、人けから離れた路地の中に、連れ込まれ、目の前には不知火がまた嫌な顔で笑みを浮かべた。
「てめぇ」
拳を懐に突き上げようと腕を動かすが、その拳を不知火がとらえた。
「おっと・・・今日は戦いは無しにしようぜ」
「だったら、この手を放せっ」
腕を縛り上げる不知火の力に、ギリギリと抵抗する。

「それはいやだね。だって、逃げるだろ」
そう言って、長身に原田の顎をつかむ。
「んっ・・・・」
原田が持っていた酒を一口あおると、原田の唇に重なる。
トクリと酒が、唇を割って、原田の口に流れ込んだ。
甘美な味がする。
甘くて、危険な・・・。
「俺と一緒に来いよ」
囁く言葉に原田は目を閉じる。
このまま酒におぼれたら・・・。

だが、理性がそれをつなぎとめる。
今はまだ・・・・。
「行けるわけねぇだろ」
「つれねぇなぁ」
星明りの下、ひそかに繋がる。
甘い誘惑にほんの数刻酔いしれる。
だが・・・今はまだ・・。
今はまだ・・・。

七夕・・・ねぇ。
織姫と彦星の話がよぎる。
ばかげている。
が、話が変に似ていて笑える。
いつか・・いつか。

『一緒に行けますように』

どこへ?
どこへ?
それはまだ知らぬ話。

もしも願いを書くのなら・・・・・。
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十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
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あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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