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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2014/04/19 Sat  20:06
『大好きな人と、大切な人-1~薄桜鬼SSL~【土方×沖田】』

BL小説です。
BL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。


『大好きな人と、大切な人-1~薄桜鬼SSL~【土方×沖田】』

「総司っ!!さっさと起きねぇかっ!!」
嫌な予感がする、と来てみれば案の定だ。
今日は、近藤さんの晴れの日。
その結婚式に総司も参加をするというのに、まだ着替えもせずに布団の中で夢の中だ。
近藤さんは、準備の為、先にでかけるのでよろしく頼むと前々から聞いていたので、俺が総司をつれて一緒にでることになっている。
出かける前に、近藤さんから電話があり、
「総司も起きたから、着替えて待っているように言ってあるから宜しくたのむよ」
と言っていたが、今までの総司との付き合いから、そんなに簡単に事が終わっているわけがないと思ったのだ。
そうして電話をしてみたら、やはり応答がない。
それで、慌てて総司の家までかけつけたのだった。
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合鍵はもらっているので、適当に入り、勝手知ったる総司の部屋の扉をあけると、まだ着替えもしていない総司が、布団の簀巻きになっている。
想像するに、布団の上にちょっと横になってみたら、トロンと瞼が落ちてきて、そのまま、布団にもぐりなおすのも面倒で、転がりながら布団で自分を巻いたというろところだ。
「総司っ!」
ひっぱっても起きない総司の体を、強引にゆすってかかる。
ある意味、近藤さんがいない朝のいつもの光景だ。
「んー、あと5分」
俺の声も、ゆする手も、迷惑そうに、体をゆすって払いながら、もぞもぞと、簀巻き布団の中にカメのように、首をひっこめる。
「5分もねぇよ!さっさと起きろ。今日は近藤さんの結婚式なんだぞっ」
優しく待っていたら日が暮れる。
「んー、だって、眠い・・・・・・もん」
ふわふわと答えながら、もぞぞと小さくなる。
「可愛い言い方をしてもダメだ!!起きろ」
「ふにゃぁ」
転がして布団をひっぺがすと、ぬけた猫声をだして、総司が布団の上でのびをした。
もぞっと起き上がって布団の上にあぐらをかくのを確認すると、俺は、カーテンレールにひっかけられた総司のスーツをつかんでとる。
かけられてはいるが、いまだ、簡易の店で包むときにつけられたビニールに入ったままだ。
「皺になってたらいけねぇから出しとけって言っただろうが」
「うーん」
クワッと一喝するも、総司は、ぼさぼさ頭をかいて、あくびをするのみだ。
袋を開き、皺がないかを確認し、パンッと一回、手で払う。
それから、これまた袋に入ったままのシャツを中からとりだした。
「ほら、さっさと脱いで着替えろ。お前が朝食たべねぇと、姉貴も片付かねぇからな。姉貴たちの方が、準備に時間がかかるんだからな」
せっせと総司の世話をやく。
「うーん」
ぼさーっとしながらトロトロとパジャマのシャツを外す総司に、着やすいようにシャツを広げて横で待ってやる。
シャツをぬぐと、またふああとあくびをした。
シャツを広げて、総司の方へむけると、されるがままに腕を通す。
どこのお坊ちゃんだ!と思ったが、いま余計なことを言うとややこしいので、黙って世話をやくことに努めた。
一通りスーツを着せて、荷物をまとめる。
「あと、持っていくもんはねぇのか?もう、うちから直接行くからここにはよらねぇぞ」
「うーん」
と、若干上の空に、返事をしながら、総司は、首にかけられたネクタイと格闘していた。
もーう。と唸りながら手をのばす。
正面に立ち、シュッとひっぱって綺麗に結んでやる。
とにもかくにも用意をすませ、うちへと総司をひっぱっていく。
顔を洗うのは、後回しだ。
姉貴が着付けをしている間に総司に朝飯を食べさせなければいけない。
家に帰り、キッチンへと足をむけると、義兄が、のほほんと新聞を読みながら、つくだ煮に箸を伸ばしていた。
「あ、彦五郎さん。おはようございます」
ぽややん顔ままの総司が、それでもにこやかに挨拶をする。相変わらず外面だけはいい。
「はい。おはようございます。総司君。なかなか似合っているねぇ、そのスーツ」
これまたのほほんと挨拶をかえす義兄が、総司のなりを見ながら言った。
「そう?」
言われて総司が、改めて自分の服を見る。
「歳さんに見立ててもらったのかい?」
「うん、一応」
ニコニコと二人で会話する間、俺は、朝食の準備をすべく、あれやこれや、ご飯にみそ汁などをよそっていく。
「あ、歳さん。冷蔵庫にねぇ、温泉卵が入ってるから食べるようにってノブさんがね。あと、お味噌汁用のネギも冷蔵庫にね」
「おう」
総司と話しながら、俺を見ていた義兄が、そう、教えてくれた通り、冷蔵庫をあけてそれらも取り出した。

「あれ、ノブさんは?」
今気づいた、とばかりに総司が席に着きながら言う。
「うん、いま、お隣にねぇ、着付けをしてもらいに行っているよ。近くにできる人がいて助かるねぇ」
「わぁ、ノブさん着物着るんだ。でもノブさん着付けできるんじゃなかったの?」
歓声をあげてから、ふと総司が首をかしげる。
「できるけど、今日は急ぐから手伝ってもらうんだって。ミツさんもそろそろ来てるはずだよ。林太郎くんから、ミツさんを下ろして、少し買い物をしてから来るって電話があったしねぇ。」
「姉上も着物着るんだねぇ。」
聞いて、総司が、ニコニコ聞いた。
「うんうん、そりゃもう、高い帯を買わされたって、林太郎くんが言ってたねぇ。うちもだけど」
と、苦笑すると、総司も笑い声をあげる。
「あはは、買わされたんだ」
「そりゃぁもうねぇ。まぁ、女の人は、そういうところが楽しみなんだろうから仕方がないよねぇ。それで勇さんの結婚式に華が添えられたら、まぁいいよね」
いやはやと頭をかきながら義兄が言った。
「ふふ、彦五郎さん、優しいね」
「そりゃぁまぁ惚れた人のことだからねぇ」
全くもって、義兄の姉貴話は、徐々に甘くなっていけない。
総司がまたおかしなことを言わないうちに、温めた味噌汁を、トンと総司の前に置いた。
「ほら、総司。話ばっかりしてねぇで、早く食いやがれ。まだ顔も洗ってねぇんだろうが」
「はぁい」
言われるまま、なんとか姉貴が帰ってくるまでに食べ終え、総司を洗面所へと追い立てる。
義兄は、到着した林太郎さんとリビングで談笑を始めた。

そうこうしてると、姉貴たちのかしましい声が玄関口から聞こえてきた。
「歳三さん、朝ご飯食べたの?総司君は?」
俺を見るなり、荷物を置きながら俺にさっそく質問をしてくる。
「頂きました。適当に、皿も洗っておいたけど、棚には直してねぇから」
まぁ、こんな日くらいは、これくらいはというところだが、さすがに、直す場所の配置まではいまいちよくわからない。
「あら、洗っておいてくれただけでも助かるは、ありがとう。あっ、ミツさん。入って入って。今お茶でもいれるから。歳三さん。9時になったら出かけるから、言ってた通り、車だしてね」
玄関で少しだけ待っているミツさんを手招きすると、キッチンへと入っていく。
あがってきたミツさんに、俺は、軽く会釈をした。
相変わらず、総司の事もあるだけに、この人は苦手だ。
「はいよ。」
そう、答えると、そそくさと、階段を登って自分の部屋へと移動した。
これだけの人数で移動するのは、なかなか大変だ。
俺と義兄の車とで会場まで行く事になっているのだ。
移動する前にタバコも吸っておきたいため、俺は急いで自分の準備を整えた。

自分の準備を一通り済ますと、俺は整髪料を片手に総司のいる洗面所へ足を向けた。
今日ばかりは、なんとしても、総司のあのボサボサの髪をなんとかしなければいけない。
きっとダラダラと歯を磨いているだろう総司を思えば、待っているより、行った方が早い。
「総司」
「ひゃい?」
洗面所に足を踏み入れると、総司が案の定、のろのろのんきに歯をみがきながら、口の周りを歯磨き粉で白くして返事をした。
「ひゅひはがう」
もはや何を言っているのかもわからない。
「いいから、黙って、歯をみがけ」
その様に、眉間に一杯皺を寄せて俺が言うと、もーうとばかりにふくれた顔をして、また鏡のある方を向く。
総司がうがいをするのを待って、俺は総司の後ろに立ち、髪に手をのばす。
「もう、なんですか」
ふいに頭を触られて、総司が、片目をひくりとしながら、俺の指を見上げる。
「なんですかじゃねぇよ。髪の毛整えるからじっとしてろ」
動く頭をこらっと抑え込みながら、鏡の方を向かせる。
「ええ、いいですよ面倒くさい。」
「よくねぇよ。せっかくスーツきて、その頭で行ってどうする。」
前を向かせてもまた、俺の方を向いて不平を言うので、さらにまた、総司の顔をぐいっと前へと向かせた。
「何も問題ないですよ。一応寝癖はとったし。」
「却下」
確かに、いつもよりは、多少、こぎれいにはなっているが、やっぱり、適当にちらかった髪型は、かわりはない。
「えー」
「いいから、やってやるからじっとしてろ」
強引に強引をかさねて前を向かせると、スプレー缶の蓋をとって準備をする。
「もう、変にしないで下さいよ」
やっと観念した総司が、前を向いて、それでももう一度、念を押した。
「しねぇよ。」
そう言いながら、整髪料を手にとって、総司の髪を後ろに向かってかきあげる。
整髪料の泡が、シュワシュワと小さな音をたてた。
あまり、固めすぎるのお似合わないだろうから、さっくりと、柔らかめに仕上げて、一緒にあがった前髪を、少しすきながら落としてやる。
全体的なバランスを見てから、よしと息を吐き出した。
「どうだ、こんなもんで」
総司に声をかけると、頭に、手をやり、シゲシゲと鏡を覗き込みながら目を大きくする。
「ひょーっ。誰?って感じです」
「悪かねぇだろ」
スプレー缶の蓋をしめ、片付けながら言うと、若干上の空な返事が返ってきた。
「まぁ。」
おおお、と鏡をのぞきながら、いつもと違う髪型を総司が、ツンツンと触る。
よほど、いつもと違う事が新鮮にうつったらしい。

「あれ、良く見たら、土方さんもさっきと違うし」
そうして、ひとしきり自分を鏡で確かめてから、ふと、後ろに立って横にうつる俺と見比べて言った。
そりゃそうだ。ここへ降りてくる前に、先に自分の髪をセットしてきたのだ。しかも、意図的に、同じようなセットの仕方をしたのだ。
「ちなみに、実はそろいの髪型だがな」
俺の方は、前髪を分けているためほんの少し違っているが、後ろ自体は、総司と、実はほぼほぼ同じだ。
意図的にそうしてみたのだ。
「うそーっ!!だって、なんか印象違うよ」
俺が言うと、総司が驚いて、まじまじと俺と自分を見比べる。
「そりゃ、顔によって違うだろ。さすがに、バレバレじゃぁ困るからな。前髪の落とし方は変えてあるが」
「おー、おそろいっ」
総司はそういうと、なおいっそう、テンション高く声をあげる。
「内緒だぞ」
多分、ほぼほぼ誰も気づかない。
お揃いと聞いた総司の顔が、俄然嬉し気に微笑んで、先ほどまでの不平はどこへやらだ。
「よし、じゃぁ、出かけるまで、リビングにでも行ってろ。ミツさんも着替え終えて来てるしな」
ポンっと方を叩くと、俺は、荷物をまとめて、脇へとのける。片付けは後回しだ。
「はーい。土方さんは?」
もう一度鏡で自分を確認してから、総司が、俺の方を見た。
「タバコすってくる。」
ほれ、っとポケットに突っ込んでいたタバコのパッケージを見せて、出口を目指す。
「あはは、これから一日すえないですもんね」
クスクスと総司が笑う。
「まあな」
そう言って、俺は外へ、総司はリビングへと足を向けた。

<<次回更新:『大好きな人と、大切な人-2~薄桜鬼SSL~【土方×沖田】』全4話予定>>
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Author:十六夜桜(通称:野良猫)
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あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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