QLOOKアクセス解析
同人誌「眉間のシワをギュギュッとね!」を
フロマージュ様にて委託配布して頂いております。
名称未設定-2

↑↑↑表紙絵をクリックすると、通販サイト[フロマージュ様]へ飛びます。

インテックス大阪で開催される大型即売会とゆきさくらに参加しています。


土方さん僕ともふもふしましょうよ!
↑↑↑こちらのアンソロジーに参加させて頂くことになりました!! 土沖で、けものまみれとか、幸せです。 宜しくお願いします。

薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

--/--/-- --  --:--
スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
気に入っていただけましたら、
ポチッと押して頂けますと嬉しゅうございます。↓
web拍手 by FC2

2014/01/13 Mon  18:25
『心萌える秋、今日も仲が宜しいようです-3(薄桜鬼SSL 不知火×原田)』

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。



『心萌える秋、今日も仲が宜しいようです-3』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)

「なんだこりゃっ!!」
ほどなくして、降りてきた開口一番そう叫ぶ。
倉庫の中は、不知火によって、掘り起こされた不知火にとっても宝物がフリーマーケットのごとく広げられていた。
「あ、原田。このノート、俺にくれ。っていうか、むしろ、これ着てくれよ」
「はあ??」
振り向いた不知火が、これまたにんまりと笑みを浮かべて、箱の中から服を取り出した。
「げっ!!!」
それを見た原田が、あきらかに、嫌ーな顔で、目尻をヒクヒクと動かした。
それは、原田にとってとても覚えのある服だ。
「おま・・・なんでそんなもん持ってんだ!」
「いやぁ、原田が言ってた荷物外にだしたらさぁ、時間あまったし、ちょい、奥の方を見てたら、みつけた。」
満面の笑みで不知火が歯を見せる。
それは、まさしく、不知火が喜びそうな代物だ。
気に入っていただけましたら、
ポチッと押して頂けますと嬉しゅうございます。↓
web拍手 by FC2



原田は心の中で思った。
不知火に怒りをぶつけるべきか、師匠に怒りをぶつけるべきか。
ここが問題だ。
そもそもなんで、師匠は、それを大事に、こんなところになおしていたのかっという話だ。
高校を卒業して、着る用もなくなって、捨てたはずの制服がなぜ、ここにあるのか!!
そしてよりにもよって、不知火がそれを見つけるという最悪のパターンが出来上がっている。

このホクホクとした顔の不知火が、大人しく、捨てろと言って捨てるはずはない。
むしろ、不知火としてはこんな美味しいチャンスをみすみす諦めるはずがない。
なんというか、大人にとって、年下の人間に、あまり見られたくない、若かりし頃の図というものがある。
この歳になって、制服というものを着せられるほど、いたたまれないものはないのである。

いっそ勢いで、何を、散らかしてるんだ!と怒っておけばよかったが、師匠の残した嫌がらせに気が取られ、すっかり叫びそびれてしまった。

「師匠・・・」
原田は、その場で、小さくうなり声をあげた。
「体操服とかもあったぞ。昔と今だとちょっとデザインかわってるのな」
すでに目の前にいる不知火が、いかがわしい事をさせようとするあぶないおっさんに見えてきている原田である。
「原田、体操服と制服どっちがいい?」
引き出したそれらの服を両手に持ち、原田の前にちらつかせる。
「どっちもいらねぇ」
恨めしい声で原田は唸った。
「俺としては、まぁ、体操服も捨てがたいけどよ、これだと、別に、体育の授業で、普段でも着てるっちゃあ着てるしなぁ、しょせん、ジャージだし。やっぱり制服だよなぁ」
うんうんと、一人で不知火が頷く。
「だから、いらねぇし、着ねえし、むしろ、今すぐ、捨てる袋にいれちまえ」
ピシシと頬をひきつらせ、指をゴミ袋に向ける。
「なんでぇ、いいじゃん。」
「よくねぇ、だいたい考えてみろ、おまえがもし、学校卒業してだな、いい歳したじいさんになったとしてだ、制服着てくれって言われて着るのか?」
諦めろと言わんばかりの強い声で原田が言う。
「んーーー?原田が着て欲しいんだったら着てもいいけど」
だが、不知火はのんびりとそう答えた。
「いやいやだっておまえ、いいじいさんだぞ?80歳とか、90歳とか。」
原田らしからぬ、必死具合で主張する。
「案外若返った気がしていいんじゃね?」
何を言っても駄目である。きししと笑って、不知火は白い歯をみせるのみだ。
「いいじゃん、俺も制服着るからよ。俺だって20だけどまだ制服着てる訳だし、大丈夫だって。ほんのちょっとの歳の差じゃんっ♪」
「そういう問題じゃ・・」
そりゃぁ不知火はいい。成人していようがなんだろうが、今でも制服で高校にきているのだから、今更だ。
「それに、別に見てるの俺だけじゃん。それ着てでかけようとか、誰か呼ぼうとか言わねぇし。」
ある意味、原田としては、不知火に見られる事の方が嫌だと思う。
むしろ、不知火が存分に喜ぶのがわかっているから嫌なのだ。
どう考えても、不知火のことだ、ここぞとばかりに、舐めるように見た上、どうせ、それを脱がすのがまた楽しみだったりするのだろう事が目に見えて分かる。
そんな先まで見えているからよけいに恥ずかしいのだ。
「じゃぁ、何、俺もなんか恥ずかしい服きたら着てくれる?」
うーむ、と不知火が首をひねる。
「恥ずかしいって・・・」
「何がいい?」
喜々とした顔が、原田を覗き込む。
「いや、だから・・・」
「何でもいいぜ、目隠し以外なら。見れねぇんじゃ意味ねぇしなぁ。」
「だから・・・だな・・・・」
と言いながら、原田は考える。
やられっぱなしをなんとか打破する方法はなかろうかと。

「・・・・・・・じゃあ普通にせ・・・・」
しばし考えて、ちょっとでも同じ格好のほうが、まだ自分の恥ずかしさがましだろうかと、制服と言いかけて、原田はいや、待てよ?と考えた。これで、不知火に制服を着せたとすると、今度は、学校でへんな想像がよぎってしまう気がした。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・赤ずきんで」
「赤ずきん・・・って、去年のハロウィンのっすか?ってか、いま、ぜってぇ制服っていいかけてやめただろ」
「そんな事はない」
悟られたが、原田は断固として首を横にふる。
「普通に赤ずきんちゃんはねぇだろ」
「嫌ならいい。俺も着ねぇし」
不知火がつっこむと、原田は、ツンと横を向いた。
「着るっつうの。ここで、原田の制服姿、おがまねぇと、ぜってぇ後悔するからな」
「ついでに、お前がいたずらできねぇように拘束してもいいんなら着てやる」
さらに、原田はすかさず付け加える。
「はい?みせてもいいけど、おさわり禁止ってこと?」
「どうとでもとればいい」
フンッとまた横をむく。
【くっそ可愛いんじゃねーの?原田先生ようっ!!】と不知火は心の中で悶絶しつつ考えた。
「うーむ。いやでも、この際、見れるならいい。やっぱり見ねぇとぜってぇ後悔するからな。あ、でも、そのあとでぬいでからならHしてもいい?」
そして、結論づいて、原田の横向く顔を追いかけながら言った。
「・・・いいけど・・・・。」
ポソリと原田がつぶやく。
「うしっ!!じゃぁ決まりなっ」
やなり、何を条件にしても無駄らしい。そこまで言うかと、原田は、どんよりとため息をはき、散らかされたブツに手をのばした。

「うっわ、懐かしいな。こりゃぁ。」
そうして手にしたノートに原田は思わずそれを開いて中身をペラペラと見た。
教師になる、と師匠に宣言してからのノートは、今まで以上に丁寧にまとめて、暗記用の線などもひいいてある。
生活費から受験料までだしてもらう手前、落ちれないと必死で勉強したものだ。
今の、不知火のように。

「それさあ、もらってもいい?けっこう使えそうなのあるなぁと思ってよ。」
しゃがみ込む原田を不知火が上から覗き込みながら言う。
「学校に持っていかねぇならな」
フンフンと中身を一応確認すると原田がノートに目を向けたまま答えた。
「行かねぇ行かねぇ。それ見て、自分なりにまとめるし。でも、手元にあると、ちょっとやる気がでるかなぁなんてよ」
「ならいい」
ほれ、と原田が、下から不知火に、ノートを手渡し、次に手をのばす。
「へへ、サンキュー」
不知火は、ニイッと気持よく歯を見せて笑うと、それらを運べるように、まとめだす。
「俺、絶対合格して、原田を嫁にもらうから。じゃなくて、婿か・・・」
ニヤニヤ顔で、不知火が言う。
「嫁でもいいけどな、別に、女扱いしないなら」
「しねぇしってかそういう事したっけ?」
あうんの呼吸で話をしながら、ヒョイヒョイと片付けをする。
「してねぇな」
べーっと原田が舌をだす。
原田は少し、昔の事を思い出し、懐かしくなった。

「だー、こら原田、師匠トリップ禁止」
すかさずその表情を見た不知火が原田につっこみを入れる。
「・・・・へいへい」
いまや、不知火にはバレバレだ。
「はぁ、これも捨てるかなぁ。」
空返事をしながら、原田が目の前に広がる師匠の遺品を見渡してそう言った。
「なんで?師匠の服とかいろいろ入ってんだろ。置いとけよ」
それを聞いた不知火が、首を傾げながら言う。
「でもよ、嫌だろ?」
嫌かどうかと聞かれれば、まぁ複雑な気分だが、原田が師匠を大事に思っている事はわかっている。
妬いても、それを押し付ける気持ちはない。
「別に、そりゃぁ多少は妬くけど、俺、そこまで狭量じゃねぇし、ってか、それも原田の大事なもんじゃん。そういうのも全部含めて、俺のもんだと思ってるっつうか、えーっと・・・って何笑ってんだよ」
自分でらしくないと思う事を言っているので、ちょっとばかり表情に困る不知火だ。
「いや、大人になったなぁ、不知火くんと思っただけ」
それが分かっているので、原田もなんとなく、ホクホクとしてしまう。
「おいーっ!!」
「はぁ、でも、やっぱ、捨てるは」
ひとしきり笑って、原田が言った。
「だから、いいっつってるだろ」
「あぁ、別に全部捨てるわけじゃねぇさ。いるものは残しとくし、使えるものもあるだろうしな。ただ、師匠がなくなってから、なんか、そういうのひっくりかえす気力もなかったから、正直、あったもの全部なんの分別もなく、突っ込んだだけだったからな。奇麗にしようと思ってな。手伝ってくれるか?」
不知火の気持ちも重々受け入れつつ、原田はそう言って、不知火の顔を見た。
「もちろん」
不知火は、原田の表情をみて、自棄になっている訳ではない事を確認すると、またニイッと歯を見せて笑った。
それからごそごそと、二人でそれらを出しては、広げ、いるものといらないモノに分別していく。
「おっ、これってあれじゃね?前に見た模擬試合の時に、師匠がきてたやつじゃね?」
「あっ、本当だ。そればっかり着てたんだよなあ、あの人。模擬試合の時くらい、新調しろよって言ったのによ」
思い出して、原田がブツブツとぼやく。
「あはは、そうとう、ものぐさだな」
「そ、めちゃくちゃ手間のかかるおっさん」
嫌そうな顔をして原田が舌を小さく出した。
「そのせいで、原田は、全く手間のかからない男に育ったと」
「本当になぁ、これぞ反面教師ってやつ?」
手を動かしながら、二人で楽しげに話をする。
「だな、でも、酒飲むと、手間のかかる男になるけどな」
同意をしつつ、不知火がしれっと原田にこぼす。
そして、不知火は、ひょいっとその服を箱につっこんだ。
「うるへー。てか、不知火、なんで、それ残す方にいれてんだよ」
原田が捨てる方に入れたのを、わざわざ残す方へ入れた不知火だ。
「残すだろ。師匠が一番着てたもんは残しとけ。」
「はぁ。ってかおまえ、どさくさにまぎれて、何、違うもんまで残す方にいれてるんだ!」
師匠の胴衣を残す方にいれるついでに、不知火が、もひとつ、違う胴衣をつっこんでいた。
不知火に、原田が抗議をすると、不知火がキシシと言いながら、Vサインをしてみせる。
「原田の高校時代の胴衣?」
「てめぇ、それこそ捨てろっつうの!!」
「いーや。」
原田が手を伸ばすが、不知火が、とられないようにに、横に掴んで逃げる。
「そんなんじゃ片付かねぇだろっ!!」
「いいからいいから、はい、次、そっちの箱とってくれよ。日が暮れるぜ」
いらない方の箱にいれるつもりなどみじんも無い不知火が、それを阻止しながら、奥の箱を指差す。
師匠のものだけかと思っていたら、それ意外にも、原田絡みのものが多数でてきて、不知火を喜ばせる結果になった。
やっとなんとか、奇麗に仕分けて、片付けた頃には、すっかり日が暮れてしまっていた。
「ふぅ、まぁ、こんなもんか。」
「だな。」
「でもま、これで、年末、倉庫の掃除はしなくていいだろ」
不知火がパンパンっと手を払い、ついでに、服の埃をはらいながら立ち上がる。
「はぁ、腹減ったぁ」
原田が立ち上がると、不知火とともに、同じ言葉をはきだす。
「飯作るか」
くっと二人で笑うと、倉庫を後にした。

<<『心萌える秋、今日も仲が宜しいようです-4(薄桜鬼SSL 不知火×原田)』に続く>>
Comment
    
    管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
野良猫と申します。
あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

お読み下さい

※当blogにある画像及び、小説等について、転載及び、個人で楽しむ以外の使用はご遠慮下さい。

※タイトル欄や本文に<R18指定>と記載されているものにつきましては、教育上宜しくないと思われる内容を含むおそれがありますので、18歳未満の方の閲覧を禁止させていただきます。ご了承下さい。


※SSLシリーズでは、特に公式にない設定をかなり、作っております。
おい!って思われるだろう設定もあるかもしれません。 特に、たとえ、史実をほのめかす内容があったとしても、史実の隊士たちや、御家族にも、全く無関係の創作であると強く主張致します。
公式を離れた内容に抵抗がある方にもお勧めできませんので、宜しくお願いします。 それらもふまえたうえで、それでもOKという方のみ、ご覧下さい。


カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

カテゴリ

最新記事

PIXIV

カウンター(8/23から)


『心萌える秋、今日も仲が宜しいようです-2』(不知火×原田 薄桜鬼SSL) <<         ホーム         >> 『心萌える秋、今日も仲が宜しいようです-4』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。