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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2013/10/07 Mon  22:40
『幸せな時間-2』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。





『幸せな時間-2』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

朝ご飯を食べるとやっと行動を開始した。
犬のトシに「お土産買ってくるからねぇ」などと零していたが、確実にそれは俺の財布から消費されるに違いない。

□□■
まずは、車を走らせて、モデルハウスだ。
入り口で受付を住ませると、総司が勢いよく中に入って行く。
「土方さん、こっちこっち。」
「待ちやがれ、総司っ」
説明してくれようとするスタッフをそつちのけで、総司が中へと進んで行く。
あまりの勢いの良さに、スタッフも思わず苦笑いだ。
「だって、見て下さい。対面式。これいいっ!!」
そう言いながら、興味津々に、蛇口やシンクをいじりだす。
「・・・すまねぇが、適当に、進めてくれ」
あのテンションの高さでは、もう何を言っても無駄なのは明らかだ。
俺は、ハァとため息をつきながら、スタッフに説明を促す。
あれのペースに合わせるのは、スタッフの方に気の毒すぎる状態だ。
「あっ・・・はい。あの、こちらの、キッチンはですね・・・天板は、大理石の・・・・」
と、スタッフもさすが、教育された接待のプロだ。
気を取り直して、説明を始めた。
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俺が、フムフムと話を聞いている間も、総司はいろいろと飛び回り、珍しいものを見つけては、俺の袖をひつぱりにくる。
ひとしきり、説明を終える頃には、総司は別の場所にいて、完全に話を聞いてはいなかった。
後は、自由にということで、やっと総司を見つけに室内を歩いた。
「総司っ」
「あっ、土方さん、これ見て下さい。ふかふか。ウォーターベッドだって。」
と言いながら、イメージを広げさせるために飾られたベッドの上に、総司が転がっていた。
「お前・・・子供じゃあるまいし、飾りもんに本気で転がってんじゃねぇよ」
俺は腕を組み、眉間に皺をよせながらそんな総司を見下ろす。
「だって、本物だもーん。寝転んでいいって言ってたもん」
一応、聞いてはみたらしい。
だが、そうだとしても、高校生がどうなんだろうと思ってしまう。
何せ、その横で、転がってるのは、みごとに皆、ちびっ子ばかりだ。
そんな中にまじって、コロンと転がり、両肘をついて、手に顎をのせる。
まさに、くつろぎスタイルだ。
そのうえ、子供たちがもらっているいわゆるカラフルに、くるくる巻かれたスタイルのぺろぺろキャンデイーまで手にして、食べているありさまだ。
じーっとそれを見ていると、総司が、オッと思い出したように、ポケットをさぐると、もう一本とりだす。
「土方さんも食べます?」
キョトッと可愛く首だけかしげて、歯をだして笑う。俺が凝視しているので、気を使ってみた?のではあろうが、俺が言いたいのは、そこではない。
「いらねぇよ」
ハァッとため息を吐き、横にあるクッションに腰をおろした。
「あっしょうだ、ひじかしゃしゃん、向こうのばしゅるーみゅみましたは?」
またしても、飴を口に含んだまま、総司が物を言うので、何をいってるのだかわからない有様になる。
「しゃべるか、食うか、どっちかにしろって何回いったらわかるんだおまえは」
俺は体を前にまげながら、肘を膝につくと、頬を手のひらにのせて嘆息しながら言う。
「だっへ、たべしゃいし、はなしゅちしゃいし」
どんどん、何言ってるのだかわからない有様に陥っている。
「あぁ??」
俺が眉間に皺をよせて睨むと、
「だーかーりゃー」
と、総司が、ゆっくり口調で続けてくる。
最後のそれは、伝わったが、口から飴をだす気はないらしい。
「も・・・・いい、頼むから、食い終わってからはなせ、何言ってんだかさっぱりわからん」
ハァと俺はため息を吐き出す。
総司は、
「もー」
と言いながら飴をほおばり続けた。
棒がついている飴なんだから、ちょっと口からだして話せばすむ話だというのに。
困ったやつである。

総司が飴をほおばっている間、俺は、ぼんやりと総司を見ながら待っていた。
途中、近くにいたガキが、「おじしゃん、食べる?」とか「おじちゃん遊んで」とか言いながら、近寄ってきたが・・・。
おじちゃん・・・・・・に深く傷ついて落ちこんだ。
総司に言われるのとはまた違う、なんというか、冗談とか、嫌がらせでない素の言葉だけに、余計にダメージが深い。
当然、総司は、飴を食べながら、ベッドの上でじたばたして、手でスプリングを叩きながら笑い転げていた。

「おじちゃん、僕と遊んで下さい」
飴を食べ終えた総司が、ニヨニヨと笑いながら寄ってくる。
「うるせぇ、ガキが」
クワッと口を開いて俺が言うと、総司がわざとらしくへんな仕草をしながら言う。
「うわあ、教師のくせに、ひどいっ!!子供虐待」
しなっと体を寄せながら、ベッドに横に倒れこむ。
「だーれーがーだーっ」
ちょうど、人が少なくなっていたので、俺は、そんな総司の腰を思いっきりくすぐってやった。
「土方先生が、可愛い総司くんをいじめますっ」
キャーっとエビ反りに後ろににげながら総司が言う。
「バカか、だいたい手すらあげてねぇだろうが」
ポムッと寝ころぶ総司の頭を優しくつかむ。
「やだなぁ、言葉の暴力ってやつですよっ♪」
フニャンと猫みたいに、俺の手にじゃれながら、総司が可愛い顔をして見上げる。
それを言うなら、確実に、総司のほうが大人虐待だ!とちょっぴり思ってやまないが、人がまた増えてきたので、総司の手をひっぱって起こしながら聞いた。

「で?さっき何を言ってやがったんだ?」
飴を食べながらで、いまいち伝わらなかったあの話。
「さっき??あっ、そうそう、バスルームみました?すごいんですよっ!!」
思い出した!とばかりに、総司がはねる。
「とりあえず、説明聞きながら見たがそれがどうした?」
あれに事かなと首を傾ける。
「あの、シャワーめちゃくちゃすごいんですよ。天井から降ってくるとか、面白いの。奥で、実演見れるんだけど見た?」
総司の目がキラキラ輝く。
「そこまで見てねぇが」
「えー、じゃぁ見て下さい。あれすごい気持良さそう。あれつけて下さい。ミストシャワーとかもいいなぁ」
はしゃいだ顔の総司には申し訳ないが、俺はどこまでも現実主義だ。
「シャワーなんて、普通のでいいだろうが、あんな高そうなやつ」
「また夢の無い事言う」
予想通りの言葉が返ってくる。
「あのなぁ、こっちはすこぶる現実なんだよ。こないだの、夢の家ならともかく、今は実際に必要な話をしてるんだからよ」
本当に、予算の枠以内に納めないと、生活苦に陥ってしまう。
「じゃあ、じゃぁせめてジャグジーとか」
「だから、いらねぇって。そんなたいそうなもん、家のバスルームにまでつけなくても。それに、さっきもらったパンフレットに、ジャグジーじゃねぇが、小さい泡をだせるやつがついてたしな。あれだと、冬とか、体があったまるらしいぞ」
先ほどもらったパンフレットをめくりながら、説明を思い出す。
「うわぁ、きたよ、親父発言。どうせ、土方さん、すこぶる熱い風呂に入るんだから、そんなのあってもなくても一緒じゃないですか。それよりも、こう、リラクゼーション的な要素のほうが楽しいじゃないですか」
総司も、まだまだ食い下がる。自分の身は削らないので、夢ある方向へ行きたがる。
「からすの行水みたいな入り方するやつがよく言うな。」
何せ、総司の風呂の入り方といえば、シャワーでさっさと体を洗って流して、湯船に入ったとしても、つかった!と思ったら2~3秒で終わりときている。5分もあれば、風呂から出てきてしまう。
「むっ、それは、そういう機能がついてないからであって、ついてたら、僕だってもっと長くはいるもん」
ぷっくりと膨らませた頬がまた、可愛いと思う。
今日の俺の脳もネジが一本飛んでいるらしい・・・・ってそりゃぁいつもか。
指先で頬を押してやると、ブーッと音をだしてへこんでいく。
「それよりも、総司、二階の部屋みたか?」
「見た見たっ。」
俺が話題を変えると、総司が、破顔して俺の方を見る。
「あれ、いいですよね、なんか、ロッジみたいで面白い。」
いわゆる、上のデッドスペースを使用した収納スペースだが、階段をおろして、登れるようになっているらしい。
「でもさあ、あれこそ無理だよね。うち、みごとなまでの日本家屋だしさ。」
「確かになあ。フローリングはいれるにしても、限界があるよなぁ。」
などと話をしながら、玄関を目指す。
モデルハウスは、まだもう一件見に行く予定なのだ。あまり長居はしていられない。

「ね、次のとこはあれですよね、町家風ってやつ?」
「あぁ、そうらしいな、パンフレット見るか?」
歩きながら先ほど、説明を聞いていた時にもらったパンフレットを見せると、手をのばして総司がそれをとって開く。
「おーっ、こっちの方がなんかしっくりきそうじゃないです?」
中を見ながら俺に向けて見せてくる。
「高そうだけどな」
「また、そういう事言う」
俺が返すと、総司がもうっと俺の腕をつねった。
「すまねぇな、どうせ、かい性なしだからな」
と俺も、負けずに、歯を出しながら車に乗り込む。
総司が反対側のドアをあけながら、それに続いた。
「あっ、拗ねた。もう、困った人だなぁ」
「うるせぇよ」
フフフンと楽しそうに笑みを浮かべながら腕に絡まってくる総司に、わざと体をゆらして、抗議した。

車を走らせると、総司が横でパンフレットに熱心に目を通す。
「ねぇ、檜風呂とか、良くないです?」
ペラリとめくりながら、また俺の方を見る。
「檜?そりゃぁ、値段を横に置けば、あれば贅沢でいいが」
俺も別に、現実を見なければ気にはしない。
むしろ、そういうのにはあこがれる。
「土方さん、好きそうですよねぇ。近藤さんも、こういうの好きなんですよね。」
「確かにな。・・・ってやらねぇぞ」
総司がさらりと言うので、一瞬のせられそうになってハタを我に返った。
「チッ」
横で総司が舌打ちをした。
アブねぇところだ。うまくのせられるところだった。
こういうところが実に気が抜けない相手だ。
自分も、そういうものが好きだけについ引き込まれてしまう。
しかし、檜風呂は、本当に少しばかりひかれてしまう。
やはり、なんでも日本風が一番良い。
広い、畳の部屋に、良い掛け軸でもかけて、獅子脅しの音など聞きながら趣味の俳句を楽しめたなら、はたまた、狭く素朴な和の茶室で、お茶をいただくというのものまたあこがれるところだ。
総司には確実に、「はぁ、どこの隠居じじいですか?」と力いっぱい昔つっこまれたのは、言うまでもない。

たどり着いてみたモデルハウスも、モダンでありながら、昔懐かしい空気を感じる作りで、実に心がゆれた。
いたるところに、日本を感じさせる和のテイストがありながらも、洋とうまく溶け合ってる所がなんとも言えない。
話を聞いてみれば、リフォームも取り扱っており、少々またまた割高になりそうだが、作りもよく、結局、このモデルハウスをやっている会社で、リフォームの件を相談にのってもらうことになった。


案内された場所に座り、簡単なプランの予定などの話をする。
最も、家は、近藤さんと、奥さんとなるツネさんにも関わることなので、詳しい話は後日だ。
「それでは、詳しくは、後日という事なので、簡単に、こちらとしても、今後のお話の参考になるパンフレットなど見ておいていただければと思いますので、こちらのシートに記入いただいてよろしいですか?」
「あぁ、かまわねぇ。ありがとう」
シートを受け取り、記入を始める。
総司は、出されたお茶を飲みながら、机の上に並べられている駄菓子をあさっている。
「ねぇねぇ、店員さん。これって色とか選べるの?」
そして、並べられているパンフレットを楽し気に広げながら、質問をしだした。
「はい。こちらのページをめくっていただきまして、ここに、色が書いてある分は、選んでいただけますよ。一部、大理石など、使用しているものは、お値段も変わってきてはしまいますが」
店員が総司にも丁寧に話をする。
「へーえ、あ、この木目調もいいなぁ。土方さん、これよくないです?」
総司が俺に向けて同意を求めるので、俺は用紙に記入をしながら、横目でそれを見る。
「確かにいいな。色ものよりは落ち着いてていいが・・・」
と答えつつも、下にある値段表を目にする。
予想通り、他のものよりランクが上だ。
「そちらは、天然木を使用しておりまして」
店員も、喜々として説明をしにくる。
全くもって、お金をださないものは、喜楽でいい。
口をつぐんだ俺は、黙々と、記入用紙にペンを走らせて埋めて行った。

記入を終えると、店員にそれをわたす。
「はい、確かに。それでは、次のお話のご予定ですが、お連れさまとお話をされて、ご連絡いただけるということでよろしいですか?」
「あぁ、そうさせてもらうよ。」
そう答えると、店員がその旨を伝達事項として記入した。
「わかりました。こちら、連絡先の名刺お渡ししておきますね。私がいない場合、別の物に伝えていただきましたら、調整して、すぐにご連絡さし上げますので」
「ありがとう」
俺は、それを受け取って確認すると、胸ポケットの名刺入れにつっこんで直した。
「あと、今、当社で、ハロウィンの催しをしていまして、こちらの会場の奥になるのですが、もし良ければ、楽しんでいかれませんか?見学商談された方に、割引券をお渡ししていますので、ぜひご利用ください」
立ち上がろうとすると、店員が、それを静止して、パンフレットや割引券を差し出した。
「へぇ、催し?なにしてるの?」
総司が喜々として上から覗き込んでくる。
「お菓子のつかみ取りや、屋台など、夏祭りの延長のようなイメージでしょうか。あと、カボチャのランタン作り体験などもやっておりますよ」
店員がにっこりとほほ笑んで総司を見ながら説明した。
「わぁ、楽しそう。行きましょうよ土方さん」
ぎゅーっと上から総司が肩に体重をかけてくっついてくる。
「へいへい」
そりゃぁ、こんな話、総司が喜ばないわけがない。
見学会場の入り口に貼ってあったポスターを見て、すでに、見通してある。
総司はこういう、子供の喜びそうなものが大好きだ。
それらを受け取り、礼を言うと、会場を後にする。
ルンルンと楽しげに前を歩く総司を追いかけて歩いた。

<<次回更新予定:薄桜鬼SSL 土方×沖田 『幸せな時間-3』に続く>>

※10月インテ、スペースに来て下さった皆様、お相手下さったみなさま、そしてつたない本にを手に取って下さった皆様、本当にありがとうございました。
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プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
野良猫と申します。
あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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おい!って思われるだろう設定もあるかもしれません。 特に、たとえ、史実をほのめかす内容があったとしても、史実の隊士たちや、御家族にも、全く無関係の創作であると強く主張致します。
公式を離れた内容に抵抗がある方にもお勧めできませんので、宜しくお願いします。 それらもふまえたうえで、それでもOKという方のみ、ご覧下さい。


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