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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2013/10/02 Wed  23:57
『幸せな時間-1』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。




『幸せな時間-1』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

「ひーじーかーたーさんっ、まだ??」
朝の早くから家に来た総司が、先ほどから、テーブルの上に行儀悪く腰掛けて、俺をせかしている。
今日は、例のリフォームの参考にと、モデルハウスやらホームセンターを見て回ることになっているのだ。
受験生が、こんな10月みたいな大事な時期にどうなんだ?との苦言は当然総司には届かない。
「やってるやってる」
と総司は言うし、まぁ、本当に、俺の知らない時にはやってはいるのだろうが、教師としては心配してしまうところだ。
相変わらず、中間テストも、俺の古典も含めて上位成績をはじき出しているから、嘘ではないのだろう。
古典にいたっては、前までの成績はなんだったんだ?というくらい、学年1位の成績をはじき出している。
当然、成績表には、一番良い数字が押されている。
喜んだものか、前までの成績を悔やんだものか、正直風雑な気分だ。
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「ねぇ、早くー」
カンカンカンと机の上にあったペンで机の角を叩く。
「だぁ、もう、もうちょっと待てって。てめぇが予定より早く来るからだろうが」
そうなのだ、珍しく、総司が、約束をした時間より早く来た。
しかも、2時間も早く。
俺が寝ている時間にだ。
昨晩は、残業をして遅くなり、もう少し寝ていたかったというのに、それだけ楽しみなのはわかるが、俺はのらりくらりと、服を着替えながらネクタイを結ぶ。
「あーっ、もう、またデートだって言ってるのにネクタイとかしてるし」
それを見て、すかさず、総司が不平を漏らす。
「いいだろ、俺はこれが落ち着くんだよ」
これでも、一応、ラフなデザインのシャツには腕を通している。
ネクタイも、仕事場にはしていかないたぐいのモノだ。
「ていうか、そんなに急いだってまだ開いてねぇよ」
時計を見れば、まだ8時代だ。
店もモデルハウスも10時にならないとオープンしない。
9時過ぎに出ても、十分オープン時間に間に合う場所にあるのだ。

「歳三さーん」
と、下から姉貴の声がした。
「何だ?」
総司をかわして扉をあけ、階段下を覗き込む。
「総司くんって、朝ごはん食べてきたのかしら」
階段下から姉貴が上を見上げて聞いてきた。
「総司?朝飯食べてきたのか?」
俺は、すかさず振り返って部屋の中にいる総司に聞く。
「ん?パンはかじってきたけどね」
ベッドの上に腰を下ろした総司が、足をパタ着かせながらかえしてきた。
「じゃぁいらねぇか?」
「いるいる、ノブさんのお味噌汁は美味しいもーん」
と、総司が慌てて前に体をたおすと、満面の笑みを浮かべて言った。
「へいへい」
どうやら、本当に、総司は姉貴の料理が好きらしい。
答えを聞くと、また階下を覗き込み姉貴に返事をした。
「パンは食ってきたけど、食うってよ」
「了解、じゃぁもうすぐ出来上がるから降りてきてちょうだいね」
「あぁ」
階下に返事をすると、再び部屋に戻って準備を続ける。
いつでも出れる状態にだけ用意をすると、総司を促した。
「飯、食いに行くぞ」
「はーい」
ぞろぞろと二人、階段を降りて食卓についた。


義兄が、新聞を広げながらお茶をすすり、姉貴が、入れたてのご飯とみそ汁を、置いてくれた。
「今日は二人でお出かけかい?」
新聞をたたんで置いた義兄が、総司に話しかける。
俺は、そのすきに、義兄が置いた新聞をもらって読みはじめた。
「うん。モデルハウス見に行くんです。」
姉夫婦の前では、すこぶる良い子顔の総司が、ニコニコとお箸を両手で持ちながら話す。
「あぁ、リフォームの参考にするっていってたやつかい?」
義兄も箸を手にとり、手をあわせると、魚をつつきながら話をする。
「そうそう」
「いいなぁ、俺もリフォームしてみたいなぁ」
総司の返しを聞きながら、兄貴がホクホクと顔をほころばす。
「駄目よ、あなた。そうでなくても、いっぱい払わないといけないものがあるんだから」
そこを、すかさず姉貴がつっこむ。
「ははは、分かってるよでもほら、最近、オーブンの調子が良くないっていってただろう?いっそ、キッチンだけでもリフォームしてみるとかどうだい?」
姉貴曰くの、理想の旦那である義兄は、なるほど、よく気の着く人だ。
俺など、今きくまでその事実も知らなかった。
「まぁ・・それは、奇麗なキッチンとか夢のようだけど。でもねぇ」
姉貴は姉貴でしっかりものの、節約主婦だが、それでもやはり素敵なキッチンをという夢はおおいにあるらしい。嬉しいやら何やら複雑な表情をした。
「大幅にじゃなくても、たとえば、システムキッチンを入れ替えるとかね。」
「でも、それでもけっこうお金がかかりますでしょ。オーブンだけでもかえてもらえたら、まだ使えるし」
本当に、こういうお金に堅実になるところは、姉貴も俺もよく似ている。
話を聞きながら、クククと肩を揺らしている総司を、俺は机の下から、小さく足で蹴ってやった。
「じゃぁどうだい?せめて、展示場を見に行くだけでも。来週、私もノブも休みなのだし、たまにはデートってことでどうだろうねぇ」
ノホホンと優しい顔で、さらりと切り出す。
「デート・・・って、やだ、彦五郎さんったら!!」
キャッと乙女の顔をして、姉貴が、義兄の肩を叩く。
なんというか、いつまでたっても熱い間柄で・・・・何より・・・だが・・。
少々居心地が悪くなるのでできれば俺のいないところでやって欲しいものだ。
「はぁ、いいなぁ、ノブさんも彦五郎さんもラブラブで」
総司がそれを見ながらじっとりと俺の方を見てくる。

前言修正、総司の前でもやめて欲しい・・・・・・・。
「あら、歳三さんもラブラブしたら良いのよねぇ。大丈夫よ、私は気にしないから♪ネタにはするけど」
総司の発言に、姉貴が口をはさんできた。
「・・・・」
死んでもやるかっ!!と心の中で叫ぶ。
「ね、ほら、お姉さんもいいって言ってますし、ラブラブしましょうよ」
案の定、総司もそれにのってくる。
「・・・やめれ」
俺はしっしっと手で総司をはらう仕草をして、味噌汁を口に含む。
「えー、ひどい、土方さんの僕への愛ってそれくらいなわけ?ノブさん、僕、もう悲しくて、死にそうなんで、姉上に先に旅立つ不幸をお許しくださいって伝えて下さい」
総司は、シクシクと嘘泣きの仕草をしながら、姉貴にしがみついた。
「縁起でもねぇ事言うんじゃねぇよ」
ガンッと下から総司の足を優しく蹴る。
「もう歳三さんたら、そこは、何を言うんだ、総司っ、俺の愛はそんな薄いもんじゃねぇ!とかなんとかいいながら、抱きしめるところだわよ」
ヨシヨシと総司を慰めながら姉貴が言った。
「はぁ・・?」
姉貴も総司も、そのまま盛り上がり、小芝居を始めだす。

「愛してるよ、総司」
「土方さんっ!僕、一生ついて行きますっ」
「総司っ!」
ガバッと二人で抱き合って、姉貴が、楽しそうに、総司の頭をなでた。
見ているこっちが恥ずかしい。
俺はしばらくその小芝居を見ていたが、頭を押さえて下を向いた。
「おや、トシさん、顔が赤いよ?可愛いねぇ」
のほほんと義兄が言いながらお茶をすする。
俺は、ガクンと自分の手から顎を落とし、何かを飲んでいたわけでもないのに、ゲホゲホと咳き込んだ。
姉貴と総司の、仲良し攻撃もたいがいだが、義兄の、こののほほんとしながらも、ざっくりと心臓をついてくる一言が一番恐ろしい。

「そういえば総司君、勇さんの結婚式の準備の方は進んでいるのかい?もうそろそろだろう?昨日、招待状が届いたよ。」
義兄が俺の反応に微笑みながら、総司に話をふる。
まぁ一応、俺をたてて、話をかえてくれたというところだ。
「うん、来月末だもんね。どうだろう。よく、でかけてるみたいだよ、ツネさんと。」
小芝居を終えた、総司が、また食事をはじめながらそれに答える。
「やっぱり、勇さんは神前の式かねぇ。」
「あ、それはそうらしいよ。神社で紋付袴って言ってた。」
パクパクと味噌汁の具を口に入れながら、義兄と会話する。
「そうかい、やはりねぇ。いやぁ、それじゃぁ楽しみだねぇ、ツネさんも、白無垢姿の似合いそうな清楚なお嬢さんだし」
義兄も、食事を続けながら、ツネさんの顔を思い浮かべて笑みをもらした。
「それがさぁ、もう、近藤さんてば、その事でソワソワしちゃって大変なんだから」
義兄の言葉に、総司が、お椀を机の上に置いて身をのりだす。
「ははは、そりゃぁそうだろう。一世一代の晴れの日でもあるし、なにより、好いた人のそういう姿というのは、男としてはいてもたってもいられない気分なのだよ。私もそうだったなぁ」
しみじみと言いながら笑みを浮かべる。
「そうなの?彦五郎さんは、ぜんぜんソワソワした感じなかったよ?」
姉貴と、義兄が結婚した当時の総司は、まだ小さかったし、そこまで見る目があったかよ?と思うが、まぁ、出席していた事は確かだ。
「そうかい?内心じゃぁそりゃぁもう、ドキドキしていたものだけどねぇ。なにせ、うちのノブさんはもとても奇麗で可愛らしい人だからねぇ」
と、ホクホク顔で義兄が笑いながら姉貴を見る。
「やだ、そんな彦五郎さんたら、うまいんだから」
「嫌だねぇ、お世辞なんてひとつもないよ?心底、余計に惚れ惚れしたものだよ。もちろん、今も奇麗だけどね」
「も・・やだ恥ずかしい」
ポオッと姉貴が頬を染めて、顔をおさえる。
それを羨ましそうに見つつ、俺を見る総司の顔がまた、いろんな意味で針のむしろだ。

「あ、そうだ、あれってさ、僕も服かなんか買った方がいいのかなぁ。制服ってわけにもいかないよね。彦五郎さんとノブさんの時のは当然着れないしなぁ」
箸をかじりながら、総司が首をかしげる。
「ははは、そうだなぁ。あの時はまだ、総司くんも小さかったからねぇ。やはり、スーツくらいは新調した方がいいだろうねぇ。後々も着る機会もあるかもしれないし、どうせなら良いものを買っておけば、後々役にたつよ」
コトンと茶碗を机に置いて、お茶をすする。
「うーん、そうかぁ、でもそういうの苦手なんだよね」
さらに行儀悪く、総司が箸を噛む。
注意してやろうかと思ったが、ぐっと押えた。
「確かに、窮屈だしねぇ。でも、今から着ておいた方がいいよ。なんなら、トシさんと一緒に見てくればいいんじゃないかい?社会人になってから、スーツに着られてしまう感じじゃ、しまらないからねぇ。逆に、着慣れていると、とてもかっこうよく見えるよ。」
食事を終えた義兄が、机に腕を組みながらニコニコと笑う。
「それは確かに、彦五郎さんも格好いいもんね」
総司も満面の笑みで元気よく言って、歯をだしながら顔を前に突き出す。
「そうかい?そりゃぁ嬉しいねぇ。トシさんも良く似合ってて格好よく見えるだろう?」
義兄が足を組み直しながら、俺の方を見てきた。
「土方さん?うーん」
言われて総司が、顔をしかめる。
ひどい話だ、恋人を捕まえて、そこで言いよどむのかよ!と噛み付きたい気持を抑える。
格好いいと即答されても、それはそれで恥ずかしいわけだが、すこしばかり悲しくなる。

「駄目かい?」
考え込む総司に、義兄が、首を傾げた。
「だって、聞いて下さいよ、彦五郎さん。土方さんてば、見た目は、そりゃあまぁ格好いいし、いや、むしろ格好いいんですけど、中身がアレだから、そっちの方が勝っちゃうんだもん」
意気揚々と総司が語りだす。
総司の物言いに、ひくりと俺の眉が動いた。
「あれ?ってなんだい?」
「堅物で、五月蝿くて、細かくて、狭量で、親父くさくて、俳句好きで、恋愛へたれなくせに、ムッツリエロ蔵ですもん」
ケロッとした顔で総司が言うと、俺は思わず椅子をガタンと鳴らし、義兄が一瞬俺をみて苦笑するのを抑え、その横で、姉貴は押える気など全くみせず、全力で爆笑した。
「総司、さっさと食っちまえ!置いてくぞ」
俺はギリッとひとつ歯ぎしりすると、総司を睨んで席を立つ。
いればいるだけへこまされる為、俺は、先に切り上げて、部屋へと戻った。

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十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
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あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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