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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2013/07/08 Mon  20:51
薄桜学園文化祭-11 【終宴 ー不知火×原田ー】

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。



薄桜学園文化祭-11 【終宴 ー不知火×原田ー】


「じゃぁまた月曜な」
そういって、土方、近藤、沖田の3人と別れ、原田と不知火、ついでに、永倉が車に乗り込む。
持ち主である原田が運転席に乗り込み、当然のように不知火が助手席に座った。
そして、永倉が、後ろでゆうゆうと、足を広げて座る形だ。
「なぁ、原田これからどうすんの?」
後ろから、永倉が身を乗り出してきく。
「どうすんのって、別に、飯買って帰るだけだけど?」
ハンドルを握り安全運転をしながら、原田が答える。
「おっ、じゃぁ俺もよんでくれよ」
それを聞いて、よしっと、永倉が軽くガッツポーズをしながら言った。
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「なんでだよ、迷惑な」
原田は正面を向いたまま、そっけなく答える。
「迷惑って、ひどいじゃねぇかよ。いいだろ、飯くらい。」
「そんな事言ってお前は、そのまま泊まるつもりだろ。邪魔すんな」
片腕だけハンドルに残した原田が左手でシッシと後ろをはらう。
「なんの邪魔だよ」
すかさず永倉がつっこんだ。
「なんのって・・・・・そりゃぁ・・・・」
うーん、原田が明後日の方に目線を動かす。
そりゃぁ、さすがに、二人でイチャイチャする為、とは永倉には面と向かっては言えない。
しばし、考えた末、意味を理解した永倉が目を細めて原田を見る。
「・・・・・ほーう、よし、絶対泊ってやる。この永倉新八、目の黒いうちは、不知火なんぞの愚行に目をつぶることままならんっ」
なんとなく察した永倉が、フンッと拳を握って上へと突き上げた。
まぁ、ようするに、彼女のいない永倉のやっかみ、御邪魔虫である。
「うぜぇ、帰れ、おっさん。」
聞いていた不知火が、助手席で、窓に腕枕をしてくっついたまま、後ろの永倉へと言い捨てる。
「不知火匡くん、教師に対して、そのもの言いは何かなぁ?」
永倉がわざわざ、フルネームで大げさに言いながら、コキコキと拳を鳴らす。
「はん、お前が教師って方が、生徒に失礼だっつうの」
けっと斜め後ろに視線をとばしながら、舌をだす。
「なんだとーう、よし、こうなったら種村も呼んでやる。」
その言葉にピキッとした永倉が、携帯電話を探り出した。
「おい、新八、まだてめぇがくるのも許してねぇのに、何してやがる」
運転しながらも、後ろの永倉の頭をたたき、そう言う原田の声も無視して、永倉が、スマホ片手に、電話をならす。
しかも、自分のではなく、ちゃっかり原田のを使ってだ。
命をうけて不知火が阻止しようと手をのばしたが、シートベルトに阻まれて、あえなく撃沈した。

「おう、種村?おまえさぁ今からでてこれねぇ?原田んちで、お泊まり会しようぜ」
『はぁ?』
電話の向こうからは、種村の不機嫌な声がかえってくる。
『あのなぁ、どこの子供会だよ。俺はお前と違って、世帯もちなの。ただでさえ、仕事で時間とれねぇのに、ゆみちゃんと、可愛い娘ほってなんでわざわざ野郎の巣窟に泊まりにいかなきゃいけねぇんだよ』
種村がピキピキとこめかみを動かしている図が想像できそうだ。
「いいじゃないかよ、たまにくらい。ちょっとはこっちの相手しろって」
それでも永倉は気にせず食い下がる。
『わけわかんねぇし。だいたい、今まだ仕事中だっつうの。これから、一件急患くるんだ。』
「じゃぁ、終わってからくりゃいいじゃん。待ってるからな」
『おいっ!!』
と電話の向こうで種村が何か言おうと声をあげているが、プツンと一方的に永倉は受話を切った。
「新八、てめぇ、来るからには、飯はおごれよな。」
原田もピキピキと眉間を動かし、不機嫌な声で言い放つ。
それでも、絶対くんなといい切らないところが、原田のお人好しだよなぁと不知火は諦めて外へと目線を向けた。
「えー」
後ろでは、永倉が不満の声をあげ、原田が、噛み付く勢いで声をあげる。
それでも、安全の為、後ろを振り向かないのはさすがといったところだ。
「えーっじゃねぇ、」
「じゃぁ、半分で許して、そして、酒をおごって」
いやんと、身をひきながら、永倉が両手をあわせる。
「一回、地獄に落ちてこいっ!っていうか、まじで、どっかに捨てるぞ」
ミラーに映る原田の顔が、クワッと鬼の形相で、睨んでいる。
「うそーん、原田がいじめるっ」
原田が運転をしながら切れきれに舌打ちをすると、、永倉が後ろでキャーッと大げさにアクションをとる。
「救いようのねぇ男だな」
外へ目線を向けたまま、不知火が、心底呆れて目をむいた。


□□□

しっかりものの原田の操縦により、1円たりとも負ける事無く、永倉の財布から食材の金をはらわせて、無事、マンションにたとりつく。
部屋につくと、永倉は勝手知ったるで、リビングのソファを陣取った。
「フニャッ」
気持良さそうに、そこを独占していた猫のトラが腰をあげてしっぽを太くし、フーッとうなり声をあげた。
原田、不知火だけではなく、トラにまでも迷惑な客人だ。

「不知火、悪いな」
荷物の整理を不知火が手伝うと、コソコソと原田が耳打ちをする。
「別に」
正直、不知火も、こういった状況にはそろそろ慣れた。
「嫌なら部屋いって勉強でもしてろ。」
「うん、原田の部屋にでもいいか?」
冷蔵庫にいれる物を原田に手わたし、最後のものを放り込むと、立ち上がりながら原田が答える。
「いいぜ。飯、できたら適当に持ってく」
「サンキュー」
ほとんどを、出来合いの物で飼ってきたが、汁と簡単な酒のあてくらいは作るつもりの原田が、鍋をだしながら言った。


「おいー、そこっ、何をこそこそしてやがる」
勝手にテレビをつけて、チャンネルをいじっていた永倉がソファから身を乗り出す。
「お前にゃわからない内緒話だ」
優しくない原田はべーっと舌をだし、永倉をあしらう。

ひらひらと手を振って、不知火がキッチンから離れ際、トラに目線を向けた。
「トラ、こっちにきとけ」
永倉に場所を奪われて、まだソファの下で怒っているトラを、不知火が片手で抱き上げて自分の部屋へ着替えに行く。
原田も、作り出す準備だけして、とりあえず学校用のスーツから、ラフな服に着替えると、カットソーの袖をまくりあげた。

「新八、だらだらしてねぇで手伝え」
キッチンへ入り際、永倉をしかりとばす。
「へいへい」
ずこずことキッチンについていく永倉を見ながら、着替えを終えた不知火が荷物とトラをつれ、原田の部屋へと消えていった。



■■■
「・・・づかれた」
深夜4時ごろ、原田が自分の部屋に戻り、ベッドの上に転がる。
「お疲れさん」
先に転がって仮眠していた不知火がもぞりと顔をあげて原田の方を見た。
「あー、すまん。起こしたか」
と言う割には、起こす気はなかったという感じの転がり方ではない。
スプリングが大きくゆれて、嫌でも不知火は目が覚めた。
でも、不知火も怒る気はない。
「うんまぁ。てか種村のおっさんきたのか?」
「あぁ来た。2時半くらいに。来て早々、ソファで死んでたけどな。」
原田がまたスプリングを揺らしながら言う。
「律儀なことで、よくやるな。永倉は?」
「あぁ、へべれけで床に転がってやがる。」
そう言いながら、原田がもぞもぞと不知火の横に布団をめくって入ってきた。
「酒くせっ」
原田が近づくと、飲んでいない不知火が鼻をつまむ。
「飲まなきゃやってらんねぇつうの」
ほんのりと酔っている原田は管を巻きながら、不知火に絡んでわざと呼気を吐き出す。
「はいはい。」
やめろと手を振り、匂いを拡散させつつ、あやすように答えながら、不知火が布団から腕をだして原田の首にののばす。
原田の少し長い髪を絡め取り、首に手をかけて、引き寄せる。
「んーー」
少しばかりけだるげな原田の顔に近づくと、首を傾けて唇をはんだ。
「んっ」
そうすると、原田も腕を不知火の首にまわして引き寄せる。
「おっ、けっこう積極的?」
不知火が唇をはなそうとすると、原田がそれを追いかけてきた。
「んー、暑い」
唇を放すと原田がぼーっと不知火を見ながら言う。
「よっぱらい」
あー、と不知火が白目をむくと、原田の額をペシンと手のひらでたたく。
「痛い」
原田がたたかれた額を、おさえる。
痛いというほど強くは叩いていない。
「鍵は?」
不知火は、また、原田を引き寄せながら聞いた。
「閉めた」
んんん猫みたいに不知火に顔を寄せながら原田が答える。
「あっそ。で?やんの?」
「んー、熱いし」
不知火が聞くと、原田が、服をパタパタと動かす。
「暑いしって・・・・」
酔っている原田はちょっと可愛い。
いきすぎると、脱ぎだすので困り者だが、ほどよく酔っている原田は、ほんの少し積極的で、そのうえに、いつもの大人の色気とは別の、まさに小悪魔という表現がはまりそうな動きや、ものいいをする。
甘えない原田が、甘えてくるので、不知火としては、うれしいような、どうすればいいのか戸惑うような困った状態におちいらされるのだ。

「なんだよ、やりたくないのか?」
しばらく黙っていると、不知火の腕の中におさまった原田が、唇を尖らせながら、指先で、くいっと不知火の顎をつつく。
「やりてぇけどよ、リビングに、あいつらいるんだろ。」
どれだけ、空気を読まない不知火でも、それくらいは、考える。
「うーん」
「て、こら、脱がすなっ。さっきより酔ってるだろ。原田」
が、酔っぱらいの原田からは、いつもの、危機管理能力はどこまでも低下の域に達している。
「さあ」
そう答えながら、せっせと不知火のパジャマのボタンを外しだした。
Tシャツで寝てしまえばいい思考の不知火だが、最近、原田とお揃いで、買ってみた一枚だ。
「後悔すんぞ」
「声ださなきゃいいんだろ」
ボタンをはずして、ぺろりと原田がパジャマをめくりながら言う。
不知火の胸板があらわになった。
「でるんじゃね?」
つーっと原田が胸を指でなぞってくる。
不知火がその指をつかんで阻止しながら聞き返した。
「大丈夫だろ、不知火へたくそだから」
クスクス笑いながら楽しげに原田が言う。
「誰がだ、十分うまくなったっつうの、いつも我慢しまくってるくせに」
原田の腕をつかむと、ぐいっと回して、ベッドの上に落とし込む。
「してない」
横に落ちた原田が、足で不知火をけった。
「あっそ、知らねぇぞ」
それを押し返しながら不知火が原田の顔をのぞく。
「いちいちうるせぇな、やるのか、やらねぇのかどっちだ、不知火」
そうすると、業を煮やした原田が、ピンッと不知火の乳首をはじく。
「・・・・・・・・って!!」
ジーンとそこが、しびれて突起した。
「やるだろ?」
ぺろりと、不知火が舌をなめる。
不適な顔をする酔っぱらいに目を細めながら顔を近づけると、不知火は、黙れとばかりに原田の唇を奪う。
「んっ・・・・ぁ」
フッと熱い息が互いの口から漏れた。
服がこすれ、のりかかる不知火を見上げる原田のTシャツには、よく鍛えられた、胸板と、布を押し上げる突起がうつる。
「エッロ」
ツーッと指をすべらせて、その胸を指先でつつく。
と、原田が不知火に腕を回してくる。
「・・・っ」
「おまえもエロいけどな」
べーっと原田が舌をだし、チュッと音をたてて、唇をついばんだ。
先ほど原田に途中まで脱がされ、前のはだけたシャツから、やはり、不知火の胸板がチラリちらりと見えている。
「原田先生は、エロい俺が好みだろ?」
「んーっ、可愛い不知火の方が好み」
原田が笑いながら首を振る。
「なんだとう」
「でも、エロい不知火も好み」
フフフと幸せそうな顔で、怒る不知火にくっついて見上げてくる。
「へいへい、へらへらしやがってよ」
まったく、と原田の髪に指を絡めた。
「不知火、早く」
まねるように、原田が不知火の髪に指をからめ、電気の紐を引くように軽く引っ張って動かす。
「もーう、まじに、駄目人間だな。いいけどよ」
顔を胸にうめて、チュッとシャツの上から、胸を舐める。
舌先でクイッとうまく動かし刺激を加えながら、もう片方の手のひらを腹の下から素肌の上へと指をすべらせて、指を動かす。
「・・・・っあ」
服の上からねっとりと絡む舌の動きに、原田が腰を浮かせ、不知火の頭を掴む。
「なんだよ、もうきついのか?」
意地悪く今度は不知火が笑う。
「違う・・・」
あきらかに、強がっている声が返ってきた。
「そ?じゃぁもっと攻め込んでやろうかな。どこがいい?」
原田の足を開き、うち腿をなでる。
「しらねぇ」
「ふーん、じゃあ、ここも・・・・・・」
と手を動かし、原田の股間にふれようとして、フッと考えて手を止めた。
すると一瞬期待した原田がこくりと唾を飲み込んだ。

「何期待してんの?」
ニイッと不知火が楽しそうに口角をあげる。
ヒクッと原田が悔しそうに右頬を動かす。
かわりに、不知火が原田の内股をさらにねちっこく触る。
そうして転がり、後ろから原田を羽交い締めて、髪をかきわけた横から顔をだし、耳たぶをはむ。
「うまくなったろ?」
逃げるように体を小さくする原田の耳元に囁く。
「・・・へたくそ」
身をかがめたまま、原田が下を向いて耐えながら言った。
「負け惜しみ」
「うるせぇ」
原田の体が揺れる。
「くくく」
「・・!笑ってんな」
唇を尖らせる原田の肩に唇をよせて、強くすいあげる。
それから、パンツのジッパーをおろし、ゆっくりと、肌の感触を確かめるように、足からそれをぬきとる。
「・・・そ・・んなねちっこい脱がし方・・・すんな」
「いいじゃん、その方がドキドキすんだろ?」
「余計なお世話だ」
原田は顔を布団に押し付けて、腕だけで、不知火に抗議した。
「そう?きつそうだけどな、ここ」
不知火は、原田に抱き着きながら、指を股間に添えて、なでる。
「うるせぇ、てめぇだって大きくしてんじゃねぇか」
ガッとまた原田の足が不知火をけろうと動くが、不知火の手がそれをはばむように、原田の足を開かせる。
「そっちこそ、余計なお世話だ。じゃ、遠慮なく、先に入れれるようにしてやるよ」
「・・・・っあ・・・ぁ」
くっと原田の尻をつかむと、指を奥へと滑らせる。
指先を入り口に据えると、これまた、ねちっこく、円を描くように指を動かした。
「っう」
「どこがいい?」
ゆっくりと傷つけないように、指が侵入し、原田の中をさぐる。
「・・・・・・っうあ・・・ん」
探られて、カクンと原田の体が波打った。
「このへん?」
じっくりと追いつめるように、不知火の指が動く。
「も・・・・やめ」
お酒のせいで、感じ易くなった体が言う事を聞かない。
「もう降参すんの?自分で誘ったくせに」
「・・・・誰・・が」
原田はそれでも必死で唇を噛む。
「ほんと、強情だよな。ま、いいけど」
クスクス笑いながら、また不知火が指を動かしながら原田の唇を奪う。
「んっ・・んんっ・・・・・ん」
指の動きにあわせ、漏れそうな声を不知火の唇が飲み込んで行く。

それから、時間をかけて前戯を重ね、さらに大きく足を持ち上げる。
「っ・・」
柔らかくなったそこに、不知火自身を重ね、身を落とす。
割りさくその感触に、原田が声を殺すように、手の甲を口にあてた。
「すっげ、いつもより熱い。」
「・・・・・・ふ」
動きながら唇を重ね、ぐっと大きく腰を動かす。
「うあっ」
一番いい場所をつかれて、思わず、原田が声をあげた。
「原田、声がでけぇよ」
「・・・・・・・・・・・っ、てめぇが」
恨めしそうな目で不知火を見たが、不知火は涼しげな顔で笑う。
「俺がなに?」
「・・・・・・」
言い返せないのが悔しい。
「はぁ・・・・でも」
原田を追いつめながら、不知火が、原田の髪に顔をうずめる。
「・・・・なんだ?」
「我慢限界」
ぼそりと零す。
「・・・・・・・・不知火」
ヘラッと不知火が笑うと、原田が、あきれ顔をして不知火の頬をひっぱった。
「なんでお前は」
ここまで、少々、Sっ気をだしていた不知火だが、最後まで通せないところが、らしいというべきか、酔っぱらいでも意識ははっきりとしている原田は、深いため息を吐く。
「そんな、ため息つかなくてもいいじゃん、原田だってもう限界っぽいだろ」
不知火の指が、髪を絡めて、原田の頬をなでる。
「呆れて萎えるっつうだっったく。」
後ろから羽交い締めにされたまま、ポカンと一つ、不知火の頭をたたく。
「じゃぁ、もうちょいがんばるから、一緒にいこうぜ」
「・・・・・仕方ねぇやつ」
ぐいっと、原田が不知火の顎をひっぱる。
「んっ」
唇を重ね舌をからめる。
深く深く。
原田に誘われるように、不知火が腰を動かす。
「んんっ。」
「んっ」
そうして重なっているだけで、体の奥が熱くなってくる。
「しらぬ・・・い」
「原田」
「・・んあっ・・ぁ・・・・・・ああ」
重なる唇の隙間から、余裕を無くした体を痙攣させ、原田が、不知火の腹をよごす。
その収縮に誘われるように、不知火も小さく、甘い声をこぼした。
原田の中に、それを吐き出し、小刻みに胸を動かして、息をした。

「眠い・・・・」
「うん」
どっと疲れが押し寄せてくる。
そのまま、二人は、眠りのふちへと落ちていった。


□■□

「おはよう」
原田が目覚めると、不知火が眠そうに、目をこすりながら横に転がる。
残る昨日の名残に原田はうーんと一瞬頭をかいた。
リビングに、永倉と種村がいる手前、シャワーをあびにいくというわけにもいかない。
とりあえず、ウエットティッシュで、奇麗にしてから、服をつかむ。
ところどころに、不知火がつけたキスマークがうっすらと残る。
それでもなんとか、シャツの襟でかくせる範囲だ。

見えないか、鏡で確認してから、不知火を残してリビングへと向かう。
「よう、原田、おはよう」
永倉は、まだリビングの床に転がっていびきをかいていたが、種村は、奇麗に身なりを整えて、キッチンの方にいた。
適当に冷蔵庫をあさったらしく、何か作りかけている。
「わりい、適当に、使わせてもらってるぞ」
原田ほどではないが、種村もけっこう炊事はこなれている。
独身時代もしていたし、今も、奥さんの手伝いをしているのだろうことがうかがえる。
「あぁ、悪い、こっちこそ、朝飯、俺も顔洗ってから手伝うよ」
冷蔵庫を開け、いつものように、牛乳をカップに注ぐ。
「おう、ついでに、シャワーでもあびてくれば?永倉なら、まだおきねぇだろうしな。」
「へ?」
さらにいつもの習慣で、先にトラのご飯を用意していた原田の上から、種村が面白そうな顔をしながら言った。
「不知火の匂いがする。」
「・・・・・・・」
その言葉に、原田がギョッと目を見開いて固まった。
「ついでに、エッロい跡が隙間から見えてる」
「・・・・・・・・・・・・・ぅ」
言われて、原田が、思わず勢いよく、自分の襟をつかみ、条件反射で、そこを隠す。
「・・・・・図星か」
それを見た種村が、くくくと意地悪く笑った。
「・・・え?」
一瞬、わけもわからぬ状態になりながら、思考を巡らせた原田が、種村にはめられたと気づく。
「どれ、そこに、跡が残ってるのか?」
「うわっ。種村っやめろって」
おもしろがって、種村が、原田の手の動きにあたりをつけてシャツをひっぱると、せっかく隠していたはずの、赤い跡があらわになり、種村が、人差し指でぎゅーっとそこを押してなぞる。
「ふーん、いい度胸だな。ちょっくら不知火いじめに行ってくるわ」
出来上がったサラダをさらに盛り付けると、手を洗い、ずれてきたシャツをまくり上げなおしながら種村が、原田の横をすりぬける。
「おいっ」
焦って原田が止めるが、種村はクスリと笑って手を振った。
「心配すんな、ちょっと、羽交い締めにして、ダリアートかけて遊んでくる。その間に、シャワーあびてこいよ。鈍感永倉でも、その匂いは気づかれっぞ」
言われて、原田の顔が赤くなる。
「匂い・・・・って」
思わず、自分の服に鼻を近づける。
「拭いたくらいじゃぁとれねぇぜ」
「///////////////」
見られてたんじゃないか?というくらい的確な突っ込みに、原田は蒼白になってしまった。
種村の感の良さを忘れて、酔っぱらってたとはいえ、自分が誘ったという記憶に、原田は、トラのえさをもったまま、ずーんと大きく落ち込んだ。
まぁ、一緒に寝てる時点で勘ぐられても仕方がないのだが。
「ほんと、お前って、不知火に惚れてんのな。」
手を組んで立ち、原田を見下ろしながら種村は嬉しそうに笑みを浮かべた。
「・・・・・・」
「ま、いいんじゃね?俺は嬉しいぜ。いつぞやの、死にそうな顔してる原田よりよっぽどいいじゃないか。ってことで、朝食も、ほどよくできたし、不知火いじってこよーっと。ばれたってことは黙っててやるよ。」
ポンポンと身をかがめて原田の背中をたたくと、ルンルンと体を動かしながら、種村は原田の部屋へと歩いて行く。

原田は、
「すまん、不知火っ」
と心の中で謝りながら、バスルームへと飛んで行った。


その後、原田の部屋から、『ギャーっ!!』と不知火の悲鳴があがったのはいうまでもない。
ちょっとばかり罪悪感を覚えた原田が、その日の夕食に、不知火の好物をこれでもかと作って並べ、わけもわからぬ不知火が、
「なんで??」
とはてなマークを掲げ、反応に困って首をかしげることになるのだった。


<<次回更新予定:薄桜鬼SSL 10月のお話『タイトル未定』ー土方×沖田ー】予定>>

コメントを頂いた方へ、記事コメント欄にレスをさせて頂きました。
ありがとうございます。嬉しいです。
そして、いつも、拍手ポチポチ下さる方へも感謝感謝です。(T▽T)ノ
Comment

☆ 

こんばんは、またコメントさせて貰います!
 コメントの返信ありがとうございます。
そして、不知火×原田の今回のも楽しませてもらいました!次の土方×沖田も楽しみにしてます!
 更新頑張って下さい!また、コメントさせて貰ってもよろしいでしょうか?
 良かったらまたコメントしたいと思います!

☆ >>MIRUKIさま

こんばんは。
こちらこそ、ありがとうございます。
楽しんで頂けて良かったです(>▽<)
本当に、ものすごく遅い更新なんですけども、ぜひぜひ、コメントして下さい。
とってもとっても喜びます。

☆ 

ほんとですか!?
なんと嬉しい言葉ありがとうございます!!
 今回の不知火のドSっぷりは鼻血が出そうでした!
遅い更新でもいいですっ!
私はこの作品を見るだけで幸せです…
 これからも頑張って下さい!

☆ >>MIRUKIさま

こんにちは。遅くなりました。
本当に、大喜びするので、ありがたい限りです。

どSに頑張ってみた不知火さん、良かったですか??
最後までやりきれないところが、うちの不知火さんのヘタレクオリティですけども。
喜んで頂けて良かったです。

ありがとうございますです♪

☆ 

はいっ!もう、そう言う不知火大好きです♪
ヘタレクオリティでも私は嬉しいです!

不知火はSって感じですもんね!
とっても良かったです♪
でも私は原田×不知火も結構好きなんですよっ!

十六夜桜さんの作品ほんと大好きです!
これからも頑張って下さい!

☆ 

はいっ!もう、そう言う不知火大好きです♪
ヘタレクオリティでも私は大歓迎です!

不知火はSって感じですもんね!
とっても良かったです♪
もう、毎回見ててキャーってなってますw

十六夜桜さんの作品ほんと大好きです!
これからも頑張って下さいね!
    
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プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
野良猫と申します。
あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

お読み下さい

※当blogにある画像及び、小説等について、転載及び、個人で楽しむ以外の使用はご遠慮下さい。

※タイトル欄や本文に<R18指定>と記載されているものにつきましては、教育上宜しくないと思われる内容を含むおそれがありますので、18歳未満の方の閲覧を禁止させていただきます。ご了承下さい。


※SSLシリーズでは、特に公式にない設定をかなり、作っております。
おい!って思われるだろう設定もあるかもしれません。 特に、たとえ、史実をほのめかす内容があったとしても、史実の隊士たちや、御家族にも、全く無関係の創作であると強く主張致します。
公式を離れた内容に抵抗がある方にもお勧めできませんので、宜しくお願いします。 それらもふまえたうえで、それでもOKという方のみ、ご覧下さい。


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