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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2013/07/02 Tue  22:47
薄桜学園文化祭-10 【終宴 ー土方×沖田ー】

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。





薄桜学園文化祭-10 【終宴 ー土方×沖田ー】


「総司、シートベルトしたか?」
「しましたよ。」
運転席に乗り込み、席とミラーをあわせ、シートベルトを締めると、少し待って、俺の後ろに座る総司を見る。
二人の時は、助手席に座る総司だが、近藤さんに場所をゆずり、俺の後ろを陣取る。。総司の定位置だ。
「近藤さんも、だして大丈夫か?」
「ああ、宜しくたのむよ。」
助手席に少々窮屈そうに座る近藤さんにの確認をしてからゆっくりとアクセルを踏み、原田、新八、不知火たちと分かれて車を走らせる。
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「土方さん、トシ見に行ってもいい?」
後ろから、運転席の背もたれに手を回して乗りだした総司がチラリと顔をだすのが、ミラーに映って見えた。
「ああ、てかどうせいまからうちで飯するんだから聞かなくてもいいだろ」
「まぁそうだけど、一応」
実は、結局、姉貴が子猫のトシを相当気に入ってしまったらしく、話は一転してうちで飼うことになったのだ。
家をあけたりして、預けたりすることもあるだろうから、両家で片方ずつというわけにもいかず2匹とも飼うということには至らなかったが、話をした結果、姉貴たちが引き取ることで話がついた。
姉貴たちが飼うのなら、総司も、足しげく見に来ることができるし、まぁ面倒な世話をしなくてもいいという利点もあるので、すんなりとという感じだ。
そして、「トシ」という名前もすっかり定着してしまい、ややこしいったらありゃしねぇ。
俺の事を歳三さんと呼ぶ姉貴とト、シさんと呼ぶ義兄。
トシという度に、違っても反応しちまうし、違うと思ってたら、俺を呼んでいたりもする。
義兄にいたっては、子犬にまでトシさん呼びをしているので、もうひとつややこしい。

車を走らせ、家につくと、真っ先に車を降りた総司が、俺よりも先にでて、呼び鈴を押す。
インターホンから「はい」と姉貴の声がすると、総司が元気よく
「ただいまー」
と声をだした。
「あら、総司くん、お帰りなさい。今、開けに出るはね」
と姉貴が言うので、丁度、その声が聞こえる時に、車から玄関口へと立った俺は、横から、
「いい、鍵であげて入るから」
と静止する。
わざわざ出てくる必要もないだろう。
「歳三さんも、お帰りなさい。じゃぁ中で待ってるはね」
と声が返ってくる間に、ポケットから鍵をだして合うものを探そうとすると、横から総司がすごい勢いでそれをとりあげた。
勝手知ったるな総司が取り上げて、鍵を合わせてあけると、勢い良く門を開いて、石段を駆け上り、中玄関へと走っていく。
「ははは、元気だなぁ総司は」
呆れながら入る俺に続いて、近藤さんが、のんびりと続いて入ってきた。
外の施錠をしている間に、総司はすでに、中の鍵もあけて、部屋に飛びこんでいく。

石段上に続く飛び石を歩いている間に、すでに、扉が、がちゃんと閉じてしまっていた。
ったく!と思いながら扉を開けると、早くも、靴を脱いであがりこんだ総司の声が奥から聞こえてくる。
「トシーっ」
テンションの高い総司の声と、和気あいあいとした姉貴の高い声が聞こえてくる。
乱暴に脱ぎ捨てられてひっくり返った総司の靴をかがんで集め並べてあがる。
「近藤さん。先に、リビングに行っててくれ。俺は荷物置いてくる」
「あぁ、お邪魔させてもらうよ」
俺が階段にあがっていくと、近藤さんも、ゆっくりとリビングへ消えていった。


夕食をすませ、談義に花を咲かせる近藤さんと義兄に断って、俺は一人、部屋へとあがった。
部屋に入ると、さらに先にあがっていた総司が、俺のベッドの上にうつぶせになり、ゲームをしていた。
その胸の下には、子犬のトシが同じようなかっこうをして鼻を突き出している。
顔をトーテンポール状態にして並ぶ姿は実に可愛い。
可愛いが・・・・。

「総司、犬をベッドにあげるんじゃねぇ」
「えー、いいじゃない。ねぇ、トシ。下よりここの方がいいよねぇ」
胸元の下でヨシヨシされた子犬が、ピスピスと鼻を鳴らす。
まだ、ポチもいるが、姉貴の膝の上で寝ていたので、ここにはつれてきていない。
「毛がつくじゃねぇか」
そう言いながら、ネクタイを緩め、着替えを始める。
「土方さんの毛だってついてるからいいですよ」
それを見ながら、総司がムフフと頬を緩める。
「はあ?」
「たまに、落ちてるもーん。土方さんの毛。ねぇ、トシ」
「くうん??」
子犬の顔を覗き込んで同意を求めると、ゲーム機を置いて、転がった総司が子犬を持ち上げて、高い高いをする。
「一緒だもんねぇ・・・・って、違うなあ、土方さんは毛が抜けてはげるけど、トシははげないもんねぇ」
と、失礼なことまで言いやがる。
「誰がはげるだ!!」
「土方さんが♪」
これでもかというくらい破顔して、歯をだして笑う。
「てめぇな」
俺が着替え終わると、キャッ♪と総司が、子犬を胸元におろして抱きながらコロンと回転して起き上がった。
ヨシヨシとなでると、子犬は尻尾をぶんぶん振りながら舌をだす。
子犬相手にちょっとムッとなるなんてものは、総司に見せるわけにはいかない。
平静をよそおって、椅子をひくと、仕事用のデスクによりかかってノートパソコンを開ける。
「えーっ、ちょっとまさか今から仕事するとか言わないですよね」

それを見た総司が、あわてて体を乗り出した。
「しねぇよ。姉貴にそいつのベッドだかなんだか買いたいから探してくれって言われたから調べるんだよ」
面倒くさいと思いながら、ソフトを立ち上げる。
「ベッド??わぁ、いいねぇ、トシー」
総司は、子犬をよしよしすると、チュッと小さく子犬にキスをした。
俺は思わず、ガチャンとマウスを机にうちつける。
ん?となった総司が俺の方を凝視する。
「・・・・・な、なんだ?」
動揺が表にでてしまっている気がする。
「ん??」
疑わしそうに俺をジロジロとみながら、ふーむと言うと、もう一度子犬にキスをした。
「!!」
ヒクヒクツっと、今度こそ押さえきれずに眉間が動く。
「ふーん・・・土方さん、子犬に焼きもちやいてるでしょ」
ははーんと顎をつきあすと、ニヤニヤ顔で俺を見た。
「な・・にを言ってんだ?」
往生際の悪い俺の口は、まだ否定をしようとする。
「ほら、どもってるし、あと、目尻がヒクヒクしてる。あと、その手」
ひとつづつ、的確な指摘をしながら、しげしげえと、俺を値踏みするように見て、最後に小刻みに、指をすりあわせている俺の手をさしていう。
「土方さんて、動揺したり、イライラすると、指動かすよね」
「!!!!!」
自分でも気づいていない事をつっこまれ、いよいよ、焦って、自分の指を思わず凝視した。
「ふふふ、土方さんもチューしたいですか?僕と」
子犬のを手で抱いて、俺の方を見て、子犬の横からチラリと顔をだしながらさらにニヤニヤ顔をする。
「・・・・・・・・・・・・そんなことは」
「えー、無いんですか?僕はしたいのにー」
どもりつつも、否定をすると、今度はおもいっきり残念そうな顔をした。
なんじゃしそりゃっと俺は心の中でつっこんでしまった。
「探しもんが終わったらする」
ぼそりと言いながら目をそらす。
子犬にじゃれているからか、いつもより、可愛さが五割増しな気がする表情で、総司が唇の前で指をたてるので、我慢をするのが大変だ。
「あは、ちょっと、頬赤くなってますよ、土方さん♪ふーん、こういうのに弱いんだ。メモしとこうっと」
「せんでいいから、いいからお前もそいつの寝床さがすの手伝え」
メモ帳をガサガサ探そうとする総司を阻止しながら、自分の中の平常心を必死で呼び寄せた。

「はいはい。」
まだ嫌な目をして笑いながら、総司が子犬を抱いたまま俺の後ろに立つ。
「で?どんなのがあるんですか?あんまり今までそういうの見た事ないから」
総司が上から俺に覆い被さると、子犬を俺の肩から頭のうえにのせて、手をのばしてくる。
「おま・・・・え、子犬はおろせって」
生暖かい子犬の体が頭から首筋にくっついてくる。
時折すれる子犬の爪がちょっとばかり痛い。
「やですよ。今の土方さん危険だもーん」
総司は、子犬が落ちそうになるのを何度か修正しながら、肩の上にたたせて遊んでいる。
安定感の悪さに、子犬は何度か俺の頭を蹴った。
「何が危険なんだ」
「可愛い僕に欲情してるから」
ふふふんと、どや顔で、子犬と一緒に、総司も体重を大きく俺にかけて覆い被さってきた。
「欲情なんかしてねぇ、つうか、自分で可愛いとか言うんじゃねぇ」
不平のもらしどころがいっぱいだ。
「えー、可愛くないんですか?」
子犬を俺の左肩にひっかけて、総司が逆の右側から顔をだし、唇が頬にふれそうな近い場所で、俺の顔を覗き込んだ。
「・・・可愛いけど・・・・・・よ」
そういって、総司から顔をそらして、反対側を見ると、子犬と目があって、思わずウッと身をひいた。
両側からサンドイッチ状態にされ、正面を向いて、固まるしかなかった。
「むふふふふ」
総司は満足そうに笑いながら、のばした手で掴んだマウスを動かし検索を始める。
俺は総司と子犬に押しつぶされたまま、画面を見る事になってしまった。


何件かみつくろって印刷してから、姉貴にそれをわたしに行く。
「ありがと。どれにするか考えておくは。ところで、歳三さん。約束の件はいつ?」
印刷をしてわたした紙に目を軽く通しながら、机の上に置くと、姉貴が首だけ動かして俺の顔を見た。
「・・・・・週末」
そう、犬の飼い主探しの功労賞として、2クラス分用意してもらったパンケーキの代償というやつだ。
「なになに?結局何を条件に作ってくれたの?」
一緒に降りてきて、カップにお茶を注いでいた総司が、興味津々に体をのりだす。
「ふふ、実はね」
その質問に、スイッチの入った姉貴がいそいそと口を開く。
「姉貴っ」
と静止するも、聞いてくれる姉貴ではない。
「裸体モデルをちょっとね。いろいろ書くときの参考にしたくって。」
人差し指を、唇の下にたてて、姉貴が答える。
「・・・・・・・・・・・」
「わあ、何何?全裸?見たいっ」
ほらみろと言わんばかりに、総司がさらに身をのりだし、お茶を放棄して姉貴に詰め寄った。
「誰が全裸になるかっ!!」
俺が吠えるも、二人は完全無視である。
「んー、本当はねぇ、脱がしたいわよねぇ。でもま、下着に短パンくらいははかしてあげるつもりよ。上は脱いでもらうけど♪まあ、私もさすがに、弟の全裸はちょっとねぇ」
恥じらい顔で姉貴が言うが、どこまで本心かわかったものじゃない。
「そうなの?」
椅子をひいて横に座った総司がキョトンと姉貴を見た。
「さすがに、いたたまれないってものなのよ。乙女心としては」

いけしゃぁしゃぁと姉貴は言うが、下着一枚で姉貴にデッサンされる俺のいたたまれなさはどうしてくれるのか?とは言うだけ無駄だ。
「ふーん。でも来ていい?」
総司はわくわくと弾ませた声で聞いた。
「いいわよー」
姉貴も嬉しそうに答える。
「おいっ」
簡単に返事をする姉貴に俺は慌てて待ったをかけるが、ギロリと睨まれた。
「いいわよねぇ、歳三さん。それとも、総司くんに脱いでもらっちゃおうかしら」
「・・・・・・!!」
クスクス笑いながら、姉貴が、総司の方に手をかける。
「えー、僕恥ずかしいですー」
その腕の中で、総司が、両手をグーにして、顔の前にたてると、顎にくっけて、女の子のようなポーズをとった。
「そうよねぇ、こういうのは、年上の男ががんばるべきとろこよねぇ」
総司を盾にとられるとぐうの根もでない。
「・・・・・・・・」
無言で唾をのんだ。
「てことで、じゃぁ、週末、日曜日の昼からね。あっ。お昼ご飯作ってあげるから、それまでにいらっしゃいな」
総司から離れると、椅子に座り直してにっこりと笑った。
「わーい」
それを聞いて、総司が万歳のポーズをして喜ぶ。
「あっ、あと、おやつに栗の渋皮煮作ってあげるは。好きでしょ」
「やった!!楽しみーっ。」
すっかり盛り上がる二人に置いてけぼりにされた俺は、一人ズーンと落ち込んで、一人でさっさと部屋にもどった。



□□□

「ひーじーかーたーさんっ。」
すっかりへそを曲げた俺は、さっさと電気を消して、布団の中に潜り込む。
姉貴とその後も盛り上がってきたらしく、けっこうたってからあがってきた総司が、俺を呼びながら入ってきたが、俺は完全無視で背中を向けた。
「もーう、いい大人が拗ねてふて寝とかどうなんですか?」
暗がりにそろりと入ってきた総司が、黄色い電球のほの明かりの中、忍び寄ってくる。
「ねーえ」
布団の上からすり寄って、総司が乗ってくるが、まだもぞもぞと背を向ける。
「土方さんてば」
布団の上から、総司が、俺をまたいで乗ってくる。
「・・・うるせぇ」
「もう、いつまでも拗ねてないで下さいよ。お姉さんに、いいように命令されてポーズとってそうな土方さんとか、僕の想像の範囲内ですから、今更恥ずかしがらなくてもいいじゃないですか」
それはそれでどうなんだ?と思わずにはいられない。
「よくねぇっ」
「幻滅とか別にしないですし。ていうか、面白いし」
フフフと幸せそうな顔をしながら、俺に体重をのせて抱き枕のごとくしがみついてくる。
「どうせなら、幻滅しろ。」
そう言いながら、顔を隠す。
幻滅されるのも嫌だが、想像通りだったというオチも、それはそれで不名誉だ。
「なんで、そうひねた事いうかなぁ。ほら、チューしなくていいんですか?さっき、したいって言ってたじゃないですか。機嫌なおして、してくださいよ」
ふーっと耳元に、総司の息がかかる。
相変わらず、嫌な挑発の仕方をしてくる。
このやろうとグググと拳を握った。
そして、ひと呼吸すると、どうにもこうにも、久しぶりに、ちょっとばかり灸を据えてやりたくなってきた。
俺はもう一度大きく息を吸うと、体を勢い良く動かして、総司を布団の中に引き込む。
「わっ」
ぐいつと腕をひかれた総司がゴロンと、受け身をとりながら、ベッドの上に転がった。
俺はその上に覆い被さると、総司の腕を開いて、つかみ、上から顔を覗き込む。
今、自分がスーツを来ていたら、確実に、ネクタイをといてそれで拘束でもしてやるのだが、残念な事に、今は作務衣のラフなかっこうだ。
ぐっと腕をつり上げて、重ね、上から、片手で押さえ込むとクイッと総司の顎を右手の指先であげた。
「ひひひひひひひひ、土方さん?」
こういうシチュエーションを、何かと期待する総司だが、実際にやられると、慌てふためく。
「んんぅ」
俺は目を座らせながら、総司に顔を近づける。
そして、半開きになっている総司の唇をゆっくりと奪う。
「・・・・・ん」
1秒、2秒、3秒。
数えても離れない唇に、総司が顔を真っ赤にしてもがく。
久々の長いキス。
もう、幾度となく重ねて、慣れはしているものの、いつも以上に長くされると、どうすればいいのか分からなくなるらしい、
「んんんんん」
低く、喉でうめきながら、総司が俺の肩をバシバシと叩いた。
それでもしばらく吸い上げると、チュッと音をたてて、顔をはなす。
総司は、やっと解放された口をあけながら、文句を言うよりも先に、何度も息を繰り返した。
「ひひひ、土方さんなんなんですかこれは」
「なんだ、キスしろっていったのは総司だろ」
ワタワタと布団の上を泳ぐ総司を動けないように押さえながら覗き込む。
「だからって、こんなの、長過ぎて死ぬ。」
「鼻で息をしろって教えてやったろ前に」
意地悪く、舌をさしながら言う。
「//////そんな事言ったって!!」
やっとの事で文句を吐き出しつつ、まだスーハーと息をするほんのり赤い総司の顔が可愛い。
「もっかいするか?さっきより長いやつ」
ん?と唇をなぞる。
「短いのでいい(T△T)。だいたいにして、なんですか、その開き直り。」
「なんだろな。」
けろっと人ごとのように言ってやる。
「てか、開きなおらねぇとやってられねぇしな。だから、嫌な思いばっかりするのも嫌だからな、今日は、俺が楽しむことにした」
「はぁ??」
総司が素っ頓狂な声をあげる。
「どうせ、てめぇに、かっこわるいところ見られるなら、先に俺もみてやることにした」
「はああ??」
プツンと一本きれた俺は、酒も飲んでないのに、暴走モードだ。
「ちょっと、まさか、僕がお姉さんと話してる間に、酒でも飲んだんじゃないでしょうね?」
「飲んでねぇぞ」
「嘘だーっ。だって今の土方さん、あきらかに、酔っぱらい土方さんだもん」
総司曰く、酒を飲んでつぶれた俺はいつもと違ってちょっと鬼畜になるらしい。
実は夏に一度、酒で酔いつぶれた事がある。
あの時は、俺も飲み過ぎてというか、周りに回って、あまり記憶にはなく、何をしたか覚えていない。
ただ、目が覚めたら総司にロープで縛られていた上に、しばらくの間、半径1m以内、立ち入り禁止とか、めずらしい事を言われ、すこぶる意識する総司がおかしかったりもした。
酒を飲んで普段押さえてるものを吐き出したのだとすれば、まぁ意図せず吐き出したか、意図して吐き出そうとしているかの違いだけで、かわりがないといえば無いかもしれない。
「観念しろ、総司。そのかわり、思いっきり気持ちよくしてやるよ」
チュッと今度は軽く口づける。
「・・・・いらない・・・ってわぁ何するんですか」
「どうでもいいが、でかい声をだすなよ。近藤さんがきちまうかもしれねぇぞ」
「そんなこといったって、わあ」
できる限り小さな声にしつつも、総司が叫ぶ。
なぜなら、今、総司はすこぶる恥ずかしい恰好をさせられているからだ。
勢いよく下着を脱がされ、下半身だけあらわにしたまま、大きく、足を広げられている。
かわりに、ひきぬいた、総司のベルトを、傷つかないようにシーツの上から、腕にかけて、縛られ、抗議しようにも、手が動かせない。
「土方さん・・」
涙目で総司が訴えるが聞いてはやらない。
「いい格好だな。ここも丸見えだ」
足を開いて持ち上げたまま、ツンと、奥のすぼまりを指でつつく。
「ひゃっ」
触られて、キュッとそこが収縮する。
「ついでにここも」
「!!!」
見られているだけで、反応している前の方にも手をやって、指先で、筋をなぞる。
「・・・・・へんんた・・・・・い」
「誘いながら言うなよ。」
ツンッと指先で、ひくつく奥を触る。
「やっっん」
「どんなだったっけ?前に総司が見せた本。」
「覚えてません」
「じゃあ、好きにするか」
意地悪くいうと、抱え上げられて丸見えになったそこに、顔を近づける。
指先で場所をたしかめるように、なぞりながら、赤い舌をだす。
その先で、秘部を嘗めると、総司の体がビクリと動いた。
「!!!!!土方さ・・・・・・・」
恥ずかしい場所を嘗められ、みるみるうちに先ほど以上に顔を赤くする総司の目を見ながら、さらにゆっくりと舌先で舐める。
「そんな・・・・とこ」
中心をはずし、その周りのひだを何度も舐めてやると、中心を意識してしまうのか、筋肉が幾度となく収縮した。
やがて、期待にそうように、その中心を刺激し、舌先を尖らせて、つつく。
「ひ・・・・っっん」
柔らかくなるまで、何度も刺激しながら、前を開いた手で転がす。
もう、それだけで今にも吐き出しそうに大きく膨らんでいた。
「も・・・」
もう駄目、といおうとする総司の口を、俺の手が、阻止する。
優しく包んでいた手を、すんでのところで締め付けて、総司自信を押さえ込む。
つくづく俺も根に持つタイプだなと思いながら、総司をみつめる。
「放して・・・・ぇ」
いつもの生意気な口が、なりふり構わず、俺にすがる。
ちょっとばかり罪悪感だ。
「まだいくなよ」
いくらか声のトーンを優しくて、総司の足をおろし、上半身に近づく。
それから、サイドボードに手をのばして、置いてあった先の丸いペンをとりあげた。
チュッと優しく、唇に口付ける。
「動くなよ」
「・・・え・・・・・・・・」
総司の体を抱え、唇をはみながら、ゆっくりと総司の中にペン先をあてる。
「やっ・・・・・なに・・・」
総司がめを見開いて硬直する。半分ほど入ったペン先をもてあそびながら、中を傷つけないようにうごかす。
「は・・・・ぁぁ・・・やだ・・・・抜いて」
「・・・・・・・・」
「土方さんっ・・・・」
涙目の総司が必死で、足を動かして、もがく。
「気持よくないか?」
「ない・・・」
ううう、と目を潤ませながら、総司に睨まれた。
「・・・・・だよな」
途中から、自分でも何がしたいのかよくわからなくなってきた。
何を、総司に八つ当たりしてるのだろう。
先ほどまでいきそうだった総司の顔が、今は、半分恐怖心に満ちている。

「・・・・・・・・・・・・悪かった」
自己嫌悪に陥りながら、すっと体をひく。
ゆっくりと傷つけないように、半分ほど入ったペンを、ぬきとった。
「・・・・・どうしたんですか?」
ふいに動きを止めた俺に、総司が、今度は不安げな顔で俺を見る。
「・・・・・・いや・・・・すまん。たんなる八つ当たりだな・・こんなのは」
ショボンと下を向いて、総司の横にあぐらをかいて、頭を抑える。
「・・・・・そ・・・そうですよ。なんなら、二三発ひっぱたいてもいいところです」
ちょっといろいろと驚いて、半分方針している総司が必死でそういい捨てる。
「してもいいぞ」
俺は下を向いたままそう言った。
「・・・・う、そう言われると、困ってしまいますけど。・・・・そんなに嫌です?僕にお姉さんのモデルさせらえてるの見られるの」
困った総司が、縛られたままの腕を動かしながら言う。
あっと思って、俺も手をのばし、それを解きながら言った。
「嫌だ」
「即答ですか」
外された手をプラプラと振って自由を確かめながらコロンと転がる。
「そりゃぁそうだろ。総司の頭の中で、どれだけ、俺が駄目人間だったとしても、生でかっこうわるいところは見られたくねぇ」
罰悪く、俺は再び総司に背を向けた。
「十分いつもかっこうわるいですけどね。」
俺の方を向いた総司が、寝転がったまま、俺の尻をつつく。
「・・・・・うーん」
返す言葉も無い。
「ふふふ、まぁいいや。じゃあ仕方ないから、見に行かないでいてあげますよ。ノブさんには、後で急な用事が入ったことにします。それでいいですか?」
少し考えてから、総司が後ろからパンッと背中を叩く。
「いいのか?」
意外にあっさりとひいた総司に、首だけで振り向く。
「仕方ないじゃないですか。僕に格好悪いところが見せたくないってことは、それだけ僕のことが好きってことでしょ?」
しょうがないなぁと、また何度か、ぺしぺしと背中を叩いた。
「総司」
「じゃなきゃ、今度こそぶんなぐりますよ?」
ぐっと服を引っ張られ、思わず首が絞まりそうになりながら、今度こそ、体ごと総司の方をむき、頬に触れる。
「好きだ」
そう言うと、ニコーッと極上の笑みで総司が笑った。
「もっといっぱい言って下さい」
そろりとその声に、体を近づける。
「好きだ・・・好きだ・・・・・好き・・・・いや、ちげーな。愛してる」
「ひゃっ・・・も、耳元でとか」
総司をひきよせて、耳元にささやく。何度も。何度も。
「ももも、もういいですって。恥ずかしい」
キャーっと総司が顔をまっかにして耳をおさえて小さくなるまで何度も何度も囁いた。
「じゃあ恥ずかしいついでに、もう一個いいか?」
総司の横に転がり、後ろから総司を抱きしめて、耳の横で言う。
「な・・なんですか」
ビクビクとまだ小さくなりながら総司が言う。
「もう一回抱いてもいいか?今度は思いっきり優しくする」
これでもかというほど、低く響く声で囁く。
「・・・・・・し、仕方ないですね・・・・ていうか、でないと無理っていいますか・・・」
小さくなりながら、総司が、自分の下半身を押さえていた。
「・・・・だな」
俺にささやかれたせいか、反応している総司を見て、クスリと笑う。
「笑うな」
怒った総司が、俺の足を後ろ向きに蹴った。
「すまん」
二人顔を見合わせて笑う。
それから長い時間、ゆっくりと時間をかけ、二人で重なりあっていた。
最近、文化祭準備で忙しかったのもあり、本当に、久しぶりのゆっくりとした時間。
こんなに、寝るのも惜しいと思ったのは久しぶりだった。


■■■
「・・・・なあ。俺って酒のんで酔ったら本当にさっきみたいになるのか?」
前の事を思い出しながら、総司に聞いてみる。
「・・・・・・あれよりひどかったですよ」
もぞりと、胸のにくっつきながら顔を見上げる。
「まじで・・・・か」
うーんと首をそって上を見上げた。
「そりゃぁもう、嫌だっていってるのに、無理やりつっこむし、変態みたいなこと言うし、まぁ・・・ペン入れられたことはないですけど・・・てことは今日のほうがひどいのかな、あれ?」
総司が言いながら、右に左に首をひねる。
「う・・・・・どっちにしてもひでぇな」
聞いてるだけでどこまでも落ち込む。
「ひどいですよねぇ。反省して下さいよ」
「してるよ、にしても、これどうするかな。使うたびに総司のエロい顔を思い出しそうなきがする」
そう言いながら、横に転がしていた、先ほどのぺんを掴んだ。
「捨てて下さい、そんなもの。ていうか、どうせ思い出すなら、反省しないといけないことを思い出せですよ」
わー、見せないで!!と総司が手を振る。
「うーん、まぁそれはあれだけどな」
ごもっとともだが、どうにも困った。
「どれがどれですか!!もう、はい、いますぐ、ごみ箱にポイです」
総司が向こうのゴミ箱を指差すが、俺はいまだに首をひねり、眉根をよせる。
「そりゃぁ、できねぇだろ」
「なんでっ」
ムムッと目尻をつり上げて俺を凝視した。
「だってこれ、お前が、小6の時にくれたペンだぞ?誕生日に」
普通にかった、なんのエピソードもないペンなら、別に、俺も悩みはしない。
「うそ、なんで?まだ使ってるんですか」
驚いた総司が、勢いよく動いて、足に足がぶつかって痛い。
「そりゃぁ、捨てられるわけねぇだろ。だいたい、総司がはじめてくれたもんだぞ。好きなやつからもらったもんだぞ?ちゃんと、替え芯を探してだな、大事にしてるんだ」
俺は力いっぱい主張した。
まだこうして、付き合いもしてない時の話だ。
気まぐれにまだ今以上に子憎たらしかった総司が、気まぐれにくれた誕生日プレゼントだ。
「・・・なんですかその、喜ぶべきなのか、へこむべきなのかわらない話は、もうっ、なんで、そこまでして大事にしてるくせに、ああいうことに使うかな」
もおーっといよいよ、総司が足をばたつかせ、俺の足を何度も蹴り上げる。
「だからよけいに後悔してんじゃねぇか」
俺もつい、声をあらげて言い返す。
「なんでそう、逆切れなんですか!!もうっ」
今度はドンドンと胸を叩かれた。
それでも俺はめげずに返す。
これだけは、意地でも曲げられない。
「だからぜってぇ捨てないからな」
力一杯主張した。
「はぁ、もうなんでこんなばかなエロオヤジが好きなんでしょうね、僕、落ち込みそうです」
うううっと顔をくしゃくしゃとしかめると、俺を力一杯下から睨んだ。
「しらねぇよ」
総司の言葉に、少しばかり目をそらす。
総司の好きは滅多に聞けない。
「あっ、ちょっと今、照れたでしょ、好きって言われて」
「て、照れてねぇ」
内心はすこぶる恥ずかしい。
なにせ、聞き慣れていないのだ。
「嘘だ」
気をよくした総司が、俺の顔をぐいぐい追いかけて覗き込むのを俺はあっちへこっちへ目をそらして逃げた。
「もう、いいから忘れてくれ、今日あった事は。」
逃げに逃げた結果、顔を押さえて斜め横を向く。
「はぁ、忘れていいんですか?じゃぁ週末きますよ?」
フフフと優越感たっぷりの顔でギュウギュウと密着される。
「そこは忘れるなっ」
困るとばかりに、総司の顔を見ると、ギュウーッと総司の頬を両方からひっぱった。
「はいはい、もう本当に面倒くさい人だなぁ。じゃぁ、忘れてあげる見返りは?」
確信に到達とばかりに、歯をみせて極上の上目遣いで俺を見ると、寝転がったまま、俺の首に上をのばして、ぶら下がるようなかっこうをした。
「・・・・・週末に、終わってからか、その次の週に○○の甘味屋でしるこくらいなら付き合ってやる」
さすがに、ここでは、却下を言い渡せない。
「しるこねぇ、抹茶アイスもつけてくれたら忘れてあげます」
真顔で言いながら、キョトッと首を傾けた。
「仕方ねぇな」
その仕草すら可愛く見える、俺の脳は相変わらず重症だ。
「ふふ、じゃあ約束です。」
くすくす笑いながら、だされた小指に小指を絡める。
好きって思いはけっこう難しいものだ。
なんだっけ?総司の好きな新選組副長のとある俳句が頭をよぎった。


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十六夜桜(通称:野良猫)

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