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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2013/06/24 Mon  22:44
薄桜学園文化祭-8 【文化祭当日-2 ー不知火×原田ー】

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。




薄桜学園文化祭-8 【文化祭当日-2 ー不知火×原田ー】

「ここにいたのか。好きだなお前も。」
二人の間ではおなじみとなりつつある校舎の屋上の扉を開け、キョロキョロと原田があたりを見渡すと、陽光と影が丁度コントラストのラインをひく影側に不知火がいた。
不知火は、コンクリートの上に、ドカッと足を放り出して座り、横の壁を背もたれにして単語帳をめくっている。
そちらへと原田が近づくと、不知火がゆっくりと顔をあげた。
「原田はいいのかよ、こんなところで油うっててよ」
特段、立ち上がるでもなく、単語帳をもった腕だけを太ももの上におろし、原田の長身を見上げる。
「良くはねぇが、ちょい休憩だ。見回りは新八におしつけてきた。」
コキコキと首を動かし、肩を叩きながら原田が笑う。
「不良教師だな」
そう言いながらも、横に散らかしていた本類をまとめてのけて、原田の座る場所を作る。
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「恋人に感化されまして」
ニイッと笑うと原田がさっそくその横に腰を下ろした。
「だぁ、よく言うよ、元からのくせによ。」
不知火が眉間に皺をよせるが、原田は楽しそうに笑う。
「はは、食うか??」
そして持ってきたたこ焼きの袋を不知火に見せながら、横に座る。
「食う」
何せ、午前中に、鈴木たちが買ってきたたこ焼きは、クラス全員が群がって食べた為、2つくらいしか当たらなかった。
不知火にたこ焼きをわたし、原田はさらに、舞台衣装の着物の袖から、缶コーヒーと取り出す。
「おー気が利くーっ。」
袋からたこ焼きを出して、コンクリートの上に置きながら不知火がそれを受け取った。
「コーラー売り切れでコーヒーだけどな」
コーヒーも好きだが、何をおいてもコーラーが好きな不知火である。
缶コーヒーのプルトップをあけ、一口含んでから、二人並んでたこ焼きのよーじに手を伸ばす。
ぱくっと一口口にほおりこんで、ふと二人の姿を見て、不知火が笑った。
「なんか、へんな図な」
「確かに」
和装した、陰陽師と式神が、並んで現代のコーヒーをすすりながら、たこ焼きを食べる図。
みごとなまでにミスマッチな光景だ。

「はぁ、でも、もう終わりか、文化祭も今年はけっこうハードだったけど、終わっちまうと思えば寂しいもんだな。」
「そっかぁ?来年もあるじゃん」
不知火は首をかしげる。
「そうだけどな、不知火はもういねぇだろ。いたら困るけどな」
「いねぇよ。絶対うかるっつうの」
言葉を返しながら、たこ焼きを口に放り込む。
既に冷めてしまっているが、まぁまぁの味付けだ。
「頑張ってくれたまえ。でも、いい思い出になったと思ってな。楽しかったろ?」
「どうだかなぁ?沖田は暴走しやがるし、種村の腐れおっさんは写真とりにくるしよー。てか、なんで来るんだよあいつ。仕事しろっつうの」
種村に散々振り回されている不知火としては、こんなところでまで合いたくはない。
「定休日にしたっつってたな。」
原田がくくくと笑いながら、また一つたこ焼きをほおばる。
「迷惑な。」
その横で、不知火は力一杯眉をよせてうなった。
「でも急患で、めちゃくちゃ名残惜しそうにしながら飛んで帰ったけどな。」
散々、おもしろがって、不知火と原田の写真をとりつつ、永倉も巻き込みつつ、ついでに、少しばかり土方にも絡みにいきつつ、していたが、かかってきた電話を切った瞬間心底沈没していた姿を思い出す。
「当然だろ。ざまぁみろ」
不知火は、姿なき種村にべーっと舌をだす。
「明日は我が身だぜ、不知火くん」
「・・・・・・・。」
そこにすかさず、原田がつっこみ、ポンポンと肩を叩いた。
確かに、同じ職業につこうとしている不知火としては、あらがえない道である。
沈黙して想像した不知火が、撃沈しながら後ろの壁に頭を打つ。
「ははは、まぁ、その時は、病院の待合室ででも、待っててやろう」
さらにもう一つ、原田はたこ焼きに楊枝をさす。
「まじに?」
その言葉に、不知火はがばりと浮上して上半身を前にまげた。
「1時間くらいなら」
顔を空にむけ、楊枝にさしたたこ焼きをちょっとばかり行儀悪く、口に突っ込みながら、不知火をちらりと見る。
首筋を流れる原田の髪が不知火には、ちょっとばかり色っぽくうつる。
「えー、1時間すぎたら?」
「帰る」
パクッとたこ焼きを口にいれると、ニッと歯をみせて笑った。
「うえーっ」
不知火はそれを聞いて、大げさに頭をかかえてまた後ろに倒れる。
「帰ってうまい飯でも作っててやるっつったら?」
不知火の反応を楽しみながら飴発言を放り込む。
「うわーい、原田ーっ」
げっそりへこんだかと思えば今度は思いっきり不知火が原田に抱きつく。
不知火の長い髪が、ワサワサと顔をくすぐるが、嫌いではないので原田は気にしない。
苦笑しながらそれを浮けとめて、ヨシヨシと背中を叩いた。
なんというか、不知火を操縦するのって簡単そうだなと、心の中で思ったことは秘密だ。


「なぁ原田。」
「ん?」
しばらく、包容を堪能していた不知火が、原田の体をはなしながら聞いた。
「そのよ・・・・写メとらしてくんね?」
「写メ?これ?」
離れた原田が衣装をひらひらさせながら聞く。

「不知火もとらせてくれるならな」
「いーっ」
不知火としては、あまり残されたくない格好なので、困る。
素っ頓狂な声をあげつつ、うーん、うーんと一人で頭を抱えた。
「そんなに悩むかね」
「だってよー。」
「いいじゃないか、可愛いのに」
クスクス笑いながら、原田が、不知火の腕に絡み付く。
肩越しに上目遣いに見上げられれば、不知火にとっては、小悪魔原田の出来上がりだ。
「だから、可愛い言うなって」
少しばかり頬を染めながら、顔を横にそらし、眉を寄せる。
「細かいことは気にするな。とりたくないのか俺の写真」
ん?とさらに首を傾げながら、原田が不知火を見る。
これで、我慢できる不知火ではない。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とる」
結局、原田の誘惑に負ける不知火だ。
実のところ、不知火は、今の原田のかっこうが、すこぶる気に入っている。
似合いすぎて困るほどに好きなので、誰もいないこの場所で、とれるチャンスは逃しがたい。
携帯に保存しておけば、いつでも見れるという状況は実に捨てがたい。


自分の写真も散々とられたが、その分、原田のサービスショットが多数、不知火の携帯の中におさまった。
散々二人で盛り上がったあと、再び、二人で密着して床に腰を下ろした。
「どんな感じにとれたか見せろって」
「こんなん?」
互いの携帯スマートフォンを二人で覗き込み、画像をチェックしながら笑う。
「うっわ、これエロッ」
原田が自分でとったポーズを見ながら笑う。ちょっぴり胸はだけな悩殺風味の写真だ。
「でもよ、こっちのが、もっとすげぇって」
それを言うならと、不知火が、さらにページをめくりながらその画像を出し、指を指す。
「あははは、やべぇな、これ。」
原田もそれを覗き込み不知火にもたれて悶絶する。
先ほどの写真よりさらに着物をはだけながら、舌をだして、不知火を誘う図。
「やべぇだろ」
「ちょい、これ、家で、メモリーとかに落としとけ。持ち歩き禁止」
「えーっ」
原田が爆笑しながら言うと、不知火が声をあげる。
「だって、うっかり落としたり無くしたりしたら危険すぎじゃねぇかよ」
「うーん、でもっ確かに、つうか、誰にも見せたくねぇな。もったいない」
気持としては、いつでも持ち歩いて、見たい時に堪能したいところだが、人に見せるなどもったいないと不知火は主張する。
「どんなんだそりゃ」
「あっでも、俺一番のお気に入り、これ」
密着しながら、さらに、ページを進ませて、画像を見つけると、原田に差し出してみせた。
「どれどれ。うっわ、超笑顔。どこのアイドルだよ」
原田が横からのぞき込むと、それを見て原田がペシンと、不知火の腕を叩く。
「薄桜学園のアイドル?てか自分で言うかっ」
しれっと言う原田を腕でつつきながら突っ込んだ。
「不知火のアイドルなのは確かだな」
うーんと、原田が首を傾げると、唇の下に人差し指をたてて言う。
「うおーう。超アイドル。清楚感ゼロだけど」
それを見て、不知火が腕をのばし、原田をキュッと腕に抱く。
「なんだ?清楚な俺がいいのか?キスなんてそんな、事務所からおつきあいは駄目って言われてますからーっつって」
不知火の腕の中でシナッと嘘くさいポーズを作って言ってみせる。
「すげぇ、困るーっつうのー。てか、ねぇ。そんな原田想像できねぇ」
くくくと二人で体を押し合って笑う。

「うっし、じゃあ、最後、ツーョットとろうぜ。」
そう言うと、原田が、カメラを自分どりにセットして手をのばす。
「うっぉ、入らねぇって。原田、もうちょい、そっちよれよ。」
二人画面を覗き込みながら二人で押し合う。
なかなか、小さな画面に二人の姿が収まらない。
「不知火こそ、そっちいけって。」
「てか、もうちょい、腕のばせー」
ぐいーっと不知火が原田の腕を握って、一緒にのばす。
「おっ、きたきた、シャッター押すぞ。」
そうこうしていると、やっと二人の姿がなんとなくうまく画面の中に入る。
「待っ!!」
しかし、まだ体制が整えきれていない不知火が声を上げたが、原田の指がカシャっとカメラのボタンを押し、音が鳴る。
とれた写真を見ながら原田が爆笑した。
「やっべ、不知火へんな顔だな」
「待てっつうのに、押すからだろっ!!」
顔を作る前に引っ張られすぎて、すべった瞬間にシャッターをきられたのだ。
「取り直しっ」
不知火が、大きく主張する。
「あははよし、こい。もう一枚。」
そう言いながら、不知火の前に座る原田が、不知火の腕を引っ張り、また手を伸ばす。
何枚か撮り直して、納得の一枚をとり終えて、コンクリートに二人で転がった。
「やべぇ、盛り上がりすぎて、汗かいた」
「俺も」
二人で転がり空を見上げる。
もう、夕方に近づいて、ほんのり光が黄色みをおびている。
しばらく、二人でくっついて転がっていたが、ふと、原田の携帯が鳴った。
いやいやながら取り出した携帯画面を見ながら、原田は一瞬、出るか出ないか考える。
画面には、永倉の文字だ。
「でねぇのかよ」
密着して、不知火の腕枕状態の原田の髪を、不知火が触る。
「いやぁ、こう。でたら確実に現実に押し戻されるなあと思うとな。」
うーん、唸りながら、原田がコロンと不知火側に転がる。
「永倉だろ」
目線を不知火に近づいた原田の携帯に移しながら言う。
鳴り止む気配はない。
「そっ。どうせ、さっさと帰ってこいだぜ」
原田が心底癒そうに眉間に皺を寄せた。
「仕事しろよ、原田先生」
くくくと笑いながら着信を促す。
「えーっ」
原田がさらに不平をもらした。
まぁ、不知火としても、このまま一緒にいたいとは思うが、原田の拗ね具合がちょっと面白い。
散々、用意段階で、「新八の野郎!!」を連発していた原田なので、気持は分からなくは無いが。
「えーじゃねぇっつうの。」
笑いながら、原田を促す。
「はぁ、しゃぁねぇな」
そう言いながら、やっと原田がポチッと画面を触って受話を押した。

「はいよ。あ?分かってるって。おう。今行く。・・・はいはい。ありがとよ」
思った通りの呼び出しの電話だ。もうすぐ、後夜祭の準備が始まる。
「はぁ、行くは。後夜祭もでろよ。不知火」
ヨッと腹筋を使って原田が起き上がると、立ち上がり、パンパンっと、服についた砂を払う。
「へいへい。5分前には、クラスに戻ればいいんだろ」
まだ寝転がったままの不知火も、ヨッと腹筋で起き上がり、あぐらをかく。
「そういう事。じゃぁ、また後でな」
「おう、いってら」
束の間の休職をちょっとばかり名残惜しくしながら、見送ろうと立ち上がろうとした不知火に、原田が体をかがませて、チュッとキスをする。
「んっ・・・・」
不意をつかれた不知火が、立ち上がりそびれて、尻餅をつく。
「じゃなっ」
そう言うと、ひらひらっと手を振りながら、原田が出入り口へと歩み寄り、振り返り様に口に指を当てるとチュッと投げキッスをして消えて行く。
これは確実に、この間の仕返し状態だ。
残された不知火は、自分の唇をなぞりながら
『コノヤローっ』と心で叫んだ。

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プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
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あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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