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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2011/08/24 Wed  12:53
十八章 『嘘』(薄桜鬼 土方×沖田)

BL要素を含みますので、苦手な方はご遠慮下さい。
この章は、R18指定内容となっております。18歳未満の方の閲覧は固くご遠慮申し上げます
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十八章 『嘘』(土方歳三)


(慶応三年十一月)

 「総司?」
 部屋の中の主に声をかける。
 一向に返事はなく、ただ、うなされているような声がときおり聞こえ、障子を静かに開けて中をのぞく。
 「土方さ・・・」
 身を丸めながら総司が寝言で俺の名を呼ぶ。ひくりと自分の眉間が動くのを感じた。
 もう、何度聞いたかわからない。
 こうして、総司がうなされている時、いつも、必ず俺の名を呼ぶ。
 何の夢を見ている?
 問いただしたいが、きっと、総司は口を割らない。
 朝晩も寒くなってきたというのに、よほど、その中でもがいたのだろう、肩が半分以上も布団からでてしまっていた。
 中に入り、障子を閉めると、その横に膝をつき、布団に手をかける。
 「っ!!」
 っと、びくりと、身体を震わせ、俺の腕を跳ねのけてはじかれたように総司が起き上った。
 「・・あっ・・・」
 自分でも何をしたのか分からないといった顔で、同じく驚いて、手を差し出したまま固まっている俺の顔を見た。
 「すまねぇ、驚かせたか?声はかけたんだが、返事がなかったから勝手に入った」
 戸惑う総司の顔をみて、謝罪をする。
 陽光は多少陰ってきてはいたが、まだ夜がくるには少し遠く、羅刹なった身には、響くのだろう、憂鬱そうに、身を震わせた。


 抱きしめてやりたい。
 今すぐに、その身を引き寄せて、その唇に触れたい。。
 総司がそこにいる。それだけで、身体が啼いた。
 労咳になったと知ってから、総司は、俺が近づくのを嫌がる。
 労咳は、人にうつるから、うつしてはいけないのだと、かたくなに拒否をする。
 俺だって、もしうつったらと考えないわけじゃない。
 ただ、総司が俺を求めるなら構わないと思う。
 新選組を率いる副長としては、そんな考えじゃいけないとは思うが、総司が求めてくれたなら、俺の全部、くれてやってもかまわないのに。

 変若水を飲み、羅刹になっても病は消えず、結局何もかわりはしなかった。
 ただ、時に、死ぬほど喉が渇き、衝動にゆさぶらるのだろう、苦しげに悶える総司の声を何度も、部屋の外で耳にした。
 変わったのは、羅刹の力を使うことで、剣が握れる。
 それだけだ。
 いつ、狂ってしまうのかも分からない恐怖とひきかえに、得たものは、それだけ。
 それすら、病におかされた身体ではままならず、結局、何一つ変わらない。
 当たり前のようにそばに来て、当たり前のように、絡みつき、悪態ついて、不平を言いあい、笑っていたあの頃は二度と戻ってはこないのだろう。
 その苦しさを俺はよく、知っている。
 避けていても、本当は、この手に抱かれたいと願う。
 でも、そうすれば、俺に病をうつしてしまうかもしれない。
 求めたい気持ちと、なくしたくない気持ちでどれだけその胸を痛めているのか。

 「大丈夫か?」
 心配そうに覗き込んで総司の顔をみる。
 「大丈夫ですよ」
 まがいものの笑みが悲しく揺れている。
 「そうか」
 何も言えず、何もできず、眉間に皺をよせたままそう答えた。
 嘘をつく。
 心と違う嘘をつく。
 叫んでしまいたい。
 大丈夫なんかじゃないだろう!と。
 思うままに求めろと・・・。
 俺はここにいるのに、いつでも抱きしめてやれるのに。
 総司に見えないように隠した拳をギリギリと、握り締めて、その衝動を必死で抑えつけた。
 思いをふりきって立ち上がる。
 「書かなきゃならねぇ書類があるから、もう行く。」
 「はい」
 その張り詰めた空気から解放されるという安堵と、行かないで欲しいという欲望の狭間で、総司が俺の背を凝視する。
 障子に手をかけ立ち止まり、未練がましく振り返る。
 必死に笑みを浮かべたその口が俺をもとめることはない。
 眼を閉じて障子の外に出る。
 スーッと閉じた障子を挟んで見えない相手を互いにみつめる。
 こんなに、互いに求めているのに・・・。


 自室に戻り、障子を閉めて座り込む。
 「総司・・」
 総司への思いから逃げていたあの頃よりも、ずっと・・・心が痛い。
 覚えている感触よりも、総司の身体は随分と痩せた。
 「・・・・・」
 脳裏に浮かぶその肌は、まだ元気でいたあの時のまま。自分を求めて空をさまよう。
 その身体の感触を一つ一つ、確かめるように、鍛錬された身体に這わせる。
 もう長く触れていないその感触が今も刻まれて思い出される。
 緊張し少し震える唇が、ゆっくりと触れた唇の感触に溶かされ、やがて熱っぽく俺の舌を誘う。薄く開けてと息をもらすその中に割って入りこみ、舌をからませる。
 『土方・・・さ・・・ん・・』
 唇が解放されるたびに、熱っぽく名前をよび、溺れゆく目が宙をさまよう。
 その唇をはなれ、耳をはみ、首筋を流れて胸元を吸い上げる。
 紅い跡がほんのりと華をさかせ、なおいっそう俺を誘う。
 指先で胸元の突起にふれ、柔らかな果実をつかむようにそっとそれをつまみ上げ、その形を確かめるように、何度も、抑揚をつけて転がす。
 『いっ・・・や・・・ぁ』
 時に強く力をいれて摘み、それが離れた瞬間に、それを追い求めるように、総司の胸が震えて、その手を追う。
 その反応を楽しんで、敏感になったそこにねっとりと唾を含んだ舌を絡め吸い上げる。
 『あぁぁっ』
 びくりと反応し、ひときわ高い声をあげる。
 「う・・・ん・・」
 記憶に反応する、身体が熱い。
 受けてくれる、その温もりは今、この手の中にはないというのに、下半身が反応を示す。
 袴の隙間から手をいれて、中心をつかむ。
 けだるげに立ち上がるそれに触れ、指を動かす。
 総司の手をつかみ、そこに触れさせた感触を思い浮かべ息をあげた。

 恥ずかしそうにつかむその手は、いつも逃げごしに、迷い、頬は一段と紅くそまる。
 そのすべてが愛おしく、感触を味わいながら、指をぬらして総司のすぼまりへと手をのばす。
 いつまでも慣れないそこは、触れただけで収縮し、指の侵入を緊張して受け止める。
 それでも、多少なりとも慣れた身体は、すぐにそれを受け入れて、一本、二本と、自ら求め、離すまいと締め付けた。
 腰を浮かせ、自分自身を、ゆっくりと腰を進める。
 『・・・・っん・・』
 苦しげに唇をかみしめながら、眼に涙をためて進むその大きさに耐える。
 「総司・・・」
 収縮を繰り返すとそれと同じように、手を動かして、自らをしごく。
 『土方・・・さ・・・ぁ』
 総司が名を呼び、腰をうかせ無意識に自分を誘い込む。
 「・・・・・っう」

 欲望を押さえ続けた身体は、想像以上に早く果て、自分の手を汚した。
 着物を汚さないように、とらえた白い糸が手のひらを流れる。
 何一つ満たされず、むなしさとやるせなさだけが激しく募る。
 「総司・・・・」
 汚れた手の感触に恥じ、膝をかかえてうなだれた。


 あとどれだけ、我慢すればいい?
 いつになったらぬけだせる?
 わかっているのだ。
 きっとこれから先、どれだけ心が焦がれても、総司から俺をもとめることはない。
 ひとつ決めたら、貫くのが総司だからだ。
 
 簡単な事だ。
 総司が欲しいなら、自分で手にすればいい。
 嫌がられても、拒まれても、そうすれば、少なくとも、触れることはできるのだ。

 けれどできない。想うからできない。
 できない・・・・。

 自分をだまして嘘をつく。
 そばにいるだけでいい・・・・そう、嘘をつく。
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プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
野良猫と申します。
あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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