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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2013/05/30 Thu  22:04
薄桜学園文化祭-2 【文化祭準備 不知火×原田】

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。




薄桜学園文化祭-2 【文化祭準備 不知火×原田】

夕ご飯を終え、不知火が、今日打ち込んだ採寸のデータをPCを立ち上げて印刷する。
その間に、洗い物などの片づけを終えた原田が、コーヒーを二人分入れ、マグカップを手にやってきて、ソファの隣に腰かけた。

「どうだ?データちゃんとそろってるか?」
マグカップをテーブルに置きながら不知火の手元を覗き込む。
「そろってるけどよ、どうすんだよこれ。」
中身を一応、ざっと確認して、その紙を原田に見えるように広げながら聞く。
「とりあえず、型紙のあたりをつけて、布のサイズ確定して、買いに行く。」
「うげぇ、めんどくせぇ」
テーブルに置かれたマグカップを手にして、不知火が苦い顔をしながら一口含む。
インスタントではあるものの、良い香りがふわっと広がる。
原田がいれたと言うだけで、どんな良いコーヒー専門店よりもうまいと不知火は豪語する。
「お前がするわけじゃないからいいじゃないか。ま、手伝ってもらうけどな」
くくくと笑いながら、原田もコーヒーを口にふくんで、印刷された紙を受け取った。
「ほら、手伝うんじゃねぇか」
分かってはいるが、つっこまずにいられない。
不知火は面倒くさいことが嫌いだ。

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「当然だろ、お前のクラスの行事だぞ。まぁ心配しなくても、ちょっとメジャーもちとかしてもらうのと、買い物に付き合ってもらうくらいだ。裁縫しろとは言わない」
「うーん」
面倒くさいが、原田に頼まれると、嫌だと全力でつっかえせないのが、不知火の原田しか知らない優しさだ。
当然、原田も、相手が不知火だから遠慮はしない。
ガサゴソと脇に置いていた型紙を開き、メジャーを手にして、その端の部分をむけて不知火に言う。
「てことで、これ、端っこ持ってくれ。」
「へーい」
渡されたメジャーの端をもつと、原田がもう片方をひっぱる。
ちょっと、横に移動して、床にひろげた型紙のサイズをはかり、原田がメモ帳に、大まかな数値を書き込んでいく。
「てかよう、普通受験生に劇とかやらすか?」
「いいんじゃねぇか?最期の思い出になるだろ。」
大人しく言われるままに、手伝いながら、不知火があぐらをかいて不平をもらす。
逃げれないのは分かっているが、逃げる口実を作りたいという心境が伝わってくる。
「そのせいで落ちたらどうすんだ?」
「これくらいで落ちてたんじゃ、受験なんて乗り切れねぇって。」
不知火の思いはわかるので、原田は笑いながら答える。
受験生だからどうのは、完全なる口実だ。
そりゃあ、不知火は真面目に受験勉強に打ち込んでいるが、文化祭の劇ごときで何かがかわるとは思っていない。
「台詞いれたら、覚えた勉強内容が抜け落ちて行くじゃねぇかよ。劇出るやつとでないやつの間に差が生まれるとか」
「そのかわり大道具とか衣装班は後半切羽詰まって、遅くまで用意に追い回されて、勉強どころじゃなくなるんだぜ。どっこいどっこいだろ」
せっせとメモしつつも、不知火の、不平につき合ってやる。
「俺は両方強いられてるんですけど?」
「立ってるものは恋人でも使え。高い山ほど超えていけってな」
破顔した原田が肩をゆすりながら不知火の方を見る。
「なんじゃそりゃぁ」
もうっ、と不知火が前のめりに、なって床に額をうちつける。
「てか俺だってやってる場合でもないんだけどな。3年の担任の忙しさ、半端ないんだぜ!!!だいたい新八の野郎」
と、ふと、思い出して、原田の中に怒りが込み上げてくる。
「はいはい」
不知火は、来たな・・・と思いながら、やれやれ口調で返事を返す。


最近の原田の叫びといえば、最終的には必ず、『新八の野郎』にたどりつくので、不知火は慣れた口調で生返事をする。
あたる相手が欲しいが、外で誰かに当たり散らす性格ではない原田が、唯一当たれる相手が不知火なのだから、不知火として、『またか』と思いつつ、決して悪い気はしていない。
原田は、調子の良い永倉に会計がらみの仕事をすべて押しつけられたらしく、イライラとしているのだ。
そのうえ、三年の担任は、生徒の進路指導やら何やら、他の学年の担任より恐ろしく忙しいらしい。
「こら不知火、生返事してんじゃねぇよ」
話は聞いているが、違う事をしている不知火に、原田がドンッと体当たりしてくる。
「うわっ、いてぇなもう、俺に当たっても何もでねぇっつうの」
勢い良く当たられて、床に手をついた不知火が首を傾けて、原田を見る。
「わかってるけどなんかムカツク」
ムムッと唇を突き出した原田が、さらに体重をかけて、くっついてくる。
「あーはいはい、もうお好きにどうぞ」
声は単調だが、スキンシップは嬉しい限りの不知火だ。
不知火がそう言うと、原田がお好きにほっぺたを両手で左右にひっぱってきた。
さらに、縦縦横横丸書いてチョン!の勢いで、ほっぺを動かされた。
まあ、本気でやっていないので、全く痛くはない。

しばらくの間、不知火をいじっていた原田が、また作業をはじめる。
んっ、と差し出されたメジャーの端を、不知火がつかみながら原田に聞く。
「で?気はおさまったのか?」
「おさまってない」
即答で、下を向いて答える原田に不知火は苦笑した。
「あぁそう、どうしたらおさまるわけ?」
指示をされるにあわせて動きながら原田の方を見ると、
「あとで思いっきりキスしたら治る」
目をそらしたまま原田が言う。
「あぁーーーそりゃぁ積極的なことで」
「でもそれ以上はない」
くくくと不知火が嬉しそうな顔をするのを見ると、フンッと原田が言う。
「けち」
不知火が近づいて、腕を肩にかけると、ポスンと床に座った原田が、不知火の肩に首をかけてボソリと言った。
「だって、明日も職員会議」

その表情はちょっと可愛い・・・・・と不知火の心臓が一瞬はずむ。
「うげぇ、明日もかよ。こないだも言ってたじゃん」
そうするとまた次の作業を始めた原田が、ホイホイと不知火の胸からはずれて、紙とにらめっこをはじめる。
「だから忙しいって言ってんだろ。それなのに新八の野郎!」
不知火の手からのびるメジャーをつかんだまま、グッと上半身だけ起こした原田が手のひらを握りしめて、怒りの声をあげた。
「・・はいはい」
ループが戻った・・・と不知火は心の中で苦笑いをする。
こういう時は、触らぬ神に祟りなし。
素直に言う事を聞いておくに限る、と不知火は首をすくねた。
すねた原田は面倒くさいが、仕草がすこぶる可愛くなるので、別に全然かまいはしないが・・・・
キスの先を・・・・・と思ったことは内緒にしておくことにした。



□□□

おおまかな準備を終え、買い物へと向かう。
薄桜学園御用達らしい問屋の入り口に入り、奥を目指すと、様々な布が並べられていた。
不知火は、もちろん、何をするでもなく、荷物持ち要員として着いてきただけなので、問屋という、あまりこない空間に興味津々に目を動かした。
「文化祭で使う布とかの件、聞いくれてますか?」
「はい。聞いてますよ。いつもありがとうございます。」
原田は店主に声をかけ、用意してきた、布の色や、必要な数量を書いたメモを見せて話を始めた。
不知火は、その間に問屋内をさらに動き回り、物色をはじめる。
購買で売ってそうな文房具をはじめ、おおちゃや小物類など、様々なものがところせましと置かれていた。
その中には、夜店などで使いそうな金魚すくいの道具や、風船の袋詰めなどもあってなかなか見ていて楽しい。

「何見てんるんだ?」
店員が必要なものを用意をしている間に、原田がふらりと、不知火をみつけて寄ってくる。
「ん?」
ヤンキー座りをして、輪投げの輪をつかんだ不知火が首だけあげて原田を見た。
「ははは、夜店用の輪投げですな。よければ、待っておられる間、遊んでいただいても構いませんよ。」
せっせと奥から布をひっぱりだしてきた店主が、ヒョコリとモノの隙間から顔を出す。
「まじで?」
不知火が、輪を手に、座ったままニッと笑う。
「えええぇ、どうぞどうぞ。どうせ、それは展示用ですからねぇ。遠慮なくどうぞ。まだ少し時間がかかりますし。遊んで行って下さい。」
破顔する不知火に、店員が笑顔をかえす。
原田と一緒に来たというのもあるのか、不知火の強面は気にはならないらしい。
「やーりぃ」
不知火が楽しげに、口笛をふくと、残りの輪をかき集めて手首にかけていく。
「そういうの、好きだよなお前」
原田はそれを、カウンターに腕をかけながら見る。
「基本飛ばすゲームは好きだな。射撃が一番燃えるけどなぁ。ダーツとか。ずばり、原田の苦手なゲームな」
くくくと嫌な笑みを浮かべて肩をゆする。
「うるせーよ。そんなもん、ぶっぱなしてるより、槍を振り回してる方が気持いいじゃネェか」
なんでもできる原田だが、前に、不知火とダーツをしに行って、すこぶる芳しくない結果をだした原田である。
見た目、おもいっきりうまそうなのに、ありえねぇ、と不知火に爆笑された。
「やぁ、俄然、当てる楽しみだろ」
そう言いながら、不知火がまず、輪を一つ投げた。
それほど狙った感じもしないのに、するん、とたてられた棒形の人形のうえに奇麗にはまった。
さらにもう一度投げる。
これまた奇麗にストンとはまる。
さらにひとつ、二つ。くるうことなくはまっていく。
「ありえねぇ、一つくらいはずせよ」
ずっとそれぞ見ていた原田がヤジを飛ばした。
「はずさねぇって。」
そう言いながら不知火は、10個ある輪をみごとにすべて命中させた。
「原田もする?」
何度かそれを繰り返し、ひょいひょいと輪を集めながら不知火が原田を見る。
原田は無言でそれを受け取った。
結果は見えてる気がしても、見ているとできそうな気がするし、やりたくなるものだ。

原田は、なんだかんだ言いながら、出来ないと悔しくてムキになるタイプだ。
不知火からそれを受け取ると、まずは一つ、輪を投げた。
輪は、カンッと棒にあたって音をたて、スコーンと明後日の方へとはねた。
「むっ」
原田が顔をしかめて、それを睨む。
横で不知火がカラカラと笑った。
さらにもう一つ投げると、今度は、一瞬入るとみせかけて、あと数ミリの場所が、棒の先端にはばまれて、コンッと横に落ちた。
さらにもう一つ。
今度は勢いよく飛びすぎて、棒のない後ろに落ちた。
「くっそ、腹立つ」
原田が闘志をみなぎらせながら、輪投げの道具を睨む。
「超ノーコン」
「うるせぇ」
10本すべて投げても、ひとつも入らない。
いいところには来てるのだ。
来てるはずだが・・・・。
こうなると、ムキになるのが原田だ。
基本負けるのは嫌いなのだ。
手を差し出す原田に、不知火はだまって集めた輪をわたした。
入りそうで、入らない。
3週くらい投げて、やっと一つ輪が棒にはまった。
「おー」
不知火が、待ちくたびれた、抑揚のない賛辞の声をあげながら、ゆっくりと手のひらを叩く。
「もっとやる気のある拍手をしろ」
原田に睨まれるが、不知火はべーっと舌をだし。
「だって、まじノーコンでむしろ笑えるくらいへたくそなんだもんよー待ちくたびれたし。」
とぼやくと、カンッと原田が集めていた輪がひとつ、不知火めがけて飛んできた。
「うおっ。」
うまい具合に、輪が、腰にささる。
さらにもう一本、背中にあたった。
的に入れるのは苦手のくせに、こういう時だけは命中力を発揮する。
「くそ、ノーコンのくせに、なんで、こんなんばっか命中するんだよ」
ぶつかって転がる輪を輪つめながら、不知火が吠える。
「愛の力だ」
「どこに愛があるんだよって!!」
手のひら握る不知火に、原田はまだまだひょいひょい輪を投げてくる。
不知火は、これでもかっというくらいくらいついて、手をのばしてキャチして、当たるのを阻止した。

そうこうして遊んでいるうちに、店主がひょこりとまたカウンターにでてきた。
そして、準備してくれたものを受け取り、礼を言って店をでた。
「はぁくっそ、なんかイライラする。甘いもの食べに行こうぜ」
原田が言う。
不知火は、甘い物は好きだが、女性の多い甘味どころで食べるのはあまり好きではない。
好きではないが、この場合はしかたない。
なんせ、ここらへんで、発散させておかないと、夜になって、へそを曲げられてもいろいろと困ると不知火は思うのだ。
キスくらい、本当にさせてもらわないと、あたられ損になってしまう。

「どこいくんだ?」
荷物を原田が開けた車のトランクに積み込みながら後ろにたつ原田を振り向く。
「たらふくチョコレートケーキが食べたい気分」
下に置いている荷物を不知火に渡しながら原田が返した。
「チョコレートっすか。このへんで、どっかあったっけ?」
周辺地図を思い浮かべながら、不知火が首をひねる。
「○○のチョコケーキがうまい」
「あー○○・・・・って、それ思いっきり家と逆方向じゃね?しかも車で30分とかじゃねえの?運転するのは、原田だからいいけどよ」
どこだっけ?と考えて場所を思い出すと、不知火が積み込み中の身を起こして、原田の方をむくと、ホイッと次の荷物を渡された。
「うし、じゃぁいこう!!ちなみに総司情報、塩アイスパフェはじめましたーらしいぞ」
原田ののりのいい、弾んだ声が、最後の荷物が積まれるのを確認した足で、運転席へ向かっている。
原田の一声に、不知火が急いでトランクを閉めながら助手席へと走る。
「まじ?それ先言えよ。よし、行くぞ!!いざ○○の塩アイスパフェ!」
「おー」
先に車に乗り込んだ原田が、小さく拳を突き上げた。
ちょっぴり機嫌が直ったらしい原田を追って不知火も助手席に乗り込む。
結局なんだかんだ言っても、当たられるほどに自分の存在が原田にとってでかい事に、少しホクホクしてしまう不知火なのだ。
そして、少しだけでも原田とデート気分も味わえる。
カーステレオのボタンを押すと、安全運転の原田の車が明るい声をのせて、ケーキ屋へと走り出した。




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プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
野良猫と申します。
あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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おい!って思われるだろう設定もあるかもしれません。 特に、たとえ、史実をほのめかす内容があったとしても、史実の隊士たちや、御家族にも、全く無関係の創作であると強く主張致します。
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