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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2013/01/26 Sat  23:13
『夢の国へ行ってきました-1 土方×沖田 SSL』

※このお話は、いつものSSLのお話とは別のお話です。
京都在住設定になってます。
夢の国の横の会場でのイベント開催記念ということで(笑)
いえ、たんに、ひたすら総司に甘い、振り回され、ほだされ土方さんが書きたかっただけですが・・・・。
せっかくなので。

(注)くれぐれも、現実に似通った場所や名前を設定していますが、舞浜の夢の国とは一切関係ございませんので、ご容赦下さい。



『夢の国へ行ってきました-1 土方×沖田 SSL』

「おい、総司、用意はもうしたのか?」
いつまでも、ゴロンとベッドに寝転んで漫画を呼んでいる総司に、声をかける。
「えー。めんどさい」
そう言いながらもひたすら、漫画に目をむけたままだ。
近くとはいえ、一泊二日の旅なのに、どうするつもりなのかと見ていると、どうにもイライラする。
「おい、分かってるのか?泊まりなんだぞ?」
「もう、泊まりとか、泊まりじゃないとか、別に一泊二日くらいどうにでもなりますよ。今時、コンビニに行けばなんでもそろうし、お金だけあればなんとかなりますって」
と言いながら、足をばたつかせ、漫画のページをめくる。
「そうは言うが、着替えとか歯ブラシとかいるだろ」
「歯ブラシはいらないですよ。ホテルにあるし。着替えも別に、なんなら同じのでいいし」
もう、五月蝿いなぁという顔をして言う。
「一緒ってわけにはいかねぇだろ。ナイトガウンはあるとはいえ、下着くらいは必要じゃねぇか」
「いいですよ同じので」
頓着者の総司には、全くもって気にもならないらしい。
言っても無駄の領域だ。
風呂に入って、同じ下着とか、どう考えても気持悪いだろ!!と思うのだが、そんなものはどうでもいいらしい。
困った奴である。
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明日は、近藤さんが商店街で当てた、ネズミーリゾートへ行く事になっていた。
近藤さんと、俺と総司と三人で行くことになっている。
近藤さんは、おそらく今、下でいそいそと用意をしている。
それで、総司がいっこうに荷物を持ってこないので、俺が催促をしにきたのだ。
俺はといえば、明日の朝一緒にでるのにてっとり早いと、今日はここに泊めてもらう予定なので、すでに用意はすませ、鞄ごと持ってきている。
ハァと俺はため息をはくと、総司に近づいて言う。
「もう、とりあえず、下着はどこにあるんだ?」
「んー、そこの引き出し」
と適当に指差して言いながら、漫画の内容に笑い声をあげる。
駄目だこりゃと思いながら下着を探した。

一泊分の荷物を次々に用意して、鞄につめこむ。
100%それが狙いなのは分かっているのに、こうして手をだしてしまう自分に呆れるが、これもまた、今更の話だ。
「あと、持っていくもんは?」
「えーっと、ゲーム機」
「はあ??おまえな、旅先でまで、ゲームとか、するんじゃねぇ!!」
こいつは!!と心の中で拳を握りしめる。
「だって、ネズミーですよ。並んでる間とか、暇じゃないですか」
「そうかもしれねぇが」
確かに、そう言って、ゲーム機を持っている子供や大人も多い。
「どうせさぁ、土方さんは、近藤さんと話してるからいいけどさ、僕はおいてけぼりでしょ」
「そんなことはねぇだろ」
「そんなとこありますよ。近藤さんと一緒だと、すぐ僕の事はほったらかしにするんだもん。」
ムーンと拗ねた顔をする。
そりゃぁ、確かに、普段総司といる事が多いから、どうしても、近藤さんと話を咲かせてしまうのは、確かに否定できないのだが。
そんな事を言うが、総司だって、近藤さんと一緒にいたら、近藤さんを最優先するくせにと少しばかり拗ねてみる。
そうしたところで、総司には何一つ伝わらないのだから、拗ね損なのだった。

そうして、翌日、俺たちは、ネズミーリゾートへと出かける事となった。
電車に乗る旅、総司は、近藤さんに、いそいそと世話焼きを始める。
「総司はどのアトラクションに行きたいんだ?」
「うん、僕はねぇ、これとこれと、これとー。」
「ふんふん。おっ、これも楽しそうだなぁ」
俺が用意して入れておいたガイドブックを取り出し、近藤さんと、話をはずませる。
京都発、東京駅の新幹線は3人がけのシートをとった。
総司が、
『えーっ、そっちは富士山が見えないのにー』
と不平を言ったが、4人ならまだしも、3人で、二人席をとったら、確実に一人があまる。
想像するに、その余り物は俺ということになるのだろうが、わざわざ3人がけがあるのに、そんな寂しい取り方をするのもばからしい。
自分で全く用意しないくせに、口だけは達者だ。

そして、今現在座席では、窓際に近藤さん、真ん中に総司、そして、通路側に俺が座っている。
車掌が切符の拝見を終えると、社内販売がそれぞれの車両を歩き始めた。

さっそくとばかりに総司が俺に催促をする。
「ねぇ、コーヒーと、ジュースと、あとサンドイッチね」
「へいへい」
ジュースなら、乗る前に、売店で買ってきたうえに、京都在住のくせに、京都土産まで買ってきたくせに、中でもちゃつかり買わせるのだ。
自分がお金をださないものだから、全くもって厚かましいものである。

回ってきた車内販売で、それらを購入すると、やっと一息つくことができた。
総司はいまだガイドブックを見るのに夢中だ。
ハァ、と思いながら、総司の分のサンドイッチの箱をあけてやる。
近藤さんは、総司の話を聞きながら、ニコニコと自分の分をあける。
「ははは、総司は、ネズミーがすきなのだな」
「うん。けっこう好き。行ってみたかったんですよ。」
いい子の見本のようなキラキラ笑顔で答える。
「そりゃぁ、良かった。」
「本当にありがとうございます。近藤さん」
「いやいや」
近藤さんが、こりゃあ参ったというふうに頭をかいて笑う。
総司の近藤さんヨイショはお手の物だ。
これは、確実に、現地でお土産物を買ってもらう算段も含まれている。
「でねでね、僕は、○ナルドは、土方さんに似てると思うんです」
「どこがだよ」
と思わずつっこむ。
いきなり何の話を始めるのか、と総司を睨んだ。
「ちょっと、残念なところが」
そんな俺を見ながら、あっさり答えてケタケタと総司が笑う。
「てめぇな」
と突っ込んでも、スルーで、近藤さんの方を向いて話を続ける。
「ほうほう、それでその○ナルドとやらはどれだね」
あまり詳しくない近藤さんが聞くと、総司がニコニコと、そのキャラクターを探して指差す。
「おお、なかなか愛くるしいキャラクターではないか」
近藤さんが、多少フォローを含めて言うが、あまり救われることもない。
特段愛くるしさを売り物にしているわけでもない。
むしろ、教師をつとめる学校では鬼と噂されているほどだ。
俺が○ナルドなら、総司は確実に、チッ○とデー○だ。
悪戯と嫌がらせばかりしてきやがる。
可愛いけれど、可愛くない存在である。


しばらく近藤さんと話に盛り上がっていた総司だが、近藤さんが寝てしまうと、すっかりへそを曲げて腕をくみ、新聞を読む俺に、矛先をかえた。
「もう、土方さんなにを拗ねてるんですか?」
と服の端をひっぱる。
「うるせぇな、俺はいないものと思ってくれてかまわん」
プイッと顔を背けると、総司がすりすりと、俺の腕を掴んで顎を肩にのせる。
「もーう、そんなに拗ねなくてもいいじゃないですか。ちゃんと土方さんの相手もしてあげますから」
「いらん、どうせ、いろいろ買わせるためだろうが」
持っている新聞で総司を遮り、さらに顔をそらす。
「どうしてそう、ひねくれてるかなぁ」
その新聞を手でのけて、ムニッと俺の頬を片方ひっぱって言う。
「うるへー。そーじにだけは言われたくにゃい」
ひっぱられると、口がいがんで、うまくはしゃべれない。
「ねーえ」
キョロンと大きな目を転がして、俺の顔を覗き込む。
その顔に弱い俺は、ウッと思わずつまってしまった。
嫌なことに、俺の機嫌を直す方法を総司は意図せず知っていやがる。
「ね、ほら、土方さんは、どれに行きたいですか?」
クスクス笑いながら、ガイドブックを見せる。
俺は顎を前にだしたまま、目線だけ下にうつした。
「別に」
「あっ、これなんかどうですか?座って見れるし、ショー形式で、けっこういいらしいですよ」
俺の気をひこうと、ぺらぺらガイドをめくり、俺に見せてくる。
「総司の好きなとこでかまわねぇよ」
「んもう、本当、のりが悪いんだから」
シーズオフで、人が少ないのをいい事に、ここぞとばかりに、総司がべたべたとくっついてくる。
「だってお前、夢の国っていまさら言われてもなぁ」
特段好きなわけでもないし、人ごみはそもそもあまり得意ではない。
並ばないといけないのかと思うと、気が重くなるのだ。
「そうですよねぇ、土方さんはもう、夢もとうにつきたご老体ですもんねぇ」
「おまえな、俺がご老体だったら、近藤さんだってな」
総司に言われると何かしら返さずにはいられず、体をのりだす。
「近藤さんは、永遠に現役です♪」
しかし、総司は、フフンと胸をはって言い切った。
俺と近藤さんの間のどこにそんな差があるのだ!!

「あっ、でも大丈夫ですよ、僕はそんなご老体土方さんでも、大好きですから」
チュッとこれみよがしに、俺の頬にキスをする。
隣と、斜め後ろに人がいないからできる技だ。
「ヨイショしても何もでねぇぞ」
もうっ、と総司の額をグーでつつく。
「大大大好きですって」
「だから」
しつこいっと肩をゆするが、総司がニヨニヨと笑みを浮かべながら、さらに俺にへばりつく。
「でね、ネズミーシーには、限定のくまさんがいまして。これがとっても欲しいです」
キャッと可愛く、女の子がぶりっ子するようなポーズで、またまたキョロンと目を輝かせて言った。
「・・・・・」
「あとですね、ここのコレとコレが美味しいらしいんですよ。」
ニコニコと続ける総司に頭を抱える。
はたして、この旅で、俺の財布から何人諭吉が飛び出すのか・・・・考えるだけでも怖い。
なぜ、断れないのか、ほだされるのか!!
掘れた弱みとは、本当に良く言ったものだ。


□■□

駅に到着すると、その習慣から、夢の国へのドキドキ感を沸き立たせるらしい景色が広がる。
残念ながら、俺の心には響かないが・・総司のテンションはうなぎ上りだ。
まだ、今からテーマーパークに行くというのに、すでに、駅の前にあるネズミーリゾート内のお土産物が買える店の方へ行こうとする。
「こら、総司、そっちじゃねぇだろ!!」
ぐいっと首根っこをひっぱって、方向転換を促す。
とにかくまず、ネズミーシーの近くへつく電車に乗らなければならない。
その前に、ウエルカムセンターに大きな荷物を預けるとか、いろいろやる事がある。
・・・って、なんで、俺が一番くわしいんだよ!という状態だ。
なぜなら、近藤さんに全部させちまうわけにもいかねぇし、総司は、完全に行くだけの様相だ。
それはもう、普通に、『これとこれとこれが見たい』とだけ言って丸投げしやがった。

なんで俺がっ!と思いつつ、調べだすと完璧をめざしてしまう。
性分というものは、なんともやっかいだ。
おかげで、ほぼすべてのアトラクションの内容から、おおまかな地図まで頭の中にインプットされた。
今なら、もれなく、ネズミーシーのガイドができる・・・・・かもしれない。
不毛だ・・・と思いながら、あっちへこっちへ行く総司の腕をがっしりと掴んで、乗り場へと向かった。

電車に乗ったら乗ったで、総司のテンションはやはりムクムクと盛り上がる。
何せ、ネズミーキャラクターを存分にあしらった作りと、ネズミーの代表的な音楽が絶えず流れているのだ。
「うわーっうわーっ」
と言いながら、カメラを取り出してシャッターを切り出す。
これじゃぁ、テーマパークにつく前に電池が無くなる。
そもそも、お前はどこの小学生かっという有様で、ふと、向こうを見れば、本当に同じようにはしゃぐ小さな子供がいて、俺はハァと半円を描く椅子にすわり、頬杖をつきながら総司を見た。
近藤さんは、のほほんとお茶を飲みながら、
「いやはや、ここまで総司が喜んでくれるとは、いやぁ、いいものを引き当てた。」
と目を細める。
そう、当たった内容は、ペアチケットだ。
オフィシャルホテル宿泊と、ランドかシーのどちらか片方へ行けるパークチケット付き。
そう、ペアでだ。
近藤さんは、総司と俺と二人で行ってきたらどうかと言ってくれたが、総司が、
『えーっ、せっかく当てたのは近藤さんなのに一緒にいきましょうよ』
と言った。
俺としてはそれならそれで、近藤さんと総司の二人で行けばいいと思うのに、総司のやつがさらに続けた。
『いいじゃないですか、三人で行きましょうよ。ほら、ここに、実費をだせば、3人にできるって書いてますよ。エクストラベッドを入れられるって。』
と言いながら、ニコニコと俺の方をみる。
実費を払うのは誰か?言わなくても分かる。
俺である。
ゆえに、余計に俺のテンションは総司と逆で、下降をたどるのみである。
パークに入るとすごい勢いで、カメラ片手に走る総司を追いかけるのに、俺と近藤さんは必死だ。
中央には、大きなモニュメントがあり、入った瞬間から、夢の国へとお出迎え体制は十分だ。
そして、そういう場所に必ず設置されているのが!!
「土方さん、近藤さん、あそこあそこ!!
指差したかと思うと、電光石火のごとく飛んで行く。
「これ、総司・・・ちょっと待っ!!」
という近藤さんの声が届くより早く、店の中に消えて行く。
入ってみると、なんともみごとなまでのくまのぬいぐるみが並んでいた。
「総司、おまえなっ!!入った瞬間から土産物とか!!」
「何言ってるんですか。ネズミーシーといえばこの○ッフィー人形を腕に抱いて歩くのは一つのステータスなんですよ。」
総司に追いつき、文句をつけるも、総司はそう言いはなつと、さっそく物色をはじめた。
くまひとつくらいなら、と思ったのが、間違いだった。
すでに、ここで、最初のみやげものを網羅してしまうつもりらしい。
ぬいぐるみを一体つかんだかと思うと、かごを探してつっこむ。
そして、そのかごを持ったまま、今度はそのぬいぐるみ用の服をつっこむ。
「いまどきのぬいぐるみは、服も達者なのだな」
近藤さんが、思わず興味津々にそれを見る。
見れば、様々な衣装のそろえがそろっていた。
「かわいいでしょう?」
「そうだなぁ」
と興味心身で見る近藤さんの言葉も聞ききらぬまま、さらに総司が移動する。
俺の頭の中では、電卓が行ったり来たりを繰り返していた。

今度は、ちんまいサイズのストラップのようなものに手をのばし、それを、ひとつ、ふたつと衣装違いでつっこんでいく。
「おい、ひとつでいいだろ、そんなの。」
とめどなく籠につっこむ総司に慌てて叫び声をあげる。
「よくないですよ、一つなんて選べないもん」
あっさりという総司の頭をゴンッと拳で叩く。
「選べ」
目じりをあげて総司を睨むが、買うためなら総司は一歩もひきはしない。
「無理。土方さんにもつけてもらうんだもん。僕だけのじゃないし」
「なっ・・・・んだって??」
そのうえ、聞いてない話を繰り出す。
「あとねぇ、近藤さんとー、一君とー。サノさんと新八さんの分ね。山南さんと源さんにも買ってあげないと。あと、かわいそうだから藤堂くんもね」
「斎藤にぬいぐるみったってお前。て・・・原田に新八!!」
あとへ行くほど、どんどん、似つかわしくない気がする。
「大丈夫ですよ、絶対つけさせるんで、土方さんもつけて下さいね。皆でつけたら、カモフラージュも完璧です。」
えっへんと胸を張り、それぞれ二つずつセットにしてかごにつっこむ。
なるほど、そうしたら、同じものをつけていても、それぞれ二つづつ買ってきたんだなという展開に持って行けると・・。
うまいこと考えるなと思わず首をふりかけた。
どこからつっこめばいいのか分からない。
もはやすべてをあきらめて、かごにいれられていくそれらの数を、ひいふうみぃと数えていた。

恐ろしい・・・夢の国の金銭感覚はすこぶる恐ろしい。
ここだけで、いくらだよっ!!とレジの前で白目を剥いた。
近藤さんが、ちょっとばかりすまなげな顔をして、横から半分お金をだしてくれた事を、総司は知らない。
なぜなら、レジへかごを押し付けると、購入したぬいぐるみの服を店員が着せてくれるというので、そちらに夢中の様子だった。


□■□

ふふふん、とうれしげに、そのぬいぐるみを腕に抱くと、ルンルンで前を行く。
だが、買い物はこれだけでは終わらなかった。
さらに次の店へと入ると、いろいろなキャラクターの耳をモチーフにした、カチューシャやマフラー帽子のある場所へと進む。
「おっこれをつけて歩くのか?」
近藤さんが嬉々とした顔で総司に続く。
先ほどから、訪れているゲストたちが付けているのが気になっていたらしい。
俺は嫌な予感がして、苦い顔をしたが、近藤さんはこういうのにはのりがいいのだ。
いっそ総司と親子だと言ってくれと思うくらい、へんなところに順応する。
「はい、近藤さんもつけます?」
「いいなぁ、どれがよかろうか」
近藤さんは、ノリノリで、それらの物色を始める。
「えーっと、ネズミ耳も定番でいいけど、猫耳も可愛いですよねぇ。」
「そうだなぁ、総司はやはり、ねずみさんか?猫さんも似合いそうだがなぁ」
「うんまぁ、やっぱり定番ですよねぇ。基本、ネズミー派ではないんですけど、こればっかりはねぇ。」
いろんなキャラの耳カチューシャを両手でつかみながら近藤さんを見る。
「よしよし、じゃぁこれは俺が買ってやろう」
そう聞くと、近藤さんが、ねずみ耳に手をのばす。
「ええ、いいんですか??」
俺には絶対言わない甲高い弾んだ声を出す。
「いいともいいとも、では、これを三つ・・・・ておや?他にもねずみミミがあるが」
と、横にはリボンのついた、ネズミーの彼女使用のものがある。
「じゃあ、これ、土方さんつけます?」
「いらんっ!てか、つけねぇぞそんなの。近藤さんも、自然に3つつかんでるんじゃねぇよ」
さすがにそう不平を言うが、近藤さんまでキョトンとした顔をして俺を見た。
「何故だね、いいじゃないか、トシもつけようじゃないか。やはり、こういう所は、皆で全力で、場所になじんでいかねばならん」
いや・・・・なじむ必要は・・・・。
という言葉は届くことなく、幸いにも、りぼんのついた彼女仕様だけは回避して、レジの方へと歩いていった。
最後まで嫌がる俺を総司がつかんで押さえつける。
そうすると、絶妙のタイミングで、近藤さんが、カポッと耳カチューシャを俺の頭にのせた。
「おお、なかなか似合っとるじゃないか。」
と近藤さんが、嬉しそな声をだす。
本当に、どうしてくれようか、この2人組は!!と牙をむいている間に、総司と近藤さんも自分の頭の上にそれをつける。
「どうかね、総司?」
ひょこっとそれをのせて、手で掴み、総司の方を向いていうと、総司も頭の上のそれをのせてニコニコと笑う。
「わーっ、可愛いです、近藤さん」
「そうか?いやいや、総司もよく、似合っているなぁ。うんうん、これでますます楽しくなるな」
「はい」
スキップでもして走り出しそうな勢いだ。
ここで、アウエイなのは、完全に俺だけだ。
いっそ、酒でも飲んでつぶれてしまいたい。

<『夢の国へ行ってきました−2』(土方×沖田 SSL)へ続く>
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プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
野良猫と申します。
あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

お読み下さい

※当blogにある画像及び、小説等について、転載及び、個人で楽しむ以外の使用はご遠慮下さい。

※タイトル欄や本文に<R18指定>と記載されているものにつきましては、教育上宜しくないと思われる内容を含むおそれがありますので、18歳未満の方の閲覧を禁止させていただきます。ご了承下さい。


※SSLシリーズでは、特に公式にない設定をかなり、作っております。
おい!って思われるだろう設定もあるかもしれません。 特に、たとえ、史実をほのめかす内容があったとしても、史実の隊士たちや、御家族にも、全く無関係の創作であると強く主張致します。
公式を離れた内容に抵抗がある方にもお勧めできませんので、宜しくお願いします。 それらもふまえたうえで、それでもOKという方のみ、ご覧下さい。


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