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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2012/10/09 Tue  22:40
『昔も今も・・・。-4』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

『昔も今も・・・。-4』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

■□■
カランコロンと下駄がなる。
相変わらず、おぼつかない総司の歩みの遅さに合わせてやりながら、暮れて、赤に黒みのかかる空の下を二人で歩いた。
先ほどの雨で濡れた水たまりを避ける度、総司が洋服の時と同じように足を広げようとするのでその度に転びかける。
またがずに、横を歩けと何度言ったかわらかない。
近所の子供たちも、浴衣を着せてもらい、無邪気に走って神社を目指す。
「なぁ総司」
「なんですか?」
子供たちのように、気にせず裾をたくしあげ、というわけにもいかないので、歩く事に必死な総司の声はちょっとばかり上の空だ。
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「かわらねぇなぁと思ってな」
「むっ、なんですかそれは!」
笑いながらいうと、俺の袖をつかんで、ムムムと顔を覗き込んでくる。

「4年前のの七夕の願い事、何を書いたか覚えてるか?」
俺は前を向いて、笑いながらそう問いかける。
「4年前?なんでしたっけ?4年前だから、えーっと土方さんとラブラブになった時ですよねぇ」
一生懸命歩きながらも首をひねる。
「ラブラブ・・・・・まあそうだな」
改めてそういう言い方をされると、少々照れくさい。
「うーん、なんだっけ。あっでも、それまでは、超へたれ土方さんが告白してくれるように!的なことを書いてましたよ?」
フフフンと嬉しそうな顔をして言う。
「言ってたなぁ」
首を下にむけ、全く、と主ながら答えてやる。
「その後でしょ?うーん。あっ、ちなみに今は、超へたれ土方さんがずっと僕にメロメロでありますようにって書いてます」
人差し指をたてて、歯を見せて笑った。
「・・・・・・・」
「ふふ、嬉しいですか?」
黙り込み、半口を開ける俺に気にせず、総司がさらに腕に絡む。
「超へたれは余計だ、だいたいそんなものを短冊なんかに書くんじゃねぇ、誰が見るかわからねぇのに。」
腕に絡まれたまま、首だけ総司の方を向けて睨む。
「大丈夫ですよ、わからないように、見えないように高いところにつけてるもん」
総司は、先ほどたてた指先を、唇につけて、投げキッスをするような仕草をしてみせた。
「あぁそう」
はーん・・・っと、怒るのも今さらな気がして、遠い方へ視線をむけながら抜けた声で答えた。
「高いところの方が、届きそうですしね」
またひとつ、水たまりをぴょんと跳ねる。
着地する、総司の重みが、肩を引く。
「そりゃぁ、強力だな」
「でしょ」
総司に掴まれたまま、腕を組み歩く俺の顔を満面に笑みで覗きこむ総司にあきれながらも微笑を返した。



「おーい、土方さん、総司も、こっちこっち!遅いんだよ、ったくよう」
先に場所取りをしていた藤堂や永倉たちが手をあげて俺たちを呼び寄せる。
話はここで、一度ストップすることになった。

ほどなくして、多摩川のほとりから、花火が上がる。
ドーンと大きく響く音は、身体にもじわじわとその衝撃を伝えてくる。
「たーまやーっ!!」
永倉たちがはしゃぎながら、神社の振る舞い酒を飲む。
周りの人たちも皆一様に、空を見上げ、夏空に咲く華を楽しんでいた。

総司もはしゃいで、団扇片手に手をあげる。
様々な色、形に姿をかえる花火があがるたび、おおおっと感嘆のざわめきが起こる。
そんな中、前に立っていた総司が、胸にもたれかかってきた。
「てめぇ、こら、見えねぇだろうがっ」
真正面にたたれると、視界をさえぎる。
先ほどまででも、かなり邪魔をされていたが、近寄られると余計に見えない。
もたれるのは構わないのだが、中身がいまいちかわらないくせに、背だけはぐんぐんのびやがった為、どうにもこれだけが困りものだ。
せめて、少し横にずれてくれれば良いが、、半分以上わざとなのはわかっている。
首を横に片向けて、総司の肩から顔をだす。
面白がる総司がまた、動いて、俺の視界を遮る。
「総司っ!!」
怒って、頭をはたくと、
「あはは、土方さんが背が低いから駄目なんですよ」
思った通りの嫌がらせの言葉がかえってきた。
「うるせぇ、今さらのびねぇんだからしかたねぇだろうが。」
グググと手で、総司の頭を横に押しやる。
「ですよねぇ、オヤジだし。あとは縮むだけですもんねぇ。その点僕はまだまだのびます」
そう言うと、さらに背伸びをして、団扇まであげて視界を遮る。
「のびねぇよ。ってか伸びなくていい。」
パコンとまた、頭をはたいてやった。
しかし、動じない総司は、そのまま、少しだけ頭を動かして、肩に頭をかけて、空を見上げると、
「で?いったい僕はなんて願い事を書いてたんですっけ?」
と聞いて来た。
「あん?」
話に間があきすぎて、一瞬なんのことだかわからない。
こそこそと小さい声で話す。
「だから、さっきの話ですよ。土方さんが聞いたんじゃないですか。何を書いたか覚えてるかって」
「七夕のか?」
総司がわたしてくる団扇を受け取りながら答える。
どうやら、あおげということらしい。
「うん。なんだっけ。絶対土方さんがらみですよねぇ」
しかたねぇな、と団扇をうけとり、あおいでやりながら答える。
「忘れてやがんのか。それで同じ事を今書いてるって・・・本当に成長ねぇな」
あーあと、口をあけ、チロリと総司に目線をやる。
「何その言い方。同じことって何ですか?超へたれ土方さんが僕にメロメロってこと?」
ムッとした総司が、体勢を買えないまま、髪を引っ張る。
それを首を動かして交わしながら、
「土方さんの嫁にいけますように」
ボソリろ総司の耳元に囁いた。
「・・・・・・おっ・・・・お!!おおおっ!!!」
思い出した総司が、おーおーっと何度も言いながら笑い転げる。
「な、成長ねぇだろ」
クククとさらに続ける。
「うるさいなぁ。だってそれくらい好きってことじゃないですか。嬉しくないんですか?そういうこと言ってると本当に援助交際しますよ」
今度はムニーッと俺の頬をひっぱってくる。
「馬鹿か。だいたいてめぇにそんなこと出来るわけねぇだろ」
俺もまけじと総司の頬をひっぱってやる。
「なんでですか。分からないですよ。今時の高校生ですからねぇ」
あがる花火を見上げつつ、ベェッと舌をだす。
「無理だな。」
即答でかえす。
「何その自信」
今度は耳をひっぱられた。
「ベッドの上であの反応してるようじゃぁなぁ」
総司の手をはらいながら、想像する仕草をして、嫌ーな顔をしてクククと笑う。
「!!!もっ、エロ親父っ」
「いってぇ!!」
言うと同時に、勢いよく振り返った総司が、力いっぱいほっぺたを両側から平手で叩いた。
「おっまえなぁ!!」
「いらぬ妄想するからですっ」
コノヤロウと思いつつも、ぷっくりと膨らました総司の顔すら可愛いと思う、末期な自分がそこにいた。

「おーい、そこっ!!こんなとこでイチャイチャすんな!!」
永倉が振り向いて、ビシッと指をさす。
お馴染みの面々が笑みをこぼすと、また、空に大きな華がさいた。
何発もの花火がひっきりなしに空を染める。
花火もクライマックスを迎えようとしていた。



■□■
「はぁ、でも、土方さんて、やっぱり器用なのか、不器用なのかわからないですよね。音痴だし、超奥手なわりにエロいし、趣味はじじむさいし、下手くそなのに、不器用ってわけでもないし、エロいし、料理させたら、超まずいのに、盛り付けだけ完ぺきだし、エロいし」
家に帰り、皺やシミにならないうちにと浴衣を脱いで、たたんでいると、総司が茶々をいれてきた。
「エロいエロいって失礼なやつだな。」
散々なものいいの中でも、三度も繰り返す言葉にかみつく。
総司はといえば、言われるままさっさと浴衣をぬぐと、ポイッとほったらかして後は宜しくとばかりにベッドの上に転がっている。
「エロいじゃないですか、いつも僕見てへんな妄想してるし、手つきとか、エロエロだし。むっつりエロだし。」
「へんな妄想なんてしてねぇし、そもそも、そんな妄想し放題なのは総司の方だろうが。万年欲求不満かって話だ」
俺も大概だが、総司だって負けてはいないと思う。
「欲求不満だもん」
総司はいとも簡単にそう答える。
「あっさりみとめんな!てかそこはいいのかよ」
きっちりと、折り目を合わせて、自分の浴衣をたたむと、帯を綺麗にのばして小さく降りたむ。
そうして、自分のものをかたずけると、今度は総司の浴衣に手をのばした。
「いいんですよ、それでね、土方さん。僕、将来のことについて、いろいろ考えたわけですよあれから」
ベッドの上で頬杖をつき、足をパタパタとさせながら、言ってきた。
「ほう?そりゃぁまた上出来なことを言うじゃないか、で?何か結論はでたのか?」
「うーん、余計に悩みました」
関心しながら言うと、総司は首だけをさらに俺の方へと片向けて見る。
「そんなに、なりたいものがみつからないのか?」
考えても駄目って、どうしたものかと真剣に思いながら聞く。
「なりたいものは一つですよ。でもですよ、新婚さんとしては、どうやって、土方さんを御出迎えしたりするのが一番いいのかをですね・・・・」
「・・・・・・・・・・はぁ?」
こちらが、真剣に話をしているのに、総司は、とんでもない方向に話を持って行く。
「だから、新婚生活の営みにおいてですよ。土方さん的には、ちょっとちら見せみたいな、見えそうで見えないみたいな格好のほうが萌えるのか、全裸でバーンの方が萌えるのかとか」
「馬鹿かてめぇはっ!!」
たたむ浴衣を放りだし、大きな声で叫ぶと、総司が一瞬耳を抑えた。
ちょっとでも、オオッと期待の目を向けたのが間違いだった。

「もう、耳元で叫ばないで下さいよ。五月蠅い人だな。」
「おまえってやつは、真面目に考えてるっていうから、期待をしたら、なんてことを」
くわっと総司に噛みつくように睨みつける。
「だって、重要じゃないですか。新八さん曰く、夫婦生活の最大の敵はマンネリって言ってましたもん」
ムウッと上半身を大きく起こすと総司も負けじと抗議する。
「だから、夫婦話からはなれろっていってるだろうが!」
これでは本当に、進路希望欄に「嫁」と書き込んで提出しそうな勢いだ。
そりゃぁ、総司が異性であるならば、いずれはと思うところだが・・・さすがに同性ではそういうわけにはいかない。
せめて、大学をでて、それなりの就職をしてもらわなければ、総司の姉、ミツさんにも申し訳が立たないのだ。
それこそ、本気で殺される。

「たのむから、本当に真面目に考えてくれ」
放りだした浴衣を再び、さっさとたたみ、汚れない場所へと避難させた。
「いいじゃないですか、とりあえず、上の大学いけば問題ないでしょ?」
そりゃぁ、たしかに、薄桜学園には大学も併設している。
それなりにいくつか学科も用意されているのだが、それにしても、目的をもって学科を選ばなければいけないことにはかわりはない。
俺はハーっと大きくため息を吐き、ベッドの上に座ると、総司が待ってたとばかりに膝に絡んできた。
「だぁもう、暑いんだから絡んでくるな」
そう言いながら、ワシワシと総司の頭を手で掴む。
「またまた、嬉しいくせに」
コロンと転がって俺の膝を枕にしながら笑顔を見せる。
「へいへい・・・ったくうるせぇ口だな」
そう言いながら今一度、総司の髪をクシャクシャすると、身体をまるめて、総司の唇をふさいだ。
ちゅっと音をたてて吸い上げて、それから濃厚にもう一度唇を重ね、その柔らかな感触をおしわって舌をからませる。
それだけで、えらそうな口が甘い吐息をもらす。
本当に、嫁にもらえるものならもらいたいものだと思う。

家に帰ったら、エプロンつけた総司が迎えにでてきて。
それから・・・。
きっと、お世辞にも美味いといえない焦げまでありそうな飯を作ってくれたりもして、それでもそれが美味いと思えてしまったり・・・・・。
そんな末期症状な妄想が頭をかけめぐり、悶々としながら総司を抱く。
確かに総司の書く、一番高い場所に飾られた願い事は、今年も彦星と織り姫に届いているらしい。



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プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
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あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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