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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2012/09/27 Thu  22:06
『昔も今も・・・。−1』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

『昔も今も・・・。−1』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

「七夕の催しだぁ?」
近藤さんの道場、その軒先に腰かけて、俺は少々素っ頓狂な声をあげた。
「そうなのだ。町内会のな。道場やら何やらで近隣には世話になっているし、例年のごとく何か手伝えればと話をしていたのだが・・」
近藤さんも、横に腰かけ、腕を組みながら話す。
毎年、七夕の季節頃にあわせ、町内会では小さなお祭りのような事が行われる。
まぁせいぜい、町内会やら子供会が、小さな屋台のように、おでんやら、たこ焼きやら、綿菓子やら、氷菓子といった手軽にできるものを用意し、皆の願い事をつけた七夕の笹を燃やして願かけをする本当に小さな手作りの祭りだ。
とはいえ、最期には打ち上げ花火も行われるので、あながち小さいとも言えない。
準備やら何やら、人はいるほど重宝されるので、力仕事などもこなせる道場の門下生たちは、かなり頼りにされていた。
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「あぁ、まぁ確かに、地域貢献は大切なことだし、毎年手伝いはしているんだしなぁ。それをきっかけに、門弟が増えるのも確かだが。」
「そうだろう?それで今年はいろいろとこちらでも、何か催しを用意してはもらえないかと頼まれてな。ほら、去年少しだけだが、体験教室のような事をしたじゃないか。あれが好評だったらしくてな」
「はぁ、でも、それがなんで催しに発展してるんだ?」
好評だったのなら、今年も体験教室をと言う話ならわかるが、意味が分からず首をかしげる。
「いや・・・まぁそれはなりゆきというかなんというか」
人の良い近藤さんの事だ。
なんやかんやと話をしているうちに、そんな方向に入り込んでしまったのだろう。
確かに、どうせ体験教室をやるなら、ついでに、それに参加した子供たちが楽しめるようなものも一緒にしちまうのは・・・・、流れ的には悪くはないんだろうが。
「しかし、催しったって何するんだ?正直男所帯もこのうえない面々ばっかりだろ?あいつらに手伝ってもらうにしてもなぁ。」
「うん。まぁなぁ。いろいろ町内会長とも話をして考えたんだが、流しそうめんなどどうかと思ってな?竹を組むのは少々大変だが、力仕事のできる人間は多々いるわけだし。あとは素麺をゆでて流せば良いわけで、あぁいうのは、子供たちも喜ぶんじゃないかと思ってな。皆に手伝ってもらうことでもあるし、一応、俺の一存で決めてしまうのもなんだから、トシに相談してから皆にも相談をと思ったのだよ」
「流しそうめんか。まぁ夏だし、ワイワイやれるってのはあるな。汗を流した後の冷たいものってのは、格別のものがあるしな」
俺も腕を組み、首を傾けながら思考をめぐらせる。
「うん。流れ的にも良いのではないかと思うのだよ。それでな、段どりとかそのあたりのことはどうも、俺は苦手だからな。トシにも相談にのってもらえればなぁ」
「なるほどな。となると問題は、竹の用意と素麺の調達。あとは鍋とか、そういう細かいもんだよなぁ。小規模とはいえ、子供も大人も集まるんだろうから、それなりの量がいるだろうしな。資金面はどうなってんだ?」
「うん。それに関しては、町内会費から用意してもらえることにはなっているが、まぁ限度というものもあってな」
「だろうな。するといかに安く仕上げるかだ」
特段商売をしていたわけではないが、昔から俺はそっち方面のそろばんはじきが、変に身についているらしい。
薄桜学園を立ち上げる時も、資金繰りにおいて活躍をしてしまった為、すっかり近藤さんは頼り切っていて、また総司あたりに嫌みを言われるのだ。
口八兆に手八兆、ケチくさいだのインチキなんとかだのと・・・・。
頭の中でいろいろめぐらし、指先で空想のそろばんをはじく。
やるならややるで、段取りやら、準備班の手配もりる。
後日、皆で集まって話をすることとなった。


■□■

「流しそうめんと、体験授業?」
いつものごとく、俺の家に来て、ベッドを独占し、うつ伏せで足をばたつかせながらプリントを眺める総司が、俺の話に相槌を返す。
「らしいぞ。受験を前に、あまり、おまえらを借り出すのもどうかと思うがな、なんせ人出がたりねぇしなぁ」
「いいんじゃないの?別に」
「別に、じゃねぇ。本当に、お前はどこに行くつもりなんだ?そろそろ本腰いれて勉強しないといけねぇ頃だろうが」
総司が覗き込んでいるプリントは、進路希望を書き込むよう配られたもので、さっぱりなりたいものもうかばない総司は、鉛筆を咥えながら、指でのの字を書くのみだ。
「えー、だって、特になにもないし」
「なんかあるだろ。学校までは決めなくても、相談にのるから、何になりたいとか書いておくようにって言われたろ。」
駒付きの椅子に座った俺は、足でそれを動かしながら、ベッドへ近づいて覗き込む。
「なりたいもの?うーん。」
首をかしげて、やっぱり全くの様子だ。

「あっ!」
とふと顔をあげた総司が、口に咥えた鉛筆を手に取ると、何やらさらさらとプリントに書き込む。
それを見た俺は、一瞬がくりと身体を落とすと、勢いよく手刀で総司の頭を切った。
「馬鹿かおまえはっ!!真面目に考えろ!」
総司が手にしたプリントには、これでもかと大きな文字で「嫁」と書いてあった。

「えーっ、僕はいたって真面目ですよ。将来の夢でしょ?そんなもの、土方さんの嫁で決まりです。」
そう言いながら、嫁の文字の横へ、小さく土方さんのと描きたす。
「おまえなぁ!!書きたすんじゃねぇ!!」
その言葉に、俺は眉間に皺をよせる。
「嫌なんですか?」
それを見た総司も、眉間に皺をよせて、下から覗き込む。
「だから、嫌とかそういうレベルの話じゃなくてだな」
「いいじゃないですか、嫁。土方さんに養ってもらってぇ、ご希望でしたら、ウエディングドレス着てもいいですよ。あっ、それとも、白むくのほうが好みですか?土方さん古臭いですもんね。だとすると、エプロンより、割烹着のほうがいいのかな」
夢見心地な顔で、頬杖をつき、妄想を加速させる。
「だからっ」
俺の、横やりなど耳には届いていない。
「でぇ、朝は、早く帰ってこないと泣いちゃいますよ?とか言いながら、チューするでしょ。で、で、帰って来てもチューしてですよ。ご飯にする?お風呂にする?それとも僕?」
シナッと顔を作った総司がキョロキョロと目を大きく開いて、アピールをした。
「・・・・・・・」
(犯罪的な可愛さを発揮するんじゃねぇ!!!)
心の中で俺は叫ぶ。
「あっ、心配しなくても、料理くらいは習いますよ。ミツ姉上か、ノブさんに教えてもらえば大丈夫ですもんねぇ。洗濯ものとか掃除とかは、まだなんとかなると思うんですよね。うん。毎日、美味しいご飯を作って待つ嫁。けなげな感じでしょ?あっでも、失敗しちゃったーとか言って、もう、仕方ねぇなぁとか言いながら食べる旦那さまな図もいいですよねぇ新婚さん的には。でねでね、昼休みには、忘れ物した旦那さまの弁当を届けて、一緒に職員室でランチもいいですよねぇ」
おかまいなしに、どんんどん進める。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「あっねぇねぇ、で、結局土方さん的には、ご飯とお風呂と僕ならどれ選びます?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
思わずその言葉に、頭の中で、どれが良いだろう?と考えてしまう自分がいた。

いかん、そういう場合じゃないだろう!!と心の中ではひとりでボケて一人でつっこむというおかしな状態に陥った。
「うれし恥ずかしな裸エプロンですかね。前に、料理してる無防備な後ろ姿がいいんだとか新八さんが言ってたし。えーでも、ちょっと恥ずかしいですよねぇ。後ろからずっと見られてるんでしょ・うはぁ」
総司は一人で想像して、一人で、顔を枕に埋もれさせてバタバタ足を動かす。
「・・・・・」
「一緒にお風呂もいいですよねぇ。背中を流してあげてたら、土方さんが欲情してそのままとか!!うわぁ、やりそう、土方さん絶対やりそうです」
『誰がだっ!!』
それぞれに、自分でも想像をしてしまう中、聞きづてならない想像に持って行く、総司の勝手な妄想に、心の中で叫び声をあげる。
しかも・・・否定できないところがへこむのだ。
「でも、お約束としてはやっぱり。お♪ま♪え♪って解答ですよねぇ。で、帯をほどいて、あーれーって」
しまいには、嫁のいきから脱線してきた・・・。
目の前で、品をくくった総司の「お♪ま♪え♪」にそれこそ、グハッと血を履けそうな衝撃を受けたことを、顔にださないでやり過ごす。
(なんの拷問だ、これは???)
ぐるぐるする思いを押し殺して、俺は地の底から響く低い声で言い放った。
「・・・却下!」
そう言って、プリントを取り上げると、転がしてある消しゴムで一気に嫁の文字を消した。
「あーっ」
何をするのか!という声で総司が叫ぶ。
「馬鹿なことばっかり考えてないで、本当にまじめに考えやがれ」
「それって、僕じゃ駄目ってことなんですかっ?」
納得いかない総司が唇をつきだし、俺を叩く。
「だから、違うだろうが。そりゃぁ、理想かもしれねぇが、現実問題、同性で嫁とかなれるわけねぇし、そもそもそんなものを進路希望用紙に書くやつがあるかっ」
目を見開いて怒る俺に、うーんと、一瞬考えて、サラッと言い返してくる。
「同性で結婚できる国はありますよ」
「ここは日本だ、バカヤロウ」
俺も即答でかえすが、総司はさらに付け加える。
「じゃぁ、海外行って結婚すればいいじゃないですか。」
「俺は日本がいい」
これまた即答で返す。
「飛行機乗りたくないだけでしょ。英語もできないですもんねぇ」
そこをつかれると、手も足もでない。
飛行機も乗りたくないし、外国文化は好きだが、外国へは行きたくない。
古文も国語も得意だが、英語だけは・・・・あまりかかわりたくはない。
しかし、総司が言うほど、英語ができないわけではない!!と断固訂正したいところだ。
「うるせぇ、とにかく、嫁は却下だ」
パンッと布団を叩いて、ピシャリと言い放つ。
「むう、じゃぁ、婿にします。今時、夫とかいて主夫ってのもありですもんねぇ。それでも全然問題ないですよ。大丈夫です。土方さんに、花嫁衣装を着ろとかいいませんから。」
「ちがーう」
言い方を変えたところで、問題はさっぱり解決されていない。
俺は座ったまま、身体をまげて頭をかかえた。

「もう、じゃぁどうしたらいいんですか。」
落ち込む俺に、眉間に皺をよせてみせる総司が、”全く困った人だ”という思いを全面に押し出して言った。
「だからだな、もっと他にあるだろ。先生になりたいとか、消防士になりたいとか、弁護士がいいだのいろいろと。総司だったら、写真をとるのも好きだし、写真家とか。子供と遊んだりもよくしてるし、保父さんとかもあるぞ。」
それを聞きながら、総司は渋い顔で首をかしげる。
「写真家?そんなの、目が出るのは一握りでしょ。それこそ現実味がないじゃないですか。保父さんとかってさぁ、適当に、その辺の子供と遊ぶのはたしかに好きだけど、今時のモンスターとか、五月蠅そうだし、めんどくさいじゃないですか。消防士とか、弁護士とかもめんどくさいし、というか、ものすごい時間縛られそうだし、却下でしょ却下」
「あのなぁ、そんなこと言ってたら何にもなれねぇだろうが。」
俺は呆れに呆れながらも、なんとかそう切り返す。
「だから、嫁でいいですって。」
「よくねぇよ」
「なんですか、じゃぁ、僕が二—トで、どうしようもなくなって、援助交際してもいいっていうんですか?」
身体を起こした総司が、ベッドの上に胡坐をかき、えらそうに、腕を組みながら言ってくる。
「援助交際ーーーーっなんでそうなるんだ。どうやったら話がそんなわけのわからん方へ飛ぶんだ?」
俺もむくりと身体を起こして、身をのりだして総司に言う。
「だって、土方さんが嫁にもらってくれないって言うんだもん」
プンッとばかりに頬を膨らまし、そっぽを向いた。
「誰もそんなこと言ってねぇ」
身を乗り出して抗議する。
「そうですよね、所詮土方さんにとって、僕なんてそんなもんですよね。いいもん。へんなおっさんにホテルに連れ込まれて、あんな事とかそんな事されるんだもん」
さらに違う方へそっぽを向いて答える。
「馬鹿かっ、てかそんな奴いたら、たたっ切って多摩川に流してやる!」
それを聞いて、何故かムキッと拳を突き上げて叫んでしまい、ん???と自分で困惑してしまった。
それを、総司が横で、ニヤニヤ嬉しそうな顔をして笑う。
うっかり勢いで、総司の罠にはまった・・・らしい。
俺はウッとつまって、頬を染めた。
「と、とにかくだ、もう少し真面目に考えてだな・・・・」
「はいはい」
すっかり満足した顔の総司は、適当な返事をしながら、ゴロンとまた布団の上を転がる。
駄目だこりゃと、俺は背を向け、椅子にドカッと腰をかけてそっぽを向いた。



<<次回更新予定:薄桜鬼SSL 土方×沖田 『今も昔も・・・・。〜−2』全4話予定。>>

ところで、本当に、沖田さんって将来何になると思いますか????
ぜひ、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
野良猫と申します。
あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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