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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2012/08/23 Thu  23:31
『初夏の京都、修学旅行新選組探訪録〜不原編〜−2』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。


『初夏の京都、修学旅行新選組探訪録〜不原編〜−2』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)

新幹線内で、すっかり火の着いた生徒たちをまとめるのは至難の業だ。
教師が声をあげたところで、話に夢中な生徒たちの耳にはまるで何も届かない。
さすがの原田も、疲労困憊で叫び声をあげていた。
他のクラスの教師も同じで、未だ元気に走り回っているのは、永倉くらいのものだった。

この日は、まず、京都駅から貸し切りバスにのり、清水寺を目指す事になっている。
「おまえらーっ、もう、いい加減にバスに乗れーっ!!出発できねぇじゃないかっ。渡辺はどこに行ったんだ!!」
「あーっ、原田先生、渡辺トイレっすよーっ」
「なんだと、あーもう、見てくる、お前ら早くバスに乗って大人しくまってろ!!」
原田の怒声に、大変だなと人ごとの不知火は、さっさとバスに乗り込む。
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「沖田さんっ、ちょっと!!どこへ行こうとしてるんですかっ!!」
「だって、あそこに、誠の文字が見えたーっ!!」
向こうでは、途中通ったお土産物屋の土産物に曳かれてフラフラ戻ろうとする沖田を、山崎が目を吊り上げて腕をひっぱっている。

『めんどくせぇ行事・・・』
不知火は一人、窓際を陣取ってため息をついた。


やっと全員がバスに乗り込み、原田が点呼をとった。
「・・・・疲れた」
そして、がっくりと頭を垂れて、席についた。


清水寺の仁王門前にて、西門、三重の塔をバックに記念撮影を終えると、集合時間を伝えて、それぞれに寺内の観光を開始した。
不知火は、一人ポケットに手をつっこんで歩く。
群れる相手がいるわけでもないし、原田も忙しそうだし・・・とのろのろと皆の行く方へ足を向けた。

「不知火っ」
生徒の対応におわれていた原田が、やっと解放されて、不知火の背中をみつけて、走り寄る。
「あん?」
原田の声に、首だけ後ろにむけて横柄な返事を返す。
「ちょい、付き合え」
「はぁ?」
原田が全力疾走で走ってきたのか、息荒く言う。
「どうせ、誰とまわるってのでもないんだろ?」
「そうだけど」
「じゃぁ、一緒に回ろうぜ。」
原田が笑みを浮かべて言う。
「いいのかよ」
「まぁ、あいつらの修学旅行中のスナップ写真やら何やら取りながらまわらねぇといけないからな。デート気分はだせねぇが、ここぐらいだろ、グループ行動とかでもないのって。どうせ不知火のお守りだと思われてるから、一緒にいても誰もなんとも思わねぇだろうしな」
「ま、いいけど」
確かに、不知火が他の生徒と年が離れていることもあり、一人なじまない不知火の面倒を原田が見ているとしか映らない。
「あとな、総司に教えてもらったんだが、ここ恋愛成就の神社があるらしいんだよな。地主神社って。せっかくだからお守り買ってかえろうぜ」
「お守りって・・・今さら恋愛成就ったってよ」
「いいじゃねぇか、それくらいしか雰囲気だせないし。信じなくても記念って感じでな」
「・・・・まぁ・・・うん」
不知火の仏頂面がほんの少しだけ緩む。
「よーし、じゃぁ行こうぜ。題して、生徒写真撮りまくりツアー」
「なんだそりゃ」
クククと不知火が笑うと、原田も嬉しそうに笑ってかえした。

薄桜学園では、もちろんん、プロのカメラマンにも写真をお願いしているが、生徒たちのことを理解しやすい位置にいる教師にも、カメラを持たせて、卒業写真用のスナップ写真を撮るのだ。
生徒たちの状況を見守りつつ、誘導しやすいという利点もあるからだ。

原田と回っていると、クラスの連中と触れあう機会も増える。
はじめは不知火に警戒をする生徒たちだが、原田がうまく巻き込んで、いつの間にか、不知火も自然とクラスメートに突っ込みをいれたり、他の生徒たちも、それにかえしてくるようになった。
「なんだよ、その変なポーズはよ」
「いいじゃないっすか、不知火さん。いやまてよ、こっちの方がいいか??」
「ばかじゃねぇ?」
生徒たちがおかしなポーズをとり、原田のカメラに収まる。
「あはは、ありえねぇ、お前ら。一生残る写真に、それはねぇだろ」
原田も一緒になって笑う。

いろいろなグループを巡り歩き、清水の舞台の絶景を眺めるべく、へりの部分をめざすと、斎藤、山崎、それから、沖田に土方、違うクラスだが、仲の良い、藤堂がいた。
「総司、斎藤、藤堂に山崎も、楽しんでるか?」
原田が気さくに声をかけにいく。
横には、はしゃいだ様子などひとつもみせない不知火が、ポケットに手を突っ込んで立ち、メンバーを見た。
総司と目が合うと、不知火との間で一瞬バチバチと火花が飛び散ったが、二人とも、知らぬ顔をして顔をそらした。
「写真とってやるから、並べ並べ」
原田が腕にかけたカメラを構えながら、願首そろえたいつものメンバーに言う。
「えーっ、サノさん、どうせなら、土方さんと二人でとってよ」
沖田が、唇を突き出す。
「わかったわかった、後で存分にとってやるから、とりあえず、皆で並べって、修学旅行の写真を卒業アルバム用にいろいろとっとかなきゃいけねぇんだよ。協力してくれって。ほら、土方さんも入って入って、あと、不知火、お前もはいっとけ」
「いらねぇよ」
あらかさまに、不知火が嫌な顔をする。
「いいから、他で入れっていわねぇから、こいつらとくらい入っとけ。写真にお前だけいねぇとか寂しいだろうが」
「いいよ、いなくてもよ」
「良くねぇっつうの。ほら、四の五の言わず入るっ。それとも、これから行く先のメンツ全部と一枚一枚写真に入るか?」
「嫌だっつうの」
「じゃぁ、入れ」
「・・・うーっ」
不知火は、原田の押しにはすこぶる弱い。
口で勝てるはずもなく、シオシオと耳がたれていそうな空気を放って、沖田たちの後ろに立った。

皆の写真を撮り終えてひと段落すると、二人で、地主神社を目指した。
恋愛成就、御利益を求めて、薄桜学園の生徒たちも、行列を作っている。
参拝に並ぶとさすがに目立つので、大人しく、社務所を目指した。
向こうでは、『恋占いの石』という、恋の願いがかなうおまじないのようなことをやっている沖田と、居心地悪そうにしながらも付き合っている土方の姿が見えた。

原田はお守りを二つ買い求め、他の生徒に見つからないように、不知火に一つをわたす。
「ちゃんと、なくさないように、どこかにつけとけよ」
「・・・・おう」
なんとなく、恥ずかしい不知火は、ごにょごにょとした声で答えた。
原田は、さっそくとばかりに、携帯電話にそれをくくりつける。
「っそんな目立つところにつけるのかよ。」
不知火が驚いて声を出す。
「これくらいのところにつけとくのが丁度いいんだよ。目立つようにつけてるとな、声かけてくる女が引くから」
「・・・??」
不知火がはてなと首をかしげる。
「こうしときゃ、好きな人がいますって公言してるようなもんだろ。今さら、寄ってくる女性と遊ぶ気もないしな。それに、見合い話とかをだしてくるおせっかいの相手をしなくてもいいしな」
「えっ・・・そんな話あんのかよ」
「いや、まだねぇけどな」
原田が笑う。
「この歳だと、ありえなくもねぇからな。予防線だ。ま、そんな話があっても、受ける気なんてねぇけどな。不知火でいっぱいいっぱいだから」
ククと笑い、チュッと舌をならして、指で投げキッスをしてよこす。
「!!!も・・・そういうあおるようなことすんなって言ってるのにっ」
原田の色っぽい表情に、思わず、下半身が反応しかけて、不知火が、顔に皺を作って抗議した。
「昨日のお返しだ」
ベーッと原田が舌をチラリとだして、ニヤリと笑う。
「ムカツクっ」
「ははは」
背を向け、先に歩く原田に、どうにかこうにか欲望を押さえながら、不知火は背中を追って歩いた。

■□■
清水寺を後にすると、再びバスに乗り、宿泊地にも近い、西本願寺を目指した。
そして、その後は宿泊施設へと移動し、夕食をとる。
散々原田に連れ回された不知火に、生徒たちも慣れてきたのか、夕食の席では、不知火に興味をもって話にくる生徒も増えた。
不知火も面倒くさそうにしながらも、元来、世話やきにできている為、無下に彼らを追い払うこともできず、なんだかんだと上手く溶け込んでいる。
「不知火を原田のクラスにつっこんだのは正解だったな。大分、打ち解けてるみたいじゃないか」
そんな不知火を優しい顔で見つめている原田に、土方が声をかけてきた。
「おかげでな。けど、けっこう苦労するんだぜ」
肩を傾けながら、原田が笑い返す。
「そうか?」
「あいつ、すぐ拗ねるからなぁ。そのへんの兼ね合いが難しいし、特別扱いになりすぎてもいけねぇしなぁ。かといって、放っておいたら、また拗ねるし。まぁ機嫌治るのも早いけどよ」
「まぁ、それに関しては、なんといえばいいか・・・な」
「はは、経験者は知るってやつか?」
「そうだな、総司もたいがい、やきもち焼きだからな」
去年、恋人である沖田の担任を1年、いや、沖田が1年の時からだから、2年間担任をしていた土方は、まさにその苦労の経験者だ。
互いに、生徒を恋人にしている手前、話の合うこともあれば、相談にのることもある。
最も、土方と沖田の場合、むしろ、回りが、またやってるよという具合に何をしていても、何事も無かったかのように扱われるので、楽ではあるのだが。
「でもま、一番の苦労はあれだよな。好きなやつが目の前にいるのに、我慢しないといけないってことだなぁ」
「ああ、それはもう・・・・・な」
土方がそれを聞いて苦笑する。
「土方さんもそうなのか?あまりそう見えねぇけどな」
原田が笑いながら返す。
「我慢してるさ。原田もそうは見えねぇがな」
「それなりに、我慢してるんで。まぁ不知火に比べたら淡白だと思うけどな」
「同じく・・・だな。たく、なのに総司ときたら」
「だよなぁ、不知火ときたらよ」
お互いに、同じ苦労を持っているので、二人そろって苦笑をもらした。
何せ、恋人は、どちらも、かまって欲しくて仕方がないタイプで、自分たちだけが我慢していると思う傾向が強い。
「本当に・・・・な」
原田は不知火を、土方は沖田を見ながら、もう一度、苦笑し、嘆息をもらした。


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