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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2012/08/19 Sun  20:11
『初夏の京都、修学旅行新選組探訪録〜不原編〜−1』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。





『初夏の京都、修学旅行新選組探訪録〜不原編〜−1』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)

6月、薄桜学園は、修学旅行の季節でもある。
まだ受験まで少しあり、また、クラスでも少しずつ馴染み始めるだろう頃合いということもあり、毎年この時期に3年生が修学旅行に出かけることになっているのだ。
もちろん、3年の担任になった原田もこれに同行する。
そして、不知火もまた、3年でもあり、原田が担任とあってはさぼるわけにもいかず、一生行くまいと思っていた修学旅行につれていかれることになったのだった。
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「はぁ」
荷物を前に、不知火が、やる気なさげにため息を吐く。
「不知火、早く用意しろよな。足りないものは買いにいかなきゃならないんだから」
のらりくらりと、鞄の前でだらけている不知火を叱咤しながら、自分のものに加えて、不知火の下着や小物類をかきあつめて、横にドンっと積み上げていく。
「面倒くせぇ」
「なんだよ、じゃぁ、一人で留守番しとくのか?夕飯なんか用意しといてやらねぇし、連絡もしてなんかやらねぇぞ」
原田は、意地悪く不知火にそう言いながら、自分の手を動かし、鞄に着々と荷物をつめていく。
「そんなのやだ」
「じゃぁさっさと用意しろ」
「うーん」
不知火は唸りながら、恐ろしいくらい遅い手つきで、原田が用意してくれた荷物を鞄にいれていく。

修学旅行の行先は京都。
必然といえば必然だが、班わけは、沖田、斎藤、山崎という原田も時折足を運ぶ近藤校長の家の道場に通う面々だ。
さすがに、年の離れた不知火が一人そこにいるのもやりにくかろうと、大抵の場合、原田も同行することになっていた。
だが、二人っきりでいれるわけではない。
原田とて、担任教師としての仕事もあるし、四六時中一緒にいるわけにもいかない。
そのうえ、よりにもよって、沖田と行動しないといけないのかと思うと、なおいっそう憂鬱にもなるのだ。
さらには、真面目きわまりない斎藤に、口の五月蠅い山崎までいる。
気が進まないのも仕方がない状況ではあった。

「だいたいよう、今時修学旅行に、国内で、しかも京都ってどんだけしょぼいんだよ」
「近藤校長が、京都好きだからなぁ。いいじゃないか京都。意外といい所だぞ。その分、ホテルはけっこう高くて綺麗な所だし、飯が上手いって有名だ」
「ってか、沖田が好きだからだろ。新選組だなんだってはしゃいでやがったし」
ケッと不知火はそっぽを向きながら、予定表を鞄にいれるべく、手につかみながら言う。
「はは、まぁ確かにそれもありそうだがな。総司の新選組好きは筋金入りだからなぁ。」


そうして話しているうちに、原田はすでに自分の用意を終え、足りないものをメモに書きだしている。
「っと、あとトラの準備だな。とりあえず、種村のとこにつれてく籠と、餌だろ。皿もいるな。」
ガサゴソと、キッチン脇の棚をさぐる。
「あれ・・・やばっ、餌もうなくなるじゃねぇか。こりゃ買っとかないといけねぇな」
メモ帳に手をのばし、テキパキとメモを取る。
旅行中は、猫のトラは獣医でもある種村に預かってもらうことになっていた。

ニャァ。
原田が部屋中を歩き回るので、落ち着かないトラが、不知火にちょっかいをだしにくる。
やる気無く、身体をゆする不知火の髪が右に左に揺れている。
動くものに敏感な猫のトラがうずうずと身体を動かしていた。
フニャッと動くたびに手が動く。
やがて、トラが不知火の髪に手をチョイチョイとひっかけてくる。
そして調子にのったトラがフニャッと声を上げて、不知火の髪めがけて飛びあがる。
「痛っ!!!!!!!!・・・・・・・くううぅ」
飛びかかったトラの爪が不知火の背中にヒットして、ズズズと落ちて行く。
不知火は、涙目で床に転がった。

「なーにやってんだ」
床にうつぶせになって背中をさすっている不知火を、違う部屋から戻ってきた原田があきれ顔で見下ろした。
「トラに思いっきり背中かかれた・・」
「はぁ」
ため息をついて、腰を下ろした原田が不知火の服をぺろりとめくる。
ほんのりと爪の痕が膨らんで浮き上がり、ところどころ血がにじんでいる。
「痛っ!!」
原田が意地悪くその上をなぞる。
「原田てめぇっ!!!」
不知火の反応に満足げにクククと笑うと、立ち上がり、救急箱を持って戻って来た。
「浮気をしてひっかかれたみてぇだな」
「うるへー」
消毒液が染みるらしく、声が上ずる。
チョンチョンと脱脂綿で消毒液をぬり、乾燥させると、原田はパシンっと傷口の上を叩いた。
「うあああああっ」
傷口に塩を塗られた形になった不知火が、悶絶してのけぞり、丸くなる。
「早く用意しろっ」
服をもとにもどすと原田は立ち上がり、救急箱を片付けに行った。



■□■

修学旅行の前日、種村にトラを預けに行き、マンションに戻る。
猫一匹いないだけで、随分と静かに感じた。
「はぁ、行きたくねぇ」
「まだ言ってるのか」
原田は、荷物を置き、ソファに転がる不知火にため息を吐く。
「だってよ。2泊も何もできないかと思うと、拷問すぎる」
「馬鹿か、たった2日だっつうの」
「無理、原田不足で死ぬ」
「もう、本当にうざいやつだなお前は」
ビール片手に、原田が不知火の頭に手刀を切る。
テーブルにつまみを置くと不知火が手を伸ばし、口に放り込む。
「あっ、ちょっと、お前、そればっかり食べるなよ。」
クラッカーにチーズをのせて、生ハムをトッピングしたつまみを狙い撃ちするように不知火が1個、2個と口にする。
不知火用に入れてきたコーラを机に置きながら、横に腰をおろして抗議をした。
原田も好物にしているが、不知火も好物の一品で、多めに作るのに、いつも、不知火がブルドーザーのように食べてしまう。
ビールの味を楽しみながら食べる原田と違い、食べる専門の口は早いのだ。
「ひゃらだがおほいからだほ」
クラッカーを口につっこんだまま、不知火がしゃべるので、何を言ってるのか想像はつくが、さっぱりわからないことになっている。
「お前みたいに、がつがつ食べてるんじゃねぇんだよこっちは」
原田が抗議するが、不知火は、べぇっと小さく舌をだすと、最期の一個をつまみあげて口に運ぶ。
「あーっ!!」
原田が叫び声をあげると、不知火は、あいた口にガポッとつっこんだ。
「!!」
原田がクラッカーを突っ込まれた口をもごもごと動かす。
租借して、ビールで流し込むと、顎を突き出して不知火を睨んだ。
「うまかった?」
不知火がゴロンと原田の膝に寝転がって笑う。
「上手かったけど、ゆっくり食べたかったっつうの」
もうっと不知火の鼻先をつまみ、ひっぱった。
手をはなすと、再び、ビールに口を運ぶ。
違うつまみを手にして、口にもう一つ放り込んだ。

原田の膝を完全に枕にした不知火が、足に指を這わして遊ぶ。
「不知火ーっ」
足だけではなく、変なところまで触られて原田がペチンと不知火の頬を叩く。
気にせず不知火は、指を原田のパンツのジッパーに手をかけて引っ張った。
「不知火っ」
原田がまた声をあげる。
「なんだよ、いいじゃねぇか。原田は気にせずビール飲んでたらいいって」
「そういうわけに行くか、馬鹿っ・・・・ちょっ・・・」」
不知火は指先を中につっこむと、尺取り虫が這うように原田の形をなぞってくる。
「もっ・・・・わかったから・・・・・っ」
原田が反応してビクリと身体を震わせる。
ビールを机に置き、原田はされるがまま、体重をソファに預けた。
身体を起こした不知火が、原田にかぶさる。
「んっ」
熱いキスが原田を追い詰める。
糸がひくほど、濃厚に、不知火が原田の唇を吸い上げた。
しばらくの間、息をするのも忘れるほど、舌や唇を絡ませて、原田が限界とばかりに手をのばすと、不知火は、あっさりと唇を放した。
「!!」
不知火は何もなかったかのように立ちあがると、またつまみに手をのばす。
「・・・・おい」
すっかり浮かされた身体をもてあまし、原田が不知火に放心気味に声をかける。
「ん?」
「なんでいきなりほったらかしにするんだよ」
「だって、最期までしたら、火がついて2泊ももたなくなりそうだもん。だから帰ってからの楽しみってことで自分に言い聞かせていこうかと思って」
「なんだよそれは、俺のこれはどうしてくれるんだ」
恨みがましく不知火を睨む。
「なんか、俺だけ悶々と過ごすのって不公平だから、原田も味わってみないかと思って」
悪戯っぽい顔で不知火が笑う。
「うわ、うっざ!!もう、てめぇの都合なんか知るかよっ、その気にさせといて、放置するな!!やるなら最期までやれこの悪ガキっ」
原田が怒って足で不知火を蹴る。
「いって!!痛いって!!」
ガシガシと原田が足で不知火を容赦なく蹴ってくる。
「わかったから・・・てかやります。やらして下さいって!うおーっ!!」
ガンッと背中の、しかもトラにひっかかれた傷口あたりを、さらに力よく足の裏で蹴られて、不知火は、背中を押さえて、崩れ落ちた。
そうして結局、旅前だというのに、朝方までなんだかんだとイチャイチャしてしまった二人だった。


■□■
在来線を乗り継ぎ、新横浜から京都へ、異動はまず、新幹線から始まる。
じっとしていることを知らない学生たちは、とりあえず、自分の座席に荷物を下ろすと、さっそくとばかりに、友を訪ねて、ウロウロとしはじめる。
ワイワイとあちらこちらで声が聞こえた。
原田は生徒たちの点呼を取りながら騒ぎすぎないように注意をしつつ、通路を歩いた。
不知火は、相変わらずの仏頂面で、斎藤や沖田、山崎のところにいた。
流れに巻き込まれ、何故か、トランプ遊びの頭数にいれられている。
面倒くさそうに、ばば抜きのカードをひき、遊びに興じる。
「おっ、ここは、トランプか」
歩いてきた原田が、4人向かい合わせにした席にきて、横に立ち、肘を椅子について声をかける。
「あっ、サノさん。サノさんもする?」
沖田が、気さくに原田を巻き込む言葉をかけた。
「そうか?じゃぁちょっとだけな」
原田が話にのっかる声をきくと、向こうの方から、
「えっ、沖田ずるいぞ、原田先生、後でこっちも来てよ」
と声があがる。
明るくて、さわやかで、気さくな原田は、生徒たちに相当好かれているようで、クラスの人気はかなり高い。
「おーう、後でな。」
手をあげて答えると、配り始めたカードをうけとって、不知火の横の肘かけに腰を下ろした。
「おいーっ、俺のカードが見えるだろそこ」
不知火がムッと顔をしかめる。
面倒くさいといいながら、これで意外に負けず嫌いなのだ。
「見えねぇって」
「うそくせぇ」
「えー、もうサノさん。イチャイチャしないで下さいよ。僕も土方さんとイチャイチャしたいの我慢してるのに」
沖田がそう言う。
「沖田さんっ、そういうことをこんなところで言わないでくださいってあれほど!!」
山崎が目を吊り上げる。
「いきたきゃ言ってくりゃぁいいじゃん」
不知火がカードを原田から隠しながら沖田に言う。
「行ったらいいってもんじゃないの。いろいろとタイミングがあるんだよ。」
「タイミングだぁ?」
「そうだよ、大変なんだから。土方さんて、いちいち固いしさ。君みたいに節操無く何も考えないやり方だと、落ちないんだよ」
「節操ないだ?」
不知火が聞きづてならないと沖田を睨む。
「単細胞っぽいし、我慢とか知らなさそうだし」
「てめぇにだけは言われたくない台詞だな」
聞きづてならない。
我慢を知らないのは絶対に沖田の方だと不知火は思っている。
「どういうことだよ」
「いつも我儘ばっかり言ってんだろうが。」
「何?いいじゃないそれくらい。好きでもなきゃ言えないもん」
とうの沖田は、自分の事はすっかり棚にあげている。それどころか、むしろひらきなおってみせた。
「好きでも限度ってもんがあるだろうが」
「土方さんの限度は無限大だもんねぇ♪」
べぇーっと総司が舌をだす。
「だいたいさぁ、何?不知火はサノさんに我儘のひとつも言えないわけ?どんだけへたれなの?あぁそうか、サノさんの脛っかじりだもんね。言えないよねー。」
「なんだと!!」
二人が向き合って、火花を散らす。
「はいはい、二人とも、そのへんにしとけ」
一度口げんかを始めると、年も関係なく、互いをののしる言葉はエスカレートする一方だ。
原田は二人の間に入り、喧嘩両成敗のごとく、二人の頭を手刀で叩く。
フンっとお互いに顔をそむける二人に、原田は嘆息しながら苦笑した。

火花は、トランプに興じればよりヒートアップする。
しかも、決して1位ではなく、最下位争いで、である。
二人して、ババの抜き合いで、終わる気配を見せない。
ダメだこりゃと、二人以外の全員が、呆けてその戦いを見守ったのだった。

そうこうしているうち、違う車両から、クラスの違う藤堂が遊びに来た。
土方の隣に座る山南が、席をはずすのを確認するや否や、沖田は「ちょっと行ってくる」とお菓子を片手に行ってしまい、ようやく平穏が戻った。
原田は他のグループにも呼ばれ、あちらこちらと渡り歩いて、話に付き合う。
壁をつくらない原田は、すぐにどこにでも溶け込んで、笑い声が聞こえてくる。
不知火は、悶々としながら、そんな背中を見ていた。

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プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
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あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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