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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2012/08/16 Thu  20:50
試し読み3「夏の祭の小さなお話(不思議の国の土方さん)』

夏の祭の小さなお話


8/19 SUPER COMI CCITY18配布予定
『夏の祭の小さなお話(不思議の国の土方さん)』
<2012.8.19新刊>
 前半は獣耳の隊士達からなる土方さんの夢、後半は土方×千鶴の幕末の二部構成です。 
 オフセット本 500円(挿絵有り小説)


↓↓↓2P分の試し読みは、追記へお進み下さい。
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■■■
 祭り囃子に笛の音。
祇園さんに、お出で候!!

不思議の国、「京」。
夏の日差しに照らされて、朝からコンチキチンが鳴り響く。

いつもの場所、いつもの紫色の座布団の上で、土方ウサギは、丸くなっていた身体から、顔だけ上げて、耳をそばだてた。
不思議の国の土方さんは、とっても小さい。
背丈三十センチほどで、座布団の上に転がってもまだ、生地があまる大きさだ。
灰色袴に紫の着物を着て、浅黄色のだんだら羽織をはおっている。
頭には、白くて長いが、少々折れ曲がった垂れ耳が二本。
それから、お尻にチョコンと小さく白いふわふわ尻尾がある。

ここは、雪村千鶴という女の子の家で、土方ウサギは飼われ・・・否、居候されていらっしゃる??・・・のでございます。
ウサギとはいうものの、そこはそれ、不思議の国でございますれば、見た目はどう見ても、小さい人間。
しゃべる言語が違うようで、千鶴の言葉は、土方ウサギにはわかるのだが、千鶴さんには通じないのがたまに傷のご様子。
それでも、よく土方ウサギのことを理解してくれる、家事も、なんでもこなせる千鶴さんを、大層好いて・・・・。

・・・そこはそれ、心秘めていらっしゃるのでございました。
そんな不思議の国のお話。


■□■

いつもと違う空気に、土方ウサギは身体を起こして警戒しながらも、ポテッと尻をついて、足を投げ出して座る。
外の様子も違ったが、部屋の中の様子もまた、いつもと少し違うようだ。
何やらいつもなら、棚に収められているだろう屏風や、壷などが、所せましと並べられ、客間を彩る。
はてな?と土方ウサギは首をかしげた。

「土方さん?起きていらっしゃいますか?」
客間の襖を開けて、雪村が顔をヒョコリとだして縁側の方を見る。
土方ウサギは、うんせと、身体を動かして立ち上がり、千鶴の方を振り向いた。
「千鶴?どうかしたのか?」
立ち上がり、ずれた羽織をなおしながら、千鶴の方へと歩く。
「あぁ、良かった。今ね、お千ちゃんから文が来て、今日のお祭り、一緒に行かないかって誘ってくれたんですけど、 土方さんもどうかと思って。」
「祭?あぁ、あの騒がしいのは祭りの音なのか?」
なるほど、と一人理解して首を振る。
まだ返事をしたわけではなかったが、
「一緒に行って下さいますか?良かった!そう伝達してくれるように頼んできますね。」
千鶴は、嬉しそうにそう言うと、パタパタと廊下を走って、返答を待つ文使いに、答えを告げに行ってしまった。

『いや、まだ行くと言ったわけでは・・・・。』
と土方ウサギは手を伸ばしたが、千鶴に届くことはない。
まぁ、千鶴が喜ぶなら良いか、と笑みを浮かべて腕を組んだ。

「千鶴ちゃんと、逢引きの約束に鼻を伸ばしているとか、破廉恥な人ですね。」
と、縁側へ戻ろうとした途端、後ろから声をかけられ、
「うわっ!」
と、土方ウサギは声を上げて、ビクビクッと震える。
右から後ろへと首を向けると、見知った顔が、ニヤニヤと嫌な笑みを浮かべて立っていた。
「総司っ、てめぇ、また縁側から入っていやがったのか!」

不思議の国の沖田総司の頭には、黒くて、ピンとした猫耳がついている。
それから、毛並みの良い、長い黒の尻尾が、お尻でゆれて、その先端だけが白く、土方ウサギの身体をバシンバシンと器用に叩く。
コノヤロウ!と掴もうとするが、スルリスルリと土方ウサギの手をすり抜ける。
土方ウサギの顔に、ピキピキと青筋が走った。
ムキになって尻尾を追いかけ回す。
いい加減腹の立つっ!と足を振りあげてみたものの、普段は置いていない年代物の衝立に、思いっきり足を打ちつけてしまった。
「いってぇーっ!」
大声あげて土方ウサギが飛び上がる。
「何をやってんですか?」
してやったり、という顔をした沖田が、ケタケタとさらに笑った。
「総司、いい加減にせぬかっ!」
沖田に気を取られ、すっかり気づいていなかったが、どうやらもう一人、来客がいたらしい。
「斎藤・・・・・も、来ていたのか。」
「申し訳ございません。」
やっと気づいて目を丸くする土方ウサギにむけて、斎藤は深々と頭を下げた。
斎藤は、土方ウサギや沖田と比べると、さらにちんまりとした体格で、土方ウサギと同じ、浅黄色のだんだら羽織をはおっている。
頭には、黒茶のわんこ耳。
羽織の後ろから、ふさふさ毛並みの尻尾がパタパタと風を巻き上げる。
顔色一つかえないが、尻尾が土方ウサギに会えた嬉しさを全力で表現していた。
夏の祭の挿絵


<続く>



そうして、夏祭りにでかける面々!
風間ニャンコに、天霧、不知火も登場し、いつものいざこざに決着をつけんとばかりに、競争を繰り広げることに。
はたしてどんな展開をみせるのか?

現実世界では、ひっそりと蝦夷で夫婦生活を送る土方さんと千鶴ちゃん。
懐かしいあの日を思いながらのひとときを御送りしております。


続きは、お手に取って御確かめ下さいませ。

告知ポスター
上のA4ポスターを立てておりますので、目印にお越し下さい。
宜しくお願いします。
5号館、テ10bです。


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プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
野良猫と申します。
あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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