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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2012/07/07 Sat  12:13
『初夏の京都、修学旅行新選組探訪録〜土沖編〜−5』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。



『初夏の京都、修学旅行新選組探訪録〜土沖編〜−5』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

池田屋跡地を後にして、市バスは、四条河原町から乗車した。
島原口で下車し、島原大門や角屋を目指す。
門は、住宅街の中にあり、その景色とのミスマッチ感がなんともいえない。
昔、ここを、男たちが幾度通り抜け、宴に酔いしれたのか。
新選組の隊士たちもまた、ここを訪れていたという。
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少し歩いて、角屋の建物をみつけると、なるほど、格式ありそうな外観と、昔ながらの懐かしさを感じさせる風情があった。
総司は、本当は2階も見たかったようだが、予約が必要なのと、先を急ぐこともあり、今回はお預けである。
ボランティアガイドが、最初に、様々な解説をしてくれるのも勉強になってよい。
角屋は「揚屋」。
主に、太夫や芸妓を置かず、置屋といわれるところから呼んで客をもてなす場所だったそうだ。
遊郭とは全く違い、また支払いもつけが基本となっていた。
ただ、新選組はいろいろやらかしたうえに、つけをためにためたりと迷惑をかけもしたそうだ。
当時の副長も、さぞ苦労したんだろうなと思いながら、新八あたりを思い浮かべる。
『やりそうだ・・・』
と想像して笑みをもらした。

台所をぬけ、最初に通された広間では、芹沢鴨も訪れたといい、かの暗殺のおりには、ここで、酒を飲ませたのだそうで、総司はこれまたガイドに、
「どこに座ってたの?」などなどといろいろと質問攻めにしていた。
客の目をも楽しませんと作られた庭はとても美しい。
何か一句ひねりたくなるが・・・。
「土方さん?へたくそな句を詠みたいなら、紙を用意してあげましょうか?」
察知した総司がにやにやと笑いながら横に立って来た。
「よまねぇよ」
「本当ですか?なんかいつもの、トリップしてそうな顔してましたよ?」
気をまわすことは皆無のくせに、へんなところばかりよく見てやがる。
俺は手をのばすと、ごまかすように総司の髪をかきまわした。


角屋を後にし、壬生へと帰還すべく、島原口からバスで壬生寺道駅を目指す。
目的の屯所跡や壬生寺はすぐそこだ。
総司が玄関だけでも入りたかったという前川邸は、平日ゆえに閉まっている。
奥まで見ることはできないが、土日などは玄関口で、さまざまなグッズを発売しているらしい。
ここは、山南敬助が切腹した場所でもある。
新選組となる前、京都に集った浪士たち、その中にいた、清川八郎が策を図り、熱弁を振るい近藤勇や芹沢鴨一派と分裂するきっかけの舞台となった、新徳禅寺。
隊士たちが剣術の稽古をしたり、沖田総司が近所の子供たちと遊んだかもしれない壬生寺。
ここには、近藤勇の像や、芹沢鴨らの墓などもある。
「おみくじひかない?」
「いいですね。」
総司の提案に、山崎をはじめ、斎藤たちも同意する。
そうして皆でくじをひき、もらった紙を見せ合ってもりあがる。
「土方さんは何がでましたか?」
総司が興味津津に覗き込んでくる。
こうして嬉々としてくると言う事は、総司の結果はすこぶる良かったということだ。
「小吉だと」
微妙な結果をぴらっと総司の方にむけてやる。
「うわっ、幸薄っ!!」
「うるせぇな。こういうのは、多少低い方がいいんだ」
「そういうよなぁ。あとは上がるだけだからな」
原田も後ろから同意をしてきてくれた。
そんな原田の結果は大吉である。
その横で、不知火が苦い顔をしていた。
「えーっでも良い方が断然いいじゃない」
総司が原田の方を向き、同じく大吉のみくじを持って言う。
「まっ、それも確かだけどな、当たるも八卦あたらぬも八卦っていうし、いいところだけ見とけばいいってなもんだしな」
「まぁそうだけどね。で、土方さんは?いい事書いてるんですか?」
「どうだかな」

まだ内容までは見ていない。
「恋愛運は???」
見たいのはそこだけか?という勢いで総司が言いながら覗き込んでくる。
「えーっと、恋愛はよし。思い人ある時は、積極的に行くと良い。だそうですよ土方さん。ここはもう、夜、僕を襲いにきてくれてもいいですよ?」
「沖田さんっ」
総司がのりのりで俺に腕をからめて挑発しようとすると、後ろから、山崎が勢いよく総司をはたく。
「・・・・山崎くん!!君はねぇっ」
頭をおさえながらギロリと総司が背の小さい山崎を睨み下ろす。
「そういうことを、軽々しく外で言わないで下さいと何度いったらわかるんです?土方先生の立場が悪くなる事態にでも落ちいったらどうするんですか」
「別に、今ここには君たちしかいないんだから良いじゃない」
「いつ何時、誰がひそんでるとも限らないんですよ」
喧々囂々と二人でいがみ合う。
「だいたいねぇ、別にこれくらい冗談と介錯されるレベルだよ。公然とキスしているわけでもなし」
「キッ・・・・」
あまり免疫の無い山崎が、言い返そうとして思わず躊躇するのを総司は楽しそうに見下ろす。
「ねぇ、山崎君、僕、口はあまり固くないらしくって。君、この間保健室で山南さんと・・・・」
「!!!!沖田さんっそれはっ」
総司がいったい何を握っているのかはわからないが、いい加減、山崎の分が悪い。
「総司、いい加減にしておけ。山崎も、心配してくれありがとうな」
そう笑いかけると、
「いえ・・・・」
軽く頭を下げて引きさがった。

そんな悶着もありつつも、壬生寺の隣にある八木邸を目指した。
「総司っ、いったい何をたくらんでやがるんだ?山南さんがどうかしたのか?」
前をいく総司を追いかけてコソコソと問いかける。
「なんだかんだいって土方さんも、けっこうヤジ馬っぽいですよね」
「・・・・・いや・・・・いい」
総司に言われてグッとつまる。
つい気になって聞いてしまったが、先ほどの山崎の態度からして、聞かれたくないことなのは確かだ。
「ふふ、聞きたいですか?」
ニヤニヤ笑いながら迫ってくる。
「いい、なんか、いやな匂いがする。というか、聞いたら後悔する気がする」
もっともっと後の事、この謎の真相を聞かされた俺は自分の想像が正しかった事に絶叫することになるのだが、それはまた別の話だ。


この八木邸でも、ボランティアガイドにより、新選組の話などを聞かせてもたえるようになっている。
芹沢暗殺事件の時、まさにその現場となった部屋での話は、その話に至ると少々ゾクゾクもさせられる。
丁度、芹沢が寝ていたのが、あなたが座っていっしゃる当たりで、などと言われた暁には、今はもう綺麗にされているとはいえ顔をひきつらせたくもなる。
これまた、芹沢といえば、どこぞのPTA会長を思い出すので・・・・。
世が世なら、などと思ってしまったりもして、いやいや、と首をふった。
「ふふ、世が世なら、ぜったい、あの会長を暗殺しちゃいますよねぇ。新選組の気持ちもわかるなぁ。近藤さんに文句ばっかり言ってくるんだもん。」

「こら総司、滅多な事を言うんじゃねぇって言ってるだろうが」
俺も想像するに、この総司が幕末に沖田総司としていたら、きっとかなり乗り気で暗殺を企てたに違いない気がしてくる。
世が世じゃ無くてよかったと胸をなでおろす。
総司の手が血に汚れて行くところなんて・・・想像できない。
あってもらっちゃぁ困るのだ。
その時俺が、土方歳三なら、やはりどれだけ生意気とはいえども、小さな時から知る存在ゆえに、複雑な心境であったのではないかと思う。


ガイドの話を聞き終え、屋内をもう一度歩く。
ここは、写真をとることができないため、総司は少し残念そうな顔をしたが、ガイドの話を思い出しながら、その軌跡を再現して遊びだした。
「ここから入ってきて、ここで、バッサリ斬って、で、さらに逃げる芹沢さんを追いかけて、こっちの部屋でしょ。で、こう振りあげた刀が、この上のところにあたってぇ、で、芹沢さんが文机につまづいてからのーっ!!トウッ」
「痛えっ!!」
文机の奥で階段を見上げて見ていた俺の背中に思いっきり手刀をいれやがった。
「あはは」
背中を押さえてふりむくと、総司は楽しそうに笑う。
べーっと舌をだすと、また廊下の部分へ戻って、刀の跡をしげしげと見つめていた。
八木邸での見学を終えると、その横にある店で抹茶と屯所餅を頂く。
壬生菜の入った小さな饅頭は甘すぎず、抹茶によくあう。
ときおり、舌を楽しませる、壬生菜の感触がなんとも面白い饅頭だった。

こうして、門のところで、ガイドが声をかけてくれたので、皆で写真をとってもらい、最期の目的地、光縁寺を目指した。
光縁寺には、前川邸で切腹した山南敬助の墓がある。他数名の墓もあり、参拝をすることができるが、
かなり他で時間をとっていて、17時の拝観時間を超えてしまっていたため、入ることはできなかった。
なんとなく、皆で門に向かって手をあわせ、集合場所である京都駅を目指すこととなった。




▽探訪録のしおり▽
※『島原大門』
最寄りの駅:市バス 島原口駅。
■島原の入口。本当に住宅の中にあるので、バックに乗用車なんていう、ちょっと絵にならない状態ではあるのですけども。
新選組隊士たちはどちらかというと、西門の方から入る事の方が多かったともいいます。
そっちの方が屯所から近いので。でも、今は何かと不幸な感じに事故などがあって、外観は残っていないのですけども。


※『角屋』
開館期間:3月15日〜7月18日、9月15日〜12月15日。
営業時間:10:00〜16:00(月曜日はお休み。祝日の場合は翌日が休み)
入館料:一般1000円。(2階の見学は要予約。+800円。公開時間も決まってるのでHPチェックです)
最寄りの駅:市バス 島原口駅。JR 丹波口駅。
■ボランティアガイドさんによっては、いろいろな豆知識が飛び出して、話を聞くのも楽しいです。
新選組が好きと知ると、そっち寄りの話をしてくれたりもして、人が少ない時なんかは、かなり自分の好みに合わせて話してくれたりしました。
私としては、2階の見学は、してみる価値ありです。時間が決まってたり追加料金がいるので、躊躇しちゃいますけど、青貝の間なんかには、これまた傷跡がいっぱいのこってたりもするのですよ。
それを差し引いても、部屋ごとに趣向がこらされていて、美しいし、職人の技術も垣間見れます。
ちなみに、夏と冬は、ずばり、暑いから&寒いからって理由で開館されてないそうな(笑)。重要文化財なので、暖房や冷房がいれれないんですよね。
前に、7月に2階を見せて頂いて、たしかにその頃でももう、十分に、汗がとまらなかった記憶です。
窓をそうとうに開けはなって風を通しては頂いているのですけどもねぇ。
所要時間は、大目にとっておくといいかもしれません。


※『壬生寺』
最寄りの駅:市バス 壬生寺道からすぐ。
拝観料:無料(但し、壬生塚は、100円で、8:30〜16:30まで)
■新選組隊士の墓や、近藤勇の像、芹沢鴨や平山五郎のお墓などもあります。
池田屋騒動で無くなった隊士もこちらで葬られているそうです。
沖田さんが、子供たちと遊んだりしていたともいわれる場所。薄桜鬼でも、黎明録で、沖田さんが、ここの境内で剣を振ったり、転がっているスチルもありましたよね。



※『八木邸』
最寄りの駅:市バス 壬生寺道からすぐ。
公開時間:9:00〜17:30(受付は16:30まで)
見学料:大人1000円(抹茶、屯所餅つき)
■横には、京都鶴屋鶴寿庵っていうお菓子屋さんもありまして、拝観後は、こちらで、抹茶と屯所餅を頂きます。
史実の土方さんたちがいたのは、このお店のあたりなのだとか。グッズなども売られてます。
こちらもボランティアガイドさんが、新選組や八木家のことについて、お話を聞かせて下さいますので、時間は多めにとった方が良いと思います。
薄桜鬼でもでた背景画に、かなり酷似した廊下や部屋なども、オオッと思えたりします。
あのゲームの忠実な感じが嬉しくなれました。
暗殺時、芹沢さんの寝ていた場所で、あえて話を聞きたいなら、奥をキープしちゃいましょう(^^)v
八木邸の近くには、他にも、もうひとつの屯所、前川邸なども。
沖田さんもぼやいてますが、土日しか開いていないので、要注意です。
鍔とか模造刀なんかも売っていて、目移りしてしまいます。



※『光縁寺』
最寄りの駅:市バス 壬生寺道から5分くらい。四条大宮駅からも近いです。
供養料:100円
拝観時間:9:00〜17:00。
■山南敬介さんや、隊士、沖田さんゆかりの方らしきのお墓があります。
山南さんと同じ家紋が使われていたりするお寺です。
お墓ですので、静かな気持ちで、2次元とは離れて、一人の人を弔う気持ちを忘れず参拝したいものです。
こうして、中に入れていただけるのは、本当にありがたい事ですもんね。
東京の沖田さんのお墓などは、参拝者のマナーの悪さが問題になって、今は近くへ行く事叶わなかったりもしますし(涙)。






<<次回更新予定:薄桜鬼SSL 土方×沖田 『初夏の京都、修学旅行新選組探訪録〜土沖編〜−6』>>
※旅の工程は多少調べて書いてますが、間違ってるところや、不可能なものもあるかもしれませんのでご了承ください。
実際に行かれる際は、確認してから行って下さいね。
Comment

☆ 

おもしろいです!
私も 秋に京都と奈良にいくんですよ♪
続き楽しみにしてます(^-^)
頑張って下さい!

☆ >>ちとせ様

ありがとうございます。
嬉しいお言葉、ありがとうございます。

おー、秋に京都に奈良はいいですよねぇ。
紅葉ですか?
古都を染める紅色の世界は本当に綺麗です。
良い旅になりますように。

ちまちまと、遅いペースですけども、またぜひ、遊びにきてやって下さいね
    
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プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
野良猫と申します。
あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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