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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2012/06/21 Thu  23:02
『初夏の京都、修学旅行新選組探訪録〜土沖編〜−2』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。



『初夏の京都、修学旅行新選組探訪録〜土沖編〜−2』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

在来線を乗り継ぎ、新横浜から京都へ、異動はまず、新幹線から始まる。
じっとしていることを知らない学生たちは、とりあえず、自分の座席に荷物を下ろすと、さっそくとばかりに、友を訪ねて、ウロウロとしはじめる。
ワイワイとあちらこちらで声が聞こえた。
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「土方先生、気分が悪くなったんですけど」
あまり五月蠅くなるようなら一喝してやろうと思っていると、後ろから、小さな声でそう言ってくる生徒がいた。
「おう、どうした、大丈夫か?」
そう言いながら、振り向くと、総司がニヤニヤと笑みを浮かべて立っていた。
声音を作って言ってきたので、不覚にも気づかなかった。
「総司、てめぇも、ふらふら歩きまわりやがって、斎藤たちと一緒にいたんじゃなかったのか?」
「平助が遊びに来たので、押しつけてきましたよ。山南さんが、別の車両に行くのも見えたし♪」
俺の席の横には、保険医の山南さんが座っていたが、他の車両の生徒に電車酔いをした生徒がいるというのででかけて行った。
総司は、いそいそと、俺の席に腰を下ろす。
「おい」
何してるんだ、と、俺が肘でこつくと、
「いいじゃないですか、山南さんが戻ってきたら戻りますって。こういうのは、へんに意識するからばれるんですよ。そうでしょう?」
俺の肩に頭を乗せて笑う。
確かに、変な動きをすれば、目についてすぐにばれるが、今の生徒たちの騒ぎっぷりでは、車両の一番前の席など眼中にも入らない。
「それに、追い返したら、殺傷事件起こしますよ?」
「はぁ?何笑えない冗談を言ってやがる」
総司の物騒な脅しに俺は横目で総司を睨んだ。
「なんで僕だけ帰らないといけないんですかっ!!て言いながら、殿内をプスっと」
「・・・・小説の沖田総司かよ」
「ふふ」
前に読んだ小説で、土方に帰れと言われてあせっていた沖田が、殿内という男を斬ったような話があった。
台詞は違うが、それを意識して遊んでやがるのだ。
「冗談でもそういう事は言うんじゃねぇ」
ムニッと総司のほっぺたを引っ張って怒る。
「うーん、もう、本当にするわけじゃなし細かいんだから」


改めて座席に座りなおし、身をよせてくる総司に肩を揺らして抗議する。
「あまりくっつくなよ」
「わかってますよ」
俺が一応のOKをだすと、嬉しそうに笑みを浮かべた。

ちょっとだけと言いながら、さっそくとばかりに、スナック菓子の封を開ける。
「土方さんの為に、甘くないお菓子をチョイスしてきたんですよ。気がきくでしょ?」
そう言いながら、封を開けたスナック菓子の入口を俺の方へ向ける。
「言わなきゃ、気がきいているですむんだがな」
手をのばし、袋の中から一つかみもらいながら答える。
「五月蠅い人だなあ、素直に嬉しいって言って下さいよ」
俺が袋から手をぬくと、自分も中の菓子をつかんで、口に運ぶ。
「新選組隊士たちも、やっぱり京都へ行く時はわくわくしてたんでしょうかね。」
もごもごと口を動かしながらも、総司が声を弾ませて聞いてくる。
「さぁどうだろうな。少なくとも、今みたいな新幹線なんてなかった時代だからなぁ。時間をかけて歩く間に、いろいろ考えることもあったんじゃねぇか?今までの生活をがらっと変えようって話でもあるわけだしな。しっかし本当に、総司は楽しそうだな」
「そりゃもう、楽しいですよ。新選組が全盛期を過ごした京都ですし、函館行きとはまた気持ちも違いますよ。それに、京都は、食べ物も美味しいし、甘いものもいっぱいだし」
指を折りながら、楽しげに話す。
あれだけ、函館の時はめんどくさいと言っていた地図の検索でさえ、自分で一生懸命調べたのだから相当だ。
まぁもちろん、俺もかなり巻き込まれたのではあるが・・・。

そうこうして話をしていると、山南さんが戻って来て、総司の姿を確認し、「おや」という顔をした。
「沖田君が来ていたのですね。では、私は、時間をつぶしがてら向こうの車両でも見てきましょうかねぇ」
顎に指をあてて、にこやかに笑う山南さんに総司はニッコリ笑って答える。
「ぜひ、そうして下さい」
「おい、総司っ!!」
山南さんの機転に、遠慮なくのっかる総司をたしなめる。
「山南さん、かまわねぇよ。座ってくれ。ほら、総司、席をあけろ」
そうして、総司をせかす。
「もう、土方さんて、なんでそう、固いんですかねぇ。いいじゃない、せっかく山南さんが良いって言ってくれてるのに」
そう言いながらも大人しく席を立って、山南さんに勧める。
「そうですか?ではお言葉に甘えて」
席につく山南さんへも総司が、スナック菓子を差し出す。
「山南さんも食べる?」
「頂きます」
にっこりと笑って山南さんもスナック菓子に手をのばす。
「そうだ、山南さんて、土方さんと同じ部屋なんですよねぇ?」
「えぇ、そのように聞いていますよ」
総司の問いに、頷いて答える。
「じゃぁさ、僕ちょっと夜ばいをかけにいくんで、1日目か、二日目の夜、耳と目をふさいでおいてもらえません?」
「総司っ、てめぇ、どうどうと何を言ってやがる」
しれっとした顔で山南さんにお願いをする総司に、俺は目をつりあげた。
が、山南さんは気にしないとばかりに続ける。
「ほう、夜ばいですか、それはまた、楽しそうですねぇ。むしろ私としてはぜひ、一度、拝見させていただいても。それとも、私もちょっとばかり悪戯をしに遊びに行きましょうかね。」
「お・・・・おおおい山南さん」
山南さんの暴走トークに、冷や汗が流れる。
「なぁんて♪」
楽しそうに、二人して笑いながら、俺の方へそろって顔を向け、クスクスと笑う。
俺の反応を完全に二人で楽しんでいるらしい。

「総司っ、もう自分の席に帰りやがれっ!!」
ギロリと、目くじらをたてると、総司は、指を一本づつ頭の左右にたてて、
「短気なんだから」
と笑いながら口にした。
山南さんも、横でさらに口に手を当てて笑う。
何を言っても笑われるので、とうとう俺はそっぽを向いて、窓の外の景色を眺め、貝を決め込むことにした。

その後は、山南さんと総司でかまわず盛り上がり、名古屋を超えたあたりでやっと席に戻って行った。
俺は窓際の席で長く息を吐き出す。
「楽しい旅になりそうですねぇ。」
のほほんと、山南さんが言うが、俺の中では、もはや、無事に終わるのかどうか、心配すぎて仕方がない。
胃がキリキリと傷む音がした。


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プロフィール

十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
野良猫と申します。
あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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おい!って思われるだろう設定もあるかもしれません。 特に、たとえ、史実をほのめかす内容があったとしても、史実の隊士たちや、御家族にも、全く無関係の創作であると強く主張致します。
公式を離れた内容に抵抗がある方にもお勧めできませんので、宜しくお願いします。 それらもふまえたうえで、それでもOKという方のみ、ご覧下さい。


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