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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2012/05/27 Sun  18:41
『思う心、手の中の宝物−2』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。



『思う心、手の中の宝物−2』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)

約束の日曜日、原田は不知火とともに、種村の家へと向かう。
途中駅で待ち合わせた永倉が合流した。
「しっかしよう、種村が、結婚ってだけでもありえねぇのに、ガキまでできるってどうなんだよ。俺みたいないい男がさっぱりだっていうのによ」
永倉が、管をまくが、原田はそれを笑い飛ばす。
「お前はあれだな、一生無理だな」
「なんだと!!」
「だって、女の『お』の字すら聞かないじゃないか。」
くくくと原田が笑う。
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「くっそう、ちょっと、自分がもてるからってよー。俺だってなぁ、いつか絶対、超、グラマラスないい女つかまえてよ、お前らの腰をぬかしてやるからな」
永倉が、拳を握りしめ、天へとつきあげる。
「無理だろ」
不知火はそんな熱い永倉を冷めた目でみながらぼそりとこぼす。
「なんだと、こら、ガキ」
それを聞き逃さなかった永倉が不知火に絡む。
「あん?教師のくせに、喧嘩売んのか?」
不知火も負けてはいない。
目を中央に寄せて、そんな永倉に遠慮なく言い返す。
「だいたいよう、俺はお前を認めてなんてねぇからなっ。俺がこんなに一人やもめを通してるってのに、恋人がいるとか、ありえねーからなっ」
永倉が、そんな不知火と睨みあいながら続ける。
「はぁ?別にてめぇに認めてもらわなくてもいいっつうの。ってか、もてないのを人のせいにすんなよな。てめぇより俺の方が魅力があるってことだろ」
「だーもう、ムカツク、原田、こいつ超ムカツク」
全く敬う仕草すらみせない不知火と、そんな年下相手に絡んでほえる永倉。
原田はその間で、苦笑をもらした。

そんなこんなを言い合っているうちに、もう、種村の家だ。
こ洒落た今時の一軒家で、花の咲き誇る庭まである。
「うっわぁ、マドンナ捕まえたうえに、一軒家かよ。同じ年だってのにこの差、俺たちはマンションだってのによ」
永倉がさらにげっそりとした顔で愚痴をこぼす。
「お前と一緒にするな、うちとお前のアパートじゃ桁が違う」
原田が冷たく、永倉の言葉に訂正をいれる。
「お前んちは、ぼろいアパート、うちはちゃんとした、高層マンションだ。」
「ぬっ!!!」」
「ま、ギャンブルですってばかりいるようじゃ、やっぱり、一生ないな結婚」
そう言いながら、原田がインターホンを押した。
クウッと悔しげに、後ろで拳を噛む仕草をする永倉を横目に、不知火もあきれ顔で、正面に目を向けた。



「おう、よく来たな」
種村が、玄関口に姿を出し、招かれるまま、三人で家へと足を踏み入れる。
赤ちゃんのいる家どくとくの、甘いミルクの香りが鼻をくすぐる。
部屋に入ると、赤ちゃんの横に座っていた奥さんの由美が顔をあげた。
「わお、由美ちゃん、また一段といい女になったんじゃねぇか」
永倉が嬉しそうに、由美に声をあげる。
「あら、嬉しいこと言うんだから、永倉くんたら。原田くんも、ごめんね。忙しいのに」
「ぜんぜん、楽しみにしてきたんだぜ。赤ちゃんなんて、なかなか見れる機会もないしさ、こっちこそ、まだまだ大変な時なのに、気を使わないでくれよな」
原田も懐かしい友人の顔で由美に声をかける。
不知火は居心地悪く、手持ち無沙汰に横にたっていた。
すると、種村が腕をのばし、不知火をひっぱる。
「由美ちゃん、由美ちゃん、こいつ。こいつが言ってた原田んとこのガキ、不知火っての。」
ゲッとした顔を不知火はするが、種村は気にしない。
「あら、あなたが?ようこそ、不知火くん。って本当にごめんね。不知火くんなんて、それこそ関係ないのに、この人ったら気にいった人がいるとすぐ巻き込むんだから。適当にあしらってやってね」
「由美ちゃん、こいつの俺に対する適当っぷりは半端ねぇから、そこんとこ全く心配してやる必要ないから」
種村は、楽しげに、不知火の髪をかき回しながら言う。
ニコニコと笑う彼女は確かに、学園のマドンナと言われた人だけあって、美人で、優しげな空気をもつ人だった。
不知火は、どうも、と声はださず、小さく、首をふる。

勧められるまま、3人で腰を下ろすと、原田と永倉はさっそくとばかりに赤ちゃんを覗き込んだ。
「やべぇ、やわらけぇなぁ」
ぷにっと頬をつつきながら、永倉や原田がはしゃぐ。
斜に構えた不知火は、あまり興味もなく、そんな二人を見ている。
二人は盛り上がって、どっちが先に抱くだのと盛り上がる。
結果、まずは永倉からその権利を得て抱き上げた。
「うっひゃぁ、柔らけぇ。ちょい、怖いくらいだよなぁ。どうだ、大きくなったら俺の嫁に」
「やめろ、新八、だれが、てめぇなんぞに嫁にだすか」
顔を近づけて覗き込む永倉の頭を種村が後ろから思いっきり叩いた。
「なんだよ、いいじゃねぇか」
「よくあるかっ!!」
父親の顔をした種村というのもまたおかしなもので、親に愛された覚えのない不知火は、よくわらかないとばかりに頬に手をついて、身体を傾け、盛り上がる三人の大人をさらに見つめる。
そうこうしていると、今度は、原田が赤ちゃんを浮けとって腕に抱いた。
慣れない仕草の原田が、その柔らかさにあたふたと慌てる。
どうにもこうにもぎこちない。
『あー、あれじゃぁ駄目だよなぁ』
と不知火はそんな原田をみつめる。

「まてまて、まだ放すなって」
そう言いながら、危なげながらもなんとか抱きとめて、抱えた。
が、とたんに赤ちゃんが声をあげて泣き出した
「うわあっ」
原田があやそうとするが、ぎこちない動きに落ち着かないのか、泣き止む声は止まらない。
何を思ったのか、原田が、横を向き、
「し、不知火、パス」
「はあっ??」
横であーあ、と白んだ顔をしていた不知火に向かって赤ちゃんを差し出した。
仕方なくパスされた不知火は、意外なことに、手慣れた様子で、赤ちゃんを抱くと、軽くゆすってやる。
そうすると、嘘のように、赤ちゃんが泣くのをやめ、不知火の顔を見て笑い出した。
原田をはじめ、種村、永倉も、驚いた顔で顔を見合わせる。

「不知火、おまえ、実は隠し子とかいるだろ?」
種村がとんでもないつっこみを入れる。
不知火は、眉間にしわを寄せて、種村を睨んだ。
「はあ?」
「何、いるのか?学生の分際で。原田というやつがいながら、不埒なやつめ」
永倉も一緒になって不知火ににらみを利かせる。
「バカじゃねぇの、おまえら」
おそらく、父となって数日の種村よりも、不知火の抱き方は手慣れている。
本当に、子供の一人や二人いそうな勢いだ。
不知火は、馬鹿にしたように、二人を見た。
「不知火、どこで、子供を作ったんだ?」
原田まで二人にまじってそんなことを言い出す。
「原田・・・・お前まで言うか??」

不知火は、大きく長いため息をついた。
「てか、こんなの普通じゃね?」
不知火が言う。
「いや、普通、初めて赤ちゃん抱いたら、そんなうまく抱けねぇから」
「そうだぞ、俺だって苦労したんだからな」
3人が共に興味津々な顔をして不知火を見る。
「はじめてじゃねぇもんよ。ガキの世話なんて、日常茶飯事だったからな。施設にゃこんなの、ごろごろいたし」
「・・ああ、なるほどそういうことか」
ポンっと3人は納得して、手のひらを打った。
種村も永倉も、不知火の境遇は聞いているので知っている。
それを知っていても、顔色のひとつもかえず、接し方をかえないのも二人の良いところだ。
ただ、その施設でさえ、今の不知火を見ていると、子供たちの面倒を見ている図が想像できない為、思いが及ばないのである。

そして、3人そろって口をそろえてこう言った。
「はあ、人間、一つは、意外な特技ってもんを持ち合わせているんだな。」
「・・・・・・てめぇら」
あきれた、とばかりに3人の顔を見渡し、不知火は怒るのもアホらしくなって嘆息をもらす。
そして、ふと、ニヤリと口角をあげた。
「それを言うなら、俺も、意外だな。原田が一番、赤ちゃん抱くのへたくそってのもなぁ」
「うっ・・・」
原田は詰まって、へこみ、身体を折ってがっくりと肩を落とした。
それもそうだと他の二人も盛り上がる。
「仕方ないじゃないかっ、俺だけ初めてなんだからなっ」
永倉も、実のところ、親戚の赤ちゃんを抱いたことがある。
確実に分の悪い原田は、珍しくすねた顔で、怒ってみせる。
気心の知れた仲間の中にいる原田は、等身大で、自然な表情を見せる。
まだまだだよなあ、と不知火は心の中で思いながら、そんな原田を見ていた。


■□■
「はあ、それにしても驚いたな。不知火が、あんなに、子供あやすのうまいとはなあ」
ベッドにつき、原田がそう切り出す。
「施設なんて、ちょっとした大家族みたいなもんだからな。いやでも上は面倒みさせられるからよ」
「不知火が子供あやしたり、面倒みたりしてる図って、ちょっと想像しにくいからな」
面白そうに原田が不知火の顔を見る。
「うるせぇなぁ。俺だってみたくなかったっつうの。なのに、無視したら怒りやがるし、ガキどもはなんかしらねぇがついてきやがるし」
ブツブツと不知火がぼやく。
「でも、見るんだろ。けっこう、お人好しなところあるよな、不知火は。」
くくくとさらに原田が笑う。
と、ふと原田が不知火の肩を後ろから抱き、顔を首もとに絡む髪に埋めた。
「なんだよ、原田」
不知火が身体をゆする。
「いや、本当に、赤ちゃんって柔らかくて、暖かくて可愛いんだなぁと思って。なんで、そんな小さな存在を、捨てたり殴ったり・・・・できるんだろうな」
「原田・・・」
原田のぬくもりが背中に伝わる。
それは不知火のことを言っているのか、もっと大きくひっくるめて施設に預けられる子供達のことをさしているのかはわからない。
不知火は、遠い向こうを見つめる。
原田が後ろからギュッと不知火を抱きしめた。

「なあ、原田はやっぱり子供とか欲しい?」
ぼそりと不知火が聞く。
原田は子供が好きだ。
今日、見ていて、あらためて感じた。
同性である不知火には、それをかなえることなど不可能だ。
原田は、不知火に顔をよせたまま、背中越しに、少し考えてから答える。
「・・・・欲しいな」
その言葉に、びくりと不知火の身体がゆれる。
やっぱり・・・・そう思った。
不知火は、しょんぼりと肩を落とす。
自分がいなければ、原田なら、いい奥さんにも巡り会えそうな気がして、よけいにへこむ。
しかも絶対、理想の夫で、近所のお母さんたちにもモテたりするのだ。

「欲しいよ、俺に・・・・・不知火の子供が生める・・・・ならな」
「・・・!!」
さらに原田の腕がきつく不知火をしめつける。
そうできたなら、きっとこの上なく幸せに違いない。
好きな相手と、結ばれて、好きな人との間に生まれた子を抱く。
好きで、好きで、でも、それだけは叶わない。
「原田・・・・」
「まっ、無理だけどな」
間を置いた沈黙の後、くくくと笑うと、原田が力をいれて不知火をひっぱり、押し倒すと、不知火の上に乗る。
不知火がそんな原田を見上げる。
「なーに考えてるんだ、不知火。」
「えっ・・・・・と・・」
不知火がなんとも言えない顔で口ごもる。
原田には、不知火の思っていることは筒抜けだ。
お人好しで、心配性で、外見や態度からは想像もできないが、本当はとてつもなく優しい。
そして、相手を好きになるほど、臆病になる。
だから、その不安を押し隠すように、斜に構えてみせたり、嫉妬して拗ねたりもする。

「好きなら、へんなことで悩むなよな」
もっと自信をもてば良い、と原田は思う。
自分をこれほどまでに変えたのは、誰でもない、不知火なのだ。
「・・・・・・・」
「俺を惚れさせたのはお前だろ」
「う・・・・っ」
少し怒った顔で上から見下ろす原田の挑発に、ズクンと下半身がうずく。
「へんな遠慮して、俺を捨てたら、一生誰ともやれねぇように、噛み切ってやる」
ニイッっと原田が不適な顔で笑い、嫌らしく舌先を出してみせた。
「こっわ」
不知火がつられて笑みを浮かべると、ころんと転がって、原田をベッドへと落とす。
そうして逆転すると、体重をかけて原田の上に重なった。
「ガキができるくらい、抱かれてやってもいいぞ」
原田がさらに不適な笑みを浮かべる。
「へんな誘い方、そんなこと言ってると、泣かすぞ」
「泣かせるもんなら泣かせて見やがれ」
「性悪」
原田の挑発にのせられて、クスクス笑って不知火が原田の唇を塞ぐ。
「ふっ・・・」
甘い吐息が部屋にこぼれた。

ギシギシとスプリングが音をたてて揺れる。
熱く奥を貫く不知火を原田がすべてを開いて受け止める。
教師でもない、友人でもない、不知火だけが、見る事ができる原田の誰も知らない顔。
「うあっ・・・」
薄く開く唇に、舌を絡ませ、優しく傷つけないように、舌を吸い上げる。
そうしながら、さらに、足を持ち上げ、その手で、太ももをなでると、そのこそばゆいような感覚に、原田の身体が動く。
できた隙間をうめるように、強く腰を進めると、
「うあぁっ・・・・」
なかなか声をこぼさない原田の口が大きく開き、声をあげる。
果ててもなお、何度も深くつながり合った。


不知火は思う。
生まれた意味など感じなかった子供時代。
捨てられて、引き取られても、また闇を見て、そうして少しずつ擦れていった自分。
原田との出会いは、いろいろと自分を変えて行く。
どうでもいいと思っていた自分を変えて行く。
生きていて良かったと思える自分の、手の中にある幸せを、腕に抱いて、絶対に放したくないと強く思った。



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十六夜桜(通称:野良猫)

Author:十六夜桜(通称:野良猫)
野良猫と申します。
あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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