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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2012/04/28 Sat  23:00
『春来たる、衝撃サプライズ?−2』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。



『春来たる、衝撃サプライズ?−2』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)

「暇・・・・」
新学期が始まったところということもあり、準備に忙しい原田は、休みだと言うのに朝からリビングで床に座ってパソコンのキーを叩いている。
それを横目に、不知火は、あくびをしながら、ソファーに寝転んでいた。
さらにその横で、トラも同じように欠伸をする。
「なぁ、それいつ終わんの?」
これを問い始めて、朝から数えてすでに10回目を超える。
昼ごはんは、不知火が買って来たジャンクフードですませた。
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カタカタカタカタとキーの音だけが響く。
問答すらかえしてこない原田を見ながら、ハァとため息を吐いて、不知火は仰向けになって転がった。

「あぁ、くそっ、段落設定ってどこにいったんだ」
原田がパソコンに向かって声をあげる。
最近、ソフトを入れ替えたばかりで、仕様が少しばかりかわったらしい。
不知火は、せいぜいネットサーフィンしかしないので、その当たりの事はよくわからない。

「なぁ」
もう一度、原田にからむ。
「不知火!」
「ん?」
その声に、眉間に皺をよせたまま、顔をあげた原田が低い声で言い放つ。
「五月蠅い。」
「!!」
そうとう虫の居所が宜しくないらしい。
「終わったら、いくらでも相手してやるから、ちょっと黙っててくれ」
ソフトの説明書と、書類作成の為の資料と、いろんなものをとっかえひっかえ、忙しそうに手を動かす。。
「いくらでも?」
その言葉に、不知火が密かに反応をしめす。
「あぁ。」
が、原田はそれには気づかず、書類作成の方に大半の気を置く。
「なんでも?」
「あぁ。」
聞いているのか聞いていないのか、思いのこもって無い声が帰ってくる。
「本当になんでも?」
「あぁ」
不知火は、ふうむと、考える。
ひっかかるのか、ひっかからないのか。

まぁ、ひっかからなければ、怒られるだけだしな、と笑みを浮かべる。
「じゃぁさ、縛ったりしてHしてもいい?」
あまり、耳に届きすぎない、トーンを抑えた声で言う。
「あぁ」
すっかり聞いてはいない、原田は何を言われたのかと理解しないまま、答える。
しかし、何かひっかかるところがあったのが、ん?と首をかしげた。
「へーぇ」
不知火がニヤリと口角を上げる。
「!!待てっ、今なんて言った?」
原田がその顔を見て、嫌な感覚が気のせいではないことを察する。
「もう、原田が肯定したからな、変更は受け付けておりません。」
トラを抱きあげると、ひらひら手を振りながら自分の部屋を目指す。
「楽しみにしてるぜ、緊縛プレイ」
「!!!!!」
その言葉に、原田は口をあけてかたまった。
肩越しに、ベーッと舌をだし、不知火はそのまま自分の部屋へと消えた。

頭が明後日の方向へ飛んでいく。
撃ちかけの指が、キーを長押しし、画面上では、横へずらりと、同じ文字が並べたてられていった。


■□■
「原田、まだやってんの?」
夕方になり、部屋にこもっていた不知火が顔をだした。
「あぁ・・もうちょいで終わる」
微妙な顔をして、原田が顔をあげる。
昼間の、不知火の発言が頭をよぎって、自然と警戒態勢をとってしまうのだ。

「夕飯もなんか買ってくる?それとも食べに行く?」
「んー、食べに行くか・・・」
警戒しつつも、そう返す原田を不知火は、面白そうに監察した。
あれからずっと、仕事をしつつも、そのことを考えていたんだろうなと思うと、実に楽しい。
緊縛プレイ。。。そりゃぁできたら楽しいが、別に、強要しようというつもりで言ったわけではない。
そのことを思うにつれ、必ず、不知火のことを考える。
それだけの狙いで言ったことだ。
案の定、原田は、確かに、不知火を意識しているし、もくろみの成功を実感し、不知火は原田に気づかれないように、口角をあげた。
思慮深いように見えて、意外と勢いで行動して、頭を打つ一面を持っている。
徐々に原田をつかんできた不知火は、時々それを利用して原田で遊ぶことを密かに覚えた。


『もう少しで終わる』、その言葉の通り、プリンターがカタカタと音を鳴らして揺れながら、内容を印字する。
不知火は、その間にでかけるための準備をすることにした。
戸締りを確かめて、自分のジャンパーと、原田のスプリングコートをとってくる。
それから、留守番となるトラの空になっていた容器に餌をいれてやった。
上から鰹節をまぶしてやると、さっそくとばかりに、トラが飛びつく。

原田は、内容を確認すると、パソコンの電源をきって、伸びをした。
原田が不知火からコートを受け取り、手をとおす。
不知火はわざと原田を仰視する。
「なんだよ」
居心地悪そうに原田が伏せた目を流してよこした。

「別に♪」
まだ意識している原田に、さらに笑みを浮かべ楽しげな声をだす。
「・・・・・。」
原田は急いで、出口を目指した。


※※※

食事を終えて、ぶらりと公園を目指す。
丁度、桜もさかりで、華を咲かせている場所があるからだ。
もうひとつ近くに、桜の綺麗な場所があるが、そちらは人でいっぱいで、それをさけてこの公園を目指した。
こちらは、桜の下、宴会お断りの立て札があり、皆、向こうを目指す為、人もまばらで、随分と静かだ。

二人は、丁度桜の下にある、ベンチに腰をおろし、缶コーヒーのプルトップをあげた。
なんとなく、原田は、不知火から少し、隙間をあえて開けて座る。
「桜って、なんかいいよな」
原田の過剰反応にほくそ笑みながら不知火は桜を見上げる。
「また、1年たったんだな」
唐突にそう言いながら不知火は、ポケットから携帯電話をだして、写真モードにきりかえながら、ぼんやりと、光に浮かび上がる桜の木に向けてシャッターを押す。
「そうだな」
原田は、珈琲を口に含みながら、ほんの少しだけ緊張をといて返した。

今年で、5年目。
不知火は、携帯をポケットにしまうと、かわりに、小さな箱をとりだした。

バレンタインのお返しに、不知火はいろいろ悩んだすえ、決めきれずに、普通に売っている菓子を買って、原田にわたした。
でも、どうしても、それだけじゃぁ足りない気がして、探してやっとみつけたものだ。
不知火はそれでもまだ迷って、少し、箱をもてあそぶ。
そして意を決して、原田に渡した。
「なんだ?」
原田が首をかしげながらそれを受け取る。
何も言わない不知火に促されて、その箱を静かにあけた。
中からは、シルバーのアクセサリーが姿をあらわす。
リング状のトップのついたネックレスだ。
「ごめん、なんかさ、本当はホワイトデーにって思ってたんだけど、何がいいかって探してたらわからなくなっちまってさ。遅くなっちまったし、正直さ、原田がいつもつけてるのと比べたらめちゃくちゃ安いし、ちゃっちいんだけど、つけなくてもいいし、持っててくれるだけで満足っていうか・・・・駄目かな。」
不知火が、少し頬を高揚させ、恥ずかしそうに、顔をかきながら言った。

「不知火・・・めちゃくちゃ嬉しい」
原田は、極上の笑みを浮かべて、不知火を見た。
ドキリと不知火の心臓が鳴る。
ちょうど、あたりには誰もいない。
不知火はゆっくりと、原田に身体を傾ける。
そうして、スルリと腕を原田の首の横からのばすと、腕をまわして半開きになった原田の唇に、唇をかさねた。
あわよくばと舌をさしいれてくる不知火の身体を、原田が必死で引き離す。
「こんなところでさかってるんじゃねぇ!!」
原田が睨むと、不知火はしょんぼりと肩をおとす。
「だって、我慢できないくらい好きなんだもん」
「・・・・おまえなぁ、なんでそう、いい事したあとで、一気に落とすんだかな」
原田は嘆息しながら、不知火を見る。
お預けをくらった犬のような垂れた耳が見えるような気がした。

「だいたい、どこでそんなに火がつくんだか、わかんねぇやつだな」
「どこって、原田の極上の笑顔」
原田が顔をしかめて怒るが、不知火は、にんまりと歯を見せて笑う。
「・・・・・・は・・・ぁ・・・」
原田は、がっくりと肩を落とす。
カッコイイと思えば、可愛くもなり、可愛いと思えば、急にカッコよくもなる。
もう5年もそんな不知火といて、余計に好きになっているのだから、自分もまたわからない人間だと思うのだった。


※※※

マンションに帰りつき、靴をぬぐのももどかしい。
冷静にしているつもりでも、先ほどのキスで火がついたのか、原田の気もどこかそぞろだ。
外にいて徐々に忘れていた事も部屋に入って、うっかりと思いだす。
そうすると、また不知火をついつい、意識してしまう。
相変わらずガキ臭く、原田を困らせる不知火だが、進路を決めてから、また少し、大人っぽくなったと思う。
少しずつ、確実に、追いついてこようとする不知火に、原田の心は翻弄される。
「すごい、意識してるよな、原田。そんなに縛って欲しい?」
不知火を避けるように、中へ向かおうとする原田を後ろから追いかけ、不知火は、腕を伸ばして、原田を引き寄せた。
「!!!っ」
まだ隙間の開いていた扉がカチャンと音をたてて閉まる。
「んっ・・・ぅ」
はがいじめにされた原田の背中が、戸口の横の壁につく。
腕をつかみ、不知火の唇が、原田に近づき、ふさぐ。
不知火は、原田を抑え、キスをしながら、扉の鍵を閉めた。
「不知・・・・い」
強く吸い上げられた原田が、酸素を求めてあえぐ。
濃厚なキスに、腰が浮いて、一瞬、がくりと、膝がおれた。
原田は、キスに弱い。
「本当に縛ってもいい?」
ボソリと原田の耳元に唇をはわせながら、囁く。
「・・・・嫌・・・・・だ」
吐息のかかるこそばゆさに、逃げながら原田が返す。
「・・・だよな・・」
しょんぼりとした声が帰ってくる。
押されると気がひけるが、ひかれると弱い。
その反応に、原田は、困った表情をして、口を小さくあけた。



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十六夜桜(通称:野良猫)

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あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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