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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2012/04/24 Tue  00:13
『春来たる、衝撃サプライズ?-1』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)

R18指定BL小説です。
18歳未満の方、またBL要素を含む作品が苦手な方はご遠慮下さい。


※不知火の名前が、不知火匡であることを思い出しまして・・・修正しました。m(_ _;)m

『春来たる、衝撃サプライズ?-1』(不知火×原田 薄桜鬼SSL)

面倒くさそうに掲示板を見上げた不知火が、ポケットに手をつっこんだまま、口をあける。
「ゲッ!!」
嘘だろ・・・・と声をこぼした。
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季節は進級の4月。
新しい年度を迎える日、不知火にとっては、留年という立場にあるので、いまさら進級なんて響きになんの新鮮さも覚えない。
それでも、今年は一応、卒業をするつもりでいる手前、いつもと違うと言えば、違うのかもしれないとも思う。
とりあえず確認するかと、足を止め、その衝撃的なクラス分けに絶句した。
校庭に貼り出されたクラス分けの表には、最初にクラス名と担任の名前が書かれ、ついで、生徒の名前が出席番号順に並ぶ。
担任は置いておいて、とりあえず、丁度歩いて来た、後ろから、目を通す。
不知火という名字は前から数えた方が早いのだが、なんとなく、誰がいるのかと、後ろから順番に目を追った。

何せ、今年は、3年に見知った顔がそろって進級している。
自分の名前が見つからないと、次のクラスへと移動する。
「さ」の欄まで目がたどりつく。
ふと見ると、『斎藤一』という文字が目に入った。
あぁ、あの、真面目な風紀委員か、めんどくせぇクラスだなと思いながら、目を飛ばした横へと戻す。
と、その隣に、自分の名前があった。
晴れて、めんどくさいクラスの仲間入りである。
2組の3番ってどんだけ前に名前がいないんだよ!!っと思って、1番前に書かれた名前に目をやって、まずひとつ、「ゲッ」と声をあげた。
『3年2組、1番、沖田総司』

「ありえねぇ・・・・」
同じクラスだけならともかく、名前が並んでいる始末。
1番と3番ということは、ある意味、四六時中、何かにつけて同じ班にされることが多い。
卒業するにあたっては、それなりに、嫌な授業でも出席をしないと日数不足で留年に陥る為、そう何時間もさぼることができないというのに。

沖田が1番、斎藤が2番、不知火が3番。
ありえないクラス名簿に、帰りたくなってくる。

こうなれば、担任はだれだよ!!とその左隣を見て、不知火は二度目の声をあげた。
『2組、 担任:原田左之助』
「ゲッ!!!!!」
先ほどよりも大きな声がもれる。

サプライズ好きの近藤校長の意向により、生徒も教師も、等しく新しく新鮮な気持ちで向き合うことができるようにと、薄桜学園では、生徒はおろか、教師にいたるまで、その日初めて、自分のクラスやうけもちを知るようになっていた。
当然、今日も、朝、学校につくまで、原田も知らなかった事実だった。
それまでに知っているのは、近藤と教頭である土方だけで、原田もいろいろはっぱをかけて聞いてみたが、3年の担任とだけなんとか聞き出せた程度だ。
原田も、3年と聞いて、まさかなとは思ったが、不知火の担任に本当になるとは思ってもいなかった。

何せ、4年以上も薄桜学園に居座り続けた不知火だが、一度たりとも原田とかすったことはない。
大抵、原田は1年や2年を担当していて、3年とは縁が遠かったからだ。


始業式など、面倒くさいからさぼろうと決めていたのに、これでは逃げられない。
担任でなくとも、後から教師同士の会話でばれて怒られるのに、原田が担任・・・・。
嬉しいやら、勘弁してほしいやら、もうどっちへ傾けば良いのかもわからない。
「ありえねぇ・・・・」

ぶつぶつと呟きながら、不知火は数年ぶりにはじめて、始業式前から教室に足を踏み込むことになった。
教室に入ると、他の生徒たちがざわめく。
生徒会長でもある風間を筆頭に、天霧、不知火といえば、学年を重ねて知らない生徒はいない。
ともに家の都合により、嫁候補をみつけるまで卒業できない風間。代々風間に使える家柄で、いっこうに卒業しない風間につきしたがっている天霧。
原田と一緒にいたかったからという理由だけで居座っていた不知火。理由はそれぞれあるが、おかげで他の生徒とは随分と年も離れている。
さらに言えば、不知火はそもそも、見かけが怖い。
あいていた奥の窓際、一番前の席にドカッと荷物を落とすと、じろじろと見てくる生徒たちを睨んでけちらしてから、頬杖をついて外をながめた。


■□■

教師を集めての、朝の朝礼で、例年通り、自分の担任するクラスを発表され、名簿を渡された原田は、ページをめくって驚いた。
不知火がここにきてから、はじめての3年の担任だ。
久しぶりで、少々、緊張もする。
何せ、3年といえば、受験をひかえ、いろいろと気をつかう学年でもある。
誰がいるのかと、出勤簿に目をむけ、しょっぱなから並ぶ3人の名前に苦笑する。
一番上から、沖田、斎藤、不知火。
不知火匡・・・・そういやそんな名前だったな・・と指でなぞる。
「こりゃまた、すごいクラスだな。」
会議を終え、席につきながら、背もたれにもたれて、足を組んだ。

「原田、お前、何組よ」
永倉が後ろから、自分のクラスの名簿を持って覗き込む。
「2組、お前は?」
「おう、隣隣、1組よ!!で、誰がいんのか、見せてくれよ」
名簿の表紙をみせて、パンパンと叩いてみせる。
「はぁ?お前、別に人のクラスなんかどうでもいいだろ」
中を一生懸命覗き込もうとする永倉を、綴じた名簿で、追い払う。
「そうはいかねぇぜ、チェックしとかねぇと、親睦球技大会の商品がかかってるからな。」
「いじきたねぇな。そのかわり、お前のクラスのも見せろよな」
「くっ、背に腹はかえられねぇ、等価交換ってやつだからな。」
そう言いながら、名簿を交換する。

「うっわ、なんだこりゃ、総司に斎藤に不知火かよ。しょっぱなからディープな名簿だなこりゃ」
名簿を開くや、永倉も声をあげる。
「まぁな、てか、お前のもある意味ディープだな。天霧に風間って、お前のとこにきたか」
「来たんだよ・・俺の1年、終わったぜ。」
「おいおい、ま、ほっときゃ害はないじゃねぇか。」
おおげさにへこむ永倉に、原田が笑いながら言う。
「人ごとだと思って笑いやがって、苦情は全部担任のところにくるって知ってるだろうが、はぁ、俺の繊細な胃に、穴でもあいたら、どうしてくれるんだ」
「繊細?おまえが?ないな。近藤さんと土方さんも、いい選択してるぜ。」
原田はさらに、笑いながら、永倉から自分のクラスの名簿をとりあげる。
毎年、彼らの担任を請け負った人物は、99%、胃を患う。
彼らの担任を人選するのは、近藤、土方の最大の悩みでもあった。
決して、土方がそこの担任にならないところが、なんとなくちゃっかりしてるなと思うが、実のところ、土方と風間は、昔、まだ土方が学生だった頃の同級生でもあり、顔をあわせてはぶつかるので、避けるのは、正しい選択でもある。
「なぁ、恋人が自分のクラスってどうなのよ?お前の1年、パラダイスすぎだろ?だからな、今日、酒おごってくれよ」
「馬鹿か、なんで、おごらなきゃいけねぇんだ。どうせ、また競馬ですってきたんだろ?そんなやつにおごってやる金は持ち合わせていねぇな」
しなだれかかる永倉を、肘で追いやる。

原田は思う・・・・
『不知火はどんな反応してるんだろうな、まぁ多分、へんに意識して、教室で俺の顔を見ないに1票だな。』。
原田は、苦笑しつつ、もう一度、不知火の名前を確かめた。


■□■

チャイムがなり、新しい担任となった原田が、3年2組の教室に入る。
生徒たちが、わらわらと、自分の確保した自由席に腰をおろした。
原田の顔を見るなり、沖田が深いため息を吐く。
担任が土方ではなくなったことが嫌なのだろう。
別に、原田が嫌というわけではない。
原田は苦笑しながら沖田を見た。
その左隣では、斎藤が、背筋をのばして、座っている。
一番端の窓際で、すっかりそっぽをむいて座っている不知火に、さらに苦笑する。
思った通りだった。
それでも、原田が担任というだけで、いつもならすっかりさぼってしまう朝礼にでているところが可愛いと思う。
さしずめ、不知火を原田のクラスにもってきたのは、土方の思惑によるものだ。
『よく考えたもんだ』と原田が思う。
何度か、近藤さんところの集まりに同行した不知火の様子をみて、瞬時に、原田を担任にしたら、出席率があがるのではないかと考えたのだろう。
本当に、人のことはよく見ている。


「1年間、このクラスを担当することになった、原田だ。見知ったやつも何人かいるが、はじめてのやつも、今年1年、宜しくたのむな。今年は受験も控えていることだし、悩みも増えるだろうと思うが、一人で抱え込まずに、遠慮なく、相談してくるように。」
原田は、他の生徒の顔をまんべんなく確認し、出席簿を開く。
「じゃぁ、出席番号順に名前をよぶから、返事をしてくれ。1番、沖田総司」
「はーい」
沖田が、間延びした返事をしながら、手をあげて机につっぷす。

「2番、斎藤一」
「はい」
斎藤はきっちりと、はきのある声で返事をする。

「3番、不知火匡」
「・・・・・」
「不知火」
「・・・・へい・・」
ムッスリとした顔で向こうを向いたまま、不知火が返事をする。

その後も、クラス全員の名前を呼び、出席をとりおえた。
結局不知火は、終始そっぽを向いたままだったが、始業式から、帰りの終礼まで、きっちりと、出席をしていたのだった。


■□■

仕事を終えて家に帰ると、不知火が、絨毯の上に転がり、猫のトラで遊んでいた。
「ただいま」
「おかえり」
原田は、ソファの上に荷物をおろし、寝転がっている不知火を覗き込むと、不知火は、トラをつかんで顔をそらす。
「いつまで、違う方向むいてんだ、お前は」
笑いながら、しゃがみ込み、横を向く不知火の鼻をつまむ。
「・・・・っ!!!」
長い間、鼻をつままれ、息ができずに、ブハッと口をあけながら、不知火が身体をおこす。
「殺す気かっ!!」
ムウッと猫背になりながら、原田を下から睨み上げる。
クククと原田はその顔を見ながら笑った。

「はじめてじゃねぇか?お前が始業式にでたの」
「うるせぇ」
恥ずかしに、不知火の顔が、ほんのりと紅くそまる。
「ありがとな」
満面の笑みを浮かべながら原田が言う。
「べ、別に、原田のためじゃねぇぞ。ただ、今年は卒業しないといけねぇから、出席日数かせぐためだけだからな」
「素直じゃ無いな」
原田が手をのばして、不知火の顎をつかむ。
「違うって」
ぐいっと顎をひっぱられ、それに抵抗しながら不知火が苦い顔をした。
「はいはい。」
まだ嬉しそうに原田は笑い、唇に軽くキスをすると、すりよるトラの顔を覗き込んだ。

「はぁ、しかし、びっくりしたな、まさか、不知火の担任になるとは、思ってなかったしなぁ。ずっとはずしてたし、無いと思ってたのに」
スーツを着たまま、ネクタイだけ緩めると、近くにあった猫じゃらしをつかみ、原田は猫と遊びだした。
「あのさぁ」
放置された不知火は、横に座って苦い顔で原田へ目だけを向けて言う。
「なんだ?」
トウッと大きく、猫じゃらしをあげると、トラが追いかけて、ジャンプをする。
タッチに失敗して着地するトラを笑いながら、さらに違う方向で猫じゃらしをふる。
そうしながら、不知火に顔だけ振り向いてみせた。
「先に言っとくけど、担任になったからとかなんとか、また前みたいに、俺を避けるなよな」
「・・・・・あー、言われると思った・・・・。大丈夫だよ、もう。」
不知火が、一番、心配していた話だったりする。
1年前の原田がまさにそうだった。
教師と生徒、その線引きの中で、悩んだ末の遊園地での一見。

「本当か?原田って、たまにへんなとこに入り込むからな」
不知火がじっとりとした目で睨むと、原田は肩をすくねてみせた。
「否定できないのが、痛いな」
苦笑しながら、猫じじゃらしを自分の前でまわす。
かまってもらえなくなって、トラが右手をあげて、原田の膝に抗議をした。



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Author:十六夜桜(通称:野良猫)
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あっちでは薄桜鬼、こっちでは白華の檻と乙女ゲーに踊らされております。

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