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薄桜鬼オンリーイベント【ゆきさくら 第五章】

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2012/03/26 Mon  23:34
『疑惑浮上?欲求不満の年度末−3』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

『疑惑浮上?欲求不満の年度末−3』(土方×沖田 薄桜鬼SSL)

試験週間も終わり、やっと3年生を送り出し、終業式もおえ、仕事もひと段落して息を吐き出す。
まだ、来年度、4月からの新入生対応や、各学年のクラス編成などの仕事は残っているが、3月前半よりは幾分楽になった。
夕方になり、大きく伸びをすると、荷物をまとめて立ちあがる。
今日は、ホワイトデーで、総司と約束をしている日だ。
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誰にもつかまらないうちに、足早に、学校を後にし、車のエンジンをかける。
つけてあるカーナビに、行先を入力すると、1件、寄り道をして総司と待ち合わせをしている場所へと向かった。
車を走らせ、待ち合わせ付近の場所へ行くと、俺の車をみつけた総司が走って来た。
ロックを開けてやると、総司が扉をあけて中へと入ってくる。
寒そうに手をこする姿を見て、エアコンの温度を上げてやる。
「はぁー寒かったぁ。」
さっそく、エアコンの風に手と顔を近づけて暖をとる。
「待たせちまったか?」
遅れてはいないはずだが、車に表示されている時計に目をやる。
「うーん、僕がちょっと早くでてきちゃっただけ。夕日の写真がとりたくてさ、ちょっと、早く来てたんですよ。」
声をはずませながらコートの留め具をはずして、手をぬくと、広がらないように束ねる総司の手から、それを受け取り、後ろの席に置いてやった。
「あー、ここは綺麗だって言うからなぁ。」
「そうですよ、今度デートにも来ましょうね。」
よいしょっと体勢をととのえて、リクライニングをいじり、自分の場所を確保する。
俺は、身体をおこし、すこしずれたミラーをなおしながら、総司に聞いた。

「あぁ、いいな。写真はうまく撮れたのか?」
「撮れましたよー。ほらっ!!」
携帯を開き、写真を呼び出して俺に見せながら、シートベルトを引き出す。
「おう、よくとれてるじゃねぇか、後で、俺にも送ってくれよ。」
「ふふ、いいですよ。」
カチャリとシートベルトが絞まる音を確認し、安全確認して車のアクセルを踏む。
車はゆっくりと、車道へと走り出した。

※※※

結局、行先は、ウナギ専門店に決まった。
第一候補と総司が言っていたスッポン鍋の店が、予約でいっぱいで席を抑えることができなかったからだ。
「鰻、鰻っ!!」
個室になった座敷に通されると、メニューを広げてウキウキと声をだす。
スッポンだなんだと言ってたわりには、おそらく、一番総司が行きたいと思っていたのは、鰻の店だと、俺は思う。
何故なら、総司は、鰻も大好物で、理由は、骨をとらなくていい、何より、高くて美味い。
しおらしくメニューを見ているが、頼むものは決まっている。

一通りメニューをめくって、確信顔をすると、最初のページにもどして、メニューを自分の顔の前にたて、目だけを俺に見せる。
じーっと俺の方を見ると、笑った目をして言う。
「特上うな重、肝吸い付き。」
やっぱりか、と俺もメニューの先頭に戻す。
非常に、高くつく恋人だ。

運ばれて来たうな重の箱を、両手の平でおさえ、箱をあける。
プラカードでも持っているかのように、俺の方に裏面を見せて持ち上げ、腕の横から顔をだして重の中身をみる。
「すごい、鰻がぎっしりです。美味しそう!!」
「そうだな。」
俺も、蓋をあけて、裏面を上になるようにして机の脇に置く。
炊きたてのご飯、焼きたての鰻の湯気がたちのぼり、良い具合に油が浮いて、いかにも香ばしく美味そうな香りが広がる。
肝吸いの蓋をあけてもまた、食欲を呼び起させる良い香りがふんわりと広がった。

「いただきます。」
手をあわせ、さっそく鰻の重の端から、箸をいれる。
程よい大きさにきって、口に運ぶと、総司が極上の幸せな笑みを浮かべて目を細めた。
「美味いか?」
聞きながら、俺も、一口、箸を運ぶ。
「はぁ、幸せ。」
そう言いながら、総司はもう一口口へと運ぶ。
そうして黙々と口に運んでいたかと思うと、ふいに、総司が片肘をついて俺の方を見た。
「どうかしたか?」
「んふふ、土方さん、これで精力つきそうですか?」
「ゲホゴホっ!!」
思わず喉をつまらせ咳き込む。あわてて、お茶を喉に通した。
「今日は、頑張ってくれますよねぇ?近藤さんも出張でいないし。」
身をのりだして、俺に迫る。
「・・・・・」
「だってもうすぐ1カ月ですよ。もうねぇ、この際、僕はなんだってしてあげますから。あっそうそう、いろいろと、新八さんとかにも聞いて来たんですよ。」
「な、何をだ??」
総司は、箸をおいて、がさごそと鞄の中をさぐると、4つ折りにした紙を取り出してメモ開いてみせた。
「えーっと、男を悩殺するポーズとかぁ、あと、コスプレ商品とか売ってる店とか。土方さんが萌えるコスプレとかあったら、帰りに買いにいってとか思うんですけど、何がいいですか?ちゃんとそのために、お小遣いも持ってきたので、足りる範囲なら頑張りますから。」
紙を見せながら、俺に答えを促す。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ナースとか、エプロンとか、セーラー服なら売ってるって言ってましたよ。SMとかがいいなら、多分うちに縄があったと思うんですけど。僕、頑張りますよ??恥ずかしいポーズでも、土方さんがいいなら、身をはる所存です!」
身を乗り出しつつも、少しだけはにかむ表情がまた可愛いくて俺を困らせる。
「・・・頑張らんでいいから。」
恥じらいつつも、耳度島の興味しんしんな顔で、目を輝かせる総司に冷や汗を流した。
上げ膳据え膳で、そりゃぁすこぶる嬉しい話ではあるが・・・。
新八も新八だ。いくら昔から馴染みのガキとはいえ、生徒にそんなことを吹き込んでるんじゃねぇっ!!
胸の中で、拳を握りしめる。
「なんでですか!!だって、土方さん、ぜんぜん勃たないんでしょ!!」
「おまっ、でかい声で言うなって!!てか、そういう訳じゃねぇって!」
隣にまで聞こえそうな声で総司が言うので、あわてて口をおさえた。
「じゃぁなんなんですか。」
「だから、忙しすぎて、頑張っていると体力がもたねぇからって言ったじゃねぇか。」
ハァッとため息をはきながら返す。

「むー、だったら、僕は欲求不満で体力がもちません。休みができたらって言って、結局ずーっと休みなかったし、できないって思ったら、へんに、土方さんの感触とか思い出しちゃって、どうにかなっちゃいそうです。」
「おまえなぁ・・。」
困り果てて俺も、なんと言えば良いのかわからない。
それくらい俺のことを思っているという点で喜べばいいのか、どんどんへんな方向に聡くなる事を心配した方がいいのか、実に悩む。
頬をふくらませ、箸を噛みながら総司が上目遣いに俺を見る。
「こんなにしたの、土方さんなんですから、責任とってくださいよ。」
「・・・そんな、俺が仕込んだみたいな言い方するなよ。」
「だって、僕、土方さんとしかしたことないもん♪」
語尾をあげた、その言い方の可愛さにつまる。
「・・・・・・・」
まぁそりゃぁ、確かにそうだ。
総司が高校に入って、身体を重ねるようになってから、俺もあまり我慢するということをしなくなったし、そこをつかれると否定ができない。
しかも今、またそのちょっと膨れながらも罪のないような顔で可愛い事を言う、それにドキリとしている自分がいる。
「総司・・・・」
「はい?」
キョロッと丸く開いた目を動かしながら、総司が首をかたむける。
「俺が、欲求不満で死ぬ。」
「はぁ???」
総司は、何のことだ?と本気でわからない顔をして大きく首をかしげた。


■□■

食事を終え、総司が住む近藤さん宅に泊まる。
正直、明日も仕事で、しかも、これまた一番疲れるPTA会長である芹沢さんが来ることにもなっている。
ゆえに、一番、体力を温存しておきたいところなのだが、さすがに、ホワイトデー、さらには先ほどの会話といい、総司の期待度は半端が無い。
俺とて欲求不満はたまる一方で、少しくらいはいいかとも思い、総司に引き込まれるままに、泊まることになった。

とりあえず、バレンタインのチョコレートのお返しにと、総司がリクエストしてよこしたマカロンの詰め合わせを総司に渡す。
「やった、マカロン!一度、この店の全味を制覇してみたかったんですよね。」
指定の店のマカロンの種類は、全部で20種類。
これ一つでこんな値段がするのか?!と思わず店で声がでかけた。
これなら、まだ、ホールのケーキのほうが、よほど腹にたまるんじゃないかとさえ思う。
まぁ、甘いものに意義を感じない俺の意見だ。
総司が満足するならそれで良いのだが、確かに、20種類あれば、20色それぞれのカラフルな色合いは、目にも楽しい。
さっそくとばかりに、一つ開けたマカロンを一口食べさせてもらったが、思ったほど、甘ったるい食べ物でもないらしく、これくらいなら、いけなくもない。
「あっ、土方さん、待ってて下さい、これ、冷蔵庫になおしてくるんで。」
2種類ほど、口にすると、総司がプレゼント包装の箱を綺麗に閉めて、パタパタとスリッパの音を鳴らしながらキッチンの方へと走っていった。

「はぁ。」
俺は、腰をおろしたまま、息を吐き、天井をながめる。
総司に触りたくてうずうずするし、反応もするのに、今一歩気が乗らない。
よほど疲れた身体が、アドレナリンの分泌を抑え込んでいるのか、もう一度ため息を吐く。
『泥のように、眠りたい・・。』
ベッドに背をもたれ、目を閉じる。
意識が、遠のく。


「土方さん、土方さんってば。」
身体を揺らされ、目を開ける。
どうやら少し眠っていたらしい。
「もう、本当に疲れているんですね。」
総司がベッドに腰をかけ、足をゆする。
「あー、いや、すまねぇ。」
ぼんやりとした頭で謝るが、どうにも頭は覚醒してこない。
「仕方ないなぁ、もう。ほら、早く、布団に入って寝て下さい。こんなところで寝てたら疲れなんてとれないんですから。」
立ち上がり、布団をめくって、手のひらで、布団をたたく。
「総司・・・。」
俺の腕をつかみ、起こすと、めくった布団の中へ俺を押し込む。
「ほら、いいから早く寝て下さい。そのかわり、この週末は・・・っわわわっ!!」
ベッドの中に、身をゆだねながら、総司の顔をぼんやりと見て、世話をやくその腕を引き寄せた。
ちょっと怒った顔でバランスを崩した総司が、俺の横に転がる。
それをさらに引き寄せて、自分の腕ですっぽりと総司を後ろから覆い、髪に顔をうずめる。
「ごめんな、総司・・・・ちょっとだけ充電・・。」
そうして抱きしめたまま、眠りに落ちた。

腕の力が弱まってから、ベッドを抜け出すと、総司は電気を消して、再びベッドの中にもぐりこむ。
俺のいる方を向いて、暗闇で寝息を立てる、俺の顔をのぞく。
「もう、本当に、欲求不満で死にそうなんですから、早く仕事片付けて下さいよ。」
俺の頬に、手をそえて、ゆっくりと総司が近づく。
起こさないように気をつけながら、そっと口づける。
そうして放すと、身体を丸めて、俺に寄りそって目を閉じた。



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